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世界フィギュア男子フリー観て来ました

えっ?ヴァランシエンヌさんとフィギュア?!意外な組み合わせでしょ(笑)
実は学生時代のお友達に誘われて…というわけ。

地方在住の彼女は織田信成選手のファン。国内主催の大会は何度か観に行っているそうで、今回東京で世界選手権が開催されるので、東京日帰り圏内に住んでいる私に声をかけてくれたのです。

世界の一流選手が一堂にに集う大会が東京で開催されること&彼女自身は、小学校低学年と幼稚園児の男の子2人のお母さんですけど、せっかく行くのならば、子供は見ててあげるから、ショートプログラムとフリーの2日間行っておいで、と、だんな様も快くOK出してくれたということで(やっさしい~~^^!)対象は違えど、多少無理してでも観たい!という、特定の誰かへのファンとしての気持ちは痛いほど理解できる身としては、付き合わないわけには行きませんf(^-^;

ということで、私が付き合ったのは3日目の、アイスダンスオリジナルプログラム&男子フィギュアのフリー演技。席もけっこういい場所で、全体が見渡せる程よい位置。選手の細かい顔の表情までは判別できませんが、場内の大型スクリーンに時々大写しになりますし、それで補えればいいかな、という感じ。

月並みですが、生で観るジャンプ、スピンは迫力がありました。そして、選手によって5分(でしたっけ?)という時間の長さを感じさせるひと、そうでないひととの差があるものだなぁ…と思いました。TVで観ている時と違って、解説無しですし、目の前で繰り広げられる演技だけが目に入ってくるわけですから、引き付けられる演技と、残念ながら途中でダレちゃう…っていう演技が、あるんですよねf(^-^;

男子フリー、アイスダンスを含めて、とても印象的だったのは、守備範囲のひろーいブログ仲間・サルダナパルスさんお勧めのブルガリアのアルベナ・デンコヴァ&マキシム・スタヴィスキー(Albena Denkova&Maxim Staviski)組 の演技でした。どこがどう、というのは上手く言えませんが、胸に迫ってくるものがあって、少し涙目になってしまいました。

ところで:

フィギュアの場合、選手の活躍時期は10代後半~20代前半、20代中盤になると、もはやベテランですよね。
ということで、客層もそれなりに若いのかと思っていたんですが、ファン年齢層は幅広く、若い女性ももちろんいることはいるんですが、30代後半~60代くらい?!って感じの、中高年の女性のほうが目立っている気がしました。ワタシタチ30代後半だと、まだまだ、じゅーぶんに若いほうって感じ?^^:

それでも皆さん「キャーっ!!!」って、黄色い声で(特に、お目当ての選手の時には)熱い声援を送り、ひいてはスタンディングオベーションですからね。いやもう圧倒されっぱなしでしたf(^-^;もちろん、彼女も織田君に、熱い声援を送っていましたわよん。

ということで、せーっかく遠くから熱心なファンが観に来ているんですから、織田君!!彼女の為にも今日は頑張ってよね!!なぁんて私も心の中で、無責任な熱い叱咤激励?!を送ってあげた甲斐あって、いい感じの演技を観る事ができて、私もホッとしました(^o^ゞ

ちなみに、競技が終わったあとにリンクに投げ入れられる「お花」ですけど、ちゃんと会場で売っているんですね。会場の外で買ってくるほうが安いんじゃないの?!っていう微妙なお値段(一輪500円)ですが、、投げ入れられた時に花びらが飛び散ってしまうことがあるので、きちっとラッピングされたものでないと、ダメだそうです。
この日は花を投げ入れるには、ちょっと遠い席だったので、彼女の「お花投げ入れ」を観ることはできませんでしたけど、前日はやってあげたそうです。ごちそうさまぁ(#^.^#)

(ちょっとウラヤマシイナァ、なあんて思ったり。。。だってオペラだと、お目当ての歌手が出てきたって「キャーッ、●●さんっ!!」なぁんて声に出して言えないし、お花もねぇ…メトの映像とかだと、カーテンコールで花束が飛んでいるのを見ますけど、リンデンでもバレンシアでも、観なかったですよ…いつか出来る時が来るんでしょうか?^^;)

それと、こちらも海外追っかけ組というのは存在していて、外国からツアーで観に来ていらっしゃるグループも。いやはや、世界は狭いわ。

そんなわけで、特定のダレカさんへのファン心理に好奇心旺盛の私には、別の意味でも非常に面白い体験でした。

フィギュアスケートに限らず、スポーツ選手のファンの場合、常に相手は勝ち負けの世界に身をおいているんですよね。しかも、怪我したら…って心配もある。フィギュアの場合、一試合でお目当ての選手の出番は3分とか、5分そこらなんですけど、この5分間のために、選手は鍛錬を重ね、ファンはドキドキしているんですよね。

彼女も毎回、気が気ではないし、大きなワザに挑戦してくれるのは嬉しいけど、でも少しでも長く楽しませてもらうには、怪我しないことが一番だし。。。って気を揉んでましたけど、その気持ちわかるわぁ…

彼女に会ったのは4年ぶりでしたが、昔と変わりませんね。思えばもう20年近い付き合いになるんですけど。誕生日が1日違い、血液型も同じのせいか?思考回路が似ているので、今も昔も、お互いに似たようなことをやっているというわけです(^_^;)

でも、家族以外に大事なものがあるからこそ、家族にも優しくできるし、自分だけの世界があれば、子供が手を離れた時にも、寂しくて自分を見失いそう…なぁんてことは、ないんじゃないのかな…と、彼女を見ていて思いました。女性のこの心理、男性には理解し難いかもしれませんけどねf(^-^;

こういうことを暖かく見守ってあげる度量の広さがあれば、奥様もいつまでも若々しくいられるってわけですよ(#^.^#)

対象がなんであれ、誰かのファンになって、ドキドキワクワクすることは、若さを保つ秘訣にもなるし、生活全般に潤いを齎してくれるってことネ(#^.^#)

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コメント

お、男子フリーを生でご覧になってきたのですね♪
私もテレビで観るだけのごくごくうす~いファンですが観てますよ(^^)

まずは身体が資本、試合(舞台)1回1回が勝負、という点ではスポーツ選手も歌手も似ていますね。
スポーツ選手のほうがオペラ歌手に比べて一般的に現役期間は短いですけどね。

>対象がなんであれ、誰かのファンになって、ドキドキワクワクすることは、若さを保つ秘訣にもなるし、生活全般に潤いを齎してくれるってことネ(#^.^#)

まったくです(^o^)
ドキドキワクワクしすぎて困る場合もありますけど(笑)

ところで男子フリーといえば、ライサチェク選手のカルメン・・・曲を聴くなり声が思い浮かんじゃって(^^ゞ
「誰の声?」とはあえて聞かないでください(笑)
ヴァラリンさんはいかがでしたか?

●ナオさん:

友達に誘われなかったら、生で見る機会なんてなかったでしょうから、感謝感謝です(笑)

>ライサチェク選手のカルメン・・・曲を聴くなり声が思い浮かんじゃって(^^ゞ

いやん、聞かないで(笑)
(と言いながら、ツッコミが嬉しくて仕方ない^^;ありがとー(笑))

最初は前奏曲の後半⇒花の歌⇒ラストに闘牛士の歌…っていう構成でしたよね。トレアドールになった途端、彼女の耳元で囁いちゃったもん(^^ゞ

「彼、この役を歌いに東京に来るのよ」って(笑)

帰りの電車の中では、とーぜん、カルメン@リンデンの放送録音を聴きながら、帰ってきました(^^ゞ

…しっかし、エスカミーリョなんて恥ずかしいから絶対イヤ!って、突っ張っていた私は、一体どこへいってしまったことやら(///∇//)

プロ・スポーツを見に行ったことって、そういえばないんですけど・・テレビではたまにというか偶然目に入ることも少なくないですね。

>時間の長さを感じさせるひと、そうでないひと

これも人(見る側の)それぞれなんでしょうけど、確かにありますね。惹き付けられるのと退屈なのと。

●edcさん:

おや?時間が被りましたね(笑)

>>時間の長さを感じさせるひと、そうでないひと

>これも人(見る側の)それぞれなんでしょうけど、確かにありますね。惹き付けられるのと退屈なのと。

そうそう。オペラでもありますものね(^_^;)
表現手段の違いこそあれ、心に響いてくるか否か…ってことでしょうね。

私のブログへのTBとコメントありがとうございます!男子シングルとアイスダンスを一気に見られる日に行かれたなんて、羨ましいです。

>ファン年齢層は幅広く
そして圧倒的に女性が多いですよね!フィギュアスケートは長年競技自体のファンを続けている人たちが多いんですよ。追っかけおばちゃんたちのパワーも凄いです(^^)

>家族以外に大事なものがあるからこそ、家族にも優しくできるし、自分だけの世界があれば、子供が手を離れた時にも、寂しくて自分を見失いそう…なぁんてことは、ないんじゃないのかな
その通りだと思います!家族とは別に趣味とかアイドルを持ち続けていればイライラも発散できるでしょうし、人生が豊かになりますよね。

>男性には理解し難いかも
だから仕事一辺倒の男性は定年退職後に何したらいいのか分からなくなっちゃうんですよっ!って言ってあげたいです(^_^)

全然違う話題で恐縮なんですが・・
男子フィギュアといえば・・・

あのフルシェンコが大好きなんです。
最初容貌とストイックさから思いつかないハジケっぷり「セックス・ボム」を見て以来惚れました。

日本の男子って・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・


やっぱり男ってルックスよね~(←暴言

●サルダナさん:

> フィギュアスケートは長年競技自体のファンを続けている人たちが多いんですよ。追っかけおばちゃんたちのパワーも凄いです(^^)

…ですよねぇ。私の隣も関西弁でしゃべるおばちゃん2人組だったんですけど、凄かったですよぉ。どっからこういう黄色い声が出るの?^^!って(笑)

> 家族とは別に趣味とかアイドルを持ち続けていれば

ホントにね。ときめくことによって、脳内物質ドーパミンが大量に放出されるので、脳内の老化防止に役立つとかいうの、TV番組でもとりあげてましたよ。

だから、女にはときめきが必要なのよぉ(笑)

●とらさん:

おおおっ、プルシェンコ、私も好きですよ(笑)多分、歴代の男子フィギュアスケーターの中で、顔と名前がきちんと一致する選手は、多分彼だけなんですよ。

> 「セックス・ボム」

探してきました(^^; 貴公子がはじけると、こうなるわけですね(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=1Pi1du98S4c&search=sex_bomb_skater

ヴァランシエンヌさん、コメントありがとうございます。TBさせて下さいね。
あの日、ヴァランシエンヌさんと同じ場にいたんですねー。
私もそんなに観戦歴ディープじゃないんですが、我を忘れてスタオベと声援送りまくってしまいました (^^ゞ
直前の声掛けは、選手の集中の妨げになるかもしれないので控えましたが、「大ちゃ~ん」とか叫んでしまっていたし、よい演技した選手には、Bravo!とオペラ仕様の掛け声までしてしまいました~

最近は、美形でもキャラがこゆい選手が増えて、王子様系がめっきり減ってます。
プルシェンコの後のロシア若手勢もっと頑張ってほしいなあ…。

とにかく私としては、表彰台で輝いていた高橋大ちゃんが、とても誇らしかった大会でした!

とらさん
>「セックス・ボム」
ほんとに、おもしろかった!^^!
とらさん好み爆発ですね。
おっ!ヘラクレス・ポーズ?!(違いましたっけ?)

なつさん:

事前になつさんの御宅を拝見していて「わーい♪同じ日に観戦なんだぁ^^」って思っていたんですけど、まさかビックリ(@。@!でしたでしょ(笑)
オペラ繋がりなのに、全然違うところで(多分)初めての同じ空間占有ってのも面白いですよね。ちなみに、私たちが座っていたのはジャッジサイドの1階席の後ろの方でした。

> 直前の声掛けは、選手の集中の妨げになるかもしれないので控えましたが、

はは^^;
そういえば織田君が滑る直前、友達も「頑張って~~!」って叫んでましたけど、直前には、すーっごく真剣な眼差し。
なのに、しーんと静まり返っている中、近く?のおじさんが「いよっ、頑張れ~~!」って叫んだんですよ。その時、彼女が「もう!静かにしてよぉ(゙ `-´)/集中してるんだからぁ><;」ってつぶやいたのが、忘れられませんf(^^;
(気持ちはわかります^^;)

失敗した時の「ああ~~~っ」っていう観客の溜息って、やっぱり選手には通じるらしくって、なるべくそういう落胆の声は出さないようにしているんだけど、SPでミスした時はやっぱり声が出ちゃった…って言ってました。

> プルシェンコの後のロシア若手勢もっと頑張ってほしいなあ…。

若い選手が2人出てましたよね。演技がどうのこうの、というような鑑賞レベルではないんですが、私には結構いい感じに思えました。今後伸びてくれることを、期待しています。

技術だけでは推し量れないような気もしているのですが(何しろ、点数がどうやって付けられているのか、未だによくわかりません^^;)でも本当に、貴重な体験でした。

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