《魔笛》 台詞のなぞなぞ その2
昨日の続きです。
その3:ザラストロから見た夜の女王って?
ザラストロと夜の女王の関係…これこそ「魔笛」の最大の謎?!じゃないかしら?^。^;
私は漠然と、この2人は夫婦で、要するに夫婦ケンカしてるんデショ?^^;と思っているクチです。理由は、そう考えるのが最もすっきりするから!というだけのことなのですけどね(^。^;
ザラストロが彼女のことを語る場面はいくつかありますが、最初は
『高慢な女だ!』(ein stolzes Weib!)
と言ってます。(ナンカ、妻に頭の上がらない夫が外で娘にグチグチ言っているように聴こえるのは気のせい?^。^;)
では、これ以外に彼は夜の女王について形容している言葉はあるのでしょうか?
昨日も引用した2幕1場、ザラストロと神官たちとの対話ですが、タミーノの紹介をした後ザラストロは、夜の女王についてこう語っています。本日も引用は《オペラ対訳ライブラリー 魔笛》 と こちら のサイトからです。
...warum ich sie der stolzen Mutter entriss. Das Weib dunkt sich gross zu sein; hofft durch Blendwerk und Aberglauben das Volk zu beruecken und unsern festen Tempelblau zu zerstoeren.
「神々は、やさしく貞淑なパミーナを好青年タミーノの妻と定められました。私がパミーノをあの高慢な母親から引き離したのも、神々がかく定められたからです。あの女は自分を偉大であると思い込み、まやかしと迷信で人々をまどわし、私たちの堅固な叡智の神殿を壊そうとしています。」
また『高慢な女^^;』と言ってますけど、緑色の文字の部分が、ちょっと引っかかりました。
もしかすると、夜の女王は、作品成立時には、ドイツに古くから伝わる魔女伝説の『魔女』を踏まえた存在(例えば『ローエングリン』のオルトルートのような)として捉えられていた可能性もあるように感じます。
この辺は、スタジオ録音の中で語られている場合もあれば、カットされることもあるし、実演では殆どカットされることが多いと思います。
その4:夜の女王から見たザラストロって?
2幕8場、夜の女王とパミーナの対話の中で、通常はカットされている台詞の中に、パミーナの父親、つまり夜の女王の夫について言及されている部分があります。この二人の対話、なかなか意味深なのでご紹介します。長いので日本語訳のみとします(^^;青字が夜の女王、ピンク字がパミーナの台詞です。
夜の女王:
神に仕える人たちに?不幸な娘よ。いまとなってはお前は私から永久にうばわれてしまったのだよ。
パミーナ:
奪われたですって。ああ、逃げましょう、お母さま。あなたが私を守ってくださるのでしたら、どんな危険な目にあってもかまいません。
夜の女王:
守るって?私はもうお前を守れないのよ。お父さまがお亡くなりになってから、私の力もなくなってしまったのよ。
パミーナ:
お父さまが……
夜の女王:
お父さまはご自分から七重の太陽の環を、神に仕える人たちに渡してしまわれたの。この強力な太陽の環を、いまザラストロが胸に下げているの。私がお父さまとそのことを話し合ったとき、お父さまは額に皺を寄せておっしゃった。「妻よ、私の死は迫っている。私個人が持っていたすべての宝物は、君と君の娘のものだ」−「すべてを焼きつくす太陽の環は」−と私はあわてて話をさえぎったの。お父さまは、「それは神に仕える人たちにときめてある」とお答えになった。「ザラストロは太陽の環をこれまでの私と同じように雄々しく支配するだろう。もうこれ以上何もいうな。女には理解しがたい物事を、いろいろ詮索するでない。君の務めは、君と君の娘を賢い男たちの導きに委ねることだ」 と。
パミーナ:
お母さま、ではやはりあの方は私から永遠に失われてしまったのでしょうか。
夜の女王:
太陽が大地を染める前に、彼がこの地下の部屋を通って逃げるよう説得しなければ、彼はお前から永遠に失われることになるのよ。彼がお前のものになるか、あの人たちのものになるかは、日の出とともに決まってしまうのよ。
パミーナ:
お母さま、あの方を神に仕えるものとして、わたしがいま彼を愛しているのと同じように、心から愛してはいけないのでしょうか。お父さまご自身はこの賢い人たちと深い絆で結ばれていました。おとうさまはいつもあの方たちのことを熱をこめてお話になり、あの方たちの善さや分別や徳の高さを讃えておられました。ザラストロも同じように高潔な方でいらっしゃいます。
夜の女王:
何ということを言うの。娘よ、お前がこの野蛮な者たちの卑劣な心の奥底を弁護するとは。私の不具戴天の敵と手を組み、いつも私の破滅を狙っているあのような男を愛するとは。ここに短剣がある。これはザラストロのために研がれたもの、お前は彼を殺し、偉大な太陽の環を、私の手に戻すのです。
パミーナ:
お母さま!
夜の女王:
おだまり!
ここに出て来る謎の『太陽の環』(Sonnenkreis)とは一体何?!
このことを言及している上演自体、とても少ないのではないかしら?
この対訳本の著者・荒井秀直氏の解釈では、『太陽の環』は権力のシンボルであり、ザラストロと夜の女王の争いはすなわち、権力闘争であるとのことです。
なるほどねー、ハツミミ…で、なかなか興味深いわ…と思ったのですが、個人的には 《ザラストロ=パミーナの父=夜の女王の夫》 と考えた方が、物語がすっきりする気がします。
この『太陽の環』云々を取り払ったことにより、見えない「パミーナの父=夜の女王の夫」とはつまり、ザラストロデショ(^^!と素直に考えられますし…
パミーナの母親への思いは、ここで紹介した台詞以外(=つまり、普段上演される部分)にも随所に現れていますけど、同じように彼女はザラストロに対しても、信頼の気持ちを持っていることは伺えると思います。
それはとりもなおさず、父親への思い…だと考えるのが、聴衆にパミーナの心情を容易に理解できる手段だと思います。
見えないものに想像を巡らせるのは、結構難しいですもの。特にこの作品の場合、誰でも楽しめるジングシュピールとして成立しているのですから、あまり難しいことは考えずに、見えないものはカットしてしまえ(^。^ノ という流れになったと考えてもよいのではないかしら?
2日間に渡って紹介した以外にも、カットされる台詞はまだあるのですが、紹介した分からも、より説教臭さというか、教訓めいた側面(あながち女性蔑視と捉えられなくもない…夜の女王の夫が臨終の際に言った台詞からも伺えるかと思います。)が増しているように思います。
'82ザルツブルグでの、ポネル演出の映像 には、ここまで長くはないのですが、一応この『太陽の環』について夜の女王がしゃべる部分、確かに入っていました。多分この上演は、ほぼ完全版に近い形を取っているかと思いますが、結果的にそれが功を奏していたとは思えなかったです…
台詞が長いと、それだけ上演時間も長くなりますし、よほど飽きさせないような工夫をしないと、間が持たない気がしました。
《関連記事》(8月18日 追記)
☆《魔笛》 台詞のなぞなぞ その1
☆《魔笛》 演出の難しさ
☆《魔笛》 本当に入門用のオペラかな?!
☆火付け役(^^lサルダナパルスさん宅の オペラ名演出?迷演出?(コメント欄に注目^^!)&オペラ「魔笛」@スカラ座(1995年)
« 《魔笛》 台詞のなぞなぞ その1 | トップページ | 《魔笛》 演出の難しさ »
「オペラ」カテゴリの記事
- 141206 ドン・カルロ@新国立劇場(2014.12.17)
- 140528 ドン・カルロ@ベルリン・シラー劇場(2014.07.02)
- 140527 ドン・ジョヴァンニ@ベルリンドイツオペラ(2014.06.19)
- チャイコフスキー『エフゲニー・オネーギン』 作品概要(2013.06.06)
- 130113 ニュルンベルクのマイスタージンガー@ライプツィヒ・オペラ:★★★★★(2013.02.24)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
>あの女は自分を偉大であると思い込み、まやかしと迷信で人々をまどわし、私たちの堅固な叡智の神殿を壊そうとしています。
メトの、見直しました^^; 言ってましたよ〜〜 ここのところ。これを言わないと、「高慢な母親」だけじゃ、いかにも説得力がないからでしょうか〜〜
夜の女王もほとんど全部しゃべってたようです。他のは、聞き逃した(つまり、見逃した)のかもしれませんが、へ〜初耳って思いました・・
>間が持たない
ドイツ語圏以外の劇場ではなおさらでしょう。テレビで字幕付きとは違いますからね。
メトの映像、パミーナがしかめっつら?ふくれっつらかな?して拝聴してたような印象が・・^^;
投稿: edc | 2005/08/12 07:58
あら、メトの映像にもこの部分入っていましたか?^^;
では今晩は、この映像を確認してみますね(^^!
実は今日、バルトークラジオで、今年4月にメトで上演されたライブ放送の録音を聴いてみたところでした(^^;
今年のには、入っていませんでしたね。夜の女王とパミーナの対話も、すっきりしたものでしたわ。
ザラストロ、同じくモルでしたけど、うーーん、オトロエは隠し切れないかもーー;と、こっそり思ってしまいました…
>>まやかしと迷信
>これを言わないと、「高慢な母親」だけじゃ、いかにも説得力がないからでしょうか〜〜
これはね、あったほうがいいかもしれないと私も思います(^^!
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/12 08:15
>夜の女王もほとんど全部しゃべってたようです。他のは、聞き逃した(つまり、見逃した)のかもしれませんが、へ〜初耳って思いました・・
パリのとかなり混同してますね。パリのほうがより沢山しゃべってます。初耳〜〜〜と思ったのはパリのほうみたい・・・
メトの女王より、断然迫力ですからね〜〜^^;
投稿: edc | 2005/08/12 08:26
>パリのとかなり混同してますね
あら!この前パリのは流し見たんですけど、ここは未確認でした(^^;こちらもついでに確認してみますね!
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/12 09:58
>>間が持たない
>ドイツ語圏以外の劇場ではなおさらでしょう。
良く理解できない台詞が延々と続くと、客席はだれて当然ですよね。スカラ座・ムーティー指揮の映像では、かなり長い台詞を喋ってますが、ギャグの場面でも客席が無反応なので歌手達はやりにくそうです(笑)マクヴィカーのコヴェント・ガーデンの演出では説明台詞は思い切り良くカットしまくっていたし、字幕の訳も上手だったのでテンポも良くて受けてましたけど(DVDでも客席の反応が結構入ってますね)。あ、でも
>パミーナの父親、つまり夜の女王の夫について言及されている部分
ここは入っていたような。やっぱり演出家によって取捨選択する部分がかなり違いますね。
投稿: Sardanapalus | 2005/08/12 20:28
>スカラ座・ムーティー指揮の映像では、かなり長い台詞を喋ってますが
あら?ムーティってこの前のザルツブルグで初めて「魔笛」の指揮したと思ってたら、映像があるんですか。
>やっぱり演出家によって取捨選択する部分がかなり違いますね。
ですね。今夜は、コヴェントガーデンの映像を見直してみますね(^^!
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/13 09:43
>スカラ座・ムーティー指揮の映像
リカルド・ムーティ指揮 1995年スカラ座
ザラストロ:マティアス・ヘレ
夜の女王:ヴィクトリア・ルキアネツ
タミーノ:ポール・グローヴス
パミーナ:アンドレア・ロスト
パパゲーノ:サイモン・キーンリーサイド
パパゲーナ:リサ・ラーソン
大分昔にNHKで放送したものですので、もしかしたらどこかに埋もれているかもしれませんよ~?セットと衣装のデザインはアラビアンナイト+エジプト+フリーメイソンという感じでしょうか?結構豪華で気に入ってます。キャストもそれぞれイメージに合っているし、夜の女王が常に苦しそうなのと、ザラストロの低音部が厳しいをのぞけば平均点以上なのでなぜビデオ収録までしていてDVDにならないのかちょっと不思議です(やっぱり女王の声が駄目なのかな~)。個人的な見所は、動きも喋りも落ち着きが無くて正に「鳥人間」のパパゲーノと老婆の演技がとても上手いパパゲーナのやり取りですが、綺麗で素敵なパミーナとごつい顔に似合わずリリカルな声のタミーノもまずまずのカップルだと思います。
ちなみに、かなり台詞があるこの演出でもパミーナの父親の話は「お父さまはご自分から七重の太陽の環を、神に仕える人たちに渡してしまわれたの。」の後、一気に飛ばして「お母さま、あの方を神に仕えるものとして、…心から愛してはいけないのでしょうか。」に行きます。ザラストロの台詞もタミーノの年齢、女王に対するザラストロの意見などはカットされていますが、その代わり?モノスタトスとその手下が説明台詞をいっぱい喋ってます。モノスタとスは手下からも嫌われ者という設定で、黒人というよりも魔神のような雰囲気です。
>コヴェントガーデンの映像
あの夜の女王の芝居がかった登場シーンが見たくなっちゃいました(笑)台詞はどうでしたか?
投稿: Sardanapalus | 2005/08/15 01:19
>>スカラ座・ムーティー指揮の映像
これは記憶にないです・・残念!
>夜の女王:ヴィクトリア・ルキアネツ
>パミーナ:アンドレア・ロスト
この二人は、後に新国立劇場に登場ですから、NHKさんも再放送すればいいのに・・
ロストはヴィオレッタ(椿姫)、ルキアネツはルチアとアディーナ(愛の妙薬、新国の公演ではなくて、ラ・ヴォーチェの公演で中劇場)特にルキアネツはどちらも印象的でした^^!
>パミーナの父親の話は「お父さまはご自分から
コヴェントガーデンのでは、ザラストロが語る、夜の女王の悪行も、この部分も、はしょらずに全部しゃべっていたようです。夜の女王の語り口が、迫真でしたよ・・・
投稿: edc | 2005/08/15 06:40
皆さん、本当に良く聴き込んでおられますね。蒙を啓かれます。
>老婆「18歳と2分よ!」
ベーレンライターの新モーツァルト全集版(1970)を見てみましたが、ヴァランシエンヌさんが言及されているカット箇所は、老婆の「80歳」の箇所以外全部記載されていました。
音符、歌詞、台詞の源泉資料としては、大体1)作曲者・台本作家の自筆稿 2)初演前後に出版された印刷譜(19世紀前半まで仏以外では、総譜は出版されず、ピアノ譜だけ出版の事も多かった)・印刷台本 3)劇場が保管している写譜屋が手書きで作った初演・再演時の演奏用総譜・パート譜 があります。音符・テキストともこれらの諸資料間にはかなりの差があることの方が普通です。音符に関しては、これらの諸資料を校合して作曲者の意図に最も近いと考えられる批判的校訂版を作る作業が相当進んでいますが、歌詞・台詞についてはこうした校訂版は事実上作られていないのが現状です(ヴァーグナーでさえ!)。
「魔笛」についても最も権威があるとされる新モーツァルト全集版でさえ、歌詞・台詞について何を底本にしたのかは、明記されていません。「魔笛」では、印刷台本の方が譜面より前に初演に先立って出版されており(当時の客は予め台本を読んで劇場の出掛ける習慣があったため、作曲終了前に台本が印刷されていたケースは多い)、この印刷台本はモーツァルトの自筆譜とは約50箇所違いがあるそうです。つまりモーツァルトは作曲に当たってかなりのテキストを(特に道徳的教訓部分を)カットしているということらしいです。
「80歳」の箇所にしてもオイレンブルク・ブライトコプフ版に入っていて、新モーツァルト全集版に入っていないと言う事は、「80歳」は初演時源泉資料の一部にはあるとも、あるいは後に習慣化したアドリブが19世紀印刷譜に加えられ、オイレンブルク版はそれを引き継いだだけとも考えられますよね。
>夜の女王の夫について言及されている部分
さすが鋭いですね!この箇所は実際の上演ではカットされることが多いけれど、「魔笛」の「フリーメーソン的側面」に注目する人は、メーソン思想を直裁に示している箇所として重視する部分です。
>女性蔑視することないでしょっ
「魔笛」の「女性蔑視思想」は明らかですが、これには2つの面があると思います。
1)フリーメーソン思想に由来
「昼と夜」「男と女」「ザラストロと夜の女王」の二元的対立で前者がエラいというもの。但しタミーノとパミーナが結ばれることが示すように、メーソンの理想も「男性原理」の優位を認めながらも、「女性原理」を排除している訳ではないようです。
2)当時の政治批判
フリーメーソン弾圧を行った女帝マリア・テレジアを夜の女王に擬しているというもの。
従って
>七重の太陽の環
「Sonnenkreis」は、男性的・昼的権力を指していると思われます。
>『高慢な女だ!』
>あの女は自分を偉大であると思い込み、まやかしと迷信で人々をまどわし
冴えまくってますね!この箇所は、「夜の女王=マリア・テレジア」説を取る人達が、最大の拠り所にしているテキストです。
これらの「イミシン」な箇所をカットするのは別に構わないと思いますが、モーツァルトとシカネーダーの頭の中にこうした発想があったのは事実のようですね。
投稿: 助六 | 2005/08/15 10:32
サルダナパルスさん:
>>スカラ座・ムーティー指揮の映像
詳細ありがとうございます…残念ながら、埋もれていませんでした(^^;
結構豪華なキャストですね。キーンリーサイドは、この頃からパパゲーノをレパートリーにしていたんですか。
コヴェントガーデンの方は、edcさんが解説して下さっている通りです(^^!
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/16 05:46
助六さん、ようこそいらっしゃいませ(^o^)丿
何しろ、一冊の対訳本と映像、その他のリブレット程度の資料では、到底収拾がつかないことは承知していたのですが、校訂版などの背景まで詳しく補足して頂いて、ありがとうございます。
今回、私の台詞言及は、あえてフリーメーソンについては避けました。これは、別にそれ自体が胡散臭いとかそういう理由ではなく、単に私自身が、フリーメーソンの知識が全くないため、それを知らなくてもアプローチできるのではないかしら?という試みです。
>モーツァルトとシカネーダーの頭の中にこうした発想があったのは事実のようですね。
そうですね。改めて解説して頂いたら、単にメルヘンだけで成り立つ作品とは言い難いという点が、より明確になったように感じます。
…やはり、「魔笛」は奥が深いですね(^。^;
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/16 05:58
edcさん>
>ルキアネツはどちらも印象的
そうなんですか、じゃあこの時は調子が悪かったんでしょうね。ムーティーが女王にキャスティングするくらいだから本調子の時は凄いと思うのですが、この映像では残念ながら聞いているとこっちが苦しくなってしまう状態です(^_^;)
ヴァランシエンヌさん>
>キーンリーサイドは、この頃からパパゲーノをレパートリーにしていたんですか
1992年にスコティッシュ・オペラでパパゲーノデビューしています。小柄で動けるからパパゲーノは初めから当たり役だったようですよ~。
この映像、お二人ともお持ちでないとは知りませんでした。ぜひ見ていただきたい演出なので残念です~。コヴェント・ガーデンのとは違って、「陽気な鳥男」のキーンリーサイドを見ていただきたいのにな~とか言ったりして(((^_^;)
投稿: Sardanapalus | 2005/08/16 08:24
>1992年にスコティッシュ・オペラでパパゲーノデビュー
あらぁ、そうだったんですか。上演回数も多い作品ですし、あら、この人も?!という人が結構レパートリーにしてますよね。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/16 23:11
助六さん:
ちょっと間が空きましたが、助六さんが書いて下さったコメントの中で、
>老婆「18歳と2分よ!」
云々のことの流れについて、「なぞなぞ その1」に追記させて頂きました。
詳しい情報提供、本当にありがとうございます。この場を借りて、お礼申し上げます。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2005/08/19 23:26