ばんざいテノール??
久々に長い記事です(^^!
まずは、先日のTAROさん宅での会話より。
TAROさん:
今店頭に並んでる音楽の友社の「グランドオペラ」誌の特集は、『テノール万歳!』ですって。どうも次々とヴァランシエンヌさんを逆撫でするような特集を組む出版社みたいですよ。(笑
V:
いいんです…ニッチなところへ限りない愛情を注ぐことに、小さなヨロコビを感じておりますからp(・・,*) グスン
(以上、公式回答)
(以下、本音)
ふん、どうせフローレスのことでしょ?と思ってあの出版社のサイトを覗いたら、リンデンのカルメンで、私の大事なカレを蹴っ飛ばした(*1)ヴィラゾン ⇒ ビリャゾンも「いま輝くテノール」ですか(("○( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄メ)プルプル
この時の舞台写真の片隅にエスカミーリョが掲載されているとか、そういうことがあれば…読んで「あげても」よろしくてよ。
(*1)ちなみにあの出版社では「ビリャゾン」と統一しているようですね。私はなんとなく、Viで綴ってある名前は「ビ」よりも「ヴィ」で書く方が好きなので、「ヴィラゾン」と書いてますけど ⇒ コメント欄で「スペイン語の「V」は発音的には「B」の音」「Bの発音のカタカナ表記(ビ)のほうが…」と教えて頂きましたので、今後は私も、そのように書いて行きたいと思います。どうも、ありがとうございました。
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…オペラの花形は、テノール。いくら脇役のバスが良くても、上演を引っ張っていくような存在感の強い役には限りがありますから、いいテノールがじゃんじゃん出てくれることは、オペラ界にとっては喜ばしいこと。
そう、所詮バスは脇役が多いもの(ρ_;)・・・・ぐすん
ということで、何もムリに逆撫でされることないわね…と、ここはクールに?スルーするつもりだったんですけど、別のところで「堀内修氏がヘルデンテノールになりそうな期待の若手歌手として、クラウス・フロリアン・フォークトとヨナス・カウフマンの名前を挙げていて、 ルネ・コロとペーター・ホフマン時代が再来するかもなんて…」云々というのを目にしたので。
…最近ネタ不足だし、仕事にかこつけてブログもサボり気味なので、これは、ネタになりそう。よし、昼休みに本屋に行ってこよう!ということで、立ち読みしてきました。
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《内容》
圧倒的にフローレスとヴィラゾンが誌面を占めています。
フローレスのほうは、TAROさんのお宅で「どうせ」と書いたのは、6月に来日したばかりですし、日本での人気もずば抜けて高いですから、「テノール=フローレス」なんだろう…と判断したからです。
彼のレパートリーと私の好みのオペラが殆ど合致してませんし、私にとっては好き嫌いの対象ではありません。
特に否定的な意味で書いたわけではありませんので、あしからず。
ということで、ビリャゾンのほうですけど、もっもしかしたら、カルメン@リンデンの舞台写真で、エスカミーリョが掲載されているかも…ワクワク ((o(⌒∇⌒ o)(o ⌒∇⌒)o))ワクワク…という、淡い下心があったんですが、見事に裏切られました。ふん、やっぱりね。
え?いつまでも怒っていませんってば…蹴っ飛ばされたことは。
ヴァラリンオトナだし、あれは演出だし…ニコニコ(⌒ー⌒ )。。oO("o( ∇ |||)プルプル)
その他舞台写真で目についたのは、今年の冬にROHでプレミエ上演された「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーでしょうか。ホロストフスキーとの2ショットもあったり。
この役に関しては、自ら希望して得た役だそうで「いいロシア人のテノールがたくさんいるから、努力しました」と話していました。なるほどね。
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《期待のヘルデンテノール?!》
一体どこに記事があるのよーー;と探しまくったあげく、1ページだけありました(^^;
以下、堀内氏の弁を曖昧な記憶で再現:
「ルネ・コロとペーター・ホフマンが活躍していた80年代を知っているものにとっては、最近のワーグナー上演は何となく物足りない。しかしここにきて、その80年代が再現されるかもしれない可能性が出てきた。二人の有望なヘルデンテノールが登場したからである。クラウス・フロリアン・フォークトは、新国立劇場の「ホフマン物語」でのフランス語を聴いただけで、白鳥の騎士、すなわちローエングリンが浮かんできた」云々。
「ヨナス・カウフマンは、声を聴いた時に「これこそワーグナーの声だ」と思ったのだが、イタリア物(ドン・カルロ)やフランス物(ドン・ホセ)など、レパートリーは広い。その方が需要も多いし、興行的にも受けるからだろうが、ワーグナーだけに集中して欲しいものだが…」云々。
フォークトは'70生まれ。ここんとこローエングリンでの活躍が著しくて、今年春のMetでの上演も、一部では相当話題に上ったんですよね。ちょっと探ってみたところ、昨年秋にはカールスルーエで、ジークムントも歌っているんですね。
どうでもいいことですが、このサイトの上から3番目の写真の手前のかたは、もしやフンディング??何気にハンサムじゃないですか~(*^_^*)
フォークトには、既に熱烈なファンもいるようですし、一度観てみたい(聴いてみたい)と思っているのですが、11月末に、今年6月でのバーデン・バーデンでの上演のDVDが出るようですね。
カウフマンは'69生まれ(だったかしら?)この人は、声だけ聴いた椿姫@Metでは、ずいぶん太目の声…という印象でした。
今夏のエジンバラの演奏会形式で、ヴァルター歌ったそうです。
堀内氏が指摘なさっている「彼はレパートリーが広く」云々ですが、これはカウフマン自身の方針?!によるもので、「彼はワーグナーも歌うつもりでいるけれど、ワーグナーだけを歌うテノールにはなりたくない」と話しているとのこと。
まぁ、あれこれ色々やるのも、本人がそれを希望しているならいいんじゃないんでしょうか?
氏が「型」にはめてしまいたくなるのはご自由に…というところですが、だいたい、誰しもデビューしていきなりワーグナーの主役クラスの役なんて、歌いませんってば(^^;
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その他、今年来日したアラーニャやクーラ、またヘルデンテノールに関しては、トレレーヴェン、ディーン・スミス等についても少しだけ言及してありましたけど、全体的には、あえて「60年代後半~70年代生まれ」の若手を取り上げてみました…という感じでしょうか。
それにしても、立ち読みする前は、せめて1000円以下なら、記事を正確に書くために買ってもいいかな~~とか、チラッと思っていたんですが、立ち読み後「いったいいくらするのよ?!」と値段を見て唖然。1800円もするんですね。いくらなんでも、高すぎませんか?!
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あ、忘れてた。
巻末に各国の主な歌劇場の11月~3月頃(だったかな~~記憶が曖昧m(__)m)のスケジュールが出ています。
まっさかね~~と思いつつ、チラッと眺めてみたら…
現在上演中のボエーム@ROH、来年3月のボリス@リンデンと、魔笛@リンデンに、あら、「A.ヴィノグラードフ」…ダーリン(←今日はなんとなくダーリンと呼びたい気分…)の名前が。
でも、指摘してもいいかしら。
今シーズンの魔笛@リンデン、シーズンプログラムが発表された時点では、確かにダーリンのザラストロでした。
でもスケジュールの関係で、今シーズンの魔笛には、一回も出ないことになったんですよねぇぇぇ。
10月7日に劇場サイトのプログラム、正式に変更されましたし。
ってことで、間違っていますわよ。音楽の友社さん。
やっぱり、ことごとく私の神経を逆撫でする出版社なのね x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
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コメント
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えーっと、スペイン語の「V」は発音的には「B」の音なのだそうです。「V」だから「ヴィリャゾン」とお書きになりたいお気持ち、わかりますが、「ビリャゾン」というのはこの場合、原語の発音に忠実な表記のようです。
投稿: Bowles | 2006/11/01 22:29
ヴァラリンさん、わざわざの立ち読み&報告^^!ありがとうございます。
最近は本屋にもめったに入らないけど、入っても音楽関係の雑誌が近辺の本屋からは消滅状態なんですよ。
>ルネ・コロとペーター・ホフマンが活躍していた80年代を知っているものにとっては....
氏のご都合振り健在って感じだわ。
>新国立劇場の「ホフマン物語」でのフランス語を聴いただけで、白鳥の騎士、すなわちローエングリンが浮かんできた
口から出任せもいいところって感じがしちゃいます・・・
>声を聴いた時に「これこそワーグナーの声だ」と思った
どの声を聞いたのかしら????
まあ、二人とも、70年代(69年でも)生まれということは30代、若い声でワーグナーを歌ってくださるのは大歓迎です。50まで待つわ〜〜なんて言わずに、別に特化してくださいなんて思いませんけど、やってほしいです。いいかどうかは、聞きかつ見てからのお楽しみですわね。
投稿: edc | 2006/11/01 23:13
Bowlesさん:
システムの関係で時々二重投稿になってしまうことがあるんです。一つ削除しておきました。
>スペイン語の「V」は発音的には「B」の音
ご指摘ありがとうございます。覚えておきますね。
この読み方を知っている人のほうが、少ないと思います。
やぱり英語読みというか「Vi」なら「ヴィ」と読むほうが、大多数だと思いますし、原語発音云々に拘り始めると、私自身の収拾がつかなくなってしまいますし、深い意味があるわけじゃないんです。
たとえばVinogradov=Виноградовにしても、ロシア語の専門のかたに言わせると、出版社の表記どおり「ヴィノグラードフ」のほうが、より原語読みに近いそうですが、私の中では「ヴィノグラドフ」で固まっていますし、各国のネット放送で読み上げられる時もまちまちに聴こえますから、これでいいかな、と思っています。
「Villazon」を「ヴィラゾン」と読むのも、私にとっては同じこと、です。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/01 23:16
edcさん:
へへ、ちょっと記憶が曖昧なんですけどね(^^ゞ
大筋は間違ってないと思うんですけど、一応「期待のヘルデンテノール」って言われちゃ、読んでおかないとね(笑)
>氏のご都合振り健在って感じだわ。
枠にはめたがる傾向も健在ですよね。
>50まで待つわ〜〜なんて言わずに、別に特化してくださいなんて思いませんけど、やってほしいです。
そうそう。最近じゃ「ワーグナーは50歳過ぎてから歌うもの」っていうのが横行してますものね。
願わくば、この二人のことを、あとになって「彼らは30代半ばでワーグナーに手を出し、そして声を…」とか、言わないで欲しいですよね。
ん、思い出したぁ。
来年3月の「オランダ人」のエリック(ヴォトリヒでしたっけ??今年のバイロイトのジークムントさん^^;)のことも、ちょっと言及してありましたけど、何て書いてあったか忘れちゃいました(~_~;)
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/01 23:25
あ、そうそう私もうっかり自分のサイトにヴィラゾンと書いてしまいましたが、「ビ」なんです。
収拾がつかないというのも分かりますが、スペイン語圏のVに関しては、できれば宗旨替えしてBの発音のカタカナ表記にしていただけると嬉しいです。セヴィリャじゃなくてセビリャ、ヴァレンシアじゃなくてバレンシア。ヴィクトリアじゃなくてビクトリアですね。
なぜならセヴィリャとかかれると背中が痒くなるんです。
Villasonのllaの部分については、どっちみち日本語では表記不能な音なので(Sevillaも同様)、便宜的にリャ、ラ、ジャなどという書き方が行われる慣習になっています。だからビラゾンでもビリャゾンでもなんでもありなんですが。特に南米でのスペイン語発音はジャの要素が強く聞こえるみたいで、カレーラスの歌ってる ミサ Criollaはクリオージャとカタカナ表記されてますね。
投稿: TARO | 2006/11/02 02:20
>「期待のヘルデンテノール」
ネタ提供したのひょっとしてわたしですか(笑)?
最近の歌手の名前などす~ぐ忘れちゃうわたしですけど、
これでしっかり覚えましたよ(笑)。
コロ、ホフマン時代の再現になるかどうかは分かりませんけど。
ヴァランシエンヌさんのところで、
またひとつ勉強になりました。ありがとうございます!
投稿: ぴっぽ | 2006/11/02 05:58
この記事とぴっぽさんのコメントよんだら、買ってみたくなりました。
どういう風に化けるのでしょうね~
投稿: あやかしのとら | 2006/11/02 06:52
TAROさん:
ご指摘ありがとうございます。BowlesさんとTAROさんのお二人から教えて頂いたのならば、今後、直して行くことにしますね。
ということは、現在ROHのボエームでダーリンと共演中のマルセロ・アルヴァレス(Marcelo Álvalez)も「アルバレス」が正しいんですね。
余談ですがバレンシアのことを調べていて「なんで「バ」なのかな~~?」と、うっすらと感じていたんですが(^^ゞこれも直しておきますね。
>Villasonのllaの部分
これって、去年カバリエの名前のことで少し話題にしたことがありましたよね。↓すっかり忘れていました(ダメじゃん)
http://valencienne.tea-nifty.com/brot/2005/10/post_b5e9.html
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/02 11:54
そのテノール万歳な雑誌、フローレスのインタビューが載っていると言うので注文してしまいました^^;;。 でもテノールだけが素晴らしいオペラの舞台って言うのは寂しい(フローレスは心なしか最近共演者に恵まれないような気が)です。それにおっしゃる通り、いくら卓越していてもフローレスの守備範囲は本当に限られています。
ドイツ物はよくわからないけど、イタリア物の場合、聴きたい!と思えるテノールを探すよりもバリトンを探した方がまだ脈があると思う昨今なので、あんまりテノール万歳と思えないですねえ。
投稿: babyfairy | 2006/11/02 11:57
ぴっぽさん:
お久しぶりです!!
そうです、ネタ提供ありがとうございましたm(__)mのご挨拶に伺わなくちゃと思っていたら…書き込み、ありがとうございます♪
しかし、期待のヘルデンテノールとか、大々的に書いている割には、たったの1ページですからね。ワーグナーがいかに人気薄の裏返しかと(^^ゞ
まぁ、さし当たってはフォークト氏の「ローエングリン」の映像を見てみてからのお楽しみ~~でしょうかね。
カウフマンのほうは、ワーグナーじゃないけど既に幾つか映像も出ているみたいなんですが(先日も「皇帝ティートの慈悲」をTV放送しているのを、ちらっと観ました…)やっぱりワーグナーで見てからのお楽しみかしら(^^;
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/02 12:46
とらさん:
>買ってみたくなりました。
でも、しつこいですけどヘルデンテノールのコーナーは、たった1ページですよ(^^;
あとはバロックオペラの特集とか、ホームシアター?の特集とかですし。あ、一応今年の夏のバイロイト特集もあったかしら??
もし購入なさったら、私が間違って記憶していた部分、訂正コメントして下さいね(^^ゞ
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/02 12:49
babyfairyさん:
>フローレスのインタビューが載っていると言うので注文してしまいました^^;;
ファンの方なら、1800円(+送料…^^;)払っても惜しくないと思いますよ。カラーページも沢山ありますしね(^。-)-☆
今年6月に来日した影響も大きいかと思いますけど、ビリャゾンとフローレスが誌面の中心とは言え、7割方フローレス寄りな構成かと思います。
何しろ短い時間での立ち読みでしたから、インタビューなど詳しく読むヒマがなかったんですよ。
>テノールを探すよりもバリトンを探した方がまだ脈があると思う昨今
はは(^^;
男性の地声で、最も多いのがバリトンですから、その分人材も豊富になるのは必然ですよね…
地声が多少低めでも、訓練して高い声を出すようになるのが普通のテノールですから、その分負担も大きいでしょうね。
フローレスは、地声も高いんですか?
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/02 12:59
私は、今号の“グランドオペラ”、買っちゃいました^^;
METの椿の写真が、小さいけど、カラーで出てたし、批評も1行ほど書かれていたし(笑)
オネーギンの写真は、音友に出ていたのと同じなんですけどね。
しかし、あのオネーギン、悪そうだよなぁ・・・^_^;
あ、誰のことを言ってるか、おわかりですよね?
投稿: 娑羅 | 2006/11/02 14:03
>ダーリンと共演中の
大受けです。(笑
ええ、アルバレスですね。勿論カルロスの方のアルバレスもです(いつかドン・ジョヴァンニで共演するかもしれないし)。
投稿: TARO | 2006/11/02 14:05
娑羅さん:
ちょっと前に娑羅さんのお宅のBBSを覗いて「あれま!」と思っていたところでした(^^;
そうですか、あのオネーギンの写真は既にご覧になったものだったんですね。
私も、ちらっとでもビリャゾンと共演したときの写真が出てれば、1800円払いましたよ…
でも公演情報の字づらだけ(しかも、間違ってるし)じゃ、いくら私でも…(^^ゞ
>しかし、あのオネーギン、悪そうだよなぁ・・・^_^;
そうですか?^^?あの舞台、映像収録はしてないんでしょうかね?
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/02 14:23
TAROさん:
>>ダーリンと共演中の
>大受けです。(笑
これじゃ、ロドルフォとコッリーネ、どっちの立場が強いんだか(笑)正しくは「ダーリンが共演させて頂いている」ですね(^^ゞ
(自分でも書いた後で「あれ?なんか変??」って思ったんですけど ← だったら直せよって^^;)
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/02 14:36
フローレスの地声は高いですよ。 少なくとも低いアルト声の私のより高かったです。 変声期にあまり変わらなかったらしいですよ、彼の場合。 普通のテノールがしなければならない苦労が無いわけだから、高音は得意なんです。 ただし、普通のテノールは年齢とともに声に重みが出て来てレパートリーが変わったり、広がったりしますが、彼の場合はこれからもそういうオプションは無いような気がします。
投稿: babyfairy | 2006/11/02 21:33
>ちらっとでも
>写真が出てれば、1800円払いましたよ…
うーん、、、
そしたら私の我侭って贅沢?文は読まなきゃいいのかしら。でもなぁ~。ぶちぶち。いいや、どうせ売れ残るんだから(←暴言)半年悩もうっと。
投稿: りょー | 2006/11/02 22:26
>TAROさん、
スペイン語カラキシですので質問ですが、VillazonのZは「ビラソン」とはならないのでしょうか?
あとカタルーニャ語ではVとBの区別があるとも聞きますが、実際のところどうなんでしょう?
検索したら、区別がなくなったのは近代のことで、一部地域では区別が残存するが、公式には区別なし、みたいな説明もありましたが。
投稿: 助六 | 2006/11/03 10:38
助六さん
あ、綴りはzなんですね。ビリャゾンと書いてあったので、勝手に Villasonだと思って、上のレスでもそう綴っちゃいました。失礼しました。zでしたら「ソン」ですね。
Villazonは中南米の出身でしたでしょうか?でしたら英語風に表記すると Bijason (sは濁らない)が近いかと思います。スペイン本国の出身だと Bilyathon (ソは摩擦音)みたいに発音するのがベターかもしれません。勿論常々助六さんがおっしゃってるように、固有名詞なので最終的には本人に聞かないと分かりませんが。
大学ではカスティーリャ語しかやらなかったので、カタルーニャ語のVの発音についてはよく知らないんですが。
llaについてはカスティーリャ語もカタルーニャ語も、同じような感じで難しいですね。
リセウ劇場で幕間(マクマじゃなくて!)にバルセロナの人たちの会話に耳をすましたことがあるんですが、Caballeのlleの発音は、普通のスペイン語と同じような微妙なものだったです。
投稿: TARO | 2006/11/03 13:53
babyfairyさん:
>変声期にあまり変わらなかったらしいですよ
あ、そういうことなんですか。だったら普通の男性よりも、うんと高いってことですね。
>彼の場合はこれからもそういうオプションは無いような気がします。
そういう理由だったら、そうかもしれませんね。
人とは違う声が、そのまま彼の個性に繋がるわけですし、ネ。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/03 21:33
りょーさん:
>そしたら私の我侭って贅沢?
イヒヒ…その通り…
なーんちゃって(~_~;)私の場合、明確な理由があるのです。
ダーリンはまだ日本の音楽雑誌に写真が掲載されたことがないので、一番最初に出たら、たとえ内容がどんなものであれ、買おうと決めているのですよ。
(いいことが書いてあればそれでよしだし、悪口orまるっきり無視だったら「この恨みは忘れないわ!」ってことで、記念になるしね ← トコトン性悪女だな~~私って(^^ゞ)
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/03 21:44
おひさしぶりです。フロリアン・フォークトの話なんで、思わず書き込んでます。彼は4年前にエアフルトの劇場(当時新築中でテントの仮小屋)でローエングリンを歌いました。普段閑古鳥の鳴く田舎劇場が超満員になり、追加公演まで打たれる騒ぎ。あのⅢ幕で「ローヘングリン」と名乗る場面の素晴らしさは、今でも鮮明に記憶に残っています。その後、ドレスデンでこの役をデノケと共演したのも見事でした。今年はメトに登場したとか。またたく間に階段を駆け上って頂点に近づきつつあるのは、以前を知る者としては嬉しいことです。
投稿: 焼きそうせいじ | 2006/11/18 18:52
焼きそうせいじさん:
お久しぶりです!!コメント、ありがとうございます。
噂のフォークト氏、今シーズンはバイエルンにもヴァルターやエリックで出演するようですね。
メトの出演時には、一部で相当盛り上がったようですね。
ローエングリンは、もうすぐDVDの発売ですので、とても楽しみにしています。観たら、また感想を書きますね。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2006/11/18 23:13