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ベルリンの美術館

ベルリンには、たくさんの美術館がありますが、今回行ったのは、次の3つです。

●絵画館(Gemaeldegalerie):
13世紀〜18世紀の絵画が中心です。要するにちょっと古い絵が多いということですね。
ここは3回目です。それでも数がたくさんありますから、なかなか把握しきれません…

●新ナショナルギャラリー(Neue Nationalgalerie):
19世紀〜20世紀の現代美術、ドイツ表現主義中心…ということでしたが、特別展として、ピカソ展をやってました。まぁ、これはこれで面白かったのですが、ドイツ表現主義が見られなかったのは、ちょっと残念ですね。
ポツダマープラッツ駅(Potsdamer Platz.)から歩いて10分かかるんですけど、大雪の日で、とにかく寒かったです(><;

Childernsafternoonatwargemont ●旧ナショナルギャラリー(Alte Nationalgalerie):
19世紀〜20世紀初頭のドイツ絵画を中心に、ルノワールなどのフランス絵画も展示。
ここはベルリンを訪れる度に行っているのですが、4回目にしてやっと「何が、どこにあるのか?」を自分なりに把握できました(^。^;

前回、何となく惹かれたのが上のルノワールの絵。
今回もじーっと眺めてしまいました(^。^; 可愛いですよね(^^)

この美術館は、陳腐な表現ですが建物も立派なので、雰囲気満点なんですよね。今、世界中の美術館の中でここが一番好きかも(*^^*)

ここは、毎週木曜日は夜10時まで開館してます。夏に夜の7時過ぎに行った時には、入場料も無料でした(^^)v
これって、ベルリン市内の美術館全て共通なのかしら?ご存知の方、フォローして下さると嬉しいです… → コメント欄をご参照下さい。知識豊富なコメンテーターの方々が、嬉しいフォローをして下さいました(^^!どうもありがとうございます(#^.^#)

こんな感じで美術館の《区分け》とでもいうのか、収録作品が年代別にちゃんと分かれて、それぞれ展示品が納まっているのだ…ということを、何度か行って、ようやく理解できました(^。^;

ガイドブックにそうやって書いてあっても、なかなかピンと来ないじゃないですか(^_^;)
絵は同じものを何度か繰り返しじーっと見て、ようやく「あ、これこれ…」と理解できるようになった程度。どの美術館も広いし、たくさんの展示物があるので、ホントに目も足も疲れますね。
(なんか、今回のベルリン滞在記では「疲れた」を連発しているような気が…^^;)

やはり、芸術鑑賞には非常な体力とエネルギーを要するのだ!ということを、しみじみ感じます…

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2005-2006冬・オペラ鑑賞&滞在記@ベルリン」カテゴリの記事

コメント

ゲメルデギャラリーもナショナルギャラリーも共に2回づつ行ったことがあります。

ナショナルギャラリー、私が行った時も無料だったような記憶があります。実はいつもそうなんだと思いこんでました・・・
あるいは東西に分かれてた時代だから?

ワシントンDCのスミソニアンの施設は、ナショナル・ギャラリーも含めてどこも無料ですよね。

>やはり、芸術鑑賞には非常な体力とエネルギーを要するのだ!ということを、しみじみ感じます…

ま、それを上回る喜びが得られ、しかも永遠に心に残るということで。

ベルリンの博物館は充実してますよね!
夜遅くまで開館の曜日は、他の町でも無料が多いのでベルリンもそうかもしれませんね。町によっては第1日曜が無料だったり、改修中だから半額以下だったりってこともあります。
例えばミュンヘンは以前は毎日曜が無料デーでしたが、今は1ユーロ(or2ユーロ)と僅かにとってたり。

ベルリンだと、初めて来た方が間違いやすいのが、基本的に地区ごとのセット券だということでしょう。一瞬割高に感じるんですが、博物館島はひとつのチケットで入りたい放題だし、絵画館と新ナショナルギャラリー(+数件)もセットで見れると考えれば満足度はとても高いです。もちろん短期滞在旅行者にとっては、全地区共通の一日券&三日券もかなりお得でしょう。

この方式のいいところが、有名どころじゃない渋めの博物館へも、「どうせ無料だし」と思って入ってしまい、新たな発見があったりすること。もちろん時間とエネルギーに余裕があればですけどね。

わー、お二人ともありがとうございます(^^)

TAROさん:

TAROさんがベルリンに行かれたのは、統一前だったんですね。
東西統一後、ベルリン市内の博物館は、再編集を行ったそうですから、今行ったら全然違う感じがするかもしれませんよ(^^!

>ワシントンDCのスミソニアンの施設

こういうのは、アメリカの良いところですね。
在米中に、ナショナルギャラリーだけでも行っておきたいんですけどね。ウチから車で12、3時間かかるんです…
一泊じゃ絶対に無理だし、かといって飛行機を使っていくのもなんだし…で、悩んでます。

>ま、それを上回る喜びが得られ、しかも永遠に心に残るということで。

そうですね(#^.^#) 状況が許す限り、頑張ってあっちこっちに行っておきたいですねo(^.^)o

フンメルさん:

フォロー、ありがとうございます。実は期待してました(^^;
ベルリン市内だけではなく、ドイツの美術館全体がそういう仕組みなんですね。

>基本的に地区ごとのセット券だということでしょう。

確かに、なかなかわかり辛いです(^^; 説明を受けても、なんのことだかよくわからなくて、あ、そういうことか!とピンとくるまでに時間がかかります…

>全地区共通の一日券&三日券もかなりお得でしょう。

そうですね。三日券は初めてきたときに使いました。いちいちチケットを買う手間も省けるし、いいシステムですよね。

>もちろん時間とエネルギーに余裕があればですけどね。

はは^^;もっと体力つけてから行かないと、ダメかも…(^_^;)

ブレーチェンが数も把握したいなぁ。

ベルリンは壁崩壊を挟み16年間の間隙を経て2度行っただけです。街自体は「変わる所は変わったが、変わらない所は変わってない」という意味のない印象しか受けませんでしたが、美術館の再編振りはやはり浦島もので、戸惑ってしまいました。

まず壁崩壊前は、公立美術館は基本的に全てタダでした。西と東が文化的にも競い合ってましたから西側には連邦補助金が投入されていて、美術館は「入場タダ、充実作品説明書タダ、きれい、空いてる(後2点は今も変わってませんが)」とパリから行くと極楽気分でした。前回行った時は「高くなったな」とか思いながら渋々3日券を買いましたねぇ。

ゲメールデガレリーは昔は郊外の住宅地ダーレムにあり、今の場所は楽器博物館等だったように思います。引っ越した後見覚えのない作品も加わっていたから、東の古典絵画コレクションが合流したのでしょうね。ダーレムは今は西洋外美術のコレクションらしい。

フィルハーモニー近くのミース建築のナショナル・ギャラリーは、以前から独表現主義とか仏印象派とかの19世紀末-20世紀絵画でしたから今も基本的に変わってないようですね。一昨年行った時は事実上閉館で簡単な特別展をやってただけでしたが。

東の旧ナショナル・ギャラリーは、昔も前回も行ったことがありません。19世紀絵画はここらしいということは、フリードリッヒは今はここにあるのでしょうか?昔はシャルロッテンブルクに「ロマン派絵画ギャラリー」というのがあり、フリードリッヒやルンゲはそこだったのですが。シャルロッテンブルクは今はどうなってるんでしょうね?(フンメルさんも、お目に触れたらお願いします)

何れにせよボーデ美術館(ビザンチン美術が入るらしい)とかまだ改装中の所も多くて、壁崩壊後15年を経ても、東西コレクションを統合して、古代-現代、西洋-西洋外美術に至る系統的展示が完成するのはまだまだ先の印象を受けました。

あ、もう全く違ってるんですね。ゲメルデギャラリーはダーレムじゃないんですか。場所まで変わってるとは!
ベルリンの美術館でお金を払ったかどうかなどは全く覚えてないんですが、友人と「ベルリンとワシントンはタダだからいいよねえ」なんて会話をした記憶だけが残ってて・・・

ブレーチェンの可愛らしいコメントは置いといて^^;

w(*゚o゚*)w うわー、助六さん、いつも充実のコメント、ありがとうございます。
助六さんがベルリンに2回しか行っていらっしゃらないのは、ちょっと意外な感じもしますけど、さすがにお詳しいですね。

>フリードリッヒ
>シャルロッテンブルグに「ロマン派絵画ギャラリー」

…何しろ私の把握している絵画といえば、↑で上げているルノワールなどの、初心者コースですので(^。^;
シャルロッテンブルグも初めてベルリンに行った時に行っているんですが、ちょっと記憶にないですので、フンメルさんのフォローを待ちましょう(^。^;

(フンメルさん、お願いします~)

>壁崩壊前は、公立美術館は基本的に全てタダでした。

そうだったんですか。そういえば、ボーデ博物館は一応オープンしたそうです。近くまで行っておきながら、入館しなかったんですけど、《ベルリン中央駅》さんの記事に詳しいことが掲載されています。

TAROさん:

>「ベルリンとワシントンはタダだからいいよねえ」

あ~~やっぱりワシントン、行っておきたいなぁ…

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