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カーテンコールいろいろ

9月13日:ビデオクリップ削除しました。
追加(^^!

カーテンコール。
オペラの舞台収録映像で「あると嬉しいものの一つ」です。歌手の素顔が垣間見えるような感じもしますしね(^。^!

主役級ばかりではなく、なるべくまんべんなく、映してくれると、尚嬉しいんですけど、ネ。

歌い演じるのは重労働。歌手の皆様がお疲れなのは、じゅーぶんわかってはいますが、あからさまに疲労困憊な様子で、むすっとされるのも…ですね。

でも、あんまり、キメキメな感じでも、なんだか…だったり(^^ゞ 
ちょっと照れ臭そうな感じでにっこりしてくれると、嬉しいかな。

ということで…お友達にも協力してもらって、色々サンプルを上げてみました。 

9月13日:ビデオクリップ削除しました。

(1)~(3):「トリスタンとイゾルデ」演奏会形式バイエルンでの上演。この上演は1幕ごとを3回に分けて、あいだを空けて収録していますので、出演者の髪型とかも微妙に違いますね。イゾルデ役のベーレンスは、2幕と3幕の間に女の子を出産しているとのこと。
2幕では、お腹がふっくらしています。

(4):王子様ペーター・ホフマンの、ローエングリン@メトの映像は、貴重なホフマンのカーテンコール映像ということで、ここばっかり、繰返して何度も見たものでした(^^;

やっぱり背が高くてがっちりしてるって、舞台栄えして素敵だわ~~(*^^*) (バイロイトの映像が、それ用に別に撮っていると知らなかった頃「バイロイトの映像には、どうしてカーテンコールがないのぉ~~(ToT)」と思っていましたので^^;)
実はこのホフマンの「割とあっさりした、ちょっと照れ臭そう~~」な感じが、私のカーテンコールの基準だったりします(^^ゞ
投げキッス(Kusshand)もしてくれますしね(*^^*)

(5):メトのボエーム。 「ちょっと照れ臭そう~~」という点では、ロドルフォ@カレーラスも素敵。こちらは残念ながら、キスなしですけど。 代わりに?冒頭に出てきて下さるお方がやってくれます(^^;
(それにしても、いくらコッリーネが「ろくに床屋にも行った事がない熊野郎」でも、このメイクって、あんまりじゃないですか(^^;)

(6):コヴェントガーデンのマノン・レスコー。ドミンゴはお疲れモードのようにも見えますが、お花を拾ってあげて、キリ・テ・カナワやオケの皆さんに渡したりして…優しいんですねぇ。こういうところが「気配りのひと」とか言われる所以なんでしょうかね。

(7):メトのトゥーランドット。エヴァ・マルトンは「ローエングリン」のカーテンコールでも思いましたけど、ホントに優雅なかたですね。

(8):メトの仮面舞踏会。リクエストにお答えして、パヴァロッティを追加しました(^^;

お願い…首は見ないで…太いから(笑)おまけ:カルメン@リンデン。バレンボイムが指揮した時は、オケのメンバーを全て舞台の上に上げるんですけど、こうやって見てみると面白いですね。

この画面ではちっちゃくて見づらいですが、ダレカさんがドマシェンコ@カルメンの手に、さりげなくキスしてます。気のせいかもしれませんが、ドマシェンコはヴィラゾンのほうをあまり向かずに、彼のほうを向きがちなような。。。
まぁ、去年も共演してますし、こういう時は母国語でしゃべっているのかしら。

それにしても、仕方ないとは言え主役の二人のアップが多くて…ああっ、そこそこ、もう少しカメラを左にずらして!!と、何度思ったことか(^_^;)

ちなみに彼のKusshand(*v.v)。。。は、私の過去4回の彼の舞台経験を含めて初めて…です。

ふふ、そりゃもう、うわーー(((((((## ──―───―──y _____ ─―───y ) びっくり、どっきり(☆o+! ってことで、もう…毎日眺めていたり(^^ゞ

ついでのはなし:
数回見ただけで、何でも知った気になってはいけないと自戒してますが、今まで見た印象では、彼はリンデンでのカーテンコールでは、ホントにこんな感じで、満面の笑みを浮かべつつ、他の共演者やオケのメンバーにも、とても気を配っています。こう感じたのは私だけではなく、ほかの方からも、そういう印象を受けたという話を聞いてます。

彼の役は脇役ですので、ある意味主役級の歌手への賛辞やねぎらいは当たり前のことかもしれませんけど。
特に印象に残っているのは、年始の「オランダ人@ダーラント」の時。一人でずーっと、オケのメンバーや、オランダ人、ゼンタ役の歌手に対して、拍手を送っていました。引っ込むときには、必ずオランダ人役の牛太郎様に対して、声をかけていましたし。

あの時は、全体の出来がとても良かったし、お客さんも口々に「よかったね~~」という感じでしたから、客席と舞台が一体となったような、心のこもったカーテンコールだったと思います。

ファンとしては、そんな彼の気配りは嬉しいような、でももう少し自分をアピールしてもいいんじゃない?!なぁんて思うんですけどね(^^ゞ

なので、今回のKusshandは、そういう意味でも嬉しかったのでした。大事な宝物です(^。-)-☆

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コメント

お久しぶりです。

カーテンコール、楽しいですよねぇ~。実演もそうですが、映像を観るときもカーテンコールが楽しみだったりします。

バイロイトの映像は、カーテンコールが収録されていないのが本当に残念です。フリードリヒ演出『タンホイザー』は別収録したカーテンコールが編集されていますが……。

カーテンコールの映像で困るのは、映像と音声がクロスしていないもの。カーテン前に誰もいないのに大歓声が湧き起こったり、端役歌手に凄まじいブラーヴォがかかったり……。

>バイロイトの映像は、カーテンコールが収録されていないのが本当に残念です。
ですね。でも、なかったものを付け加えるのも不自然ですね.....

実演でもカーテンコールがカットされたり、短縮される傾向があるのかしら。新国は明らかにそうですね。
公演時間を一定にしたいという実際的なことが優先されるんでしょう。

オデュッセウスさん&edcさん:

カーテンコールはホント、楽しいですよね。オペラ全部観るのはかったるいんだけど、でも何か観たいわ…って時とかにも観たりしてます(^^ゞ

>>バイロイトの映像
>別収録したカーテンコール

そうですねぇ。確かに、ないものを付け加えるのも不自然ですよね(^^ゞ

そういえば、一番新しいバイロイトの収録映像って、何でしょうか?もしかして…21世紀に入ってから、収録されていないんじゃないかしら??

>実演でもカーテンコールがカットされたり、短縮される傾向があるのかしら。新国は明らかにそうですね。

ええーっ、そうなんですかぁ。それはちょっと寂しいかも…
幸い今のところ、アメリカ時代もドイツで観て来たときも、そういう印象は受けませんでした。
「もうそろそろ、終わりにしようよ」と思うことはありましたけど…(^^ゞ

オォーー、力作、パヴァロッティも特徴がありますけどないですね。首をちょっとすくめて恥ずかしそうににっこりでしたっけね。

カルメンのビデオクリップでは、オケ団員らしき人達が舞台に上がっていてびっくりしました。

今はないとおもいますが、昔は幕間前のカーテンコールで指揮者も出ていたんですね。それをしらなくて、そこで終わりだと思っていたオペラがあります。数年後にやっと気づいて最後まで見ました。イタリア歌劇団1971年のファヴォリータですけど、3幕のあとに、指揮者も何回も出て来てカーテンコールだったんです。4幕にバスの有名な歌があるのを知ってから気づいたんですけど、アレレでした。

トスカでは、スカルピアが最後のカーテンコールに出てくるかどうか、だいたい幕間のカーテンコールに出てくる回数で検討がつくようです。

そうそう、何年か前から、新国では、幕間のカーテンコールが廃止されてますよね。

keyakiさん:

一人じゃここまで出来なかったです(笑)
そういや、パヴァちゃんのはないですね。カレーラスは完璧に私の趣味なんですが、ドミンゴさんはお友達のご協力で(^^;

>カルメンのビデオクリップでは、オケ団員らしき人達が舞台に上がっていてびっくりしました。

ふふ。あれってバレンボイムが指揮した時だけなんですよ。年末のボリスの時もやってました。他の指揮者の時には観たことないです。

>スカルピアが最後のカーテンコールに出てくるかどうか

あ、なぁるほど(^^;
途中で死んじゃう役の人って、どうなのかな~~って気になりますものね。ジークムントも(笑)

すごい労作ですねぇ。飽きません。

>ドミンゴはお疲れモードのようにも
私が観たときは、ドミンゴはいつでもどこでもカーテン・コールでは、放心したような顔つきで、殆ど笑顔は見せてませんでした。彼のスタイルなんじゃないかと思います。

>実演でもカーテンコールがカットされたり
たいてい舞台脇の舞台監督が、幕の上げ下げから歌手らの出入りも指示してますから、劇場によっては、裏方の労組なんかが強力なところは、時間を切ってることはあるかも知れませんね。
ピアノ・リサイタルなどでは、ピアニストが早く帰りたいときには早めに客席の明かりをつけたり、逆にピアニストの意に反して拍手がすぐ途切れそうになる時には、意図的に客席の明かりを落としたままにしてるみたいとか感じることもあります。

ベルリンのカルメンでは、喝采に混じって口笛も聞こえますね。昔は口笛は非難の意味で、F=ディースカウも回想録で「アメリカでは口笛も賞賛の意味だと分かるまで戸惑った」なんて書いてたのを覚えてます。日本でも70年代には賞賛の意味で口笛を吹く「無知な」聴衆を、批評家がラジオでたしなめたりしてました。今は欧州中どこでも賞賛の意味の口笛は珍しくなくなってしまいましたね。

カーテンコールで公式のヴィデオに残りにくいのはブーを喰らった時の反応でしょうね。演出家には半分勲章みたいなもんだし、指揮者・歌手も大抵の方は反応せずに無視してますが、私が記憶してるのは;
―パリでB・マッコーリー(もう忘れられているけど、90年頃結構ヴァーグナー・テノールとして活躍してた)がブーを喰らい、ブーを掛けた客に向かって両手を挙げて拍手。
―F・ロパードがパリでブーを喰らい、拳振り上げ。
―E・マルトンがパリのリサイタルで高音が崩れブー。ブー掛けた客に向かって手の甲を振る仕草をしてました。
―パルマでヴェルディを歌ったメシェリアコワに、イジワルをもってして知られる天井桟敷からシツコいブー。かなりこたえた様子で下を向いて辛そうでした。気の毒でしたね。
―TVでペーザロの「リッチャルドとゾライーデ」の録画を見てたら、シャーイとロンコーニ登場の瞬間に一瞬カットが入っていた。新聞評でもブーが出たと読んだし、明らかにブーをカット。どうせならもう少し器用に編集できそうとか思いましたが。
―パリのコンサートでオケ楽員のソロにブーとヤジが掛かり、オケは演奏中断して退場。

ちょっと面白いカーテンコールで覚えているのは;
―ミュンヘンのリゴレットでアライザが高音を決め損なったが、ミュンヘンのアイドル的存在だった彼にブーはなし。カーテンコールで頭にピストル撃ち込む仕草をして笑わせてた。
―裸で踊った女性ダンサーが、カーテンコールも裸で登場。
―ヴィーンの座付きしてた仏バリトンが里帰りバスチーユ・デビュー、文字通り恐る恐る出てきたけど、大喝采で破顔一笑。次回からは勿論悠然と出てきた。
―時々幕の前でひざまずいて挨拶される女性歌手の方がいますね。一瞬アレッと思います。ベルガンサはいつもそうだったと思いますが、他にも一人・二人見た気がするけど誰だか思い出せません。
―指揮者や演出家はブーが出そうと見ると、一人ではカーテンコールに出てこない人もいますね。ミュンヘンで「リゴレット」振った若杉はこのケースかもと思えた。
 ストレーレルは、ザルツでカラヤンとオペラやったとき、カラヤンは二人で手をつないで出ようという身振りをしながら、最後の瞬間にあざとく一人で出てしまい、喝采を独占したとかインタビューで語っていた覚えがあります。
―どういう理由でかカーテンコールに出てこない人もいる。ヴィーンでのヤノヴィッツ、パリでのアラーニャ、パリで指揮のA・ジョルダンとかそういうことがあったけど、理由は知りません。ピアノのグリモーがパリのリサイタルで、一度引っ込んだきり出てこなかったことがあったけど、これは携帯が鳴ったりとか聴衆がうるさいのにハラを立てたからと、本人がしばらく後で説明してました。まあごもっとも。

助六さん:

見て下さってありがとうございます(^^

>公式のヴィデオに残りにくいのはブーを喰らった時の反応でしょうね

そうですね。生放送の時なんか、どうするんでしょう?^^;
録画放送の場合は、助六さんがご覧になられたペーザロのものみたいに(たとえ、バレバレでも^^;)カットできますけどね。
あとで商品化する場合なんかは、きっと編集しちゃうんでしょうね。

>時々幕の前でひざまずいて挨拶される女性歌手の方がいますね

私が観たベルリンでの「オランダ人」(ネタが少なくて、すみません^^;)でのスーザン・アンソニー@ゼンタもそんな感じでした。割と女性のかたは、感極まった~~ってような感じの方が多いですよね。

一種のパフォーマンスでもありますし個々の歌手のスタイルとは言え、、根本的に感情や感謝の気持ちの放出方法が、男性と女性では違うのかもしれませんね。
私は一応女ですから(^^;なんとなくわかるような気もします…

初めまして!
いつも楽しく拝見させていただいてます。

今回どうしてもお礼申し上げたくてコメントさせていただきます。

高校生の時オペラに興味を持つようになりまして、しかも好きになったキッカケの作品は『トリスタン』なんです・・しかも自分にとってのベスト盤は「Bernstein」盤です。この演奏が演奏会形式で行われ、各幕ごとにテレビ録画されたこともずっと知っていましたが、どうしたら手に入れられるのかわからず、ずっと映像に恋焦がれてきたんです~

カーテンコールとはいえ、初めて映像を目にすることが出来ました!15年越しくらいです(。・ ・。)私はBehrensさんが大好きで、素敵な姿を見ることが出来て、とても嬉しいです!
ありがとうございました!

Hugtrangさん:

初めまして!バーンスタインのトリスタンがお好きな方からのコメント、嬉しいです(^^)
私も最近はちょっとご無沙汰してますけど、ベーレンスは、大好きなソプラノさんです。

彼女の映像はいくつか見ましたけど、これが一番素敵だと思います。大げさなことをしているわけじゃないんですけど、本当に表情も細やかで、女性らしさいっぱいだと思います。
(歌だけでも充分伝わってきますよね)

もし、この映像に興味があるようでしたら、このブログの右上のメールフォームからご連絡下さい。正規版の発売もしくは日本でもTV放送してくれるといいんですけどね。

おしゃべりは大歓迎ですので、またいつでも遊びにいらして下さいね。お待ちしてます。

>ローエングリン@メト
まともな映像では、唯一のカーテンコールですね。1幕、2幕もしっかりあっていいです。最後のは、早々にクレジットがかぶってるのが難ありですね......

Hugtrang さん、はじめまして。
こちらにいりびたっています。私も
ヴァランシェンヌさん同様、
>バーンスタインのトリスタンがお好きな方からのコメント、嬉しいです(^^)

>15年越しくらい
あのCDが気にいった人たちはみんなそうでしょう
。テレビ放送してもらいたいものです。もちろん正規版DVDも大歓迎です。

edc 様:

初めましてです!ありがとうございます。
バーンスタインのトリスタン、テンポが遅いと言われたり、賛否両論の意見があるんですよね。

私は専門的な知識はないんですけど、あの録音はクールじゃなくてホット、といっても鳴らしてるって意味でなく、本当に波のうねりのような、また静かな夜明け前の海のような、ん~感情が揺さぶられる感じなんです。


ヴァランシエンヌ 様:

ありがとうございます!
今夜は遅くなってしまったので、また連絡差し上げることにさせていただくと思います!

edcさん:

>>ローエングリン@メト
>最後のは、早々にクレジットがかぶってるのが難あり

そうなんですよねぇ(と言いながら、この部分を採用してしまいましたが(^^ゞ)
メトの映像は、カーテンコールが沢山入っているのが嬉しいポイントかも。

Hugtrangさん:

>感情が揺さぶられる感じ

ですね(^^)

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