愛され作戦
ドリス・デーリエ監督(Dorris Doerrie)
(1994ドイツ映画 原題:Keiner Liebt Mich)
あらすじはこちら
MON-ZENですっかりハマってしまった(^^;ドリス・デーリエ監督の映画です。
今回もディテールの細かさと、登場人物の心理描写がいいなぁって思いました。
主人公の女性『なんか、変じゃない?^^;』というようなことでも、大真面目にやっているのが可愛くって、でも可笑しかったです。表情が豊かで、見ていて飽きませんでした。
服装はちょっとフランス風かな?そうそう、またリモワのカバンが随所で用いられていたのが嬉しかったです(^^;
一緒に見ていた夫は
『どちらかというと、女性向けの映画だから、僕には理解できない部分が多いなぁ・・』
とのことです。彼としては『MON−ZEN』の方がより面白かったとか。
うーん、確かに『行き遅れオールドミスが、いかにして新しい恋人を獲得し、結婚まで持って行くか?!』ということがテーマの一つですから、日本のトレンディドラマ(でも、もっとドライな感じ・・湿っぽくないのが、また爽快気分!になるんですけどね^^)にも通じる点がありますし、その辺り、男性側から見ると微妙な感じかもしれませんね。
現代ドイツの都市生活(舞台はどの都市なのかな・・もしかしたら、ケルン辺りかも・・と睨んでいるのですが)が垣間見えるのが面白いです。
デーリエ監督はオペラの演出にも進出中ですが、次回の演出は『蝶々夫人』だそうです^^
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コメント
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かなり以前に監督の名前など知らずに見ましたけど、なぜか印象的でした。
エディット・ピアフの『Non, je Ne Regrette Rien(私は後悔しない)』が効果的ですね。
投稿: edc | 2005/05/03 16:57
>エディット・ピアフの『Non, je Ne Regrette Rien(私は後悔しない)』が効果的ですね。
そうそう。うまく使ってありましたね。
夕べはまた『MON-ZEN』鑑賞会となりました(^^;
やっぱり夫はあっちの方が好みみたいです・・
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/04 05:11