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バックステージ・ツアー@ベルリン国立歌劇場

今回の滞在では、時間に余裕があったので、ベルリン国立歌劇場のバックステージ・ツアー(Fuehrung)に参加してきました(^^/~
(参加日:2006年1月1日)

解説はドイツ語のみ。「ドイツ語だけの解説ですけど、写真撮影OKですから、付いて来て下さいね」と、ガイドさんが、私たちの顔を見るなり、仰ってくれました(^^;
(この日の参加者は、私たち以外は全員ドイツ人でした…)
ちなみに、小耳に挟んだ情報ですが、近々プレミエ上演があるよ!という時期に参加すると、写真撮影はできない…とのことです。

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《見学内容》
この写真のみ、劇場のサイトからお借りしてます ●アポロザール:
リート等のコンサートが行われる小さなホール。大理石の床がキレイ!

●メインホール:
オペラ・コンサート上演が行われるホール。ここで歌劇場の歴史などについての説明…親切なドイツ人のお兄さんが、英語で時々解説してくれました^^;

袖から見た舞台。 ●舞台袖:
元旦のプログラムは、ニューイヤーコンサート(第9)だったので、普段のオペラ上演の時とは、全然違う感じに見えました。普段はこんな風に、舞台上に椅子が並ぶなんてことはないですものね!

@《ボリス》。モスクワの地下鉄の駅をイメージしたセット ●大道具置き場(?):
上演の終わった《ボリス・ゴドゥノフ》や、翌日から上演の《さまよえるオランダ人》の装置を間近で見て、感激…(〃⌒ー⌒〃)ゞ

@《オランダ人》。ダーラントの船(^^!期せずしてここで見られて、感激!! 舞台の足場などは、かなり華奢な作りなのですね。「奈落に落ちる」とは、言いえて妙…

●歌手さんたちの控え室、メイクアップルームや衣装係りの人の部屋、コレペティ・ルームが並んでいる通路:
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン 実は今回の最大の目的はこれだったりして^^;
これも、前に参加したことがあるお友達から、控え室の歌手さんたちの名前のプレートが、古めのフォント文字で書かれていてカッコイイのよ!ブルクハルト・フリッツという情報を得ていました。こんな感じですね。

ダレカさんが出演する日だったら、ダレカさんのネームプレートが撮影できたのになぁ…ちょっと残念。
(「だから何なの?」ですけど…ファン心理とは、そういうものです…(^^ゞ)

コペレティ・ルーム お部屋は、意外と狭いものなんですね(ー。ー; 某歌手さんの控え室のドアがオープンになっていたので、ちょっと覗いてみましたけど、意外とこざっぱりしてました(^^ゞ

写真はコペレティ・ルーム。

@《魔笛》の動物。近くで見ると、目が可愛い(^^# ●逆サイドの大道具置き場:
ここには今シーズンの上演が終了した《魔笛》の動物たちが置かれていました。これも、去年実際に見たものですから、懐かしかったです(*^^*)

カウンター ●地下のカフェ(Konditorei):
この傍を通りかかったことはあっても、利用したことがなかったのですが、改めてまじまじと見てみると、広い!!
予想以上に広かった! 一度くらい、ここでシャンパンを飲みながら休憩したいわ…
(でも「飲むと寝ちゃうひと」ですから、無理ですけどねーー;)

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大体こんな感じです。普段見られない舞台の裏側を見ると、華やかなオモテの世界も、裏方さんあってのものなんだなぁ…というのを、ひしひしと感じました。
言葉がわからなくても、オペラや舞台モノに興味のある方なら、楽しめると思います。機会があれば、他の劇場のバックステージツアーにも参加してみたいです。
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《もう一度おさらい》

●料金は4Eur/1人:時間は正味1時間。ドイツ語のみ。
プレミエ直前以外の時期なら、写真撮影OKですが、わからない場合は、ガイドさんに確認しましょう。
●日程はベルリン国立歌劇場のサイトのこちらで確認できます。
"Spielplan"(月別プログラム)にも "fuehrung durch opernhaus und buehnenbereich" と書いてあるので、こちらでも確認できます。
チケットは、通常の公演同様、ネット購入OKです。

リンデンの中身を、いながらにしてざーっと垣間見たいかたには、こちらがお勧め!お時間のある時にどうぞ…

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《2月1日追記》

お友達ブログのSardanapalusさんが、バイエルン国立歌劇場のバックステージ・ツアーに参加なさいました。バイエルンでは、残念ながら写真撮影は禁止だそうです。楽しいレポートはこちらからGo!

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2005-2006冬・オペラ鑑賞&滞在記@ベルリン」カテゴリの記事

コメント

有名な劇場は、どこもバックステージツアーってあるんですね。METのだけ参加したことがあります。

アポロザールってなかなか素敵な空間ですね。3番目の写真はボリスの舞台装置でしょうか。

TAROさん:

METは劇場が大きいから、歩いて回るのも大変だったんじゃないですか?^^;

>アポロザール

こういうところで、リートのコンサート…いいでしょうね(^^!

>3番目の写真

そうです(^。^; モスクワの地下鉄駅をイメージしたセットだそうです。途中で民衆の一人が石か何かを投げて、ガラスを割ったんですけど、そのままになってました(^^ゞ

大きくて暗い空間だったので、私のデジカメでは、性能が追いつかず、ボケボケですね(--;

アポロ・ザールは素敵ですね~。大理石の床の会場でリート聞いてみたいものです!

こういった劇場ツアーは、バルセロナのリセウ歌劇場で参加しましたが、その時は丁度リハーサルの終わりごろにバルコニーから劇場へ入って、演出家が歌手に演技をつけているところを見ることが出来ましたし、歌劇場自体もとても綺麗でした。あ、でもこれはバックステージじゃなかったなぁ。

舞台装置も見れて楽しそうですから、リンデンに行く機会があったらぜひ参加してみますね。

サルダナさん:

ふふ。5月にブラッハマンがアポロザールでリーダースアーベント、やりますね(^~^}}}}}
http://culturebase.de/terminausgaben/staatsoper_berlin/index_neu_2.php3?id_event_cluster=646&id_event_date=3913&farbe=gold&monat=5&id_language=1

都合がつくようならば、如何ですか?^^?

>バルセロナのリセウ歌劇場
>丁度リハーサルの終わりごろにバルコニーから劇場へ入って

へ~~こういうのも面白そうね。
なんにせよ、いつも見ているものを内側から見るのは、興味をそそられますね(^^

ミュンヘンから戻ってきました~。ヴァラリンさんの記事で興味を持った歌劇場のバックステージ・ツアーに参加してきましたので、TBさせていただきました。バイエルンは写真禁止でした~残念。

サルダナさん:

TB&リンクありがとうございました。こちらからもさせて頂きました。
確かにバイエルンは、舞台もひろーいですものね!
いつかまた行ける時が来たら、参加してみたいと思います(^^!

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