レパートリーから:ピーメン(Pimen:ボリス・ゴドゥノフ)Vol.1
実演の記憶は決して巻き戻せないもの。音の記憶も、とても曖昧で形には決してできないもの。
だけど、もしも…記憶を再現できる魔法があるのならば?
…それは私の、甘いような、苦いような追憶を呼び覚ます鍵になるかもしれない…
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なーんて、安手のロマンス小説もどきの書き方が最も似合わない演目+レパートリーかもしれませんね(笑)
《ボリス・ゴドゥノフ》は、オペラ聴き始めのころから、何となく関心のあった演目。前から来てくださっているご常連の方には耳タコですが、去年の冬、ベルリン国立歌劇場での公演を2回観てます。
その時の感想は☆こちら☆
この上演は、昨年の12月にプレミエを含めて、全部で6回の上演がありました。
今シーズンのリンデンでもレパートリー演目として上演していますし(今年9月と来年3月)タイトルロールのルネ・パペ(Rene Pape)はこの役+同じリンデンでのグルネマンツ@パルジファルが高く評価されて、今年のOpernwelt誌の最優秀歌手賞(男性)を受賞しています。
ちょっとしたきっかけで、私の中に眠っていたボリス熱(正確にはピーメン熱?^^;)が再発してしまいました。
で、最近ネタ不足ですし…自分の勉強のメモ代わりという感じで、思い切ってピーメンを中心に、連載しちゃおうかな、なんて。。。
ダーリンも、この作品とは長く付き合うことになるだろうし。。。
本当は去年、実演を観る前にやりたかったんですが、日本語で読める資料が揃わない環境で、何となくほったらかしてしまってましたし…
それなりの詳しい解説は、私にとっては日本語で読まないとわからないことが多いですので、付け焼刃ですが、あまり構えずに、やれればな~~なんて思っています。
とりあえず、今日は前書きということで。。。
************************************* プレミエ直後、舞台写真を見て盛り上がったときの記事
《関連記事》
・ボリス・ゴドゥノフ@リンデン vol.2
私の、ピーメンに対する熱い?思い入れ…
・Rasskaz Pimena
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