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2007年12月

今年もありがとうございました&来年も宜しくお願いします

本題の前に:

*新国立劇場《カルメン》の舞台写真、《彼》のお部屋のPhoto albumに掲示しました。もっと早く飾ってあげたかったんですけど、劇場で売っていた写真をスキャナーで取り込んで、サイズ補正したものを載せています。

新国のサイトのものよりかは、少しは見やすいと思います。

トレアドール ★恋敵に恋語り ★もし、君が僕を愛してくれるならば ★楽屋にて

Mostly200802*【モーストリー・クラシック】2月号 121ページにの簡単な批評と写真が掲載されてます。情報提供して下さった方、ありがとうございます(^^)

写真は3幕2場、カルメンとエスカミーリョの2重唱の2ショットです。
新国のサイトに、同じアングルの写真(これ)がありますが、これは「エスカミーリョが歌っている」時のショットで、今回の写真は「カルメンが歌っている」時のショットです。
ということで、彼が口をつむって、キリッとしているのがミソです(^^ゞ

キリッとした写真は殆どなきに等しい(^▽^;)ので、それを眺めつつ

「い…意外とカッコいいじゃないの(//∇//(//∇//(//∇//)」

とデレデレしているかどうかは、皆さんの想像にお任せします(〃⌒ー⌒〃)ゞ エヘヘ

(こちらの写真は、次の号が発売されるまでは、サイトには載せませんので、早く見たい方はどうぞ、本をご覧になって下さいね ⇒ 1月22日:3月号が発売されたので、載せました。★こちら

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12月24日(月)早朝のNHKドイツ語講座で

今年秋のベルリン国立歌劇場来日公演《トリスタンとイゾルデ》の紹介があるそうです。

教育テレビ NHKドイツ語講座

本放送:12月20日(木)0:00~0:25 (水曜深夜) ←終ってしまったので、再放送のほうをどうぞ!
再放送:12月24日(月)6:00~6:25

主役の2人イゾルデ役のワルトラウト・マイヤーとトリスタン役のクリスティアン・フランツのインタビューを交え、舞台の様子をご紹介します。

とのことです。番組詳細は⇒⇒⇒

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新演出《ドン・ジョヴァンニ》@ベルリン国立歌劇場

Dglinden200703 いっとき、自称バーチャル・リンデン・ウォッチャーと名乗るほど、熱心にリンデン=ベルリン国立歌劇場の情報を追っかけていましたが、最後に現地に行ったのは、もう2年前。

もちろん、リンデンをこよなく愛する気持ちには今も変わりはないし、行きたいのはやまやまだけどぉ…という想いはあれど、最近はたま~にサイトを覗く程度。とうとう今年は、手を出すまいと決めていた、秋の来日公演に、ついに手を出して、久々のシュターツカペレの生音を味わう…というアラワザに打って出ちゃいました。

最近はあまり、興味のある演目の新演出がなかったんですけど、ここに来て、やーっと!興味を持てるものが!!
12月15日プレミエの《ドン・ジョヴァンニ》。秋の来日公演@DGと、ほぼ同じメンバーでの上演です。

Scaladon このDG、昨秋にスカラ座で新演出した、ペーター・ムスバッハのプロダクションと同じだと思うんですけど、そこでちょっとだけ話題になったのが「DGは半裸の上に黒いコートを纏って…」云々。この時のタイトルロールは、カルロス・アルバレスです。

で、今回のリンデンでのタイトルロールはルネ・パーペ

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ゆったりした休日

久々に遠出してきました。クリスマス前だからか、原油価格の高騰のせいでガソリン代が上がっているせいか、高速道路も空いていました。
高原の方まで行ったら、山の上はもう雪。もう少し先まで進もうか…と思ったけれど、4WDでもなく、しかもノーマルタイヤでは、結局それ以上先には進めず…でした。

でも、夏から秋にかけてはとても込み合っている、とあるホテルのレストラン。さすがにガラガラに空いていて(^^; ほぼ貸切状態、ゆったりした気分でランチできました。

そのホテルから、もう少し上に上ったところに、よく行く日帰り温泉があるんですけど、雪が降り続いてしまうと、下るのが大変かも…ということで、今日は断念。暫く温泉には入ってないから、入りたかったんですけどね…冬の間は、やっぱり泊りがけで行くか、雪のない地域の温泉に行くかしないと、ダメかしら(笑)

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宴の後、そして一足早い、クリスマスプレゼント

アレクサンドル・ヴィノグラドフ@エスカミーリョ目当てに全公演制覇した、カルメン@新国も終って、ほっと一息。

マゼット@リンデン来日公演の時は、殆ど話題に上らなかったのに、役柄が変わっただけで、こんなに周りの反応が違うものかと、少しびっくりもしましたが、だからこそ、大きな役、目立つ役を歌うということは、大切なことなんですね。

さて、私が彼に関する、個人的なファンサイト《彼のお部屋》をこっそり作っていることは、こちらを定期的に覗いて下さっている方は、ご存知かと思います。この来日中に、そのヴィノグラドフ氏本人と、直接話をする機会を持つことができました。
HPのことも、快く承諾して頂いて、本当に感謝しています。

もちろん、基本的なスタンスはこれまで通り。

歌を聴けば(多分^^;)勝手に蕩けたり、ネットサーフィンして情報を得たものを掲載したり、実演やネットラジオで聴いた公演の感想を、私の言葉で書いていくことが中心です。

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千秋楽@カルメン 新国立劇場

初日同様、日曜マチネの公演。4回目同様、平土間左サイドからの鑑賞ですが、最終日にして、ようやく中央寄りの一番隅の席をあてがってもらえました。文句なしに、今までで一番いい席。前を遮るものもなく、まさに「私だけの空間」気分を充分に味わってきました。

5回目の時にTVカメラが入っていましたが、今回も入ってました。カメラマンの男性に突撃質問をした隣の席の、やや年配の女性からの情報によると、

《来年2月の芸術劇場で、ハイライトを放映する予定》だそうです。とりあえず、今後の放送予定など、しっかりチェックしたいと思います。

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さて、5回目は、どうも皆さんお疲れモードのようで、イマイチ乗り切れてなかった感が強かったですが、さすがに最終日。序曲が始まった途端、これはイケそう!って予感がしました。そしてここ一番、という時の歌手さんたちの集中力の高さには脱帽しました。

全体的には文句なしに、最終日が一番出来が良かったと思います。特に2幕ラストの、合唱+ホセとカルメンの「お姫様抱っこ」場面…
こういう合唱とソリストの声がぐーっと重なる場面は、この作品に限らず、私の好みでもあるんですが、こういう場面で、自分の感性にピタッと合った時「人の声の力ってすごいなあ…」と、しみじみ思います。

前回アップアップ気味だった、タイトルロールのモンティエル、昨日は渾身の力を振り絞った…という感じで、本当に素晴らしかったです。どちらかというと上品過ぎて、凄みに欠ける…という感じの感想が多かったと思いますが、昨日はその《凄み》もあり、また、いつものように佇まいも美しく、随所で目頭が熱くなってしまいました。幕が下り、ホセと二人で最初のカーテンコールに出て来たときには、全てを出し尽くした…という感じで、泣いていました。私もその様子に、ウルッと…

ホセのトドロヴィッチも、私は彼の単細胞系マッチョで、微妙に空気が読めない感じの役作りはとても気に入っていたんですが、昨日はそこに加えて、破滅的な男の狂気も感じました。
特に、3幕でエスカミーリョが立ち去った後、ミカエラが彼を呼びに来て「今は立ち去るが、俺はまたお前に会いにくるぞ」(←注:意訳)のくだり、ぞくっとしました。この部分、CDで聴くのも割と好きなんですけど、昨日はここんとこのオケの音色が、はっきりと狂気の音に聴こえて、相乗効果を生んでいたと思います。

そして終盤、カルメンとの別れの場面、恥も外聞もなく、好きな女にすがりつき、男のプライドなんてものはこれっぽちもなく、哀れでもあり、見苦しくもあり、脅し、そしてその女を殺して、自分のものにする…とでも言うのかしら、憎くて殺すのではなく、殺して自分のものにする…という感覚は、なかなか日本人の感性としては理解し難いですが、昨日はその流れが(理解できたか?と問われると自信が持てませんが)充分私の心に響いて、気持ちが伝わってきました。

ミカエラの大村さんも、公演が始まった頃は、なんとなく違和感があったんですが、回を重ねると私の方も慣れてきました。
やっぱり昨日が一番よかったと思います。それでもこのキャラクターには、相変らず全く共感できないんですが、それは大村さんのせいじゃなくって、ミカエラというキャラクター自体と私の感性が相容れないせいですから(^^;

そして、前回全く声を失ってしまっていた、ダンカイロの今尾さんも、以前ほどの調子…とはいかないまでも、前回よりかは遥かによくなっていたので、一応回復なさったんでしょう。ほっとしました。できれば、放送は昨日収録のものを、放送してもらいたいです。

そして、千秋楽のエスカミーリョですが…

Photoclip36 前回は「トレアドール」の出だしで、声がちょっとざらついていた+歌い急ぎ気味で、仕上げが今ひとつだったので、「★3つよ」なんて冷たいことを言ってましたが、昨日はちゃんと決めてくれました。
逆に、ちょっと気合が入りすぎてたみたいで、「トレアドール」の出だしは少し上ずってましたけど^^; お疲れ様のねぎらいも込めて(かなり甘いかもしれませんが)★5つあげます(笑)

以下は私の感傷モード感想ですので、スルーしたい方はどうぞスルーして下さい。

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5回目@カルメン 新国立劇場

+++ この日、公演終了後♪こんなこと♪があったそうです +++

コメント欄で教えて下さった大穴さん、ありがとうございました。(すっごい緊張してるみたい…^^;)

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平日夜の公演。
夜の公演でも、5時過ぎまでお仕事をしてから駆けつけられるほど近くに住んでいるわけではないので、結局1日休みを取りました。
昼間から出かけて、新宿をブラブラしてもいいかなとも思っていたんですが、人ごみに出るのも疲れてしまうので、夕方から出かけました。

そしたら、なんと私が駅に着く10分ほど前に、使用路線でまたもや人身事故が発生し、電車がストップしたとのお知らせが。平日夜の公演の帰り(3月の《オランダ人》の時)にも人身事故で、帰宅時間が大幅に遅れたことがありましたが、帰りならともかく、行く時にこうなってしまうと、もう手も足も出ません。

やっぱり昼間から出かけていたほうがよかったかしら…とも思いましたが、最悪の場合、もう5回目なんだし、まあ遅れたら遅れたで、エスカミーリョは2幕からの出演だから、1幕は諦めようか…とハラを括ったのが幸いしたのか、電車の方は暫く辛抱して待っていたら、運転再開。
結果的には開演ギリギリに劇場に駆けつけることができましたが、やはり大事な公演のときには、余裕を持って出かけないとダメですね。

2回目同様3階席での鑑賞ですが、今回は右サイドのバルコニー。ここから観たのはお初ですが、死角があるわけでもなく、通常の3階席よりかは舞台に近いし…で、見え方としては理想的でした。B席ならば、ここはかなり「買い」かも。とは言っても、これもシーズン前セット購入で割り振られた席なので、知った時には「ええ~~っ、こんな席いやだぁ(><;」と、わがままなことを思っていたんですけど(^^ゞ 勝手なものです。

もう5回目だし(←普通、そんなに見ませんよね^^;)しかも劇場に到着するまでにそんなこともあったし、遠くの席で気軽に…という、私の緊張感の欠落?!もあったのかも…ですが、ソリストもオケも、どうもイマイチ乗り切れてないように感じました。
これまでの公演は全て中2日空けての上演でしたが、今回に限っては中1日…でしたし、なんと言っても終盤ですから、演奏者の疲労も、そろそろピークに達している頃かもしれませんね。

特に、脇役を固めているソリストさんのうち、ダンカイロ役の今尾さん、密輸の5重唱で「あれ?」と思ったんですが、その後も、ものすごく調子が悪そうで…聴いているこちらの方がハラハラしてしまいました。復調して下さるといいんですけど…

モンティエル・カルメンも、2回目の時ほどではないんですが、精彩を欠いていたかな。その分役作りでカバーしようとしていたのは、窺えましたけど…
やっぱり、疲れがあるんでしょうね。

トドロヴィッチ・ホセも、途中声がひっくり返るシーンもあり、これまでやってくれていて、個人的に気に入っていた「カルメンのカスタネットシーンで、カルメンの羽織るショールのにおいを嗅ぐ」エロ風な仕草がなくって、ちょっと寂しかったです…って、大したことではないんですが(^^ゞ

んじゃ、恒例の?!5回目のエスカミーリョですが…

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4回目@カルメン 新国立劇場

平日昼公演。一階左サイドの、前の方のブロックではあるんですが、微妙に後ろの方での鑑賞。平土間での左サイドは、今回の上演ではお初。逆サイドからだと、歌手の表情や動き方もまた見え方も違うので、面白かったです。

やはり注目はモンティエルのカルメン。声楽的にどうのこうの…はともかく、回を追うごとに、女性らしい「恋する女」な細やかな仕草や表情付けが深まっているような気がします。

心理表現がどうのこうの…なオペラではないものの、これだけ回数を重ねて実演に臨めば、作品とどっぷり向き合っている気分も高まります。いくらエスカミーリョが目当てでせっせと通っているとは言え、所詮は脇役。やはり主役はカルメンとホセですから、二人の歌い方や役作りが私の好みに合わなければ、楽しめません。

これまでの感想メモで、ミカエラについては殆ど触れていませんでしたけど、意図的に外しているわけではなく(^^; この役にはあまり感情移入が出来ないから…

大村さんのミカエラは「自立したミカエラ」という感じの感想が多く見受けられますが、確かにそんな感じ。アリアも力強く、綺麗に聴かせてくれますしね。

でもミカエラって、ある意味カルメンよりも強いんじゃないかと思います。だって、ミカエラには「故郷」と「彼の母親」という強力な後ろ盾があるけれど、カルメンにはホセを引き止めるバックボーンは、自分自身が信じている魅力以外には、何もないんですもの。

カルメンは、常に自分自身の心と身体を張って、男を自分のものにしている「女」です。
それを、魔性の女とか、毒のある悪女と括ってしまうのは、あまりにも短絡的かな…なんて思っています。

3幕でエスカミーリョが立ち去ったあと、お互いにうっすらとその存在を知りつつも、差し向かいで対面したことがなかったミカエラとカルメンが初めて相対しますが、ここでは、心理的には完全にミカエラの勝ちです。
「お母さんが待っているの、故郷が待っているの」とホセを引き戻そうとするミカエラを見るモンティエル・カルメンの目つきの、なんと悲しそうなこと。定住地を持たない、ジプシーである彼女には、決して理解できないし、入り込めない世界でしょう。

カルメンがホセを捨てた、というよりも、カルメンはホセと自分は、永遠に理解し合えないんだ、ということを、この瞬間に悟って、別れを決めた…と捉えることもできるんじゃないかと思います。勿論、その決心がついた心理的背景には、エスカミーリョという、新しく《自分自身》に言い寄ってくる男がいるから。

自分自身だけを愛してくれる男が次に控えているわ、と思えば女は、限りなくしたたかになる生き物ですから。受身でもあり、能動的でもある。そういう意味で、モンティエル・カルメンはあらゆる「女」が持ちえる要素の全てを持っているとも言えるのかもしれません。非常に芯が熱く、情の濃い、女らしいカルメンです。

で、4日目のエスカミーリョですが…

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3回目@カルメン 新国立劇場

初日同様、一階の右サイドでの鑑賞ですが、初日は相当前の方の列、今回はもう少し後ろ…でした。
初日に一つ気になったのが、時々オケと合唱、ソリストとの声がズレるような感じがしたこと。
もしかしたら、前過ぎるからかな?なーんて思ってたんですけど、予想通りちょっと後ろに下がっただけで、解消されました。面白いですね。

新国の平土間は、傾斜がついているので、前によほど大柄な人が座らない限りは、前の人の頭が気になるってこともないですし、この位置でも充分至近距離で歌手の表情などは見えるので、この辺りがちょうどいいのかもしれません…って、ブロック指定で購入したチケットなので、選んで座席を買ったわけじゃないんですけどね。

さて、至極オーソドックスな演出での観劇も3回目ともなれば、そろそろ観る方の緊張感も緩んで…という感じになるかとも危惧していたんですが、相変らず途中で咳き込んだりはしているもの、今の所睡魔に襲われて…ということも一切なく、毎回楽しく観劇できています。

Carmenntt01 2回目に調子の悪かったタイトルロールのモンティエルは、今回は調子を取り戻し、今までで一番良かったと思います。
非常に女性らしいカルメンですが、そういう「女らしさ」を感じさせる彼女の表情が2ヶ所。

一つは2幕のホセの《花の歌》が終った後、ぺたんと座っているカルメンに甘えるように膝枕…というか、平たく言うと、カルメンに甘えてベタベタくっつく(←平たく言い過ぎて、身も蓋もないですね、これじゃあ^^;)んですが、ここのところでカルメンが「もう…甘えん坊ね…」とでも言いたげに、ホセの髪の毛を触りながら、すごーく愛しそうな表情をするところ。

もう一つはフィナーレのホセとの別れの場面で、未練たらたらのホセに対して、やはり同じように「もう、困らせないで。それ以上何も言わないで」と言う感じで、苦しそうな表情を見せるところ。この2ヶ所が、すごく気に入ってます。情熱的でありながらも、母性本能の強いタイプという解釈なのかなあ?

残念ながら、エスカミーリョに対しては、こういう表情は見せてくれませんね(^^;

で、3回目のエスカミーリョは…

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