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ローエングリン@バーデン・バーデンDVDプレ情報

Lohen 昨日紹介した《期待のヘルデンテノール?!》のひとり、クラウス・フロリアン・フォークト氏の「ローエングリン」の映像ですが、こちらで、ちょっとだけ見られます。興味のある方はどうぞ~~
(要:QuickTime)

とりあえずの感想ですが…

Metでのローエングリンが話題になったときに「すごく甘美な声」という評を読んだような記憶がありますが、「甘美な声にうっとり…酔いしれそう…」という台詞は、こういう時に使うものなのね、きっと。

ま、それは置いといて。
実はHMVのサイトでは、領主ヘルマン:ロマン・トレケルと表記されているんですけど、彼のこの作品での持ち役は、伝令。
いくらなんでも、バリトンの彼がバスの役の領主様を歌うことはあり得ないでしょう。

と思っていたんですけど。

このサイトの Picture Galleryをクリックしてみました。 ⇒ この構図だと、オルトルート&テルラムントだと思うんですけどぉ。マイヤー@オルトルートの足元でうな垂れている、スキンヘッドの男性。

この頭。トレーケルの頭に見えませんか??

もっもしかしたら、トレーケルって、この映像ではテルラムントなの??こっちだったら、あり得ないことはないですよね。

11月4日追記:
edcさんが関連記事を作って下さいました(*^_^*) クリップでは80年代を代表するローエングリンのお二人(ペーター・ホフマン&ルネ・コロ)のグラール語りをお楽しみ下さいね。
☆若い!ローエングリン登場

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オペラ:ディスク感想メモ」カテゴリの記事

コメント

ヴァラリンさん、クリップ発見、どうもありがとうございます。それにしても、ケチ!っていいたいわ。前奏長過ぎよ^^l 短すぎてなんとも〜〜ですが、あえて言えば、ウ〜〜〜ん、細くて甘い、綿飴(綿菓子)の糸みたいというところかしらねぇ..... なんだか用心深げな感じも・・ 

>トレーケルの頭に見えませんか??
たしかに。王様らしき人物はトレーケルじゃないと思います... マイアー女史が美しいわねぇ^^; なんといってもメゾ役、とにもかくにも、こっちは期待できそう。

テルラムントのトム・フォックスも禿。
http://www.cami.com/?webid=161

テルラムントは、禿げのトム・フォックスのようです。
レビューにマイヤーとトム・フォックスとかいてありますし。
Ortrud and Telramund (the magnetic Waltraut Meier and the dark-toned Tom Fox),

トレーケルは下の写真の3枚目の花嫁の後方真後ろの背の高いスラリとした人のような気がします。
左端の写真の右端にいるのが、Ortrud and Telramundだとすれば、トレーケルではないですよね。頭が大きいですもの。

ってことは、トレーケルは、やっぱり伝令じゃないの?

9月に所用でケルンに寄った折、偶々「ローエングリン」やってたので観てきました。名優ブランダウアーの初の本格的オペラ演出と言うのが売りでしたが、思った通りまるでコンヴェンショナルな舞台でした。

フォークトは「そんな人いたけど、どういう人だったけ?」とか特別気にせず聴き始めた始末でした。
クリップでも分かる通り、歌い出しから何とも明るく大変軽い声に驚かされましたが、この調子で全曲、音符の90%はきちんと音にして歌い切り、旋律線が欠けてしまうことも90%はありませんでした。小さな声とは言えプロジェクションと独特の輝きもあり、最終的には大健闘賞を進呈したい気分でした。
ですから声質は「白っぽい」と言いますか、ザイフェルトに似ています。個人的には、こういう声質のジークムントやパルジファルは勿論、タンホイザーも好みではないですが、ローエングリンならギリギリ許容範囲かなぁ、でもやっぱりというところ。やはりヴァーグナー・テノールはバリトンっぽい音色がシックリ来る方ですので。でもこのタイプの声質にangéliqueな輝きを見て、独特のヴァーグナー・ヒーローとして好む人もいると思います。
今後もう少し声に厚みが加わり、暗めの音色ニュアンスを加えることが出来るようになれば、他の様々なヴァーグナー役にも進出しうるでしょうが、ネアカな声でジークムントやタンホイザーを歌いのけてしまうザイフェルトみたいなタイプになる可能性が高いのではないかと思います。

因みにエルザはニュルント、オルトルートとテルラムントは座付きの歌い手さんたちで、フォークト同様全員小粒、オケと合唱はきちんとしているものの、指揮のシュテンツもやっぱり小粒で、全体としては「やはり地方劇場のヴァーグナー」というのが正直なところでした。地元紙は演出以外、指揮・オケ・歌手陣をかなり誉めてましたが。

カウフマンは今年3月、チューリッヒのシャトレ客演の「フィエラブラス」で初めて聴きましたが、まあよく歌いますね。劇場でドイツもので聴く声は「太い」という印象はなく、「軽いけれど腰が強い」という感じで、フォークトよりは這かに力強さも、暗めの音色もあります。当然ヴァーグナー進出を目指すだろうと思わされる声でした。

まあ確かにこれからちょっと気になるテノールのヴァーグナー歌い候補というと、小生も思いつくのはこの二人かも知れません。

フォークトさんのクリップの紹介ありがとうございます。繊細な感じの美声ですね~♪
ワーグナーオペラをきちんと聴き始めたのはホントこの一ヶ月くらいな私、ヘルデンテノールと言われても「????」な状態なので、最初に聴いた声で「これがヘルデンです」と刷り込みされちゃう可能性“大”です。
他に知ってるのはヴィントガッセンくらいなんで。。。

オルトルートとテルラムントの場面も見られて嬉しかったです。また脳内でフォックスさんとブランク先生を変換して楽しんじゃいました。(50年代当時の演出とはえらい違うんでしょうけどねぇ;;;;)

ヴァラリンさん、便乗記事を書きました。リンク&TBしましたので、よろしく。

雑誌になんと名前が登場したということですので、フォークトのクリップと同じ場所の音声クリップをアップしました。あれじゃあ、いくらなんでも短いので、一区切りつくところまで。興味のある方はTB先へどうぞ!

edcさん:

こちらこそTB&リンクありがとうございました。やっぱり、若いローエングリンってだけでも、気分が華やぎますよね(^^1

>前奏長過ぎよ^^l 

ホント。あのヘルメット?を被る所は、あとでDVDで観ればいいんだから、歌声をもっと!!って思っちゃいますよね。

>細くて甘い、綿飴(綿菓子)の糸みたい

うんうん。最初聴いた時、コロさんよりも甘いかも…って思ったんですけど、edcさんが上げて下さったのと較べてみると、フォークト君のほうが、より細いんですね。この箇所は、特に弱声を使う箇所ですから、ここだけだと何とも言えないですけど。早く全曲観てみたいですわ~~

>>トレーケル

やっぱり伝令ですかね。髪型もいつも通り…(o ̄∇ ̄)o!!

TAROさん:

有力な手がかり(?)ありがとうございました(^^ゞ
それにしても、このサイト「cami.com」って…まぁ、「髪.com」じゃないんでしょうけど、なんだか…(^▽^;)

keyakiさん:

>レビューにマイヤーとトム・フォックスとかいてありますし。

あらホントだぁ。全然読んでませんでした。
(ナントカのレビューはたとえ一行でも、真剣に読むんですけどね(^^ゞ)

助六さん:

>9月に所用でケルン

あ、このレビューは確か、私の感情を常に逆撫でする出版社(?)の月刊誌に出てました。3幕のローエングリンとエルザの会話が、二人ともそっぽ向いて?たそうですね。

>声質は「白っぽい」と言いますか、ザイフェルトに似ています

ああ、そう仰って頂くと何となく想像つきます。
明るい声のワーグナーテノールって、最近の傾向ですよね。

>エルザはニュルント

って Camilla Nylund のことですよね?
私、海外初オペラ@ドレスデンでのマイスタージンガーで、彼女のエーファを聴いているんですよ。もう5年位前ですけど、ちょっと、ジャニーヌ・アルトマイヤーに顔も声も似た雰囲気かなぁって思ったんですけどね。
昨年末のベルリンフィルのジルベスタコンサートで、フィガロの伯爵夫人を歌っているのをTVで見てビックリしました。

>カウフマン
>当然ヴァーグナー進出を目指すだろうと思わされる声

なるほど。こちらも是非、ワーグナーで聴いてみたいですね。

しまさん:

>最初に聴いた声で「これがヘルデンです」と刷り込みされちゃう可能性“大”です。

あらあら、そんなこと仰らないで(笑)
TBして下さっているedcさんのブログの記事から、「80年代のヘルデンテノール」のお二人の声が聴けますから、そちらも是非!!

でも、若いテノールが出てきてくれるのは、純粋に嬉しいです(^^!

>また脳内でフォックスさんとブランク先生を変換して楽しんじゃいました

ふふふ…全曲観るのが、楽しみですね(^^!

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