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祝!シェロー演出の「ニーベルングの指環」DVD再発(^o^)丿

今年は、過去にフィリップスやデッカから出ていたDVDが、新たにDGからのものとしての再発売が多いのですが、その一環でシェロー演出の「ニーベルングの指環」(Der Ring des Nibelungen )も、この度めでたく、再発売されることになりました。
4部作それぞれのばら売りもあります。セット購入すると、おまけでメイキングビデオもついてくるそうです(#^.^#)

そろそろ店頭に並ぶ頃でしょうか?

フィリップスから出ていたものと同様、今回も輸入盤ですので、日本語の字幕は残念ながらついていません。
ですが、「優れた映像には、言葉の壁はありません!!とにかく見てみて下さい!」と、主張しておきましょう(^^;

他の「リング」の映像は以下の通りです。

・レーンホフ演出・バイエルンでのライブ盤(EMI・4部作セットでの販売ですが、現在は廃盤とのこと)

宇宙船が舞台で、当時は奇妙な演出として評判が悪かったかもしれませんが、現代の目で見ると、「そう?特に感じませんけど・・」というところでしょうか。
ただし、私はこのオペラハウス独特の、抜けのいい音響があまり好みではありません。ですので、歌手の声も、音楽そのものも、「本当はもっといいはずだけど・・」という思いもあります。
こちらもおまけでメイキングがついています。

・シェンク演出・メトロポリタンでのライブ盤(DG・ばら売りも有り)

写実的なこちらの演出を推す声が圧倒的でしょう。
ですが、音楽的にも冗長に感じますし、お芝居としての面白さが充分引き出せていない演出だと思います。
(私は気が短いので、こういう演出だと間が持たないのです・・;)

・4部作をそれぞれ別人が演出担当した、シュトゥットガルトでのライブ盤(ばら売り)

2002年-2003年にかけての収録です。歌手も現役バリバリで歌っている人たちが中心ですし、現在の「リング」上演の演奏レベルを推し量ることができるのは、興味深いところでしょう。
基本的に演出に関しては寛容な私ですが(^^;面白いところもありますけど、全体的に様式美に欠けるところがあるように感じました。これは、演出が奇妙奇天烈だから・・というだけではなく、個々の歌手の「動き方」が、通俗的だという点にも原因があると思います。

・クプファー演出・バルセロナでのライブ盤(輸入盤・最近発売されました。私は未見です)

・ラインの黄金
・ワルキューレ
・ジークフリート
・神々の黄昏(こちらはまだ発売されていないようです)

私がシェロー演出のものを好きな理由は・・

ほぼ全員が役柄のイメージに近い歌手を揃えてあること。勿論姿だけではなく、歌だって私にとっては充分です。
映像で見るときは「歌、容姿、演技力」の3つがバランスよく取れていれば充分だと思いますので、その点ではおつりがくるくらいだと思ってます。

・歌手の動き方がきちんと様式化されていること、そして何よりも、お芝居としての「リング」の面白さを充分に引き出せているところ。

かしら?そういう理由で、この再発をきっかけに、是非多くの方に見て頂きたいと思います。

《関連記事》
姉妹ブログ・edcさんのお宅から
【DVD:シェロー演出の「ニーベルングの指環」】
【オペラの映像 §2 歌手にとっての映像(1)】・・「ワルキューレ」映像の一部のビデオクリップが見られます。とっても素敵な編集で、私は最近、毎日のように眺めています(#^.^#)

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オペラ:ディスク感想メモ」カテゴリの記事

コメント

発売予定日を過ぎましたが、どうも遅れているようです・・・

1992年収録のバイロイト音楽祭ワルキューレ(クプファー演出、バレンボイム指揮)もDVD化されるみたいですね。「指環」全四作ありましたが、LDがなくなる寸前の発売で、あっという間に入手難に陥った映像です。1988年新演出初演で、初めの二年間はP.ホフマンのジークムントでした。絶不調でさんざんな批評を目にしてきましたが、1988年のFM録音は、そこまで言うかと思いました。ホフマンとしては最高!ではないかもしれませんが、一般的には最高!のレベルだと思います。89年のは最低なのかもしれません。聞いてみたいものです・・;
映像化されたジークムントはポウル・エルミング。ジークリンデ:ナディーン・セクンデ、ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス、ヴォータン:ジョン・トムリンソンほか。

>・クプファー演出・バルセロナでのライブ盤
最新のこれもクプファー演出ですが、新演出(ベルリン)です。四作とも発売になるようです。目下ジークフリートまで発売中。ワルキューレだけ、観てみましたが・・・

TB、ありがとうございます。私もこの際「指環」の映像まとめをしようかしらと思ったのですが、どうせシェローのが最高!って言うに決まっているので、ちょっと逡巡中です^^;

投稿: edc | 2005/06/17 08:19

書き忘れをちょっと・・

>演出に関しては寛容な
ある映像なり、実演なりに接して、おもしろくなかった場合、何が問題なのでしょうねぇ・・ 結局のところ、総合的というか全体的な印象なのだと思います。それぞれの要素を取りかえて試すなんてことはできない相談ですからねぇ・・ 全体的印象を決定する、一番の要素は、歌手(舞台上にいる人たちが総合的に発散しているもの)とオーケストラ(指揮者)だと思うんですけど、どうでしょうか? 

シェローが「オペラが嫌い」の理由のひとつ「別の歌手で再演する」というのをあげていますが、つまり、そういうことなんじゃないかしら・・・ 演出が生きるか死ぬかは、大半を演者に負っているわけでしょう。

投稿: edc | 2005/06/17 09:43

あらまぁ、まだ店頭に並んでいませんか?

>1992年収録のバイロイト音楽祭ワルキューレ

ワルキューレだけとりあえずDVD化なんですね。これは、ワルキューレとジークフリートだけは、図書館で見ました。でもあんまり覚えてないな・・^^;

ええーーっ、さすがedcさんだ(笑)
最新のバルセロナ盤、既にご覧になってらっしゃるとは・・^^;
これ、こっちでも店頭に並んでます。

スペインでのワーグナーというと、ベルリン国立歌劇場が、2003年にマドリッドツアーを行った時に、ベルリン版クプファー演出・「オランダ人」を上演してます。
この時は、ブレンデルがタイトルロールだったんですねぇ。
(私、シュトルックマンと勘違いしてました)

えっと・・ダーラントが・・その・・ダレカさんだったの・よ・・ね(///。///;

http://www.filomusica.com/filo43/v1.html

どうせ映像化されるんだったら、こっちの方がよかったわ。ブレンデルのオランダ人も見たいし・・

投稿: ヴァラリン | 2005/06/17 23:42

>一番の要素は、歌手(舞台上にいる人たちが総合的に発散しているもの)とオーケストラ(指揮者)だと思うんですけど、どうでしょうか?

同感です。演出家が演技するわけではないんですからねー。
シェローみたいに、歌手のイメージから演出を作っていくタイプの演出家には、我慢ならないところがあるんでしょうね(^^;

不幸にして?最初の役作りのコンセプトから外れた人がある役を担当する場合は、演出意図ズレズレーー;は否めないでしょうね。
そういう意味でも、話題作の「プレミエのメンバー」には意義があるのでしょう。演出家の指示が行き届いているでしょうから。

バイロイト版クプファー演出のにしろ、メトのシェンク演出のにしろ、プレミエでのジークムントはホフマンだったわけですから、その点では今残っている映像とは、実は随分違ったものだったのかもしれませんね。
このあたりは、想像力を働かせるしかないのが辛いところですね。

投稿: ヴァラリン | 2005/06/17 23:55

店頭のことはわかりませんけど、HMVの表示が通常出荷に変わってますから、発売中ってことですね。なんといっても「リング」の初映像ですから、大勢に見てもらいたいですね。

投稿: edc | 2005/06/18 09:35

ヴァラシエンヌさん、こんにちは!!

本日黄色の看板の外資CDショップでシェロー/ブーレーズ『リング』購入しました。

ワグネリアンを自称しながら、この伝説の上演を一度も観たことがありませんでした。シェローの演出が何といっても楽しみですが、P.ホフマンのジークムントも楽しみです。きっと様になっていることでしょう。

ただ観る時間が問題。シュトゥットガルトの『リング』も『ワルキューレ』でストップしていますし、ミュンヘン『リング』、バルセロナ『リング』は全く手付かずの状況です。どうせ観るなら集中してみたいのですが、『ラインの黄金』いきなり150分を確保するのがなかなか大変で……。多分夏のバイロイト以降になる気がします。

投稿: オデュッセウス | 2005/06/18 22:16

オデュッセウスさん
こんにちは。

>シェロー/ブーレーズ『リング』購入
それは、それは、一番乗りですね^^!?

感想、楽しみです。気長に待ってますので、ぜひ
聞かせてください。

投稿: edc | 2005/06/19 17:23

オデュッセウスさん、早速お買い上げ、ありがとうございます!!
そうですか、今までご覧になってらっしゃらなかったんですね。
リングは長いですから、時間が出来たらゆっくりご覧になってみて下さいね。
edcさん同様、感想は気長に待ってます。

あ、でもメイキングだけでもご覧になってみたら如何でしょう?
あれなら、50分くらいで軽く見られます(笑)
オデュッセウスさん、もうすぐバイロイトに行かれることですし、ちょっと舞台裏が覗けるような感じですので、色々興味深い点があるかと思いますよ。

投稿: ヴァラリン | 2005/06/20 21:02

ちょっと『ワルキューレ』だけ先に観たい誘惑に駆られています。P.ホフマンのジークムントを早く見たくて……。
でも、やっぱり順番に観たいですねぇ。新国はしっかり『ラインの黄金』→『黄昏』の順で上演しましたが、確かリンデン・オーパーなどは最後が『ラインの黄金』でしたよね?まぁ、新国と違ってチクルス上演が前提ですから問題ないのかもしれませんが……。

バイロイト後も結構国内ワーグナー上演が続きますので、なかなか時間がないんですよぉ~。

投稿: オデュッセウス | 2005/06/21 11:25

>ちょっと『ワルキューレ』だけ先に観たい誘惑に駆られています。

そういう時は、素直に心の声に従うべきです(^^!
私自身は、最初の頃には順番に見なくちゃ・・と思ってたんですが、今は4つそれぞれを、独立した作品として捉える傾向が強くなってるので、あまり順番には拘っていません(^^;

一度、年末に《年越しリングしよう!》と意気込んだことがありましたが、結局途中で挫折した記憶が・・^^;

実演でワーグナー・・は、体力的にも相当しんどいでしょうから、あまり無理しないで下さいね(^^;

投稿: ヴァラリン | 2005/06/21 20:53

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