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モーツァルトのお誕生日コンサート

先日1月27日は、モーツァルトの250回目のお誕生日ということで、世界各地でモーツァルト関連のコンサートが行われたとのことです。

お友達ブログのTAROさん宅の素晴らしいリストはこちらからGo!
ホントにモーツァルト一色だったんですねぇ。

えー、私が気になったのは当然?!このリストの(6) ベルリン国立歌劇場でのコンサート。

私が知る限り(=この劇場に関心を持ち+ネットでオペラ放送をチェックするようになってから)オペラの放送は一度もしていないはずのこの劇場でさえ?!モーツァルトのお誕生日ということで、Kulturradioで、このコンサートの中継を放送したというのですから、なんだか複雑だわ…

コンサート詳細:
《プログラム》
Ouverture zu ≫La clemenza di Tito≪
Violinkonzert Nr. 5 A-Dur KV 219
Rezitativ und ≫Rosenarie≪ aus ≫Le Nozze di Figaro≪
Klavierkonzert Nr. 23 A-Dur KV 488
Konzertarie ≫Per questa bella mano≪ D-Dur KV 612
Arie des Papageno aus ≫Die Zauberflote≪ Duett Papageno/Papagena aus ≫Die Zauberflote≪ Thomas Quasthoff &Sylvia Schwartz

Sinfonie Nr. 40 g-Moll KV 550

《出演者》
Dirigent und Solist    Daniel Barenboim 
Solist  Nikolaj Znaider 
Sopran   Sylvia Schwartz 
Bariton   Thomas Quasthoff 

でした。どうせガラコンサートで《魔笛》をちょろっとやるんだったら、全曲やって欲しかったわ<|( ̄0 ̄)o>

もっとも、TAROさんのご指摘どおり「スペシャル公演ということでザラストロにパペをもってこられたりしたら台無し?」というシチュエーションのほうが、怒りの火に油を注いだかも(^_^;)
ええ、どおせ、リンデンの花形バスはパペ先輩ですわよ…イジイジ(U_U)。。。

まぁ、それはさておき、せっかくリンデンからの中継ということで、途中からでしたが、聴きながら録音しました。
バレンボイムは、このコンサートの直前に倒れたということで、代わりに彼の助手の、Julien Salemkour 氏が振ったということです。

(放送を聴いていた時には全然気がつかなかったんですけど、今録音を聴きなおしたら、確かにそう言ってました^^;)

バレ氏も昨年11月ごろから大忙しでしたから、お疲れなんでしょうね。きっと。早く回復なさると良いのですけど…

ところでこのコンサートのソリストですが、当初予定されていたのはシルヴィア・シュヴァルツではなく、バルトリでした。バルトリはTAROさん宅のコメント欄での情報によると、スカラ座のフレミングの代役で出演したとのことです。

シルヴィア・シュヴァルツはリンデンの専属の、若いソプラノさんです。年末の《ボリス》では、ボリスの娘・クセーニャを演じておりました。大変な美人+スタイル良しの歌手さんです。

(こういうお写真は、実物を拝見した時に「ん?修正かしら…^^;」と思わなくもないのですが、彼女に限っては、確かにこんな感じです)

今後のリンデンでの主な予定は、3月の《ドン・ジョヴァンニ》でのツェルリーナ、4月-5月の《魔弾の射手》でのエンヒェン、6月-7月の新演出《メリーウィドウ》でのヴァランシエンヌ(^^;です。

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@unter den linden,Berlin」カテゴリの記事

コメント

録音レベル、大丈夫。よく聞こえます。出だしのパ〜〜がふにゃ〜〜〜と聞こえて(コンサートのせいかしらね)ちょっとがくっとしましたけど...すぐ立ち直りました^^!

パパゲーナの声、美しくて心地よいですね。

プラグインの追加がどうとか出て、上手く聴けなかったので別棟で聞かせていただきました。
なかなか魅力的じゃないですか、シルヴィアさん。
綺麗な声だし、それで美人ときたらヴァランシエンヌ役にはぴったりですね。

edcさん:

確認ありがとうございます(^^
>出だしのパ〜〜がふにゃ〜〜〜と聞こえて
私もそう思いました(^。^;

TAROさん:
お呼び立てして、失礼しました(^。^;
うまく聴けませんでしたか(/o\) やっぱり環境によって左右されるのかしら?
別棟、必要ですね…

実はシルヴィアちゃん、クセーニャで聴いた時はちょっと物足りなかったんですけど(と言うほど、初演版ではクセーニャの比重は高くないんですけどね…)こうやって聴くと、美しい声ですね。
TAROさんが仰るように、ヴァランシエンヌにはぴったりだと思います。

コンサート前のインタビューでは、「モーツァルトの誕生日にこうして歌えることは光栄です。将来的にはパミーナやスザンナも歌いたい」というようなことを言ってました。

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