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5日目UPしました&フュッセン・ドライブポイント

brogphoto-23ちまちまと書いている夏の旅行記の5日目をUPしました。

・2005ドイツ夏編 5日目・ドイツ観光の王道?!南ドイツ!

本編に書いたこととダブりますが、お城観光を車で…という方々へ、お節介情報です。

フュッセンの街に入ると、方角としては、山側に走って行けば問題はありません。但し "Schloss Neuschwanstein" という看板は一切なかったと思います。
日本人の持つイメージですと、ノイシュヴァンシュタイン城がメインで、ホーエンシュヴァンガウ城はつけたし(※注1)のような感じがあるかと思いますが、この街では「王の2つのお城」"Koenigsschloesser"("o"はウムラウト)として、ひとまとめに宣伝?しています。街の観光案内等を見ても、そうやって記載されているのが目に付くかと思います。

ですので、"Koenigsschloesser" という黄色い看板が目に付くと思います。あれ?お城はどこ??と思ったら、この看板を目印に従って行くと、大丈夫です(^o^)丿

私個人的には、2つのお城でどっちがいい?ということであれば、ホーエンシュヴァンガウ城の方が好きです。ノイシュヴァンシュタイン城は、確かに豪華ですが、あまりにも有名過ぎます(^。^; → ということは、いつでも混雑しているという可能性があるわけです。

(※注1)
ホーエンシュヴァンガウは、ルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごしたお城ですが、こちらに飾ってある「お髭のローエングリン」の絵を見て、王様はローエングリンに憧れを抱いたということです。

ノイ城にも、ローエングリンとパルジファルをモチーフにした絵がありますが、王様の要望にこたえて、よくもまぁ、ここまでやったな〜〜ということはともかく、絵画として精工かどうかは、微妙だというのが正直な感想です(^^;

いずれにしろ、ホーエンシュヴァンガウ城がノイシュヴァンシュタイン城に劣るということは全くないと思います。3年前には、ノイ城にふられて、ホーエン城しか入れずに、がっかりしたものですが、あの時の洗濯、もとい選択は決して間違っていなかったと思います。

また、ルートヴィヒ2世が建てた3つのお城(ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城、フュッセンからは外れますが、ヘレンキームゼー城。このお城については、6日目で扱います)として、今回ご紹介したリンダーホーフ城について、少し追記しておきますね。

リンダーホーフ城は場所がひなびているせいか、外国からのツアー客は、このお城まで廻ってこないことが多いようです。
ということで、お客様はドイツ人やフランス人、イギリス人が多いかしら?

すーっごーいど田舎(失礼!)にいきなりこんなお城が!という感じが、またいいんですよね(^。^
お城自体はこじんまりしてますが、中身は全面ゴージャスなロココの嵐(^。^!お庭もキレイですよ。
(この日も暑くて、散歩どころではなかったのが残念ですけどーー;)

そして、映画「ルートヴィヒ・神々の黄昏」のなかで使われていたことでも有名な、「タンホイザー」のヴェーヌスの洞窟は、実はこのお城の敷地内にあります。
これは、想像していたよりもちょっと小さめなのですが、アヤシイ雰囲気と、ひんやりした洞窟の中のコントラストが何ともいい感じでした(^。^;

ここのカフェもなかなか良い感じでした(#^.^#)別ページでUP予定です。


最近オペラネタが続いてしまって、それ以外のネタを楽しみにして下さっている方には、申し訳ないと思ってます。
もう少し、色々取り混ぜて行きたいのですが、ふぅっ(^。^;

ということで、週末ですねー。一時期涼しくなりかけていて、数日前、激しいカミナリ(真剣に、おへそを持って行かれてしまうかと思いました^^;)豪雨が続いた為、「ソロソロ秋かも…」と思ってたのですが、なんのことはない、また暑さが逆戻りです…

皆様も良い週末をお過ごし下さいね(^。-)-☆

PS.写真はヴィーズ教会前の牧場の、アメリカの牛さんよりも何となくおりこうさんに見える牛さんたちです(^^) クリックすると、大きくなります。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ノイ城しか行ったことないんですが、やっぱりこの王様少しおかしかったのかも・・・と思わせるような内部でしたね。
華美なような、醜いような、豪壮なような、キッチュなような、なんとも・・・。とにかく日本人の感性からは、物凄く程遠い所にいる人なんだなあと思いました。

でもまあビールはドイツが美味いかも。

きゃぁ~ なんか忘れかけていたものが、鮮明に蘇ってきました!!笑 リンダーホフ…工事は終わってましたか?
私もどちらかというと、ノイよりリンダーホフのほうが好きです。 それにしても、もしオペラに興味を持ってたら
あの圧巻な壁画等にすごく感動したんだろうなぁ~とつくづく思います。
ノイはワグナーを純粋に愛したルートヴィヒ2世と、その心を利用した?!ワグナーの思惑が見え隠れするお城だと思いませんか?
リンダーホフのマイセン陶器で出来たシャンデリアが印象に残ってます。 王の寝室に入ったときは、思わず「仏壇の中みたいと」とつぶやいてしまったミッシェルです!!

ヴァラリンさん こんにちは!
いつも拝見させていただいてました!
ドイツ旅行記、私もベルリンとあまりにも違うドイツの景色にうっとりしています。やっぱり自然があり、お城のたくさんある南ドイツは奇麗ですねぇ。一度住んでみたいです。
次回も楽しみにしています!

リンダーホフ城、時間の都合で行かれませんでした(涙)。
本で見ただけなのですが、ヴェーヌスの洞窟は妖しい照明で、ちょっとチープな感じがしないでもないけれど、洞窟に浮かべた小船に乗ったら、どんな感じがするのかしら。
人嫌いだったルードヴィッヒが命じて、セットされた食事がテーブルごと現れる仕掛けって、このお城だったでしょうか。(違っていたらごめんなさい。)
きっと、彼にとっては居心地のいい場所だったんでしょうね。多分、彼が一番気に入っていたお城はこのお城だったのかも、と思ってしまいます。
次回は絶対に行きたいなぁ!

ルートヴィヒ2世のお城は、TAROさんがおっしゃる通り、日本人の感性にはちょっと…どうしても肌に合わないです。ワーグナーオペラを再現している点は興味深いのですが、でも今どきあんなバロック・ロココな舞台はないですよね。。

でも地域としてはあの近辺はとても好きです。私のblogに書いたエーデルワイスもすぐ近くの山の話です。立派な牛も沢山いますよね!

ところでビールはどちらのを購入されましたか?個人的にはあの辺りのビールは世界一美味いとおもってるもので…。

リンダーホーフのヴィーナスの洞窟なつかしいです。見学後、出口(岩の回転ドアでしたっけ?)が間違って閉められてしまって、係りの人が来るまで洞窟内で立ち往生でした!

週末は寮のネット回線が不通のままほったらかしにされてしまっていたのですが、月曜になってようやく何とか復活したので早速やってきました。

ドイツ旅行記5日目、おりこうそうな牛達に爆笑です!でも、南ドイツの自然はいいですよね~!って、ミュンヘン近郊しか見たこと無いですが。バイエルンはビールも美味しいし、自然も豊かだし、海より山派の私にはぴったりで大好きです♪

実は私、余りにも観光地化された所はあまり好みではないのでルートヴィヒのお城達には行ったことが無いのですが、ものすごくロココ趣味(時代からして当然ですが)なんですね。私はバロックの方が好みなので、ヴァランシエンヌさんの写真と記事で行ったことにしておきます(笑)どっちかと言うと、ドイツ最高峰ガルミッシュ・パルテンキルヒェンに登ってみたいです~。気持ちいいだろうなぁ。

沢山の書き込み、ありがとうございます(^^)

TAROさん:

>ノイ城しか行ったことない

あら?!意外…(笑) 機会があれば是非、リンダーホーフ城へ行ってみて下さい。派手さはノイ城の比ではありませんから(^^;

それはともかく、
>華美なような、醜いような、豪壮なような、キッチュなような

ふふふ(笑)
でも、なんというのかしら、ああいう趣味って、何もルートヴィヒ2世だけじゃないんですよね(^^;
彼の祖先(ヴィッテルスバッハ家)ゆかりのお城を見たら、元々豪奢なものに関心が深かったというのが、よくわかります…

3年前にニンフェンブルグ城(バイエルン王家の夏の離宮)と、ミュンヘンのレジテンツに行った時の、派手な飾りや豪奢な調度品を見てたら、そりゃ、小さい時からこんなものに囲まれてたら、トコトン趣味を極めたくなっても不思議ではないと思いましたよ(^。^;

…ということで、あれは、血筋でしょう(^。^;;; 

ミッシェルさん:

>リンダーホフ…工事は終わってましたか?

終わってました!!そうか、去年までやってたんですね(^^;

>ノイはワグナーを純粋に愛したルートヴィヒ2世と、その心を利用した?!ワグナーの思惑が見え隠れするお城だと思いませんか?

ふふ。そうね。この辺りはヴィスコンティの映画にも出てきますしね(^^!

>リンダーホフのマイセン陶器で出来たシャンデリアが印象に残ってます。

あはは(^。^; 私も印象に残ってますよ。あんなもの一つしかないでしょーーと思ったら、実はもう一つあるんですよ(笑)

>王の寝室

あんなに飾りがあったら、逆に落ち着かないような気がするけどね(^。^;

ヨーコさん:

>ベルリンとあまりにも違うドイツの景色

元々違う国だったというのもあるんでしょうけど、景色も人々の気質も、ホントに違いますよね(^^;
あの自然と文化の融合は、世界でもかなり稀有な場所なのかも…って思います。
(それでも、今は都市型ベルリンに強く惹かれる私ですけどね^^;)

>一度住んでみたいです

ふふ。ヨーコさんなら、その可能性がないわけじゃないですから、素直にうっらやましいー!っ、と思います(^o^)丿

gommyさん:

>洞窟に浮かべた小船に乗ったら、どんな感じがするのかしら。

ふふ。柵が付いてるから試せないのが残念ですけどね(^。^;

>ルードヴィッヒが命じて、セットされた食事がテーブルごと現れる仕掛けって、このお城だったでしょうか。

正解です(^o^)/~~~~~ なかなか良い考えだと思いませんか?!

gommyさんも、これから何度でも行くチャンスがおありでしょうから、いつか是非!!

フンメルさん:

ザルツに行かれてたのですね。お帰りなさい!(ウッラヤマシーです^^;)

>でも地域としてはあの近辺はとても好きです。

夫も同じことを言ってます。特に日本人男性には、心惹かれる場所なのかもしれませんね(^^;

>ビール
レーベンブロイじゃないことは、確かです(笑)
銘柄は失念しましたけど、なんていうのかしら?多分ジュースが混じっていたんじゃないかしらって思うような甘さでした。フツウのビールではなかったと思います。ちょっと違うものも試してみようと思ったのが、マチガイでした(ーー;

ちなみに私は、何だかんだ言いながらビールはハイネケンが一番好きなんですよ(^~^}}}}} アメリカでは安く買えるので、嬉しいです。
それと、ベルリンの「ベルリナー」!ですね(^^!

前にバンベルクでしか作られていないという、燻製ビールも試しましたが、これも美味しかったですね。
日本でもネット通販で扱っているお店があって、一時期凝ってたことがありました。高かったけど…

サルダナパルスさん:

私もPCが不安定で、週末はヒヤヒヤしてました(^^;
海外在住者にとって。PCが使えるか否かはは死活問題ですよね^^;

>ものすごくロココ趣味

そうそう。上のTAROさんへのレスにも書きましたが、これは彼個人だけの趣味に限ったことではないと思うんですけどね(^^;
あの自然とロココのコントラストは、他では得がたいものですし、俗っぽくないところと言ったら、リンダーホーフと、それと6日目で紹介予定の、ヘレンキムゼー城も面白いと思います。気が向いたら是非(笑)

>ドイツ最高峰ガルミッシュ・パルテンキルヒェンに登ってみたいです~。

行きたかったんですけどね~~暑くって(^。^;

ヒトラーの山荘がある、ベルヒテスガーデンにも行きたかったなぁ…

ミュンヘンのレジデンツって、キュビリエ・テアターがあるところでしょうか?
あの劇場だったら行きましたが、なんかもう邪魔なほど装飾がいっぱいで。

TAROさん:

>ミュンヘンのレジデンツって、キュビリエ・テアターがあるところでしょうか?

???だったので → 調べてみました。そうです(^^!

レジデンツとは:
「現在、城は4つの博物館、2つの大劇場、2つのコンサートホールとして利用されている」(by旺文社発行「個人旅行 ドイツ」より)

そういえば、入場券を買うときに「○○はどうするか?」とか、ああだこうだ言われた記憶が蘇ってきましたが、色々一緒になってたんですね。3年間、知らないままでした(^^;
ここに、あのヘラクレスザール(ホフマン&ベーレンスがバーンスタイン指揮で「トリスタン」を歌った場所)があるんですねぇ。

なんだ、知ってたら入れ物だけでも見に行ったのに(><;

ということで、私が見たのは「レジデンツ博物館(Residenz museum)」です。
この廊下、すごいでしょ。↓
http://www.gseis.ucla.edu/~caguirre/euro/Munich/pages/Munich%20Residenz%20hallway.htm
http://www.gseis.ucla.edu/~caguirre/euro/Munich/pages/Munich%20Residenz%20hallway2.htm

レジデンツ公式サイト↓
http://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/mu_res.htm

>キュビリエ・テアター
はこれですね(^。^; ↓
http://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/mu_cuv.htm

ついでにニンフェンブルグ城 ルートヴィヒ2世の祖父にあたるルートヴィヒ1世が、36人の女性を書かせた「美人画ギャラリー」もあります。 ↓ 
http://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/ny_schl.htm

ねっ、やっぱり血筋だと思いませんか?^^;

ところでTAROさん、キュビリエ・テアターで何をご覧に(お聴きに)なられたんですか?

うわあ、装飾的な廊下ですね・・・(唖然
血筋ですねぇ。こういうのに嬉々として住めるような人じゃないと、狩猟民族の王様にはなれないのでしょうか。美意識が龍安寺な日本人には耐えられないような。

キュヴィリエ・テアターもご紹介のサイトの写真に椅子が並んでますけど、すごいリッチなつくりの椅子なんです。しかもあれ全部1脚、1脚が独立した椅子なんですよ。床に固定されてなくて、適当に並んでるだけなんです。

ここではヴォルフ=フェラーリのオペラ(「好奇心の強い女」)を見ました。指揮者は忘れちゃいましたがアルフレート・クーンやダフネ・エヴェンゲラートスが出てました。
以前は「コジ」やバロック・オペラもここでやってて(最近はバロックはナツィオナル・テアターみたいですが)、ちょうどザルツブルク祝祭大劇場と小劇場の関係みたいに使ってるようです。

>血筋ですねぇ

でしょう?^^;
特にこの王家の拘りは、並大抵のものではないでしょうね。

>キュビリエ・テアターの椅子

へーあんなにきっちりして見えるのに…
ご覧になったのは、私の知らない作品ですね(^^;いつか、ここで観劇する時が来るのかしら?^^;

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