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2005年11月

近況。&心情吐露…

新作シュトレン。 お休みすると宣言?してから、早一週間が経ちました。
間にゲストブックを作ってみたり、ブレーチェンがお留守番代わりに投稿してくれているので、実質的には、二週間ほどになりますね。
気が引けながらも、よそ様のお宅へはしげしげと通っていたりするんですけど(^^ゞ

この間に、サンクスギビングの連休がありました。行き先はフロリダ。暖かくて、のんびりできました(^^)
と言っても、うちからフロリダまでは一日で移動できる距離ではないので、4泊5日のうち、前後2泊は途中の街に滞在。ということで、実質2日間のフロリダ滞在でした。

フロリダにはオーランド(ディズニーワールドのある場所)に、いわゆるブランド品をも扱う大きなアウトレットモールがあると聞いていたので、アフターサンクスギビングのバーゲンに行って、洋服をゲットするんだ!!と気合を入れて行ったのですが、あまりにも快適な気候で、そんな気にもなりませんでした。

海岸を散歩したり、読みかけの本を読み終えたり…というようなことをしてきました。フロリダと一口に言っても、今回の滞在場所は日本ではあまり知られていないと思う所ですので、これは、今週中にはまとめようと思ってます。

それだけのんびりまったりしてきたにもかかわらず、帰宅後は疲れが出たようで、ちょうど生理中ということもあるんでしょうけど、蕁麻疹があっちこっちに出てて、全身痒い(><;という状態がこの数日、続いてます。今日は幾分、収まってきたかしら?

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お休み宣言した理由ですが、最近はブログを毎日(週末を除く)書くことに強迫観念めいたものを感じていました。

お仲間の皆さんはきちんとお仕事、学校に行ってらっしゃって、お忙しい中、充実した記事をちゃんと書いていらっしゃるのに、私ときたら、時間が有り余るほどあるのに、まともなことが書けない。

こんな状態の中、来て下さるお客様にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

何度も書いていることですが、そもそもブログを始めた理由は、HPの日記に直接コメントをつけてもらえればいいかな…という、軽い気持ちでした。

ですから、これだけブログ隆盛になったらもう、今更…という気もするんですが、やっぱりHPあってのブログ…という気持ちは捨てられなくて…

表にしたり、写真もたくさん使おうと思うと、ブログのレイアウトでは限界があるように思うし、どうしても記事が垂れ流しな気がするにも関わらず、ラクに書けるということで、こっちばっかりの更新になってしまう → HPの更新できない分、毎日書かなくちゃ → でも何を書けばいいの?書きたいことはたくさんあるのに、全然文章がまとまらなくて、結局頭に浮かんだ妄想話で済ませてしまう…

妄想の原因 妄想の最大の原因となっているこの人←のことも、もう書くのはやめよう、暫く忘れようと努力しているんです。

書かないでいれば、気持ちも乱されないだろう…と思って。

でも書いているからこそ、色々情報も頂けたりするし、それはやっぱり、とっても嬉しいし…

…などというジレンマから、逃げ出したくなった…というのが真相です。なんか、心が弱っているのかもしれません(^^ゞ
愛情乞食状態かも…

子供の頃から「悩んで成長するタイプ」と言われ続けてきたのですが、一体いつになったら悩まなくて済むようになるのか…

お休みすると書いてからも、アクセス数にはあまり変化もなく、コメントも頂けて本当にありがたく思ってますm(__)m

そんなわけで、年内(12月20日過ぎごろまでかな…)は、ずっとほったらかしていたHPの改造と、日記を時々…という形になると思いますが、宜しくお願いします。

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暫く、お休みします…

先週から飛び飛びでお休みしていて、心苦しいのですが、暫くお休みしてリフレッシュしたいと思います。

体はいたって元気ですし、家族が病気になったというわけでもありませんので、心配しないで下さいね(^。^;

復帰したら、また宜しくお願いしますm(__)m

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エビ三昧

魚介類の入手がちょっぴり難しい、アメリカの内陸部に生息する我が家にとっての貴重な魚介類といえば、鮭とエビ

鮭は近くのスーパーでも買えないことはないのですが、今年に入ってから、会員制のスーパーに入会してからは、専らそちらで買っています。
アラスカサーモンの半身の切り身が、$10.00前後で買えるということもあって、一ヶ月に一度は必ず購入してます。

一度に使い切れない分は、使いやすい大きさに切ってから冷凍。ムニエルやシチューなど、何にでも使えるのが魅力的ですね。

エビも、最近はその会員制スーパーで冷凍のものを購入していたのですが、今年も夫の勤務先へ、ニューオリンズからエビ業者の方がやってきました。去年の話はこちらへGo!

このエビ、プリプリでとっても美味しくって、味付けしなくても塩加減がちょうどいいので、殻を外して、そのまま揚げて食べるともう、しあわせ状態…(〃⌒ー⌒〃)ゞ

ニューオリンズ近郊はエビ漁が盛んな地域だそうですが、今年はあの、ハリケーン・カトリーナの為に、漁師さんも随分損害を受けたそうです。
その為今年はもう、このエビにはもう巡り合えないのかと諦めていたのですが、幸いこの業者さんは被害を受けることなく、今年も美味しいエビをたくさん持ってきて下さいました。

彼らは沿岸部に住んでいるので、内陸の景色というのが大変珍しいらしく、こうやって取れたエビを売りに来たついでに、山の方ではハンティングを楽しんで帰るそうです。
トラックには、既に仕留めた鹿が2匹積んであったとか。

狩猟民族の豪快さの一旦を垣間見るような気がします。

殻&頭つき、なかなか豪快なエビたち 5ポンド頼んでおいたのですが、一体全部で何匹入っているのかしら?と、ジックロックに入れて冷凍する為に数えたら、105匹でした。しめて、$35.00。約4000円というところでしょうか。

日本だと、冷凍のブラックタイガー10匹入りのパックで安い時は780円、普通だと980円くらいしてましたから、ソレを考えると随分お値打ちですね!
去年は好評に応えて、2回来てくれたのですが、今年はどうなのかなぁ…また来てくださると、嬉しいのだけど!

ということで、=^-^=…ああ、幸せ…=^-^=

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ゲストブック

ちょっと足跡残したい…気軽におしゃべりしたい…という場所=ゲストブックを作成しました。

初めましてのかたのご挨拶、おしゃべり、質問、ご意見、ご感想等、お気軽に書き込んでいって下さいね。HPともリンクしてます。

但し、商用目的の宣伝や、いたずら書きは即、削除します。ご了承くださいね。

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2006年12月26日:このゲストブックへの書き込みは停止し、閲覧のみ可能に変更しました。今後は新しい★Guestbook2007Version.★へご記帳下さいね。

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トルネード注意報

今日は朝から何となく生暖かい風がびゅうびゅう吹いていて、気持ち悪いーー;と思っていたら、英会話教室へ行った時に先生から「トルネード注意報が出てるから、気をつけてね」と言われました。

確かに、風の感じがいつもとは微妙に違ってて、ぐるぐるうずまき(@_@〜〜というのが、落ち葉の感じなどを見ていてもわかりました。

こんな日はさっさと家に帰って、おとなしくしているのが賢明!と思って家に帰りましたが、夕方猛烈なカミナリが落っこちて、その直後から、ネットが繋がらなくなってしまいました( ̄。 ̄;)

いやー、今日のカミナリは、ホントに強烈で、まるで爆弾が落っこちたようにドシン!と音がして、オレンジ色の光が見えましたーー;

電気はちかちか、ゆらゆら〜〜してたし、停電しなかっただけでもありがたいと思いたいです…結構、怖かったなぁ(ToT)

その状態に陥ったのが夕方でしたし、こりゃもう明日の朝まで繋がらないかなーー;と思ってたのですが、午後11時過ぎにようやく復活。
でも日記は、日にちが変わってからのUPになっちゃいましたね。

こういう事情があったということで、お許し下さいね。

今日は幸い?邪魔者がいないので、こうして夜中にもネットしながら、《Bordo!》《Sa...lame!》が聴けるというものです(〃⌒ー⌒〃)ゞ

=^-^=…ああ、幸せ…=^-^=

…と酔いしれている場合ではないですね。放送日&ミミの特定をしないと(^_^;)

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浮かれ気分継続中o@(^-^)@o

…ふふふ。オペラの全曲録音がこんなに嬉しいものだったとは(^^)
たとえ主役でなくっても、やっぱり登場場面の多い作品は、聴き応えがありますねo@(^-^)@o
聴く度によくなります(^^)

という、浮かれ気分継続中のパリのボエームですけど、えーと、edcさんが

「よかったら、例の1幕の二重唱も聞きたいですm(_ _)m
それから、フィナーレ。「私、眠った振りを…」のところ・・」

 
をリクエストして下さいました。姉妹ブログのedcさんに頼まれては、黙っていられないわ!ということで(^^;おまけ(=押し付け?!)つきで、色々UPしてます。興味のある方、お時間のある時にドウゾ!

・2005パリのボエームを、かいつまんで聴きたいひとはこちら

(画像をクリックして頂くと、クリップのリストへジャンプします。)

・色んな歌手の『外套の歌』と『冷たい手』を聞き比べたいひとはこちら

(今週いっぱいまで置いておきます)

それから、この放送ですが、私はfrance musiquesのサイト情報「10月7日の上演」を放送したのだと思っていたのですが、もしかすると、「10月25日の上演」という情報をKeyakiさんから頂きました。(11月12日の記事コメント欄参照)

だとすれば、確かにこの日のミミはアナウンスされていた通り、アンジェラ・マランビオのはずです。

私は、マランビオはソフトでも実演でも聴いたことがないのですが、オリガ・グリャコヴァ去年ドレスデンで『ドン・カルロ』のエリザベッタ今年7月のリンデンでミミを聴いているのと、映像の「エフゲニー・オネーギン」でのタチヤーナは何度も繰り返して見ているので、このミミは、聴き覚えのあるグリャコヴァの声のような気がするのですが…

ロドルフォとの2重唱や、ラストのフィナーレ部分でミミの声も聴けますので、お分かりになる方がいらっしゃれば、教えて下さると嬉しいです。

宜しくお願いしますm(__)m

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とりあえず、幸せ…かなf(^^;

連日大騒ぎしていたパリのボエームの放送、無事に終了しました。あまりいい音ではありませんが、一応録音できましたし、これで貴重なコレクションが増えたというものです。

7月以来、待ち焦がれていたわけですけど、終わってみるとちょっと寂しいですね(^^;こんなにやきもきしながら放送を待つことは、もうこれからはないのかなー、と思うと…

ざっと聴いた感じでは、かなーり、力んで歌っているかな?という気がします。相当ノドにかかった歌い方ですね。このかかり方は、まぎれもなく、ロシアの歌手!^^;と、改めて実感しました。
スラブ系の歌手が苦手(ToT)と仰る方は、この「かかり具合」が気になるんだろうなぁ。

でもやっぱり嬉しい。一つのオペラでこれだけいっぱい聴けたのは、実演のザラストロ以来ですし、ああそうそう、こういう歌い方だったのよ〜〜と、思い出しました。

もう号泣しちゃったらどうしよう…とか思ってましたけど、始まってみると意外と冷静に聴けました。最初に出てくるまでは、ドキドキしてましたけど…
最初の一声が、ちょっと遠い所だったのかな?ポン!と入ってこなくてアレ???と思ってしまいました(^^;

これで逆に、緊張感が取れたというか…くすっと笑っちゃうようなところもあったし、私がこの役で気になる3つのポイントのひとこえ※は、うん、なかなかいいじゃん^^と思えましたから!

音声編集してたら、徐々に嬉しくなってきて、顔がニヤニヤしてます(^^# → というわけで、いくつかのサンプルこちらに挙げておきました。

この4ヶ月色んな思いが交錯して、わけもなく悲しくなったりとか、妙にハイテンションになることもいっぱいありましたけど、とりあえず、今は幸せ…です。
この件で、色々と情報をお寄せ下さった方々には、心から感謝してます。本当にありがとうございました。

※3つのポイント=1幕の"Bordo!" "Chi?!..." 2幕の"Salame!"
これが私好みに聴こえてこないと、嬉しくないんです(^^;
特に"Sa....lame!"は「やるじゃん^^!」と思いました(^。-)-☆やっぱり嬉しい!!

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『さあ、早く来て、喜びの時...』

アレクサンドル・ヴィノグラドフ(Alexander Vinogradov)は、1998年、22歳の誕生日の前日にモスクワ・ボリジョイ劇場でデビューしています。

故郷モスクワ音楽院で声楽の勉強を始めて2年経つころには、本人自ら《舞台に出る時期》だと感じていたそうです。
そしてモスクワにある総ての劇場のオーディションを受け、そのすべての劇場から採用を望まれましたが、音楽学校を卒業するまでの3年間、ボリジョイ劇場でのアンサンブルを務めながら学生時代を過ごしました。

このボリジョイ時代から、比較的頻繁に歌っていた…と推察されるのが、デビューした時に歌った《ノルマ》のオロヴェーゾと、《ラ・ボエーム》のコッリーネです。

・レパートリー一覧

やっぱり、若いうちこそ…のこの役を、なんとしても《今》聴いておきたくて、出かけた7月のリンデンで振られてから早4ヶ月。
ようやくリベンジが果たせそう。
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《ラ・ボエーム》10月7日上演@パリ・バスティーユ

放送時間:

フランス時間:12日(土)19:00〜23:30(もしかしたら19:30スタートかも)
日本時間:13日(日)午前3:00〜7:30
北米中部時間:12日(土)12:00〜16:30

サイト:france musiques

このサイトの何処を押せばスタートするのかわからないのですが…^^;

→コメント欄のKeyakiさんの書き込みをご参照ください。ありがとうございます!

オペラキャストさんこのページをスクロールして、ボエームのところまで行って、WMP云々というところを押せばいいのかしら?

ちなみに本家Operacastの情報では:

フランス時間:12日(土)18:00〜(もしかしたら18:30スタートかも)
日本時間だと:13日(日)午前2:00〜
北米中部時間:12日(土)11:00〜

となってますけど、恐らくラジオフランスのプログラムの方が、正しいのでは??と思います。
(しかも、指揮者とキャストが違うのは、事前の事情から仕方がないんでしょうけど、彼がショナールになっているのは許せないわーー;

とはいえ、心配なので、一時間前からスタンバってしまうでしょうね、多分…

さて、ボリジョイ時代から歌い続けている彼のコッリーネ、どんな《外套の歌》を聴かせてくれるのかしら?

《関連記事》
・パリ・バスティーユの《ラ・ボエーム》気になる2つの変更点その1
・その2
待ち遠しい…

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サイレントオークション2005

今年もそんな季節になったんですね(ー。ー; はやっ…
・去年のサイレントオークション

サイレントオークション サイレントオークションとは何ぞや?ですが、机の上に商品と一緒においてある紙に落札希望価格を書いて行くのです。会場の様子はこんな感じ←ですね。地元のニューカマークラブ主催のオークション。落札金は、施設などへ寄付するとのことです。

結構可愛いリースだったんだけど… 私が狙っていたのはこの、真ん中のリース→
残念ながら、他の人に落札されちゃいましたーー; まぁ、お遊び感覚なので、別にいいんですけどね。

私も一応、クラブの会員なので出品しました(^_^;)
それなりに人気があったみたいで、何人かで競り合っていました。ホッ…
シュトレン詰め合わせ 出品していると、自分が落札するよりも、こっちの方が気になります(^^; 日本人ですね(ー。ー;

というわけで、昨日、今年初めてのシュトレン(Stollen)を焼きました。ケチなので、全部出品せずに2つは手元に残してあります。

徐々にクリスマスモードに入ってきましたし、今年も《シュトレン観察日記》やりますよ(^。-)-☆ 

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クイズ《外套の歌》+α

お仲間うちでは《ドン・カルロ》ブームがやってきていて、私も便乗したいところですが、そろそろクリスマスも近づいて参りましたので、やはりカフェ・モミュスの世界が恋しいじゃないですかぁ(^^;

ということで、今回はラ・ボエームより、哲学者コッリーネのアリア《外套の歌》クイズです。聴いてみたいと思われる方は、こちらへGo!
(表示に時間がかかります。ご了承下さいね)

前回の《シャンパンの歌祭り》のときほど、サンプルもありませんし、歌自体が地味なので、面白みには欠けると思います。お時間のある時にドウゾ!

外套の歌のあと、コッリーネがショナールに「2人だけにしてあげようよ」と語りかけるところも一緒にくっつけておきました。ここも、色んな歌い方があると思います。
コッリーネの人柄がにじみ出る、良い場面…

とはいえ、これだけでは華やかさに欠けるので、おまけとしてロドルフォの1幕でのアリア《冷たい手を》も、3つ挙げておきました。

今回はとりあえず、ノーヒントでスタートします。頑張って下さいね(^o^)/~~~
ヒントが欲しいようでしたら、その旨仰って下さいませ!

12日(土)ごろまでには答えを出しましょう(^^!

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The Making of turandot@unter den linden

ドリス・デーリエ演出「トゥーランドット」メイキングDVD 先日、リンデンでのトゥーランドット@ドリス・デーリエのプロダクションの、メイキングビデオがあるよ!と教えてもらいました。海○盤ではなく、ベルリン国立歌劇場で販売されている、れっきとした正規の商品です。
情報提供、ありがとうございます(^o^)

このプロダクションに関しては賛否両論あるのは百も承知、だけど興味があるのは事実で、出来れば全曲見てみたいところですけど、とりあえず部分的にでも見られればいいかしら?という好奇心で、早速見てみました。

内容は殆どがデーリエさんへのインタビューで占められていますが、一部舞台映像や、稽古の様子が見られます。
デーリエさん、演出家として真面目に仕事に取り組んでいるというのがよくわかります。しゃべっている内容は全くわからないんですけど、話している姿からは、不真面目…という印象はゼロです。

現場の雰囲気も和気藹々として、楽しそうです。

トゥーランドット役のSylvie Valayre,とっても魅力的ですね。彼女のインタビューも入ってますけど、役作りから真剣に取り組んでいるのがわかるし、特に大きな目の表情がとってもステキ。ファンになりそうです(^^
カラフ役のDalio Volonteも、写真で見るよりも見苦しくない(失礼^^!)ですし、この演出にはよく合っているように感じました。

左からピン・パン・ポン。横たわっているミイラがティムール 噂の着ぐるみピン・パン・ポンの衣装は、写真で見るといかにも硬そうな素材で、ガチガチ状態で動いているのかな?と思っていたのですが、ちゃんと柔らかい素材で出来ているんですね。当たり前ですけど…
3人の衣装合わせの様子、楽しそうでした(^^l

舞台写真だけでも色彩がきれいで、決して見苦しい舞台ではないだろうと想像していましたが、動く映像で見ると、それがよくわかります。一部を見たら、よりいっそう全部見たい!と思いました

ところでこの演出のプレミエには、アレクサンドル・ヴィノグラドフもティムール役として出演しています。彼にとっては、

「音楽的にも舞台的にも、今まで経験した最高のプロダクションの一つ」

だったそうです。デーリエは、登場人物の性格や人間関係を綿密に作り上げていた…とのこと。
(只今読書中^^;のDas Opernglas2004年6月号インタビューより。今回はちょっと端折って紹介しています)

確かにこの映像を見ていると、彼女がドラマを非常に綿密に組み立てている…という感じが伝わってきます。
言葉がはっきりわからないので、見た目だけからの憶測ですが、お芝居形式のロールプレーイングなどを取り入れて、人間関係を洗い出して行くような稽古場面も見られます。こういうのも、非常に興味深かったです。

そんなにたくさんのオペラのメイキングビデオを見たわけではありませんが、こういう稽古のやり方は、今までに見たことがなかったと思います。
映画監督ならではのやり方かもしれませんね。

余談:
そのヴィノグラドフの「動く姿」が見られるかな?という下心も半分ありましたが、ちょろっとだけ、映ってます。残念ながら音声はナシですけど…

今までに見ているスナップ写真から何となく想像していたのですが、普段着の彼は憂いを含みつつ、かわいい顔をしているんですけど、冴えないです。服装のセンスも含めて、旧東独やベルリンでよく見かける、おとなしそうな雰囲気の、いかにも東欧の人だなぁという感じを受けます…

あの神々しかったザラストロは幻だったのかしら?!

もっとも、ドイツでこの手の男性を見かけるたびに、亭主を置き去りにして、ついて行きたくなる衝動に駆られるほど、この手の男には弱いので、しっかり惚れ直しましたけど(///

メイキングビデオでも、正規版の映像に名前が載るのは嬉しい そして、クレジットに彼の名前が出ていることで、ニヤニヤしている、大バカモノです…

せめて字幕があれば、尚面白いのでしょうけど、見てるだけでも楽しいし、色んな意味で興味深い映像です。

入手先はこちら(PAL式・送料は日本、アメリカ共4ユーロ)

プレミエではありませんが、この舞台を実際にご覧になられたフンメルさんのレポートはこちら

《ドリス・デーリエ監督の映画》

MON-ZEN

愛され作戦

《映像で観られるオペラ演出作品》

ベルリン国立歌劇場「コジ・ファン・トゥッテ」

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年末商戦、スタート!

このところ、オペラの話題ばかりが続いたので閑話休題です。

12月にはその年の約3分の1の消費を占めると言われる、アメリカの年末商戦ですが、実は11月に入ると、既に現地の方たちは買い物モードに入るようです(^^;

この週末、ショッピングモールはどこも大混雑。バーゲンとしては、11月24日・サンクスギビングデーの翌日(今年は25日か?!)一日限りが、出血大サービス!とかって感じの、いわゆる「大売り出し」なのですが、11月に入ると徐々にモノの値段がじわじわと下がってくるので、前もって狙っていたものをゲットするには、いいチャンスというわけです。

この11月〜来年1月中ごろ辺りまでの約3ヶ月間が、アメリカのバーゲンシーズンと言ったところでしょうか。こちらで迎える冬も、今年で3回目。私はこの季節が大好きです(^^;

先月こちらでも書きましたが、アメリカに来てから、すっかりアメカジに慣れきったアパレルライフを送ってます。

ですが2年も経つと、さすがにそろそろ「お洒落服」が欲しくなってくるというものです…アパレル投資は最近すっかりご無沙汰でしたが、ソロソロ年末の旅行で必要な服も気になってくるところ。ここのところ、いつも同じ服を持って行ってましたからね。

というわけで、久々にお洒落ジャケットをゲット。ベルベット生地で、少し装飾性の強いものですが、最近はこういう感じのものが安価で手に入るようになり、嬉しいです(^^

さて、このジャケットに合わせるボトムをどうしようか、年末までにはまだ時間がありますから、ゆっくり考えましょう。

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R.シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》 映画版 1977年

美しいアリアドネ edcさんのお宅でも既に紹介済みです(^o^)

3年ほど前でしょうか?最初に見たのがこの映像でした。バラの騎士やアラベラなどの、お洒落な感じのメロディがついているシュトラウスの作品にハマり始めた頃だったと思います。この作品にもすぐに反応。なかなか開眼とまでは行かなかったのですけど…

作曲家と音楽教師 豪華なキャストで、役柄と見た目のズレもなく、王道中の王道とも言える演出ですし、作品の面白さを窺い知るのには、充分な映像です。
作曲家とツェルビネッタ、声的にも勿論ですが、姿も本当に美しいです。特に作曲家のトゥールデリーゼ・シュミットは、私はこの役以外での録音・録画を知らないのですが、とっても魅力的な方ですね。真っ直ぐな作曲家のイメージにピッタリだと思います。

ツェルビネッタ、かわいらしいですね このコンビは、昨年Orfeoから発売された'82サヴァリッシュ指揮のザルツブルグライブ盤のCDでも聴けますが、音楽的にはCDの方が、ライブということもあってか、盛り上がっているような気がします。
でも目も一緒に楽しみたい!という意味合いでは、この映像は魅力的だと思います。

若々しく、美しい神バッカス バッカスは最高(^^! プロローグでのワガママぶりは、もしかして地じゃないのぉ?!とつっこみたくなるくらい、ハマってますし、「オペラ」の方では、あま〜い二枚目ぶりを発揮。
ルネ・コロは最近すっかりご無沙汰でしたが、こういう派手な旋律で、ぐーっと歌い上げる役だと、ホントによく合っていると思います。久々に痺れさせて頂きました(^^;

edcさんが「凛々しいショットを捜すのに苦労?!」なさって、ステキな立ち姿(とプロローグでのワガママぶり?!)を紹介していらっしゃいます。ということで、私は思いっきり甘いショットをご紹介しましょう(^^!

左からツェドニク、ひとりおいてグルベローヴァ、ユングヴィルト えーと、この作品の《道化オタク》としては、道化さんたちにも注目しないわけにはいきません(^^;
テノールの道化の一人(ブリゲッラ)にツェドニク(彼は舞踏教師との二役ですね)、バスのトゥルファルディンにはマンフレート・ユングヴィルトと、なかなか豪華な組み合わせです。
アンサンブルのテンポの取り方は、古きよきウィーンの香り?!という感じがします。

主な配役:
プリマドンナ/アリアドネ:グンドラ・ヤノヴィッツ
ツェルビネッタ:エディタ・グルベローヴァ
テノール歌手/バッカス:ルネ・コロ
舞踏教師/ブリゲッラ:ハインツ・ツェドニク
音楽教師 :ワルター・ベリー
作曲家:トゥールデリーゼ・シュミット
執事長:エーリッヒ・クンツ
トゥルファルディン:マンフレート・ユングヴィルト

カール・ベーム指揮 ウイーン・フィル 1977年
ウィーン国立歌劇場フィリッポ・サンジュスト演出に基づいた映画版

《関連記事》

・2004年10月4日:速報!ベームの『アリアドネ』映像

・2005年10月27日:ドレスデン1999年 映像鑑賞メモ

・2005年10月28日:ザルツブルク1965年 映像鑑賞メモ

・2005年11月3日:ザルツブルグ2001年 映像鑑賞メモ

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R.シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》 ザルツブルグ2001年

プロローグ相当顰蹙ものの演出だったという噂はかねがね聞いていましたし、先日こちらのコメント欄でもオドカサレタ?!ので、内心ドキドキ…だったんですが…

ふふふ…面白かったです(^^;
最近は集中力を欠いている為、一つの作品を飛ばし見しないで、最後まで一度で見るなんて、滅多にないんですが、これは一気に見てしまいました。

このオペラ、特に前半の「プロローグ」では、もともとお芝居に近い形態ですし、こういうのを違和感なくこなせる最近の歌手さんたちは器用だな…と思います。台詞だけの執事長や、音楽教師も見てて飽きませんでした。
舞台も直線的でシンプルですし…

ツェルビネッタと道化たち。特にハルレキンの目つきが…怖い。 確かに楽しい旋律がついているこの箇所での、道化くんたちとツェルビネッタに、ここまでやらせる必然性はあるのか?!ですが、見方によっては「金とセックスに飢えたドラッグ中毒のロックグループ?!」に見えないこともないので(道化たちの風采はともかく、路線としてはもしかすると「病んだティーンエイジャー」路線かも…)これはこれでもいいんじゃないかしら?

エログロセックス&暴力シーン、もちろん私も大喜びで積極的に見たいとは思いませんけど、オペラの中で何となく納得しちゃうというか、うまくハマる瞬間があると思います…

恥ずかしく見えたとしたら、演技者に問題があるのであって(確かにこの手の場面は、容姿もさることながら、相当演技達者でなければ、辛い…歌手にとっては大変ToTだと思います)決して演出全体のせいではないと思います。

この箇所、純粋に音楽的なアンサンブルとしては、ドレスデンの映像パリの放送録音の方が、よくまとまっていると思います。ツェルビネッタもパリの方が、ノビノビ歌っている気がします。
彼女、喉の手術をしたのは、いつ頃だったでしょうか?

フランツーヨーゼフ・ゼーリヒさん ところでこの映像の、何となく西郷隆盛さんの銅像に似ている風采トゥルファルディン君(←道化の名前を覚えたのは、ナントカの効果あり(^o^)/~~~)どっかで見たことある〜と思ったら、コヴェントガーデンの「魔笛」のザラストロだったフランツーヨーゼフ・ゼーリヒですね。この前話題にした、ムーティの新盤「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長もこの人でした。

(ちなみにゼーリヒ氏は’62生まれ。この12月-1月にシカゴリリックオペラで、ザラストロ歌う予定です)

妖精たちの一人に、同じ「魔笛」の夜の女王のディアーナ・ダムラウも出てますね。こちらは、姿を見てもわからなかったのですが、ソプラノの声が図抜けてスカーンと響いてきたので、アレ?!と思いました。で、キャスト確認したところ「ディアーナ・ダムロー」と紹介されていました。

「飲み」で意気投合?^^!ツェルビネッタとアリアドネ このツェルビネッタと仲間たちに限らず、登場人物は全員「病んでいる」っぽいのが、この演出のミソでしょうか。

特にアリアドネとバッカス、ハマってるかも…(^^
アリアドネ、バルセロナの《ワルキューレ》映像の時には、ぴょこぴょこした歩き方が気になったんですけど、この精神状態不安定アリアドネだと、まさにピッタリって感じ。
もしかしてアル中?!このアリアドネ…でも決まってますネ アリアドネは、個人的には強い声のソプラノが好みなので、この声もいい!と思いました。もう少しニュアンスがあれば、尚よかったんでしょうけど…

バッカス、ドレスデンの映像と同一人物とは思えません。今回の映像の方がかわいいですね。結構器用なひとなのかも…ホントに雰囲気、全然違うので、前もって知らなかったら、別人だと思ったかもしれません。
とくれば、パリの上演どんな風だったのか、ますます気になります。ああ、音だけでも充分魅力的ですけど、やっぱり映像も見たい!

バッカスとアリアドネ。どっちもアメリカン。でかっ! 歌の方も、強い声のアリアドネとの相乗効果もあって、3つのソフトの中では一番よかったような気がします。
(演出上は、決して「強い男」じゃないんですけど、今回に限っては全く気にならなかったですね^^;)

それと、日本語字幕付きで見たのは久しぶりだったので、このオペラの歌詞の意味も考えさせられました。歌詞の内容、きちんと把握したいです。

いつもオペラを聴く時に、生意気にも「発音がどうのこうの」とか言ってる割には、歌詞の内容には比較的無頓着で、旋律優先で聴いちゃってたんですが…

ホフマンスタールって、やっぱり洒落た人ですよね(^。-)-☆

そしてその歌詞に、ステキな旋律をつけたシュトラウスも…やっぱり大好きだな:−)

・edcさん宅の鑑賞メモはこちら

主な配役:

プリマドンナ/アリアドネ:デボラ・ポラスキ
ツェルビネッタ:ナタリー・デッセイ
テノール歌手/バッカス:ジョン・ヴィラーズ
作曲家:スーザン・グラハム
音楽教師:ジョン・ブレッヒェラー
ダンス・マネージャー:ジェフリー・フランシス
執事長:アンドレ・ユング
道化:ラッセル・ブラウン、ハインツ・ゲーリヒ、フランツ・ヨーゼフ・ゼーリヒ
妖精:ディアーナ・ダムロー、アリス・クート、マルティーナ・ジェンコーワ

指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
演出:ヨッシ・ヴィーラー&セルジオ・モラービト 

《関連記事》

・2004年10月4日:速報!ベームの『アリアドネ』映像

・2005年10月27日:ドレスデン1999年 映像鑑賞メモ

・2005年10月28日:ザルツブルク1965年 映像鑑賞メモ

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《エフゲニー・オネーギン》 クリーブランドオペラ

oneginsm張り切ってチケット取ったのはいいけれど、日帰りも出来ないし、2週間前の地元での《ゆじーの・にぇーぎん》にすっかり懲りてしまったので、とっても億劫な気持ちで出かけてきました。

結果は…まずまず。
大当たり!とまでは行かなかったけれど、予想以上に良い演奏でした。
面白いものでアメリカの地方都市でも、ちゃんとレベルに格差があるんですね。多少は舞台装置も垢抜けていたし、今回聴いてきた歌手達は、声だけだったらヨーロッパの地方劇場でも充分通用するレベルにあると感じました。

歌手達の経歴をざっと見てみると、一人を除いてアメリカ国内のみでの活躍のようですが、タイトルロールは、シカゴリリックオペラのアーティスト養成所?出身で、メトにも《トゥーランドット》の大臣役などで出演経験があるとのことでした。
やっぱり、アメリカではメトに出ることが、大きなステイタスとなっているのかもしれません。

今回もオネーギンという男性の解釈には???だったし、(ただの「嫌なヤツ」というだけではないと思うんですが…ニヒルで厭世的…なーんて感覚は、アメリカ人にはなかなか理解し難いのでしょう…)肩を揺らしながら歩くその歩き方、何とかしなさいよっと言いたいのはヤマヤマでしたけど(^^;一応歌はちゃんと歌えていたし、演技も、部分的には上手いと感じる面もいくつかありました。
前回みたいに、やたらに女性にベタベタする…ってヤツではなかったですしね(^_^;)

タチヤーナは、金髪碧眼、体つきもまずまず。遠目から見るとなかなかの美人でした。深い声で、中低音の響きがとってもキレイ。あの長い《手紙の場》も、破綻無く聴かせてくれました。

1幕では、娘らしいとても可愛い色合いの、ロシア風衣装を着ていたのですが、これがよく似合っていました。
3幕のオネーギンとのやり取りも、二人ともバテずによく頑張っていたと思います。動作がちょっと、メロドラマっぽくなってしまったのは、演出家の責任でしょう。いい演出家がきちんとした演技指導をすれば、恐らくもっと良くなるのでは?と思います。

ラーリナ夫人役で、Katherine Ciesinski が出演していたのですが、彼女は映画《愛の破片》に出演していたと思います。お姉さんの方かしら?
歌も立ち居振る舞いも、彼女一人が抜きん出ていました。決して大柄な方ではなく(とても華奢な体つきでしたが、ドレスの似合う美しい体型!)動きの一つ一つが決まっているし、大地主の女夫人としての風格充分でした。

やっぱり、ヨーロッパで長年歌ってきた人と、アメリカ国内のみで活躍中の若手との《舞台さばき》には、大きな差があると感じました。

それにしても、西洋人というのはダンスが出来るのが普通なんだと、子供のころから漠然と思っていたのですが…決してそうではないんですね(^_^;)
今回も、舞踏会のシーンでは、本当にこれが《いわゆる西洋の》ダンスか?!と目を疑いたくなりました。この場面や、農民たちの民族舞踊は、またしても「アメリカの西部劇」そのものと化してしまうのが、面白いというのか、これがアメリカの文化なのか…

そういえば「オペラの筋を知らないで来ているお客さんが、字幕を見て笑う」のも、こちらでオペラを見ていて奇妙に感じることの一つですけど、今回もやってくれました(^_^;)
3幕の冒頭、オネーギンがグレーミン公爵亭へやってきたときのつぶやき:

"I'm bored,here" 

これを見て、皆どっと笑いましたね(^^;

そりゃ確かに、「退屈なら来るなよーー;」と突っ込みたくはなるんですけど、笑われちゃうのには、オネーギンの役作りに説得力が欠けるせいかもしれません。

いかにも陰のあるニヒル!厭世的!な男が、物憂い感じで「僕は何をやっても、退屈なんだ…」と言えば、決して笑われることはないと思うんですけどね。なかなか、アメリカ人には理解し辛い部分なのかもしれません。

色々言いたいことはあるんですけど、こういう「アメリカ色の強いオネーギン」は、こちらでしか見られないものだと思えば、この2回の実演体験は、文化とメンタリティの違いを考える上で、非常に興味深いものでした。

ちなみに、オーケストラはかの有名な《クリーブランド管弦楽団》のオケがピットに入るわけではなく、《クリーブランドオペラオーケストラ》という楽団が、ちゃんと別にあるようです。

指揮はもう…「やってます」の範疇を超えずに、かなーりイライラしたんですけど、シカゴやメトのようなスター歌手は出ませんが、それなりのレベルの歌手を使っていますし、演奏全体のレベルはまずまず…と言ったところでしょうか。インスピレーションには欠けますけど…

それでも「遠くから来たのに、がっかり…」という気分にはなりませんでしたし、「やっぱり生は、それなりに見どころがあって面白いよね」ということで、片道8時間かけて行き帰りした甲斐があったというところです。
要するに、あまり入れ込みすぎずに出かけることが、素直に演奏を楽しむコツなのかも…(^^;

興味のある方、キャストはこちらからどうぞ。

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