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ベルリン国立歌劇場 2007秋来日速報

ネット上に詳細が出ましたので、お知らせします。

来日公演はお値段が張る+事情が許すならば、本場で鑑賞したいというポリシー?から、なるべく情報を見ないようにしていたんですけど、一応、自称バーチャルリンデンウォッチャーの義務?!ということで(笑)

知っている歌手について、私の独断と偏見で書いておきますね。

モーゼとアロンについては、作品を知らないので割愛。

トリスタンとイゾルデ:2007年10月 8日(月・休)、10月11日(木)、10月14日(日)、10月17日(水)

お友達サイト《小さな音楽家》さまの告知で初めて知りましたが、えーっ、今年4月に出した新演出のプロダクションではないの???てっきりこれを持って来るもんだと思ってました。

・トリスタン:クリスティアン・フランツ

4月のプレミエでは、ペーター・ザイフェルトがこの役に初挑戦ってことで話題になったんですけどね。

・イゾルデ:ワルトラウト・マイヤー
安定して歌えるイゾルデというと、やはり彼女ということになるんでしょうか…

・クルヴェナール:ローマン・トレーケル
最近この役をよく歌っているみたい。まぁ妥当でしょうね。リンデンの顔ですし、来日回数も多いですからね。抱き合わせでリートのコンサートなんかがあれば、行きたいわ。
実演では、もう耳タコ2004年年末のパパゲーノ@魔笛で接しています。

・マルケ王:ルネ・パーペ
そうでしょう、そうでしょうとも。なんてったってリンデンの看板バスですからね~~これも妥当でしょ。
実演は、これも耳タコ2004年夏のフィリッポ2世@ドン・カルロ&昨年冬のボリス@ボリス・ゴドゥノフで接しています(^^;

ドン・ジョヴァンニ:2007年9月28日(金)、9月30日(日)、10月2日(火)、10月6日(土)

★このプロダクションは、今年3月に現地で上演されました。参考までに、その時のキャスト:
Don Giovanni:Rene Pape
Donna Anna:Anna Samuil
Don Ottavio:Charles Castronovo
Komtur:Mikhail Petrenko
Donna Elvira:Dorothea Roeschmann
Leporello:Hanno Mueller-Brachmann
Masetto:Mikhail Petrenko(騎士長と同じ方だったそうです。確かに一緒に歌う箇所はないから、物理的には可能ですわね)
Zerlina:Sylvia Schwartz

ということで~~

・ドン・ジョヴァンニ:ペーター・マッティ:
ちょっとどころか個人的にはかなり吃驚(@。@;
このプロダクションに関わらず、彼は、リンデンで歌ったことがあるんでしょうか??ちなみに今シーズンのリンデンでの契約はゼロみたいですね。
これこそ、十中八九パペさんが歌うと思っていたんですけど。
パペさんはマルケ王だけに集中したいってことかしら。

・ドンナ・アンナ:アンナ・サムイル(Anna Samuil):
リンデン専属のソプラノさん。モスクワ生まれのロシア人です。今年30歳だったかな。けっこう、ムチムチした感じ…^^;お顔は可愛いんですけどね。
実演では2回。最初は去年夏のムゼッタ@ボエーム。この時は、なんだか垢抜けなくて、ドタドタした動きが気になったんですけど、お正月の第九@ソプラノ独唱では、なかなかよかったと思います。

・ ドンナ・エルヴィーラ:アンネッテ・ダュシュ
これも吃驚(@。@;彼女もリンデンで歌ったことあるのかしら???ペーター・マッティ同様、今シーズンのリンデンでの契約はゼロですね。
今年3月にこのプロダクションが上演された時は、ドロテア・レッシュマンのエルヴィーラでした。なので、もしかしたらレッシュマンの初来日(彼女はまだ来日したことないですよね??TAROさん、ご存知ですかぁ?)かなぁと期待していたんですけど…

・ ツェルリーナ:シリヴィア・シュヴァルツ(Sylvia Schwartz:シルヴィアの方がいいような気がしますけど…^^;)
おおっ、シルヴィアちゃんですかぁ(*^^*)リンデン専属のソプラノさんで、大変な美人さん(スタイルも良いし)です。
今年3月の上演時にも、ツェルリーナ歌ってますね。実演では年末のクセーニャ@ボリス・ゴドゥノフで接しています。パペさんとは、なかなか良い感じの父娘に見えました。

・レポレロ:アンノ・ミューラー=ブラッハマン(Hanno Mueller-Brachmann:あの、しつこいですけど「ハンノ」のほうがいいような気がしますが)
やーっとブラッハマン、オペラでの来日ですね(^^)v
しかも、近年リンデンをはじめ、ウィーンでも歌っている得意のレポレッロということで、これで多少は、日本での知名度も上がるでしょう。なにしろ彼の場合、実力の割には、日本での知名度が低すぎますからね。
年齢的にも('70生まれ・現在36歳)ちょうど良い感じではないかと思います。

実演ではお正月の第九@バス独唱。もちろんGoodでした(^。-)-☆

今のところ告知されているキャストは以上です。

…ふーん。なるほどね…

ところで、小さい声でひとつ質問してもいいですか?

あの…マゼットは?^^?

*******************

先日の50の質問でのヒトコマ。
Q37:歌手が来日したら、観に行きますか?
A:「(…略)例えば来年秋のリンデン来日公演に合わせて来日する可能性がナキニシモ…ですが、N*Kホールでマゼット、とかだったら、迷いますね」

…なんて言ってるけど。
この情報が出ただけで、実はかなり動揺していたり(/// 

もし、来日するとすれば…行きたい気持ちを抑えられるかどうかで葛藤しそうだし、来日しないとなれば…「リンデンで活躍中の歌手をもっと連れてきてよぉ…」って、愚痴りそうf(^^;

(一番の問題は、資金なのよ、資金!!そりゃマゼットよりも、ロールデビューのレポレッロ聴きたいもん…ああ、でもまだ若いうちに、マゼット歌ってくれるうちに、聴いておきたいし…どうすればいいのよぉ…新たなる苦悩の誕生…って、まだカレの来日は決まってないんだってば(^^;;;)

来てほしいような、来てほしくないような。まぁ、カレの最近の状況から推測しても、来ない確率のほうが高そうだわね。
そう思っているほうが、精神的に落ち着きそうだわ。

しかし、いまからこんなに動揺してたら、この先どうなることやら…

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@unter den linden,Berlin」カテゴリの記事

コメント

ふ〜〜〜ん^^; なんだか食指が動かないトリスタン・・・ クーヴェナールもまんまで登場だったら嫌だし・・

マゼットのためにドン・ジョヴァンニってのも、新国程度の価格ならともかく・・ って、ところでベルリンの来日っておいくらぐらいなんでしょう?もちろん、ちゃんと見える席で^^? 暴言(ですか?^^;;;)平にご容赦をm(_ _)m

edcさん:

>クーヴェナールもまんまで登場だったら嫌だし

そうなんですよーー; どうも、前の演出を持ってくるらしいから、どういう髪型なのかは不明ですけど、新演出のは、イマイチだったわf(^^;
たとえば、これ↓
http://www.romantrekel.de/global/fotoseiten/seiten-gross/tristan008.html

>マゼットのためにドン・ジョヴァンニ

いやん。イタイとこつかないで下さいよぉ(笑)っていうか、50の質問の「来日」で、私だけじゃないですか、「来日したら必ず行く」って書いてないの…
それで、もしかして私って愛が足りない??とか思ったんですけどね…

>ところでベルリンの来日っておいくらぐらいなんでしょう?もちろん、ちゃんと見える席で^^?

値段はまだ出てないんですけど、S席で6万???とかいう説(これって、トリスタンの値段ってことかしら、オデュッセウスさん?!)もありますしぃ…

…なんか、書いてたらやっぱり年末のレポレッロデビュー@ヴァレンシア一本に絞るのが、賢い選択のような気がしてきたわ。
同じお金使うなら、有意義に使いたいし、旅行ついでに行く方が、私には合っているみたい…^^;

愛にもオカネが必要なのよねぇ…でも端役となるとなぁ…
(だ~か~らぁ、若いバスってToT)

(あんまりこんなことが続いて、離婚する!!とか言われても困るし)

もちろん予想ですが、今までのNBSの公演の様子から考えて、S席6万円くらいではないでしょうか?昨年のメータ/バイエルン『マイスタージンガー』が確かS席6万円だったはずです。『マイスタージンガー』に比べれば登場人物(ソリスト)の数は少ないですからわかりませんが、でもバレンボイムのステータスやら何やらを鑑みて6万円以下はないだろう、と予想しています。

1997年来日公演『ワルキューレ』はS席4万円だったんですよねぇ~。チケット代の高騰はいつまで続くのか?ヴァラシエンヌさんのように現地に行くしかないかなぁ~。

オデュッセウスさん:

う==ん、やっぱり6万円前後ですかぁ。
それにしても高すぎますね。引越し公演にあまり食指が動かないのは、値段もさることながら、会場もねぇ…

来日の場合は、現地で活躍している歌手よりも、名前の通ったインターナショナルな歌手を連れてくる傾向があるのも、本当の意味での「引越し公演」とは言えないような気がするんですけど…
(ひがみじゃないですよ^^;念のため)

しかも、今回のトリスタンなんて、オデュッセウスさんも仰るように、せっかく現地では新演出が出ているのに、なんで旧演出をわざわざ持ってくるのかしら?

>ヴァラシエンヌさんのように現地に行くしかないかなぁ~。

まぁ、お仕事の都合や家庭の事情もありますから、何方にでも…とは言えないんですが、可能ならばその方がいいとおもいますよ。

リンデンの場合、演目によって値段のランクわけがありますけど、一番高いランクの演目の、一番高い席でも120ユーロ前後だったと記憶してます。
それに、なんと言っても建物全体の雰囲気までは、来日公演では味わえませんからね…

それと、歌手の声だけじゃなくって、オケの音色もあの建物の中で聴いてこそ…ってのも、あると思いますから…

やっぱり、来日公演に迂闊に手を出すのはやめとこうかな(笑)

我が家にもNBSからのDMが来てましたが、「おや?マゼットの名前が無いぞ」と思わずチェックしてしまいました。
このDMではちゃんと「シルヴィア」・シュヴァルツとなっていますが、ミュラー=ブラッハマンはなぜか「アンノ」ですね。どうしてHを発音しないんでしょう。そういう地域の出身なんでしょうかね?

>端役となるとなぁ…

でも初来日を逃すというのもちょっとね。別に6万円の席しか出ないわけじゃないんだし。

>50の質問の「来日」で、私だけじゃないですか、「来日したら必ず行く」って書いてないの…
でも、私もヴァラリンさんの立場(若いバスファン)だったら、物凄く悩むと思います。チケット代は高いし、主役の歌手が好みじゃなかったら…オペラを楽しめないですから。例え大好きでも、6万円でマゼットだったら私はパスです(断言)でも、去年来日したバイエルンの「タンホイザー」は東京文化会館の3階席で3万強程度だったような。舞台全体が見れてまずまずの席でしたよ。マッテイ(これは確かにビックリですね)のジョヴァンニとミュラー=ブラッハマンのレポレッロの長身・美形主従が見られるなら…そしてマゼットがお目当ての歌手ならその辺りを狙います!

>アンノ・ミューラー=ブラッハマン(Hanno Mueller-Brachmann:あの、しつこいですけど「ハンノ」のほうがいいような気がしますが
日本語表記は難しいですよね。それにしても、何でHは無視なんでしょう?ドイツ語だとちゃんと発音するのに…フランス系?なわけない(^_^;)

TAROさん:

うひゃ。チェックしてくださって、ありがとうございます。
でも、冷静に考えると来ない確率のほうが高いかも…なんですよ。リンデンのアンサンブルを離れて既に2年経過していますし、今シーズンはぐっとリンデンの仕事、減らしてますしね。

現在かかっているピーメンがもう一回来年3月に再演されるんですけど、それ+来月頭のエスカミーリョのみ。ザラストロも年間プログラムには載ってますけど、時期的に他の劇場の仕事と重なっているので、出ない確率が高そうですしね。

他にもピストーラ@ファルスタッフ&プブリオ@皇帝ティートの慈悲(これは来年6月のプレミエ)に出る予定だったんですけど、けっこう早い段階で他の人の名前に変わりましたから。
だんだん、端役とか、通常のレパートリー上演でリンデンに出る回数は減らしているように思います。

でも
>初来日
って言葉、心に響いちゃいますね(^^; もし来るとなれば、やっぱり悩みそう…

>ミュラー=ブラッハマンはなぜか「アンノ」ですね
>そういう地域の出身なんでしょうかね?

彼は西南ドイツ、というか、スイス国境に近いところの出身だったと思います。あの辺って、Hを発音しないんでしたっけ??

サルダナさん:

ふふ。どうもありがと(笑)
TAROさんのレスにも書きましたけど、一晩経って落ち着いたら、なんとなく来ない確率のほうが高いような気がしてきちゃいました(^^;

まぁね、3万円くらいだったら…ってとこかなぁ(それでも高いと思うけどね…)

>マッテイ(これは確かにビックリですね)のジョヴァンニとミュラー=ブラッハマンのレポレッロの長身・美形主従が見られるなら

そうねぇ。マッティってすーっごい長身でしたよね、確か。
(そんな長身ジョヴァンニに殴られるちっこいマゼットを、6万円出して見るのもなぁ^^;;;)
ブラッハマンのレポレッロは、興味があるんですけどね。

まぁ、どっちにしても

●まだ来日するか決まってない
●一年先の話。鬼の世界では、ゲラゲラ笑われていることだろう

ってとこかな(笑)

こちらのエントリー、馴染みの歌手達が勢揃いで、とても嬉しいですね。

>新演出のプロダクションではないの???
トリスタンが旧演出というのには、驚きました。新演出が不評だったからでしょうか??個人的は大変気に入ったのですが・・・残念な気がします。

>「ハンノ」のほうがいいような気が・・
アーノンクール(独ではハーノンクールと発音)みたいに、仏(伊)語風カタカナ標記の方が格好良いからでしょうかね?

>だんだん、端役とか、通常のレパートリー上演でリンデンに出る回数は減らしているように思います。

それだとちょっとマゼットで連れて来るということはないかもしれませんね。意外と他の歌劇場の来日公演に参加して、初来日なんてことになるのかも。
やはり理想的なのは、
A)新国立劇場でモーツァルト
B)日本のオーケストラの定期公演で、ショスタコーヴィチの13番か14番のソリスト
――ってあたりですよね。

私はドミンゴ、カップッチッリ、フレーニ、バルツァ、グルベローヴァ、コロあたりは、初来日を(もちろん初日で)押さえてますが、末代まで自慢できますよ。調子悪かった時に弁護も出来るし。

フンメルさん:

新居からの初コメントありがとうございます(^^) 少しは落ち着かれたでしょうか?

>トリスタンが旧演出というのには、驚きました

ですよねーー;
クプファーの演出はもはや「古典」と言っても過言ではないでしょうから、日本で上演するならば、その方が集客が見込めると思ったんでしょうかね?演出家の日本での知名度も、クプファーの方が高いですし。

でも、最先端の演出をいながらにして見られる絶好のチャンスなのに、本当に勿体無いですよね。

>>「ハンノ」
はは^^; なんか気になるんですよね。
Hannoというドイツ人の名前には、やっぱりT.マンの「ブッテンブローク家の人々」の、ハンノ少年を重ねたくなるじゃないですか(^^ゞ
岩波文庫の訳でも「ハンノ」ですし。。。

TAROさん:

>A)

ああ…もしフィガロで来てくれれば、そりゃもう全公演、ちゃんと顔が見える席を買いますわ(^^!

>B)

これが一番理想的かも(^^! 
これならお財布にも優しそうですし…いっぱい愛情もかけてあげられるというものです!!

初来日がもしこういうプログラムになるとすれば、いかにも彼らしいというか、地味だけど、その方が彼っぽい気がします。誰かこういうプログラムで、彼を招聘してくれないかしら。。。

>初来日を(もちろん初日で)押さえてますが、末代まで自慢できますよ。

うふふ。メンバーが凄いですわ(^^!
私の場合、知名度低い状態で既にこの状態(=惚れ込んでいる)事自体が、自慢ですけどね(^^ゞ

>調子悪かった時に弁護も出来るし。

これは重要ですよね。

あまり急がずに、彼に合ったプログラムで来日して欲しいですけど。。。

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