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日本のオペラ歌手に対する記事って?

いつも我が家に遊びに来て下さっているkeyakiさんが、《"オペラ歌手"のことを書いて金を稼ぐ人達の不思議》という、興味深い連載を書いていらっしゃいます。

・連載1 ・連載2 ・連載3 ・連載4 

元々この連載のきっかけになったのは、えうりでぃちぇさんの《歌手になる経緯(2)ジークフリート・イェルザレムの場合》という記事についてのコメントの中で、『イェルザレムは故ルチア・ポップの夫だった』との記述を、keyakiさんが「オペラ歌手201」という本の中で見つけたけど、本当?!というやりとりでした(^^;
(真相は、ポップの夫はP.ザイフェルトでした^^;)

(今だからこっそり告白:私も「オペラ歌手201」は、オペラにハマり始めのごく初期の段階・・歌手に関する知識が全くない時期に、図書館から借りて読みました。・・しかし、イェルザレムのこの記述に関しては、なぜか記憶に残っていました^^;長い間、疑問に思っていたことですが、すっきりしました!真相解明に奔走して下さったえうりでぃちぇさんに感謝致しますm(__)m)

そして、TAROさんもこの、突っ込みどころ満載の?!「オペラ名歌手201」についての連載を始めていらっしゃいます。

(5月12日追記)

えうりでぃちぇさんも《「オペラ歌手の品定め」の仕方》という興味深い記事を書いて下さいました。1980年当時の音楽評論の一旦が垣間見えます・・って、今とおんなじですね(−−; あら?!書いている人も同じじゃないですか(^^;
20年以上も同じお仕事をなさっていて、全く進歩がないとは、他の業界では考えられにくいですね・・

で、私はこの本に関しては、イェルザレムの記述以外は記憶が残っていないので(^^;ちょっと気になった最近の日本でのオペラ関係の記事を取り上げたいと思います。

少し前に、日本の書籍を扱うお店へ行く機会がありました・・で、つい『音楽の友 3月号』を買ってしまいました・・
(うう、日本でだったら、絶対立ち読みか図書館で借りてきて済ませるところなのに、日本の定価の1.5倍も払って、買ってしまった私・・^^;)

この号の特集記事は69ページ〜100ページまでの
《評論家50人に聞く 私だけの最注目アーティストベスト3》
 サブタイトルは《2005年“今が旬”の要チェック演奏家アンケート》です。
オペラ歌手も含めたクラシック演奏家全般に関してのアンケートですが、ここではオペラ歌手だけに注目してピックアップしたいと思います。

オペラ歌手に限った特集ページはP92〜93
『“旬の演奏家”世界勢力地図2005年版 オペラ歌手篇』 執筆者は堀内修さんです。

《ここで挙げられている“旬の声の持ち主”》
(名前表記は、この本に準拠。それぞれの歌手に対する堀内さんのコメントも一部抜粋。)

・ソプラノ
歌い上げ型ソプラノの大御所ルネ・フレミング、フレミングとはタイプもレパートリーも全然違うカリタ・マッティラ、ロンドン中心だが、広い範囲で歌っているアンジェラ・ゲオルギューナタリー・デセイは手術の成功と現役復帰を祈ることにしよう。期待すべきフランスのソプラノミレイユ・ドランシュ、今度のザルツブルクでのヴィオレッタの前評判が高いアンナ・ネトレプコ、いわゆる「ワーグナー・ソプラノ」じゃないアンゲラ・デノケ、もう一人新時代のドイツのヒロインクリスティーネ・シェーファー
ベルカントもののマリエッラ・デヴィーアとヴェルディやプッティーニのダニエラ・デッシーがイタリア・オペラの現在を代表しているとしたら、現在と未来はバルバラ・フリットリということになりそうだ。

・メゾソプラノ
スターになったのが20歳そこそこだから、これからさらに活躍するはずのチェチーリア・バルトリ、ロッシーニの中心メゾソーニア・ガナッシ、ズボン役の女王、いや王というべきダニエラ・バルチェッロ、ワーグナーのソプラノ役まで手を出そうというヴィオレータ・ウルマーナ、ラトルのお陰(?)で聴き損ねたのを恨んでいる人もいるマグダレナ・コジェナー超大物で、今のところ後継者探しをする必要のないヴァルトラウト・マイアー、異色のカルメンアンネ・ソフィ・フォン・オッターアンゲリカ・キルヒシュラーガーもまた別の個性なのだ。オリガ・ボロディナの艶っぽさは、彼女だけのもの。個性的なメゾヴェッセリーナ・カサロヴァを入れないわけにはいきません。
(彼の記述によると《メゾはそれぞれがひとつの型と考えたっていい》とのことです)

・テノール
一番手は絶対この人フアン・ディエゴ・フローレスでなければならない。マントヴァ公からさらに高い(ん、低い?)地位に進んだマルセロ・アルバレス、新たなマントヴァ公として注目されているジョセフ・カレヤ、もうシャイー指揮でドン・カルロを歌ってしまったロランド・ヴィリャソン、今やミラノでもNYでも、ほとんどパヴァロッティの後継者として遇されているサルヴァトーレ・リチートラ、大物級のロベルト・アラーニャだって、これから大成するのを期待できるし、問題の多い舞台を務めたことのあるホセ・クーラも、このままってはずはない。

モーツァルト歌いとしては絶好調のミヒャエル・シャーデの陰に隠されているライナー・トロスト、まだ不安定だが素質充分で、これからワーグナーに向かうのじゃないかと予測しているヨーナス・カウフマン

一時は地味だったワーグナー歌いも勢いを盛り返している。ジークムントはロバート・ディーン・スミスロバート・ギャンビル、ジークフリートにはクリスティアン・フランツ、トリスタンはベン・ヘプナー、バイロイトでは新しいテノールも出たし(名前記載なし・誰のことなんでしょうか?いんちきワグネリアンとしては気になりますよねぇ・・)これからが楽しみ。ドイツ語圏でのヴェルディものに欠かせないガブリエル・サデー

・イタリア系ドイツ系ひとりずつスター級が欲しい、バリトン&バス
かつてバスティアニーニ→カップッチッリ→ヌッチやブルゾンに続いたイタリア・オペラのバリトンはアンブロージョ・マエストリなど、いないわけじゃないけど、寂しい。ドイツ系もファルク・シュトルックマンの後、いないわけじゃないが、やっぱり寂しい。

でも、部門によっては人材がいるのだ。サイモン・キーンリーサイド、ブリン・ターフェル、ロドニー・ジルフリーが揃ったイギリスは強い。ディミートリー・フヴォロストフスキーもロンドンを拠点としている。ラテン系ならカルロス・アルバレスに期待がかかるが、望みをリュドヴィック・テジエあたりにつなごうと思うが、やっぱり別にシモン・ボッカネグラ、そしてヴォータンを歌う歌手が欲しい。

・・ここに挙げられた歌手の中で、分野によっては、私が全く知らない方もいますし、知っている方でも、実力者ではありますが、わざわざ“旬の声の持ち主”と銘打つ記事に掲載する意味があるの?と思われる方もチラホラ・・
もっと日本では知られていない、若い方も出すべきではないかしら?読者はそういう情報を求めているんじゃないの?
それとも、来日が一度もなかったり、メジャーレーベルでの録音・録画がない方だと『知らない』のかもしれませんね(ToT)
評論家を生業としているからには、欧州で、実際にオペラを聴くのもお仕事のひとつなのでは?と思うのですが、そうではないのでしょうか??

しかし、TAROさんの

《いずれの場合も大変なのは、これから期待される歌手を選ぶ場合ですね。本の寿命を考えると、若くこれからまさに活躍しそうな歌手を選ぶと言うのは大事なことですが、ポシャッてしまう可能性もあって、このへんに編者の腕のみせどころがありそうな気もします。》

という記述で、何となく納得できました。
こういう記事を下敷きにして、「オペラ名歌手201」のような本を出版することは充分考えられるでしょうから、あんまりあてが外れちゃうと、マズイ・・ってことかもしれませんね!

《関連記事》
・日本のオペラ歌手に対する記事って? 追記
・ベルリン国立歌劇場 2005−2006シーズン日程
・アイドルを探せ!Vol.1 ルネ・パーペ(Bs)
・アイドルを探せ!Vol.2 アレクサンドル・ヴィノグラドフ(Bs)
・アイドルを探せ!Vol.3 ローマン・トレーケル(Br)
・アイドルを探せ!Vol.4 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Br)

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オペラ」カテゴリの記事

コメント

さっそく、ざっと見ての第一印象。相変わらず表現がなんというか・・まあ、「らしい」ってことですね。

>一時は地味だったワーグナー歌いも勢いを盛り返している。

「一時」っていつのことかしら。「勢いを盛り返している」って?? 期待して名前をチェック!別にかわり映えしないみたい・・・ガブリエル・サデーって方は全然知らないと思いますけど・・・ 

他の分野も、どうってことなさそう・・・つまらん(○`ε´○)
ヴァラリンさんの記事のことじゃありませんよ〜〜〜^^;

投稿: edc | 2005/05/12 08:06

edcさんがコメントして下さったあと、ちょっとワーグナーのところに追記したので、また見てみて下さいな。
『新しいテノール』って誰のことなのか、気になりますよねぇ?!

>ガブリエル・サデー
私が去年、ドレスデンで聴いた「ドン・カルロ」のタイトルロールに予定されていましたが、キャンセル・・
その時の代役が、デッシーのご主人・アルミリアートでした。

あれ?そういえばアルミリアートの名前もないじゃん?!結構舞台栄えもするし、声は今まで実演で聴いたテノールの中では、ピカ一の美声でしたよ。

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/12 08:26

>バイロイトでは新しいテノールも出たし(名前記載なし・誰のことなんでしょうか?いんちきワグネリアンとしては気になりますよねぇ・・)

なんで名前、書かないのぉ???? 

>アルミリアートの名前もない
なんでかなぁ・・・

ネットじゃないんだから、「だれ?」とか「忘れたんですかぁ?」なんて聞けないじゃん^^;

投稿: edc | 2005/05/12 08:55

>バスティアニーニ→アンブロージョ・マエストリ
これは、ヤダヤダ、許せない。あきらかに「ムーティ効果」

ダルカンジェロ、ペルトゥージなんかはどうかしら。
コロンバーラとかガザーレもちょっと小粒かもしれないけど、マエストリが一番に上がるとは、予想外ですわ。
日本にはよくくるようだから、年取った巨象だけでなく若い巨像にもありがたい国らしい。

TBありがとうございます。続きを楽しみにしています。

投稿: keyaki | 2005/05/12 10:40

『音楽の友』はいつも大学の図書館で読んでいるのですが、最近はあまりしっかりと読んでいなくて……この特集も斜め読みしたきりでした。

「旬の歌手」ですが、おそらく堀内さんは、「旬」の意味を、今歌手として充実・円熟している時として解釈しておられるのでしょうね。
個人的には、二年くらい前からちょっと気になっているソプラノ、ディアーナ・ダムラウの名前がないのが不満です。この人、ネットで調べた範囲では、ヨーロッパではすでにかなり活躍しているらしいのですが。

>バイロイトでは新しいテノール
……去年パルジファルを歌ったエントリク・ヴォトリッヒのことでしょうか?それとも、タンホイザーを歌ったスティーヴン・グールドのこと?うーむ。
わざわざ名前を出さなかったあたりに、TAROさんの指摘された、評論家の「危惧」(「ポシャッてしまう可能性」などなど)があるのかもしれない、と邪推したくなります。

>『アイドルを探せ!』
おお!楽しみにしております。

投稿: ユルシュール | 2005/05/12 10:44

出かける前にちょっと・・と、またのぞいてしまった。こりゃ、おせっかいなマスコミに中毒って言われる・・

>>>バイロイトでは新しいテノール
ふ〜〜〜ん^^;
>エントリク・ヴォトリッヒ
ですかぁ〜〜 ベルリン国立の来日「魔笛」でタミーノでしたね。なんか落ち着かない感じだったなぁ〜〜あ、ぼけた録画映像で見たんですけどね。
>スティーヴン・グールド
こちらは知りません。
ユルシュールさん、ヒスオタm(_ _)mにしては
しっかりチェックなさってますね。新しいところも^^;

あ、またあとで!!!

投稿: edc | 2005/05/12 10:57

TBありがとうございました。
私の方からも今日の記事をTBさせていただきました。

どうも編集部か堀内さんのどっちかが「旬」の意味をわかってないようですねぇ。

デヴィーアやデッシーが旬だったのは、80年代。いまは旬ではなくて戻り鰹の美味さでしょう。フレミング、マッティラとかもそれに近いですね。
旬の歌手という意味では、私もユルシュールさんに1票、ディアーナ・ダムラウは絶対に外せないでしょう。

投稿: TARO | 2005/05/12 13:05

盛り上がってますね!keyakiさん、ecdさんの記事も拝見しましたが、まさに「オペラ歌手のことを書いて金を稼ぐ人達の不思議」でしょう。スター歌手の名前さえ羅列すればいいという安直さがなんとも悲しく、日本の音楽ファンを見下しているとしか思えませんね。(こちらのコメンテーターの方々がレベル高すぎというのは別として^^;)
「アイドルをさがせ」期待してます!

投稿: フンメル | 2005/05/12 17:37

>大変なのは、これから期待される歌手を選ぶ場合

音楽ジャーナリストの慎重さ用心深さについては、感じるところがあります。
>スター歌手の名前さえ羅列すればいいという安直さ

意地悪な言い方をすれば、事なかれ主義、画一主義、定石大事かな? 

まあ、他の歌手のことはあまり知らないので、
うんざりかもしれませんが、P.ホフマンを例に「雑記帳」に繰り言を書きました。

TBしましたので、よろしくお願いします。

投稿: edc | 2005/05/13 00:52

みなさま、沢山のコメントをありがとうございます^^
今日、もう少し補足しておきましたので、またご覧になってみて下さい。

>ユルシュールさん&edcさん
>>スティーヴン・グールド
・・私も名前だけは聞いたことがありましたが、公式サイトを、探し出して参りましたわ。
http://www.stephengould.org/
アクセスすると、いきなり歌いだすのでビックリしないでね(^^;
えっと、その・・やっぱり『アイドルが欲しいっ!』って痛切に思いました(^^;;;

>>エントリク・ヴォトリッヒ
彼は今年のバイロイトのパルジファルはキャンセルして、エリックでの出演よね。後の予定を見ても、ちょっとパッとしないような気もしなくもないわ・・
http://operabase.com/listart.cgi?name=Endrik+Wottrich&loose=E


投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/13 08:09

>keyakiさん:
>アンブロージョ・マエストリ
エ?何?!巨象ですかぁ・・
写真を探し出そうとして、検索したのですが、見つからないわ・・
keyakiさんが挙げて下さった他の方も、また調べてみますね^^
(実はマエストリを含めて、ひとりもわかんないんです(ToT))

>TAROさん
こちらこそ、TBありがとうございました!
ユルシュールさんとTAROさんに私も同感です。ダムラウは外せないですよね~~
コヴェントガーデンでの『魔笛』夜の女王の凄まじかったこと・・!

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/13 08:18

>フンメルさん:
『アイドルを探せ!』は・・フンメルさんの方がお詳しいんじゃないですかぁ?^^;
私は守備範囲が狭くて、偏ってますし、映像と実演がごっちゃになってますよ(^^;

最近お聴きになった方で、印象に残っている方のお名前など、また教えて下さいね^^

>edcさん:
TBありがとうございました!当時から何も変わっていないのね~~と、むなしくなった気が・・^^;

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/13 08:21

http://www.stephengould.org/

はい、定石通りの方のようで、メデタイことです。変はやっかみや反感を買うことはないでしょう。

>>アンブロージョ・マエストリ
来日椿姫のパパ・ジェルモン、
付け髭がとれそうになってふーふーして、
パーティの場ではおヒゲそって登場した
方です。悲劇どころか、喜劇というか、
テレビのお笑いコントってところかしら。

投稿: edc | 2005/05/13 08:50

ヴァランシエンヌさん、グールドの公式サイトのご紹介ありがとうございます。
エアチェックで聴いた時は、(雑音の多く入る悪条件だったものの)たいへん情熱的な歌唱に感銘を受けたのですが、やはりヘルデン・テノールで歌良し声良し容姿良しとなると、なかなか難しいのでしょうか。声や歌唱は結構良いなと感じましたし、今後に期待したいと思います。
ヴォトリッヒは確か、去年の『パルジファル』で演出家と喧嘩して、一年限りの出演となったのではなかったのでしたっけ?彼のパルジファル、私はわりと好印象を持ちました。

ヴァランシエンヌさん、実は四月に入ってから、昭和四十年代の『レコード芸術』を読んでいるのですが、現在もレコード月評を担当されている方がすでに当時のレコード月評で活躍されているのです。それも複数。これってどうなのか……。

edcさん、私がチェックしているのは毎年暮れにFMで放送されるバイロイトくらいで、最近の歌手には全くといってよいほど疎いのです……。実演に触れる機会も少ないですし。これではいけないと思ってはいるのですが。

投稿: ユルシュール | 2005/05/13 09:28

>>まだ不安定だが素質充分で、これからワーグナーに向かうのじゃないかと予測しているヨーナス・カウフマン

偶然見つけました・・

http://mclassic.excite.co.jp/mclassic/member/03-10/special/

投稿: edc | 2005/05/13 15:21

ユルシュールさん:
>昭和四十年代の『レコード芸術』を読んでいるのですが、現在もレコード月評を担当されている方がすでに当時のレコード月評で活躍されているのです。それも複数。

はぁ・・なるほどね(^^;
それはそうと、当時の『レコ芸』の批評で面白そうなものがありましたら、教えて下さいね。当時はレコードも高価だったでしょうから、みんな一生懸命これを読んで買ったんでしょうね・・

edcさん:
>>アンブロージョ・マエストリ
>ヨーナス・カウフマン

情報ありがとうございました(^_^;)
はぁ・・(ため息)

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/14 07:04

ヴァランシエンヌさん、
>当時の『レコ芸』の批評で面白そうなものがありましたら……
今から見ると面白いな、というのは結構ありますが……結局は、えうりでぃちぇさんやkeyakiさんが論じておられるのと同じ問題に行き着きそうな気がしまして。(^^;;
海外の音楽祭レポートなどは、今のレコ芸よりもずっと充実しているのですが、書き手が非常に自信満々といいますか、語調もかなり過激なのがちょっと面白いです。人によるのかもしれませんが、今の評論家氏たちに比べて変な腰の低さもないし、自分の耳目に自信あふれている印象を受けます。当時は海外にまでしょっちゅうオペラを観に行く日本人などごく少数だったでしょうから、自信というか特権意識というか、そういったものは余計に強かったのかもしれません。
ヴォルフガング政権(?)になってからのバイロイトの評価がぼろぼろで、「バイロイトの復権はヴォルフガングの一刻も早い引退なしにはあり得ない」みたいな論調が続いたのにはちょっと笑えました。

投稿: ユルシュール | 2005/05/16 08:37

>当時は海外にまでしょっちゅうオペラを観に行く日本人などごく少数だったでしょうから、自信というか特権意識というか、そういったものは余計に強かったのかもしれません。

その通りでしょうね。
今はネットもありますし、いながらにしても海外の公演情報が簡単に手に入りますものね。だから、心して書いて頂かないとねぇ?!

>、「バイロイトの復権はヴォルフガングの一刻も早い引退なしにはあり得ない」みたいな論調が続いたのにはちょっと笑えました。

はは^^;
'40年代というと、ちょうどシェローのリングが始まるちょっと前くらいの話ですよね。私も読んでみたいな(^。^

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/05/16 22:06

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