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2005年8月

Russian Poteto Bread

Russian Poteto Bread 素朴な味です 今日はカトリーナの影響下、所用でお出かけしてましたので、ごまかし記事です(^。^;

ハリケーンお見舞い、ありがとうございました。夕方になってようやく過ぎ去ったという感じです。幸い、私の生息地域では大きな被害はありませんでしたが、沿岸部地域の被害は甚大ですね。一日も早く復興するよう、祈っています。

パンの写真も近々、まとめてUPしたいと思ってますが、10日ほど前に作った新作です。
久々に手で捏ねたので、かなーり、表面が粗くて…あんまり可愛くないですね(^。^;

ジャガイモを一緒に混ぜて焼くタイプのパンは、ドイツパンのレシピも試したことがありますが、こっちの方がより、素朴な感じです…土地柄かしら?

そのうち、真っ黒で酸っぱい本格的なロシアパンも作ってみたいですね。
ん?なんで急にロシアパンなのか?って…そ、それはその…(* ̄o ̄)ゝ

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Hurricane Katrina がやってきた@nifty:NEWS@nifty:カトリーナが米南部に再上陸、9000人競技場に避難(読売新聞)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:カトリーナが米南部に再上陸、9000人競技場に避難(読売新聞).

金曜日のブログにもちょこっと書きましたけど、こちらでもハリケーンがやってきてます。カトリーナという、可愛い名前がついてますけど、ニューオリンズに上陸して、猛威を振るっています。
私の生息地域も、この影響でまた大雨です。今のところ、風は吹いていないのですが、このまま北上してくれば、時間の問題でしょう…

このハリケーンの影響で、海上製油基地がシャットダウンするなどの被害が出ていて、その為に(タダでさえ上がっているのにーー;)原油価格が1バレルあたり、ついに$70を超えたとか。ということは、またガソリンの価格も上がるんでしょうね…

ところで、台風のときの、何て言うんでしょ?現場からの中継(合羽を着て「風が強くて、前に進めません!」とかいう、あの危険極まりない中継です)って、あんな馬鹿げたことをするのは、日本だけかと思っていたんですが、さすがエンタメ大国?!アメリカでもやっぱりやるんですね(ー。ー;

CNNの担当の方ったら、のんきに

「この棒がほら、こんなに転がるデショ?!」

なんてやってるんですもの。
何やってんのよ〜〜この人は一体(^^; と思っている側から…自分も滑って転んでいました<|( ̄0 ̄)o>

該当地域にお住まいの方、くれぐれも気をつけましょうね。私は今日、夫から外出禁止令を受けて、おうちにこもっています(^。^;

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カレーライス

日本の台風、場所によっては被害が酷かったみたいですね。こちらのCNNインターナショナルニュースでも、軽トラックが水に浸かっている映像が流れていました。
数日前からの南ドイツの洪水も激しいみたいですし、逆にポルトガルでは大火事…

こちらも、またフロリダにハリケーンがやってきましたから、そのせいのあるのか、朝からあまり天気はよくなかったのですが、午前11時ごろからかしら?カミナリが断続的に2時間以上なりっぱなしでした…

只今夕方5時過ぎですけど、また鳴り始めましたね。こうなると心配なのが停電。我が家はオール電化なので、停電してしまうと食事の支度すら、ままならなくなります。

地震も含めて自然災害が、世界的に頻発していますよね…こういうのが続くと、気が滅入りますね。私のメランコリー気分は、多分にこのお天気にも、影響を受けている気がします。

ということで、電気がちゃんと繋がっているうちにゴハンの支度をしてしまおうと、今夜はカレーライスにすることにしました(^。^;

カレールーは、アメリカでも最近は、近所のウォ○マートのオリエンタルフードのコーナーで売ってますし、日本食材店では勿論のこと、中華食材店などでも扱ってます。銘柄に拘らなければ、の話ですけど。

私は特別拘りもなかったので、特に気にせずに、ウォ○マートで買えるもので済ませていました。
ある日どうしてもカレーが食べたくなったのですが、生憎在庫を切らしていたので、スーパーへ行きました。
そしたら、こちらも在庫切れということで、置いてないじゃないですか!

それでも、その日はどうしてもカレーが食べたかったので、うーん、どうしようかぁと思っていたところ、ふとスパイスコーナーを見てみると「カレーパウダー」が置いてあることに気がつきました。
(このパウダーは、フツウのアメリカのスーパーのスパイスコーナーに置いてあります)

そうだ、カレーパウダーで小麦粉と練り合わせてルーを作る、昔ながらの方法で作ればいいじゃない♪と思い立って、作ってみることに。
以来、カレーを作る時には、この方法を採っています。

檀流クッキング 檀一雄著 夫が長年愛読している【檀流クッキング   檀一雄著】に、作り方が載っています。慣れてくると結構面白いです。作るたびに味は変わるんですけど、夫には「こういうのもいいんじゃない?」と言われているので、まぁいいかぁ(^。^;と思ってます。

《ちょっとしたコツ》
カレーパウダーには「辛味」はついていますが、「塩味」はついていませんので、自分で調整してます(^。^;
私はカレーに、ケチャップや醤油、ウスターソースで味付けするのが元々好きだったので、そんなものを加えながら、味付けしてます。
そのうち、キチンとレシピをまとめてみようかなと思ってます…

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ヴァランシエンヌというHN

私のHN《ヴァランシエンヌ》は、こちらにも書いてますけど、レハールのオペレッタ《メリー・ウィドゥ》に登場する、ヴァランシエンヌさんから拝借しているものです
これは、響きが派手だということで、本人はとっても気に入っているのですが、あつかましくも一応、ちょっと浮気っぽい、でも本当は貞淑な?可愛らしい人妻…という、彼女のキャラクター設定にも引っ掛けてあります。

(美人で歌も踊りも上手い…は置いといて下さいねっ)

オペラとは関係のないサイトさんへ遊びに行くと「素敵なHNですね」と言われることもしばしばあって、こっ恥ずかしい感じもします(^。^;

先日、お友達ブログのTAROさん宅のコメント欄で話題になったのですが、実はフランス北部に「ヴァランシエンヌ(Valencienne)」という都市があります。
この街は、数年前に某大手自動車会社が工場進出したことで、その筋の方にはよく知られているかと思います。
この街がらみで、検索に引っかかってくる方が、どうやら少なからずいらっしゃるようです(^^;

検索語句でよく見かけるのが「ヴァランシエンヌ ホテル」という語句です…確かに、ホテル業者のウェブサイト以外では、ここしか引っかからないですものね(^^;
この街へ出張なさる方が探していらっしゃるのかな、とか想像しているのですが、ホテル情報…あることはありますけど、すみません、ドイツばっかりですものね(^^; 

この街の情報を求めていらっしゃった方には、本当に申し訳ないと思います…

それはともかく「ヴァランシエンヌ」と言えば、オペレッタのキャラクターと、その街の名前くらいだろうと思っていたのですが、先日とあるところで、

「ヨーロッパでヴァランシエンヌといえば(本来は町の名前)「妖精のレース」とも呼ばれた精巧なレースを指します。」

と教えて頂きました。これがとっても素敵!

他にも検索してみるとこんなのとか、こんなのも出てきました。

…ふふ。私みたいなガサツ極まりない人間が、このHNを使っていいのかどうか、悩んでしまうくらい、キレイですよね…

ということで、今更ながら美しいHNに恥じないように?美しい文章を心がけて行きたいと思ったのでありました(^。^; 

ん?!もう容姿のことは、置いといて下さいねっ。

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好きだから…

色々そのひとの事は、知りたい。
色々音源も聴いてみたくなる。どんな小さな役でも、見てみたいと思うし、聴いてみたいと思う。

だけど、すごく好きなんだけど、ううん、好きだからこそ、私にはできないな…というのがひとつだけある。
それは、そのひと本人に近づくということ。

そういえば、嘗てティーンエイジャーの頃、あるアマチュアスポーツに入れ込んだ時期があったけど、この時にもファンのタイプは2つに分かれていて、試合を見て、あとはひたすら「彼」の情報を得ることに熱中するタイプと、練習を見に行ったりして、「彼」に思いっきり近づいているタイプに分かれていたなぁ。

私?前者の《情報収集熱中型》でした。20年以上経っても、同じことを繰り返しているってわけですね(^^; 進歩がないのかも…

もしかしたら、好きの度合いが薄いのかな…私。そんなこと思うのも馬鹿馬鹿しいのだけれど。

本人とお近づきになることが目的ではないので、そういう考えのひとはそういうひと、わたしはわたしでいいんじゃない?といえばそうなのだけど、本人に直接会ったりとか、何かしないと、何も伝わらないんじゃないのかなって思うと、なんだかちょっと悔しい気持ちもあるのかな…
かと言って、伝える為に好きになったわけでもないしね…好きだからこそ、近づけないの。

時々こんなことで悶々とするのがまた、もどかしくもあるのでした(^。^;

と、久々にそんな乙女モードに浸りながら、ネットの旅に出かけてみると…
偶然hitしてしまいました。たまには、こういういいこともあるぞー!

…うん?!やっぱり見てるだけでもじゅーぶん、幸せ気分味わってるじゃん…(* ̄o ̄)ゝ

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PC復活しました

…お騒がせしました(^。^;
不安定になった時はギョッとしました。機械だから、壊れないはずはないのですが、いざこれが壊れたら?どうするんだぁーーと思いました…

と言っても、我が家のPCは一応、夫婦共用とは言うものの、殆どが私専用機と化していてファイルは全て私のもの。仕事で使うような、重要なものはないのですが、サイトの資料なども入ってますしね。

サイトのバックアップだけはマメに取っているので、これが万が一吹っ飛んでも、とりあえずは大丈夫かな〜〜という気持ちはありました。
それと、写真。これも、先日のドイツ旅行の分は、既にCD-Rに焼いていたので…

容量が60GBのノートパソコンですが(2年半前に購入した時は、これが一番容量が大きかったんですが、今や…;)使っているのは全体の容量の4分の1程度。

でも最近、ものすごく反応が遅くなっていて、これはセキュリティソフトの影響もあるのですが、それにしても遅すぎる…マメにウイルスチェックもしてますが、もしや、チェックしたあとで何かに感染したとか、ハードディスクに傷でもついたのか?!と色々やった後、最後にデフラグを行ってみました。

これをやったあとで、随分動作が軽くなりました。最近、ネットラジオを録音したり、消したり…を繰り返した結果、ファイルの断片があっちこっちに散らばったのかもしれません。
やっぱり、音声ファイルは容量が大きいですから、一つ入れたり消したりするだけでも、ハードディスクへかかる負担は大きいのかな、なーんて思いました。

ついでに、あまり使わないソフトをアンインストールしたり、メールのバックアップを取ったりしておこうと思ってます。
かなり面倒ではありますが、時間のある時&ちゃんと動く時に、やっておかないと、後になるとまた面倒に感じてしまいますしね(^。^;

バックアップも、オンラインでファイル保存する方法が、イザという時にはラクかもしれませんね。どんなPCからでもアクセスできますし…
こういうのも色々、考えておこうと思いました。

何はともあれ、海外在住者にとっては、壊れると色々と面倒なので(^。^;
(修理に出すのも面倒、新しく買ったら、日本語対応にするのも面倒だしーー;この辺も調べておかないと、あわてることになりかねません^^;)

夫には「君のように一日の大半をPCの前で過ごす人は、殆ど業務用並みだからネ」と言われました…^^;

確かに、一日2時間しか使わない!という人のPCよりも、私のPCの方が、早く寿命が来る恐れは、充分考えられますね(^。^;

edcさん宅にもちろっと書いてありますが、本日8月22日は、ペーター・ホフマンの61回目の誕生日です。

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おしらせ

この週末、PCがとても不安定でした。(一時はもうダメかと思いました^^;)
万が一のことを考えて、ちまちまとデータのバックアップを取ったり、ハードディスクのお掃除してます…

新しいPCにも惹かれますけど(^。^;買ってまだ2年半のマシンですし(このギョーカイでは既に化石かな^^;)何よりも出費がかさむのはごめん被りたいので、何とか復活させたいと思ってます。よっぽど大丈夫だとは思いますが(お掃除のお陰でだいぶ速度も速くなったし)もし、暫くの間音信不通になったら、あらぁ、ヴァランシエンヌさんのPC,吹っ飛んだのね(ーー;と思ってくださいね(^^;

週末に沢山のコメント、またメール下さった方、ありがとうございます。
レスが少し遅れるかと思いますが、少しお時間下さいね。本当に、ごめんなさい!

やっぱりバックアップはマメに取らないと、後が怖いですね(^。^;

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5日目UPしました&フュッセン・ドライブポイント

brogphoto-23ちまちまと書いている夏の旅行記の5日目をUPしました。

・2005ドイツ夏編 5日目・ドイツ観光の王道?!南ドイツ!

本編に書いたこととダブりますが、お城観光を車で…という方々へ、お節介情報です。

フュッセンの街に入ると、方角としては、山側に走って行けば問題はありません。但し "Schloss Neuschwanstein" という看板は一切なかったと思います。
日本人の持つイメージですと、ノイシュヴァンシュタイン城がメインで、ホーエンシュヴァンガウ城はつけたし(※注1)のような感じがあるかと思いますが、この街では「王の2つのお城」"Koenigsschloesser"("o"はウムラウト)として、ひとまとめに宣伝?しています。街の観光案内等を見ても、そうやって記載されているのが目に付くかと思います。

ですので、"Koenigsschloesser" という黄色い看板が目に付くと思います。あれ?お城はどこ??と思ったら、この看板を目印に従って行くと、大丈夫です(^o^)丿

私個人的には、2つのお城でどっちがいい?ということであれば、ホーエンシュヴァンガウ城の方が好きです。ノイシュヴァンシュタイン城は、確かに豪華ですが、あまりにも有名過ぎます(^。^; → ということは、いつでも混雑しているという可能性があるわけです。

(※注1)
ホーエンシュヴァンガウは、ルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごしたお城ですが、こちらに飾ってある「お髭のローエングリン」の絵を見て、王様はローエングリンに憧れを抱いたということです。

ノイ城にも、ローエングリンとパルジファルをモチーフにした絵がありますが、王様の要望にこたえて、よくもまぁ、ここまでやったな〜〜ということはともかく、絵画として精工かどうかは、微妙だというのが正直な感想です(^^;

いずれにしろ、ホーエンシュヴァンガウ城がノイシュヴァンシュタイン城に劣るということは全くないと思います。3年前には、ノイ城にふられて、ホーエン城しか入れずに、がっかりしたものですが、あの時の洗濯、もとい選択は決して間違っていなかったと思います。

また、ルートヴィヒ2世が建てた3つのお城(ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城、フュッセンからは外れますが、ヘレンキームゼー城。このお城については、6日目で扱います)として、今回ご紹介したリンダーホーフ城について、少し追記しておきますね。

リンダーホーフ城は場所がひなびているせいか、外国からのツアー客は、このお城まで廻ってこないことが多いようです。
ということで、お客様はドイツ人やフランス人、イギリス人が多いかしら?

すーっごーいど田舎(失礼!)にいきなりこんなお城が!という感じが、またいいんですよね(^。^
お城自体はこじんまりしてますが、中身は全面ゴージャスなロココの嵐(^。^!お庭もキレイですよ。
(この日も暑くて、散歩どころではなかったのが残念ですけどーー;)

そして、映画「ルートヴィヒ・神々の黄昏」のなかで使われていたことでも有名な、「タンホイザー」のヴェーヌスの洞窟は、実はこのお城の敷地内にあります。
これは、想像していたよりもちょっと小さめなのですが、アヤシイ雰囲気と、ひんやりした洞窟の中のコントラストが何ともいい感じでした(^。^;

ここのカフェもなかなか良い感じでした(#^.^#)別ページでUP予定です。


最近オペラネタが続いてしまって、それ以外のネタを楽しみにして下さっている方には、申し訳ないと思ってます。
もう少し、色々取り混ぜて行きたいのですが、ふぅっ(^。^;

ということで、週末ですねー。一時期涼しくなりかけていて、数日前、激しいカミナリ(真剣に、おへそを持って行かれてしまうかと思いました^^;)豪雨が続いた為、「ソロソロ秋かも…」と思ってたのですが、なんのことはない、また暑さが逆戻りです…

皆様も良い週末をお過ごし下さいね(^。-)-☆

PS.写真はヴィーズ教会前の牧場の、アメリカの牛さんよりも何となくおりこうさんに見える牛さんたちです(^^) クリックすると、大きくなります。

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ガソリンがぁ(><;

オペラの話題が続いたので、閑話休題です。

日本でもヨーロッパでも状況は同じだと思いますが、この数ヶ月間、原油価格が軒並み高騰した結果、ガソリンの価格がうなぎのぼりで上昇しています。

16日のニュースでは、「全米ガソリン平均小売価格は、1ガロン(約3.8リットル)当たり2.55ドルと前週に比べ18.2セントも急上昇し、2週続けて最高値を更新した」(共同通信ニュースより)

とのことです。

先週末、ガソリン入れなきゃね、と思い、スタンドへ行くと目に飛び込んできたのは、$2.489/1gallon の文字。
ええーーっ、嘘でしょう?!と思いましたよ(ー。ー;

週末(金曜日から日曜日)にかけては、普段よりもちょっと高めに設定されることが多いとはいえ、これは…これはもう、冗談じゃ済ませられないよぅ(ToT)と、がっくりと肩を落として給油しました(^。^;

私の生息地域は、全米でもガソリンの価格が比較的安い地域ですので(確かに、引用したニュースの平均値に比べると、まだ安い方ですね…)まだましと言えばましかもしれませんけど、それでもここまで上がってしまうと、家計圧迫は必至。

2年前に私がこちらへ来た時の小売価格は、大体$1.30/1gallon前後でした。ガソリン計の目盛りが半分以下になってから満タン給油しても、$20.00かかるか、かからないかという感じでした。

…今じゃ、$30.00以上ですものーー;
倍とは行かなくても、$1.00以上は上がっている → 10ガロン入れれば、$10.00以上の価格差。

これも、去年の大統領選挙の結果のせいだよなぁーー;もうっ。

ガソリンの価格が安いことで、気軽に週末ロングドライブを楽しんでいたのですが、さすがにソロソロ、こういうことも控えていかないとね…と、夫とも話しているところです。

この原油価格高騰 → ガソリンの価格高騰と直接関係があるのかどうか、定かではないのですが、とっても治安がよかったわが町でも、泥棒騒ぎなどのニュースもちらほら…

こちらでは、貧しい階層の人でも車は必需品ですから、これだけ価格が上がると、本当にひとごとでは済まされないでしょう。治安悪化にも繋がる恐れは、充分考えられるでしょうね。

原油価格の高騰で、もう一つ我が家(というか、正確には私の願望を満たす為^^;)にとってイタイのが、つられて航空運賃が値上がりするってことです(ー。ー;
…実際、今年の夏休みは、去年よりも値上がりしてたし、この分では、冬休みも去年より値上がりしそうだなぁーー;
マイレージを使う手もありますけど、どうしようかなぁ…頭の痛いところ…

…とりあえず日々の暮らしで節約しなきゃ(^。^;

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《魔笛》 本当に入門用のオペラかな?!

オペラ聴き始めの頃、オペラ入門書?という類の本にはよくお世話になりました。そして、必ず出ているのが「最初に見るオペラは何がいいかしら?」という内容です。

《魔笛》は、よくこの「最初、若しくは入門時にオススメのオペラ」として名前が挙がっているかと思います。

私は個人的に、この説には諸手を上げて賛成\(^o^)/ではありません。

理由は、先週の記事でも取り上げたように、一言でいうと、この作品は、あらゆる面で「難しいから」です。

確かに、この作品を実際にベルリン国立歌劇場で見た時には、いつになく子供の数が多かったのは事実です。どちらかというと、おじいちゃん、おばあちゃん&お孫さん…といった感じの方が多かったような気がします。
演出も、現在のリンデンのようなオーソドックス路線で行くとすれば、子供が見ても楽しめるとは思います。
でもそれは、あくまでも欧州的な文化背景が自然に備わっていれば…という前提があって、初めて楽しめるのではないかしら?と思います。

私のように、オペラを聴く前には、○十年近くクラシック音楽に殆ど縁のなかったひとには、実はこの作品を含めたオペラに限らず、モーツァルトの作品全体が難しいと思います。
親しみやすいメロディ、どこかで聴いた事があるメロディだとわかっていても、それがしっかりと認識できるまでには、かなり長い時間がかかります。
現に私は、モーツァルトの主要オペラだけは、何とか自分なりに楽しめる…という段階までやっと辿り着きましたけど、他の分野に至っては、未だに殆どわからないのです。

例えば、文学作品の理解にも通じるかもしれませんが、現代に生きる私たちにとっては、音楽(旋律)も物語も、より現代に近い段階で成立したもの、つまり、18世紀よりも19世紀、19世紀よりも20世紀に成立したものの方が、遥かに馴染みやすいと思います。

音符の数が多くて、いかにも派手!な、R.シュトラウスやワーグナーの方が、私にとってはわかりやすかったのです。

オペラを見始め(聴き始め)の頃、図書館で《魔笛》のビデオ(’83バイエルンのライブ映像)を借りて見たことがあります。

…もう、何が何だかさっぱり???でした(^。^;

あらすじを読んでも???ですし、音楽は、確かにパパゲーノの歌は、素直に面白いと思いましたが、何だか神妙なことをお経のように歌うおじさん(←ザラストロ)もいるし、ヒステリックおばさん(←夜の女王)もいるし、変なの…これが「名作・魔笛」というものなのかしら?^^;というのが、その時の正直な感想です。

その頃はワーグナーばっかり、そのあとR.シュトラウスをよく聴いてましたから、音符の数が少なくて、オケがじゃじゃーん!と鳴らないモーツァルトって、地味ーー;と感じていました。

シュトラウスの「ばらの騎士」に馴染んだ後で「フィガロの結婚」や「コジ」を聴き始めたのですが、この方法は私にとっては大正解。重唱の美しさが、自分なりに理解できるようになりました。

でも「魔笛」は一応時々聴いていたものの、相変らずどこが面白いのかは、よくわからないので、好きなところだけを取り出して聴いたりする状態が、随分長く続きました。

いい実演に当たっていなかったら、未だにわからないままだったと思います。そういう点からも、作品の楽しい魅力を存分に伝えてくれる実演に巡り合えたことに、本当に感謝してます。その思い入れも強くなって然るべき…と言えるかもしれません。

そういえば、実演のことでこんなこと↓を思い出しました。
フィナーレの直前。
この舞台では、オケピットの前をぐるりと囲む回廊がついていたのですが、夜の女王と3人の侍女、モノスタトスたちが奈落の底へ落ちていったあと…

舞台上には、若い二人&ザラストロを中心に、神殿の皆さん、隅の方にパパゲーノ&パパゲーナ&子供たちがいたのですが、夜の女王がこの回廊に楚々と登場し、ザラストロと若い二人に向かって跪いたのです。「私の負けね…」という感じで。

その時のザラストロの、ほのかに陰影と色気を携えた眼差しが、威圧的ではないのに、「私の言うことに、黙って従いなさい…」という雰囲気…言葉で言い尽くせないほど、決まっていました。

まさに、キューピット (※注1) の黄金の矢が私の胸に突き刺さった瞬間…(* ̄o ̄)ゝ

ラストは、ザラストロが自分の着ていたマントを脱いで、その裾を夜の女王と一緒に持って、若い二人を祝福しました。

私見ですけど、最後に二人が和解?すると、尚更「この二人=夫婦説」と言う感じが強く出るかと思います…
こんな「あまーい」ヒネリのない結末じゃ、面白くないよっ!という向きもあるかと思いますが、とりあえず丸く収まって、まぁいいじゃないのよ〜〜、固い事は言いっこなしということで(^。^;

余計な思惑(○○と××の対立云々を含めて)が入っていないものでは、物足りないのは事実ですが、消去法?!で、素直に楽しむということに絞って行くと、こういうのが一番丸く収まるのではないかしら…と思います。そのあたりの私の考えは、先日の《魔笛 演出の難しさ》で書いたとおりです。

勿論、先日話題になっていたザルツブルグでの演出などに代表されるように、色んな試みはあって当然ですし、色んな矛盾を超越するような方法があれば、それに越したことはないんですけどね(^。^; 但し、それを成功させる為には、より高い音楽性が求められるのではないかしら?

先日も書きましたが、この作品、演奏スタイルを含めて『生命感を伴った様式美』を損なうと、もうそこでアウトではないかしら?と思います。幸せ実演体験も、もちろん、この「高い音楽性」あってのものです。決して、誰かさんの容姿だけに惹かれたんじゃないんですよ(^^;

一応、私の《魔笛》関連の連載もどき?!は、これでおしまいです。お付き合い下さった方々、ありがとうございましたm(__)m また何か思いついたことがあれば、随時書き足していきますね。

《関連記事》
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その1
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その2
《魔笛》 演出の難しさ
☆火付け役(^^lサルダナパルスさん宅の オペラ名演出?迷演出?(コメント欄に注目^^!)オペラ「魔笛」@スカラ座(1995年)(8月18日 追記)
☆自他共に認める?!「コンヴィチュニー症候群^^;」フンメルさんの「魔笛@リンデン」レポート(9月19日 追記)

注1:ローマ神話の恋の神クピドの英語名。愛欲の意。ウェヌスの子。翼をもつ幼児で、その黄金の矢で射られた者は恋にとらわれ、鉛の矢で射られた者は憎悪するという。(by 大辞林)

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@nifty:NEWS@nifty:東北中心に強い地震、宮城県南部で震度6弱(読売新聞)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:東北中心に強い地震、宮城県南部で震度6弱(読売新聞).

…寝る前にニュースチェックしたら、ビックリしました(@。@;
関東地方を含め、かなり広い範囲で揺れたようですが、大丈夫でしょうか??
大きな被害が出ないことを祈ります…

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お友達リンク先に2件追加しました。

・かもめの棲む家 さま(管理人:かもめさま)

・珈琲茶屋 さま(管理人:ぴっぽさま)

どちらさまも、素敵なサイトさんです(#^.^#) 今後とも宜しくお願いしますね。

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《魔笛》 演出の難しさ

「魔笛」の市販映像で最も有名なのは、恐らくアウグスト・エファーディング演出・’83バイエルンでのライブ映像ではないでしょうか?

これは日本でも、私が住んでいた田舎の図書館にもビデオが置いてあったくらいですから、意識していなくても、実は見たことがあるよ!と言う方、沢山いらっしゃるような気がします。また、DVDとして何度か発売されていますが、10月末には外国版も再販されるようですね!

オーソドックスな演出で、ああ「魔笛ってこういうオペラなんだ」と理解するには、最もわかりやすいと思います。ちなみにバイエルンでは、今でもこの演出を、多少手を加えながら続けているそうですよ!

エファーディングは、私が知っている限りですが、もう一つ「魔笛」の演出を手掛けています。ご常連の方々には「またかよーー;もう耳たこ<|( ̄0 ̄)o>と言われるのは必至、私としてはどうぞ、石でも槍でも投げてちょうだい(^。^; としか答えられないベルリン国立歌劇場での舞台です。zauberflote-01

この演出は、’94にプレミエ、’97には来日公演でも上演されています。私は当時のことは全く知りませんが、テレビ放送もありました。
(実演を見た後で、情報を頂いて、同好の方から録画をダビングして頂きました)
こちらをご覧になられた方も、多いのではないかと思います。

この時のテレビ放送でも解説されていますが、この演出は、19世紀にベルリンで活躍した建築家のカール・フリードリッヒ・シンケル(コンツェルトハウス等の設計をした方ですね)が1816年、ベルリン宮廷劇場にて上演された際に考案した12枚の絵を元に、エファーディングが演出したとのことです。

来日公演の放送録画では、その美しさがうまく伝わってこないのがとっても残念です。バイエルンの演出とは一味違いますが、こちらも負けず劣らず、ディテールまで細かく練り上げられた、とても美しく、且つ楽しい舞台です。出来れば、本拠地できちんと録画して、商品化して欲しいと思ってます。zauberflote-03

ちなみにこの放送録画では、昨日おととい話題にした台詞についてですが…

ザラストロが夜の女王について言及する部分:

「高慢な母親から引き離した」のみ(「まやかしと迷信で人々をまどわし」云々はありませんでした^^;)

夜の女王がパミーナに対して「太陽の環」について語る部分:

あなたのお父様は太陽の環(ここでは「太陽の世界」と訳されています)を譲ってしまった」のみで、その成り行き云々は詳しく語っていません。

パパゲーノが、突然現れた老婆に「年はいくつ」とたずねる場面:

パパゲーノ「年はいくつ?」
老婆「18歳と2分だよ」
パパゲーノ「80歳と2分だろう?」
老婆「18歳と2分だよ」

・他に私が見たことがある「魔笛」の映像リスト

もしかしたら「魔笛」に限らず、 モーツァルトの作品全てに言えることかもしれませんが、とりわけこの作品においては、特別な思惑を孕んだ演出意図を入れずに、オーソドックスにやるのが、今のところ一番いいのかもしれません。
何らかの主義主張や、思想的なものを入れても、あまり成功しない気がします。

新しい映像もいくつか見てみたのですが、1度目に見た時には新鮮な印象を受けたものが、次に見た時には「ナンカチガウ…」という印象を受けたものもありました。何故か、飽きが来るのも早い気がします。
これは、演出だけのせいではなく、音楽の作りにも影響されているかもしれないのですけどね。

…こんなことを言うの、いつもの私らしくないのですけどね(^。^;

zauberflote-02 オーソドックスにやることのメリットの一つが、個々の歌手の個性によって、観客に与える印象が変化することかしら?これは逆に言うと、個々の歌手に余程の個性がなければ、埋没する(=印象ゼロになる)可能性大ということになるかと思います。歌手にとっては、ある意味個性を試される、難しい面もあるかもしれません。

そして、好き好きは観客の判断に委ねられると思います。
リンデンの上演の例では、来日公演の時と、私が実演で見たキャストは、パパゲーノ役のR.トレーケル以外は全て別キャストでしたから、来日公演の映像と、実演が「ホントに同じ演出なの?!」というくらい、違う雰囲気でした。
それは、どちらがより優れているかということではなく、チームワークや歌手の個性によって、結果的に形が出来上がったものだと思います。

個々の役について言及するとキリがないので、あえて一つだけ。
ザラストロは、普段上演されている台詞&歌詞からも充分に伺えますが、言っていることは、はっきり言って無茶苦茶です(^。^;

「アンタ、いくら女房に頭が上がらない(※注1)からって、女性蔑視することないでしょっ?!もう、カルトの教祖みたいなことばっかり言ってぇーー;」
(※注1:私はザラストロ&夜の女王は夫婦であると思っています^^;)

と思っていますが、それでも彼にはとっても高貴で、厳かなメロディがついているんです。あの登場場面の歓喜に満ちた華々しさと言ったら!
だから相当ノーブルな声&歌い方もノーブルでないと…と私は思っています。

どちらかというと、押し出しの強いバスの方が好まれるようですが、悪代官ではないんですし、私はこの役に、そこはかとない色気と憂いを求めたいのです。
『夢の国の王様』みたいな存在感がないと…ネ。

それからこの作品、演奏スタイルを含めて『生命感を伴った様式美』を損なうと、もうそこでアウトではないかしら?
ものすごいスター歌手が出ていて、個々の歌は抜群に巧いのだけど、なんか面白くないのよねーー;と思うこともあるし、難しいです…

この作品の上演がうまく行くかどうかは、実はそこにかかっているのかもしれません。

(舞台写真はベルリン国立歌劇場サイトより。各写真はクリックすると、大きくなります^^)

《関連記事》(8月18日 追記)
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その1
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その2
《魔笛》 本当に入門用のオペラかな?!
火付け役(^^lサルダナパルスさん宅の オペラ名演出?迷演出?(コメント欄に注目^^!)オペラ「魔笛」@スカラ座(1995年)

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《魔笛》 台詞のなぞなぞ その2

昨日の続きです。

その3:ザラストロから見た夜の女王って?

ザラストロと夜の女王の関係…これこそ「魔笛」の最大の謎?!じゃないかしら?^。^;
私は漠然と、この2人は夫婦で、要するに夫婦ケンカしてるんデショ?^^;と思っているクチです。理由は、そう考えるのが最もすっきりするから!というだけのことなのですけどね(^。^;

ザラストロが彼女のことを語る場面はいくつかありますが、最初は
『高慢な女だ!』(ein stolzes Weib!)
と言ってます。(ナンカ、妻に頭の上がらない夫が外で娘にグチグチ言っているように聴こえるのは気のせい?^。^;)

では、これ以外に彼は夜の女王について形容している言葉はあるのでしょうか?

昨日も引用した2幕1場、ザラストロと神官たちとの対話ですが、タミーノの紹介をした後ザラストロは、夜の女王についてこう語っています。本日も引用は《オペラ対訳ライブラリー 魔笛》 と こちら のサイトからです。

...warum ich sie der stolzen Mutter entriss. Das Weib dunkt  sich gross zu sein; hofft durch Blendwerk und Aberglauben das  Volk zu beruecken und unsern festen Tempelblau zu  zerstoeren.

「神々は、やさしく貞淑なパミーナを好青年タミーノの妻と定められました。私がパミーノをあの高慢な母親から引き離したのも、神々がかく定められたからです。あの女は自分を偉大であると思い込み、まやかしと迷信で人々をまどわし、私たちの堅固な叡智の神殿を壊そうとしています。」

また『高慢な女^^;』と言ってますけど、緑色の文字の部分が、ちょっと引っかかりました。
もしかすると、夜の女王は、作品成立時には、ドイツに古くから伝わる魔女伝説の『魔女』を踏まえた存在(例えば『ローエングリン』のオルトルートのような)として捉えられていた可能性もあるように感じます。
この辺は、スタジオ録音の中で語られている場合もあれば、カットされることもあるし、実演では殆どカットされることが多いと思います。

その4:夜の女王から見たザラストロって?

2幕8場、夜の女王とパミーナの対話の中で、通常はカットされている台詞の中に、パミーナの父親、つまり夜の女王の夫について言及されている部分があります。この二人の対話、なかなか意味深なのでご紹介します。長いので日本語訳のみとします(^^;青字が夜の女王、ピンク字がパミーナの台詞です。

夜の女王:
神に仕える人たちに?不幸な娘よ。いまとなってはお前は私から永久にうばわれてしまったのだよ。

パミーナ:
奪われたですって。ああ、逃げましょう、お母さま。あなたが私を守ってくださるのでしたら、どんな危険な目にあってもかまいません。

夜の女王:
守るって?私はもうお前を守れないのよ。お父さまがお亡くなりになってから、私の力もなくなってしまったのよ。

パミーナ:
お父さまが……

夜の女王:
お父さまはご自分から
七重の太陽の環を、神に仕える人たちに渡してしまわれたの。この強力な太陽の環を、いまザラストロが胸に下げているの。私がお父さまとそのことを話し合ったとき、お父さまは額に皺を寄せておっしゃった。「妻よ、私の死は迫っている。私個人が持っていたすべての宝物は、君と君の娘のものだ」−「すべてを焼きつくす太陽の環は」−と私はあわてて話をさえぎったの。お父さまは、「それは神に仕える人たちにときめてある」とお答えになった。「ザラストロは太陽の環をこれまでの私と同じように雄々しく支配するだろう。もうこれ以上何もいうな。女には理解しがたい物事を、いろいろ詮索するでない。君の務めは、君と君の娘を賢い男たちの導きに委ねることだ」 と。

パミーナ:
お母さま、ではやはりあの方は私から永遠に失われてしまったのでしょうか。

夜の女王:
太陽が大地を染める前に、彼がこの地下の部屋を通って逃げるよう説得しなければ、彼はお前から永遠に失われることになるのよ。彼がお前のものになるか、あの人たちのものになるかは、日の出とともに決まってしまうのよ。

パミーナ:
お母さま、あの方を神に仕えるものとして、わたしがいま彼を愛しているのと同じように、心から愛してはいけないのでしょうか。お父さまご自身はこの賢い人たちと深い絆で結ばれていました。おとうさまはいつもあの方たちのことを熱をこめてお話になり、あの方たちの善さや分別や徳の高さを讃えておられました。ザラストロも同じように高潔な方でいらっしゃいます。

夜の女王:
何ということを言うの。娘よ、お前がこの野蛮な者たちの卑劣な心の奥底を弁護するとは。私の不具戴天の敵と手を組み、いつも私の破滅を狙っているあのような男を愛するとは。ここに短剣がある。これはザラストロのために研がれたもの、お前は彼を殺し、偉大な太陽の環を、私の手に戻すのです。

パミーナ:
お母さま!

夜の女王:
おだまり!

ここに出て来る謎の『太陽の環』(Sonnenkreis)とは一体何?!
このことを言及している上演自体、とても少ないのではないかしら?

この対訳本の著者・荒井秀直氏の解釈では、『太陽の環』は権力のシンボルであり、ザラストロと夜の女王の争いはすなわち、権力闘争であるとのことです。

なるほどねー、ハツミミ…で、なかなか興味深いわ…と思ったのですが、個人的には 《ザラストロ=パミーナの父=夜の女王の夫》 と考えた方が、物語がすっきりする気がします。
この『太陽の環』云々を取り払ったことにより、見えない「パミーナの父=夜の女王の夫」とはつまり、ザラストロデショ(^^!と素直に考えられますし…

パミーナの母親への思いは、ここで紹介した台詞以外(=つまり、普段上演される部分)にも随所に現れていますけど、同じように彼女はザラストロに対しても、信頼の気持ちを持っていることは伺えると思います。

それはとりもなおさず、父親への思い…だと考えるのが、聴衆にパミーナの心情を容易に理解できる手段だと思います。

見えないものに想像を巡らせるのは、結構難しいですもの。特にこの作品の場合、誰でも楽しめるジングシュピールとして成立しているのですから、あまり難しいことは考えずに、見えないものはカットしてしまえ(^。^ノ という流れになったと考えてもよいのではないかしら?

2日間に渡って紹介した以外にも、カットされる台詞はまだあるのですが、紹介した分からも、より説教臭さというか、教訓めいた側面(あながち女性蔑視と捉えられなくもない…夜の女王の夫が臨終の際に言った台詞からも伺えるかと思います。)が増しているように思います。

'82ザルツブルグでの、ポネル演出の映像 には、ここまで長くはないのですが、一応この『太陽の環』について夜の女王がしゃべる部分、確かに入っていました。多分この上演は、ほぼ完全版に近い形を取っているかと思いますが、結果的にそれが功を奏していたとは思えなかったです…

台詞が長いと、それだけ上演時間も長くなりますし、よほど飽きさせないような工夫をしないと、間が持たない気がしました。

《関連記事》(8月18日 追記)
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その1
《魔笛》 演出の難しさ
《魔笛》 本当に入門用のオペラかな?!
火付け役(^^lサルダナパルスさん宅の オペラ名演出?迷演出?(コメント欄に注目^^!)オペラ「魔笛」@スカラ座(1995年)

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《魔笛》 台詞のなぞなぞ その1

先日、サルダナパルスさんのお宅の記事のコメント欄edcさんのお宅で、『魔笛』の台詞について話題になりました。

話題になったのは、
パパゲーノが、突然現れた老婆に「年はいくつ」とたずねる場面の台詞です。

(オレンジ色+緑色の文字部分は、edcさん宅の記事からの引用)

私が頻繁に聴いているスタジオ録音では、緑色の文字の部分はないのですが、ミュンヘン※1のでは、全部しゃべってました。こういう台詞は上演や録音によって、適宜変更されたり、加えられたり、カットされたりするのだろうと思いますけど、楽しい話題でした。他の映像や録音も注意してみたいです。

パパゲーノ「年はいくつ?」
老婆「18歳と2分」

パパゲーノ「80歳と2分ね」
老婆「18歳と2分よ!」

パパゲーノ「18歳と2分?」
老婆「そう、18歳と2分」

※1:エファーディング演出'82ミュンヘンでのライブ映像

好奇心に駆られて私も調べてみた所、この部分、スタジオ録音などではedcさんが仰るように、緑色の部分はないものが多いと思います。ネットでも読めるリブレットにはこのように書いてあるものもありますし、ということは、スタジオ録音ではカットしているのかしら?と解釈しました。

そのあと、音楽の友社出版の《オペラ対訳ライブラリー 魔笛》を持っているのを思い出して、その部分を読んでみました。
この本では、リブレットは総譜=おもにEulenburg版、Breitkopf版に依っているとのことです。こちらでは

Weib: Wie alt?
Papageno: Ja!
Weib: Achtzehn Jahr und zwei Minuten.
Papageno: Achtzehn Jahr und zwei Minuten?
Weib: Ja!

つまり、通常のスタジオ録音と同様の形をとっています。ということは、「Achtzig Jahr? → 80歳と2分ね」は、誰かがアドリブで始めた可能性もあるということですね(^^;

《8月19日追記》
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その2 のコメント欄に、助六さんが大変詳しいコメントをお寄せ下さいました。校訂版の背景などもご説明して下さっています。こちらの記事に関連する内容が含まれていますので、引用させて頂きますね。この場を借りて、お礼申し上げます。助六さん、ありがとうございました!

(ブルーの文字は、助六さんのコメントからの引用部分です)

>老婆「18歳と2分よ!」

ベーレンライターの新モーツァルト全集版(1970)を見てみましたが、ヴァランシエンヌさんが言及されているカット箇所は、老婆の「80歳」の箇所以外全部記載されていました。

音符、歌詞、台詞の源泉資料としては、大体1)作曲者・台本作家の自筆稿 2)初演前後に出版された印刷譜(19世紀前半まで仏以外では、総譜は出版されず、ピアノ譜だけ出版の事も多かった)・印刷台本 3)劇場が保管している写譜屋が手書きで作った初演・再演時の演奏用総譜・パート譜 があります。音符・テキストともこれらの諸資料間にはかなりの差があることの方が普通です。音符に関しては、これらの諸資料を校合して作曲者の意図に最も近いと考えられる批判的校訂版を作る作業が相当進んでいますが、歌詞・台詞についてはこうした校訂版は事実上作られていないのが現状です(ヴァーグナーでさえ!)。

「魔笛」についても最も権威があるとされる新モーツァルト全集版でさえ、歌詞・台詞について何を底本にしたのかは、明記されていません。「魔笛」では、印刷台本の方が譜面より前に初演に先立って出版されており(当時の客は予め台本を読んで劇場の出掛ける習慣があったため、作曲終了前に台本が印刷されていたケースは多い)、この印刷台本はモーツァルトの自筆譜とは約50箇所違いがあるそうです。つまりモーツァルトは作曲に当たってかなりのテキストを(特に道徳的教訓部分を)カットしているということらしいです。

「80歳」の箇所にしてもオイレンブルク・ブライトコプフ版に入っていて、新モーツァルト全集版に入っていないと言う事は、「80歳」は初演時源泉資料の一部にはあるとも、あるいは後に習慣化したアドリブが19世紀印刷譜に加えられ、オイレンブルク版はそれを引き継いだだけとも考えられますよね。

…それはさておき、この対訳本では、通常の【魔笛】上演や録音には、めったに出てこない台詞がいくつか出てきます。この「めったに出てこない台詞」を読んでみると、なかなか奥が深いので、いくつかご紹介します。

ちなみに、これらの台詞全てではないと思うのですが、いくつか再現してある舞台映像を一つだけ見たことがあります。それは、'82ザルツブルグでの、ポネル演出の映像 (シュライヤー、コトルバス、タルヴェラ等出演)です。
これはテレビ録画したものを、お友達からダビングして見せて頂いたのですが、DVD化されました。ヨーロッパでは既に発売されています。

その1:パパゲーノの両親って?
パパゲーノとタミーノが最初に出会うシーンでは、タミーノの出自(ってほどでもないかな?^^;)だけが語られますが、実はパパゲーノの出自も、この部分に入っています。

パパゲーノのお母さんは、夜の女王のお城でご奉公していた女性で、彼は自分のお母さんが今も生きているのかどうか、その後どうなったのかは知らないとのこと。
そして自分は、年は取っているが、すごく愉快な人(タミーノは、「それはきっと君のお父さんだネ」と言ってますが、パパゲーノにはわからないらしい)に育ててもらったということしか知らないとのことです。

その2:タミーノの年齢は?
普段語られることのないタミーノの年齢ですが、実は「はたち」だそうです。

これは、2幕1場、ザラストロと神官たちとの対話のなかで、ザラストロがタミーノについて、紹介する際にしゃべっています。

赤字は、通常カットされる部分(カット部分は録音によっても、多少違いがありますが、こちらを参考にしました。ウムラウトはe,エスツェットはssで代用してます)

ザラストロの台詞↓(《オペラ対訳ライブラリー 魔笛》より引用)ミスタイプしてないことを祈ります(^。^;
Tamino, ein Koenigssohn, zwanzig Jahre seines Alters, wandelt an der noerdlichen Pforte unseres Tempels und seufzt mit tugendvollem Herzen nach einem Gegenstande, den wir alle mit Muehe und Fleiss erringen muessen. Kurz, dieser Juengling will ins Heiligtum des groesten Lichtes blicken.
Diesen Tugendhaften zu bewachten, ihm freundschaftlich die Hand zu bieten, sei heute eine unsrer wichtigsten Pflichten.

二十歳の王子タミーノがこの神殿の北の門を通りすがり、私たち一同が刻苦勉励のすえ到達せねばならぬ目標に、徳高き心をもって達せんとの思いをつのらせています。つまりこの若者は、彼を覆う夜のヴェールを脱ぎ捨て、偉大なる光の聖域を仰ぎ見んと望んでいるのです。
この徳高き若者を見守り、彼に友情の手を差しのべること、これが、こんにち私たちのもっとも重要な義務のひとつでしょう」

ここの神官たちとの対話全体も、通常はかなりカットされていることが伺えます。この後のザラストロのアリア「おおイシスとオシリスの神よ」までに到達するまでにも、随分長い台詞をザラストロはしゃべっています。

…長くなりそうなので、続きはまた明日(^^;

《関連記事》(8月18日 追記)
《魔笛》 台詞のなぞなぞ その2
《魔笛》 演出の難しさ
《魔笛》 本当に入門用のオペラかな?!
火付け役(^^lサルダナパルスさん宅の オペラ名演出?迷演出?(コメント欄に注目^^!)オペラ「魔笛」@スカラ座(1995年)

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4日目UPしました&お知らせ

もう、いつの話?になりかけていそうな夏の旅行記ですが、やっと4日目をUPしました。この日は移動日でしたので、写真が中心です。

・2005ドイツ夏編 4日目・移動日

それから、お知らせです。
メールフォームの不具合により、フォームのリンクを外しました。
新しくアドレスを取得したので、メインサイトのトップページに貼り付けてあります。
送信の際には&を@に変えてから、送信してくださいね。宜しくお願いします。

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クイズ《夕星の歌》

週末に沢山のカキコ、ありがとうございました(#^.^#) お休みを頂いたので、随分リフレッシュできました。

レスは後ほどゆっくりつけさせて頂きますね。
お詫びに、ちょっとお遊びをしましょう。

ワーグナーの《タンホイザー》のもうけ役?!とも言える、ヴォルフラムの『夕星の歌』…
数あるワーグナーの作品中、もしかしたらバリトンのアリアの中では最も有名なものかもしれませんね(#^.^#)

私自身は、安定志向(言い方を変えれば、安全パイとも言えるかも…^^;)のヴォルフラムよりも、2つの世界で揺れ動くタンホイザーの方が、魅力的だと『思いたい』のですが、そのあたりの魅力をちゃんと伝えてくれるタンホイザーが少ないのが残念ですネ(^^;

ともあれ『夕星の歌』は、クイズにも適した長さですので、こんなものを作ってみました。

ヴォルフラムはタンホイザーとは対極の存在ですから、禁欲的、かつストイックに歌って頂きたいものです。

誰が歌っているのか、皆目検討がつかないようでしたら、挙げてある歌手の名前だけでも後から追加しますが、とりあえず、聴いてみて下さい(^^; むずかしいかな?^^;

《追記》
ノーヒントでは至難の業かもしれないので(クイズを作った私ですら、誰が誰だか、途中でわかんなくなりそうでした^^;)出演歌手名を追記します。
ワーグナーに普段馴染みのない方、オペラを聴いたことのない方も、気楽に聴いてみて下さいね。どこかで聴いたことのある旋律かもしれませんよ!^^; 
答えがわからなくても、ちょっと聴いてみて、こんな風に思ったよ!という感想も、お気軽にカキコして下さいね。

《出演歌手一覧・このうちのひとりは、2種類のサンプルを用意しました^^;》
ヴィクター・ブラウン
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
トーマス・ハンプソン
ヴォルフガング・ブレンデル
ベルント・ヴァイクル
アンドレアス・シュミット
ローマン・トレーケル

こちらからどうぞ。ファイル表示にちょっと時間がかかるかもしれません。音が聴けないよーー;と言う方いらっしゃいましたら、お知らせくださいね。

答えが出揃わなくても、3日間限定・日本時間の水曜日(10日)夜12時ごろ(アメリカ中部時間の水曜日(10日)・朝10時ごろ)までには締め切りますので、宜しくお願いしますm(__)m

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臨時休業

この手のタイトルは前にも使いましたね(^^;

一日中PCの前に座っていましたが、書いては消し、書いては消し…で、結局何もまとまりませんでした。(ダメじゃんーー;)

かと言って旅行記を上げる気力も湧かないので、ちょうど週末に入りますし、今日から3日間、お休みします。

日本はめちゃくちゃ暑そうーー;ですけど、皆様体調管理には気をつけて、よい週末をお過ごし下さいね。

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実際に見ていないオペラに対する不思議な感想

最近は、ネットのお陰で、自分が実際には見ていないオペラの舞台についても、舞台写真や批評などの情報が、簡単に入手できるご時世です。

あっちこっちを徘徊していると、時々『アレ?!』という場面に遭遇することもしばしば…

先週のバイロイトネットラジオ中継の最終演目、「パルジファル」についても、どうやら物議を醸している模様…
この演出に関しては、昨年のプレミエ時も大ブーイングだったそうです。(リンク先で英語を選択し、Parsifal Bayreuth 2004 の写真部分をクリックすると、写真が色々出てきます)

私はこの文章は、ナナメ読みした程度ですが、あっちこっちで話題になっているように、確かに相当奇妙キテレツではあるのでしょう。

実はこの演出については、ペーター・ホフマンも昨年インタビューの中で

《現在のクリストフ・シュリンゲンジーフ Christoph Schlingensief 演出を歯に衣を着せずこう批評した。『むき出しの巨大な胸の女性が「パルジファル」にとって意味があるかどうか、私としては大いに疑わしく思う』とホフマンは強調した。『しかし、好みに関しては、周知のように人それぞれ異なるものだ。』

2005年1月13日付けedcさん宅の記事から引用)

と答えています。
でもこれは、あくまでもホフマンの意見であって、自分が実際に見てみたら、彼も言っているように「人それぞれ」ですから、違う感想を持つ可能性だって、充分にあり得ると思います。

そもそも、実際に自分の目で見ていないパルジファルの演出に関して、あたかも自分が見てきて不愉快な気持ちになったかのように、あれこれ言うのって、どうなのよ〜〜と、ちょっと絡んでみたくもなってたりする、イジワル気分の私です…^^;(←またバイオリズム下降気味なんだな、これが…)

実際に劇場で見るのが一番なんでしょうけど、とりあえず映像体験で、かいつまんで…にしろ、何ていうんでしょ、立体的に音楽つきで見てみないと(つまり、写真は平たいですし、音も出ないし…それに、批評はあくまでもその批評家そのひとの意見であって、「私の意見」ではないですもの…)評価のしようがないと思うんですけど。

例えばお友達が見てきた舞台に対して、「こうだったのよ」とハナシを伺っても、それはその人の目から見たもの、感じたものですから、自分はあくまでも2次的な体験しかできないわけです。興味をそそられるような舞台の時には「あー、私も同じような舞台が見たいな」って、素直に思いますし、たとえそうではない場合でも、色々質問はしますけど、良し悪しの評価はしていないつもりです。

基本的に《自分が見てないもの・体験してないもの》に関しては、良し悪しの評価はできないはずです。

(いや、もしかしたら気がつかないうちに、どこかでやっているかもしれませんけど…^^;)

そりゃ、舞台写真を見たり、批評を読んだりした結果、好奇心で見てみたいと思っている、奇妙キテレツ(と言われている)演出はいくつかあります。実際に見てきたら、悪口ばっかりになるかもしれません。でも見ないうちは「とりあえず見て見たい…」としか、言えないでしょう…

舞台写真は確かにインパクトが強いですし、見てみたい、若しくはこんなのは絶対にイヤ!と思うのは、それぞれ個人の自由ですが、ピンポイントの情報のみが先行し、憶測で全体の公演の評価をされることに対しての危惧を抱いてます・・

そして、こう言われる時は大抵、オペラの演出専門ではない方(つまり、演劇専門の方や、映画監督等)の場合が多いのも、個人的には気になるところです。

まぁ、ホフマンも言っているように「人それぞれ」ですから、私がこうやって思うことも「あなたの勝手でしょう」と言われればそうなんですけどね(^^;

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あつーい(* ̄o ̄)ゝ

brogphoto-21 とは言っても、日中は快適な冷房空間の中で過ごし、滅多に外には出ないので、日本の皆さんに私の姿を見られると、怒られそう(^^;ですが、やっぱり暑いことに変わりはありません。
こういう日は、アイスクリームに限ります。

アメリカに住んでいて、嬉しいのがアイスクリームが安いこと!!です(#^.^#) ハーゲンダッツの1クォート(946ml)が、$5ちょっと。日本円で600円くらいですね。
私、アイスクリームは大好物ですので、いつもストックしてあります(^^;

色々味がついているものも美味しいですけど、今日はシンプルなバニラアイス+お手製のブルーベリージャムという形で、食べてみました。ああ、幸せ(#^.^#)brogphoto-22

…で、暑くて気力が湧かなかったので、ふと思い出して、プロフィール代わりに使っている《音楽とオペラ好きに100の質問》の手直しをしました。
これはサイト開設時に書いたもので、ちょうど1年経ちましたし、随分好みも変わりましたからねー。よかったら、色々突っ込んで下さいね(^^;

…一部、例によって?!乙女モード入っている部分がありますので(^^;ご了承下さいね。

…やっぱり今日はあつーいなぁ…(* ̄o ̄)ゝ

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コーミッシェ・オパー・ベルリン《魔弾の射手》UPしました

『オペラの感想は、なるべく早く書かないと…』とはよく言ったものです…

すっかり忘れかけていたので、なんだか尻切れトンボみたいになりましたし、オペラの感想というよりも、劇場の感想みたいな面もナキニシモ…ですが、たまにはこういうのもいいでしょう(^^!と割り切ってしまいました(^^;

・コーミッシェ・オパー・ベルリン《魔弾の射手》

ついでに、7月17日記事《オペラのプログラムコレクション》に挙げたプログラムの写真を、各鑑賞記にも載せました。中にはゴーストライターさんに書いてもらったりして、重複している鑑賞記もありますが、原則的に一番上のもの、つまり、親記事(=私が書いたもの)のみに掲載しました。

字ばっかりーー;で、殺風景な記事でしたが、これで少しは華やいだでしょうか?^^; 

・実演鑑賞記 もくじ

でもホント、コーミッシェ・オパー・ベルリンはいい劇場だと思います。とは言え、一度しか行ってませんから、それって誉め過ぎじゃないの?^^;かもしれませんけどね(^^;

3つのオペラハウスを抱えるベルリンで、一番出来の悪い子で、いつ統合されてもおかしくないという噂もありますけど、一生懸命さと言う点では、他の二つを凌ぐかもしれません。

私の好きな劇場と言えば、裏切られてもやっぱり、リンデン(ベルリン国立歌劇場)命(^^;なのですが、コーミッシェみたいに『ふらっと立ち寄れるような』雰囲気…ではないような気がします。決して、敷居が高いとか、かしこまっているわけではないんですけどね(^^;

本編に書いたことと重複しますけど、ベルリンに旅行なさる予定のある方で、あまりオペラに関心がないのだけど 『せっかく3つもオペラハウスがあるベルリンに行くのだから、一つくらいどこかで見てみよう…』 という方がいらっしゃったら、私はコーミッシェをオススメします。多分、オペラと言うよりも、お芝居感覚で楽しめるはずです。

値段も他の2つの劇場よりも安いですし、特に上の方の席では、くつろいだ雰囲気と豪華な雰囲気の両方を、割安に楽しめると思います。
今でもドイツ語上演のスタイルを保っているので、他国のオペラを見る時には、また少し事情が違ってくるかもしれませんが、足を運んでみる価値は充分にあると思います。

反面、リンデンの持つ、ある種の緊張感は、やっぱり他の劇場、他の街では得がたいものだと思います。
それは私の、ベルリンという街そのものに対する憧憬の気持ちと重なっていることは、否定できないと思いますけどね(^。^;

いずれにしろ、リンデンとコーミッシェ、2つのこの、ベルリンのオペラハウスは、私にとってはどちらも大切な気持ちでいっぱい…な劇場であることに、変わりはありません。

私ごときが、あまり威張ってこういうことを言うのもおこがましいかな?とは思いますが、海外でのオペラ鑑賞も、以前はツアーで行かれる人が多かったと思います。
ですが、個人で行く方も徐々に増えているはずです。

勿論、自分の覚え書きということが大前提なのですが、そういった方々の、ちょっとした参考になればいいなぁと思って、いつも書いてます。

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