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ヴェルディ:レクイエム@バイエルン放送交響楽団

ミュンヘン・ヘラクレスザール ★詳細データを記したHP版はこちらからGo! 読みやすい方でどうぞ…

中継放送が、自宅でネットに繋げない時期に差し掛かってしまい、再放送を待つしかないかな…と半ば諦めていたんですが、親切な同好の方のご好意で、無事に聴くことが出来ました。この場を借りてお礼申し上げます。

ところがこの曲に関しては、夫がCDを聴いているのを傍で何度も聴いている筈なんですが、ちゃんと認識して聴いたことがないという有様。かろうじて、合唱の部分だけは聞き覚えがありまし た。
とりあえず、最初に感じたことと言えば、彼の声がいつもよりも、うんと低く、暗く、重く感じたこと。宗教曲で聴くのは初めてだからなのか…

どちらかと言うと、彼はスロースターターで、尻上がりに調子を上げていくタイプだと思っているのですが、特に出だしの部分は「あっちゃ~><;」という感じがしました 。上は苦しそうだし、こんなにおっさん声(失礼^^;)だったっけ?余程調子が悪いのかもしれないなぁ…と、勝手に想像してみたり…

というわけで、曲に関する予備知識は殆どゼロの状態でしたが、バスのパートを把握する為には、Keyakiさんが作っていらっしゃる、ルッジェーロ・ライモンディ氏の公演記録に掲載 されているビデオクリップ(HP版ブログ版)が大変役に立ちました。

また、同時期にネット放送された別のライブ放送(マゼール指揮・NYフィルライブ)と聞き比べ てみたら、あ、このミュンヘンの演奏のほうが私の感性に合うみたい…と、素直に思えました。

そんなわけで、最初に聴いた時に何となく違和感を感じた彼の声ですが、何度も繰り返して聴いていると、んー、実は新しい面が発見できたのかも…なんて思っています。

バスとしてはしっとり細めで、響きが明るいと思っていたこの声に対して、今まで「男らしくて力強い声」と意識したことはなかったんですけど、何故かフォルテで鳴らしているところよりも、弱声の部分で、不意にそう感じたのですから、不思議なものです。
(宗教曲を聴いて感じることとしては、思い切り顰蹙モノですね…)

そんな感じで、演奏自体がいいのか悪いのかはともかく、彼に関しては、たとえ調子が悪そうであっても、結局惚れ直す結果となってます(///

この曲に限らず宗教曲は多分、これから先も聴く機会があることを期待しつつ、最初に聴いたこのイメージが、今後どう変わっていくのか、楽しみです。

********************************

ついでに:

一ヶ月近くほったらかしていたんですが、《彼のお部屋》全体のまとまったお手入れも久しぶりに行いました(^。^;

来シーズンの公演情報がやっと一つ(*1)入ってきたので、その辺をまとめています。他にも情報があったら、是非教えて下さいね。宜しくお願いします。

(*1)10月23日~11月13日 コヴェントガーデンでの《ラ・ボエーム》コッリーネです…

祝・コヴェントガーデンデビュー(^。-)-☆
サルダナパルスさん、情報ありがとう!!でもね、「優男」ってことは、ないと思うんだけどなぁ…^^;「東欧風憂い顔」って、言って下さると嬉しいわ♪なんちゃって(^。^;)

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ネットでオペラ&クラシック!」カテゴリの記事

コメント

TBありがとうございます。リンクもして頂いていますが、こちらからもTBさせて下さい。

バスのパートに注目して聞くお仲間ができて嬉しいです。けっこう重要なパートでしょ。
ヴェルディのレクイエム、いろいろ聞いているようで、バスは全部ライモンディですから、とても新鮮でいいですね。

>いつもよりも、うんと低く、暗く、重く感じた

私もです。この声からは、あの華奢な身体のあの憂い顔の青年は想像できませんね。
老成してるというか、これぞ真のバス、バッソ・プロフォンドなのかしら。

このソリストさん達、実演に接した方とか、映像でお馴染みだったりで、お顔がちらちら目に浮かびます。
テノール君がなかなか好感もてますね。こういう言い方はよくないですけど、なんだか歌い口がカレーラスっぽいですよ。

私もNYフィルのより、こちらのほうが、心穏やかに聞けました。ありがとうございます。

投稿: keyaki | 2006/04/20 21:54

ヴァランシエンヌさま、こんばんは! メッセージをいただき光栄です。ありがとうございます。Sardanapalusさまのところにリンクされているサイトにはほとんど毎日通っていますので、今までもいろいろ拝見させていただいておりました。今後ともいろいろ教えてくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: Sheva | 2006/04/20 21:59

ファイルのアップありがとうございました。ヤンソンスの指揮だし、ソリストも名前や声を聴いたことある人たちが揃っているので、聞き逃して悔しかったのです。keyakiさんも仰ってますが、
>この声からは、あの華奢な身体のあの憂い顔の青年は想像できません
と私も思いました。

あの、お時間あるときで構いませんので、Lacrimosaの部分もアップしていただけませんか?あの名旋律を歌うヴィノグラドフが聴いてみたいです!

それから、
>「優男」ってことは、ないと思うんだけどなぁ…^^;「東欧風憂い顔」って、言って下さると嬉しいわ♪
というご希望をお聞きしたので、そのように変えさせていただきます。個人的には今でもかわいい顔してると思うんですけどね~。

投稿: Sardanapalus | 2006/04/20 22:28

独唱者、特に女声に関しては断然NYフィルよりも、こちらの方がいいですね。もっともバスはNYの人もなかなか良い声をしていたし、しっかり歌ってたようにも思いましたが。

ヴィノグラドフは宗教曲としての節度と品格を持って歌ってるのが良いですね。ギャウロフとかだとちょっと威圧的な感じになってしまって、でもまあそれが実演では凄い効果を発揮したりはするんですが。
あと、表現に自分なりの工夫をこらしているなあとは感じられました。工夫と感じさせずに自然にというのが理想かもしれないけど、それはまあもうちょっとキャリアを積んでからでいいんでしょうし。

投稿: TARO | 2006/04/21 01:54

この辺、レクイエムもブームですね^^!
歌手に注目して聞いたのは、初めてかも...です。
映像があるともっといいでしょうね^^;

この曲、はじめて耳にしたのは、息子たちがなぜか好んで見ていた「Wの悲劇」....
あの部分は一度聞くと忘れられないほど強烈な音楽だと思いますねぇ....

死者が一番早く天国に入れそうかも・・なんて...^^;

投稿: edc | 2006/04/21 08:32

わっ、コメントがいっぱいで嬉しいです(#^.^#)

Keyakiさん:
TBありがとうございます!!ホント、助かりましたよ~~
あのクリップがないとお手上げだったと思います。予備知識ナシで聴くのも面白いですけどね(^^;
夫のCDは未だ船便の中で眠ったままですし、手元に届いたら、また色々聞き比べてみたいです!!

>老成してるというか、これぞ真のバス、バッソ・プロフォンドなのかしら。

うふふ。改めて聴いてみると、ロシアの声の特徴かもしれませんが、暗い音色ですね。
最近はバス=バリトンと紹介されることが増えてきたんですけど、私はやっぱり彼はバスだと信じていますf(^^;

>テノール君

最初はなんだか、フワフワしてるかな~~って思っていたんですけど、NYフィルの演奏を聴いたら、断然ベチャラさんの方がいい!!って思いました(^^ゞ 
彼を「いい!」と思えたのは、初めてかも(笑)

>心穏やかに

ソリストの皆さんが、抑え気味に歌っているのがいいんでしょうね。

投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/04/21 09:55

Shevaさん:

いらっしゃいませ!私も時々こっそりお邪魔させて頂いておりましたけど、ご挨拶が遅れてすみませんでした。
またいつでも遊びにいらして下さいね。こちらこそ、今後とも宜しくお願いします。

サルダナさん:

できればもう少しビットレートの高い放送局(アーカイブがあると、尚嬉しい^^!)で再放送が、あるといいんですけどね…
この公演は、翌日に同じメンバーでルツェルンイースター音楽祭でも演奏しているので、もしかしたらそっちも録音されているんじゃないかなぁ?と、取らぬ狸しているんですけどね。

>Lacrimosaの部分

リクエスト、ありがとうございます!恥をしのんでお伺いしますが、演奏時間のどの辺りですか?^^;(←というくらい、この作品に対する知識はゼロに近いの…(^^ゞ)

>>「優男」

わわっ(^_^;) こちらもありがとうございます^^;

投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/04/21 10:07

TAROさん:

>ヴィノグラドフは宗教曲としての節度と品格を持って歌ってるのが良いですね。

きゃー(#⌒∇⌒#)ゞ嬉しいっ(←私が照れて、どうするの^^;)

>表現に自分なりの工夫をこらしているなあとは感じられました。
>工夫と感じさせずに自然にというのが理想かもしれないけど

うふふ。嬉しいです!
実は夫も実演で聴いた時に、同じようなことを言ったのですよ。

声質はともかく、声量で圧倒するタイプとは言い難いので、色々考えているんでしょうね。非常にクレヴァーなタイプだと思います。

そういうところに惚れているんですけどね(^^ゞ
(決して「憂い顔」だけに惚れているわけじゃないんですのよ)

投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/04/21 10:17

edcさん:

>歌手に注目して聞いたのは、初めてかも...です。

うふふ。ホフマンにも歌って欲しかったなぁ~~なんて(^^ゞ

>映像があるともっといいでしょうね^^;

そうなんですよねぇ(¬、¬) 
でも、顔を見ながらだと、違うことを考えてしまいそう…(^^ゞ

>「Wの悲劇」....

私も見てたはずですけど、全然記憶にないです(^^ゞ

最近カップ麺だったかのコマーシャルで、合唱部分が取り上げられているのを耳にしました。ちょうど、音声編集している最中だったのでビックリ(@。@;

投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/04/21 10:24

>>Lacrimosaの部分
涙の日 (Lacrimosa) 43:25 辺りからです。

以下 レクイエム - Wikipedia より
歌詞も載っています。

1)入祭唱 (Introitus)
2)キリエ (Kyrie)
3)昇階唱 (Graduale)
4)続唱 (Seqentia)
怒りの日 (Dies irae)
奇しきラッパの響き (Tuba mirum)
恐るべき御稜威の王 (Rex tremendae)
思い出したまえ (Recordare)
呪われたもの (Confutatis)
涙の日 (Lacrimosa)
5)奉献唱 (Offertrium)
主イエス・キリスト (Domine Jesu)
賛美の生け贄と祈り (Hostias)
6)サンクトゥス (Sanctus)
聖なるかな (Sanctus)
祝福されますように (Benedictus)
7)神羊誦 (Agnus Dei)
8) 聖体拝領唱 (Communio)
9)赦祷文 (Responsory)
10)楽園へ (In Paradisum)

投稿: edc | 2006/04/21 10:40

>うふふ。ホフマンにも歌って欲しかったなぁ~~なんて(^^ゞ
だったら、もう歌手で聴いちゃうわ・・・

>>カップ麺だったかのコマーシャル
よく目にしますね。最初はあの音楽!ということで、見ました。ちょっとびっくりですが、合っているのがおかしい^^; 狂信的信者だったら、不愉快になるかも?

ずっと前ですが、まあ、キリストを冒涜してると思えない事もない広告が、地下鉄駅構内の広告にあって、抗議されてひっこめたということがあったのですが、どんな広告だったか思い出せません・・・

投稿: edc | 2006/04/21 10:47

>Lacrimosa
euridiceさんが書いてくださいましたけど、曲の中盤に登場する、正に「ドン・カルロス」(伊語では通常カット)でフェリペがロドリーゴの死を嘆いて歌う場面と同じメロディーの、メゾとバスのゆったりした独唱&合唱部分です。一番好きな部分なので、ここのメロディーををびしっと決めてくれるバスがとっても気になるんです~。keyakiさんのページでもライモンディの素敵な歌唱が紹介されています…上手く説明できなくてごめんなさい。こんなので分かっていただけたでしょうか?

投稿: Sardanapalus | 2006/04/21 15:36

edcさん:

>Lacrimosaの部分

ありがとうございます~~
>>カップ麺だったかのコマーシャル
>合っているのがおかしい^^; 

同感です(^^!

投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/04/21 18:47

サルダナさん:

>Lacrimosa

リクエストありがとうございました。ファイル作ってみたのですが、不具合でうまく作動しないとのご指摘を受けたので、週明けまでお待ち下さいね。

>ドン・カルロス」(伊語では通常カット)

あーなるほどね。だからピンと来なかった…のかもしれない(笑)

>keyakiさんのページ

アバドが指揮している映像がこの部分でしたね。
散々「参考になりました!!」とか言っておいて、全然わかってなかったじゃん…^^;

投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/04/21 18:56

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