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カルメン@新国立劇場 全曲放送 on NHK BSハイビジョンウィークエンドシアター

Esca2007nnt01 昨年冬、劇場に通い詰めた6回全ての実演ハイライト放送に加えて、まだ書くのか?!という声も聞こえてきそうですが
(あ、アト一回、FM放送がありますね…こうなったら、この録音にもチャレンジしてみようかなぁ)一応、一区切りということで。

(注:毎度ですが、デレモード炸裂しているので、読んでくださる方は、胸焼けを覚悟して読んで下さい

いやはや。あの公演から、もう半年経ったんだなあ、と思うと、感慨深いです。

2月のハイライト放送は、放送時間2時間の枠を目いっぱい使ってあって、割と無理なく繋いであったので
「あれで充分といえば、充分なのよね」とも思っていたんですが、やっぱり通して見ると
「ポピュラーすぎて、つい軽く見てしまいがちのこの作品にも、無駄なところはないんだなあ」と思えたり。。。

そして、ハイライトではカットされてしまった(アクションがもたつくだの、転がり方がイマイチだの、散々悪態をついていたけど、待ってたの(笑))
ホセとエスカミーリョの決闘シーン

ハイライトの感想
《まあ、つけたしのような部分とはいえ、あるのとないのだと、あの直後…ミカエラがホセを迎えに来て一騒動 ⇒ 「俺は一旦立ち去るが、また来るぞ」のくだりに、今ひとつ説得力がないような気もしました》

と書きましたが、実演から半年振りにこのシーンを見返してみて、改めてその想いを強くしました。

この決闘シーン、上演形態によって、とても長い場合と、そうでない場合があり、新国のこの上演では、後者、それも、かなりの短縮版です。
実演時には、短さに加えてこの箇所が、やたらとテンポが早い気がして、そのことが、実はちょいと不満で

(ただでさえ、エスカミーリョの出番はそんなにたくさんあるわけではないので、こんなに短くカットされて、しかももっとゆったり、たっぷり聴きたいのに、こんなせっかちに演奏されちゃ、寂しいじゃないの><;という、至極自分勝手な理由です(^^ゞ)

もぉ~~っ、と毎回心の中で地団駄を踏みつつ、鑑賞していたんですが、改めて見直してみると、そう違和感があるわけでもないのですね。
寧ろ、本当にいい部分だけを抽出していて、凝縮されていて。

比較対象として、久しぶりに2年前のベルリンでの映像(向こうのTVで放送されたもの)を見比べてみましたが、こちらは「決闘長いバージョン」で、指揮もゆったり、たっぷり…

でも、新国のを観たあとで、こちらを観てみると「ちょっと長すぎるかな、遅すぎるかな?」と感じるから、不思議というか、現金なものです。

さてここでのホセとエスカミーリョのやり取り、まずエスカミーリョが登場した時に「僕はエスカミーリョ、グラナダの闘牛士」と歌うところで、手に持っていた黒い帽子を威勢良く飛ばすんですが(^^;
(実演を観てた時「何よ~~かっこつけちゃって(o ̄ー ̄o) ムフフ」と一人で毎回ニヤニヤしていた箇所(笑)) 映像だと、暗くてよく見えない(泣)…のはおいといて、

クールで冷静なヴィノグラドフ・エスカミーリョに対して、トドロヴィッチ・ホセは、エスカミーリョのそういう、人を食ったような態度に逆上して、そしてミカエラが迎えに来て、一騒動…という流れがあってこその、最後のカルメン殺害に繋がるのかな、という感じが、よくわかりました。ホセがどんどん狂気にハマっていく心理の流れが。

そして二人とも、けっこう熱っぽく歌っているのに、決して歌い崩さない。これは毎回劇場でも感じていましたけど、改めて映像で観てみると、よくわかりました。二人とも、身振り手振り、顔、そして歌の表情付けも細かいし。私、6回全部通ったのに、何処を見てたのかしら…と、ちょっと情けなくなるくらい。

エスカミーリョは、もっとふてぶてしく「カルメンは俺の女になるんだ」みたいな感じで、いかにも俺様的に、威張った感じで<o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!歌う人が多いんですけど、
彼のエスカミーリョは、カルメンを誠実に口説いているというか、とても生真面目、抑制的で、決して偉そうにはしてないけど、カルメンを愛していることは、ちゃんと伝わってくる…

そんなの、役と乖離しているよ!もっとガンガン押しが強くないと、ダメダメ(* ̄ー ̄)"b" チッチッチッ…かもですが、それはまあ…
これが彼の個性で、私は彼のそういうところが好きで、応援しているんですからvv

それでも、2年前の、とてもとんがった演出の、ベルリンでの舞台映像の時よりも、リラックスして、自由にノビノビ歌っていて、勇ましさもちょっぴり出てきた、というか、思いっきりが良くなってきたというか。

でもやっぱり、いいなあと思ったのは、相も変わらず、愛も変わらず…の、彼の弱音。私は、彼が弱声で歌うと、もう条件反射的にメロメロになるんですけど
皆さんをセビリアでの闘牛にお招きしたい、愛してくれる人も是非来て下さい…と、カルメンを誘う "Et qui m'aime y viendra..."

これ、二回繰返して歌われるんですけど、この二回目の弱声…

き、効きました(//∇//(//∇//(//∇//) テレテレ

(ああ、ヨミガエル~~、実演で毎回デレデレしていた去年の冬

全体の感想にもう一つ付け加えると、やはり合唱と脇の日本人歌手の水準は極めて高いなあ、と改めて感じました。手持ちのCDや、映像のソフトと比べても遜色ないと思います。

タイトルロールのモンティエルは、映像で観聴きすると、お歌のほうは、部分的には不安定なところもナキニシモ…なんですが、トータルで観ると、やっぱり一貫して、恋する女臭さが全面に出ていて、本当に女らしいカルメン。この役、歌だけ上手に歌えればいいってもんじゃないんだな…と、改めて思いました。

空気が読めない系のトドロヴィッチ・ホセとも、ホントにいいコンビネーションで、お二人が私のイメージする役作りにピッタリマッチしていたからこそ、脇役のエスカミーリョ目当てで通った6回の公演も、飽きずに楽しく通えたんですもの。感謝、感謝です

願わくば、途中、少し冗長に感じてしまったオケと指揮が、もう少しキレが良ければ、言うことなしだったかな。

Esca2007nnt02_2 しかしまあ、日本語の字幕付きで、こんなことをこんな顔して歌われると、困りますねvv

…いやん、て、照れるじゃないですか(///▽/// 

それから、ハイライトではカットされてしまったカーテンコールも、しっかり楽しませて頂きました。ムフフ。幸せ

ただ、やはり何処の御宅でも気軽に観られる地上波の時ほどの反響がないのが、ちょっと寂しいですね。やっぱり地上波の視聴率は凄いもんだなあ、と改めて思いました。

いずれにしろ、

・6回全て通ったメモリアル公演(笑)(←だって、こんな機会は滅多にないですものvv)

・老人や坊さん、魔法使いという役が圧倒的に多い彼なのに、滅多にない若い男性の役(しかも、そこそこ見てくれのいい扮装でw)を、日本で映像収録し、放送してくれたこと

は、ありきたりな言い方しか出来ませんが、とっても嬉しいですし、幸せだなあと思います。

HDDデッキが壊れませんようにオネガイッ…(*゚。゚)m。★.::・'゜☆

**********************

カルメン@新国立劇場 TV放送@NHK BSハイビジョンウィークエンドシアター
【指 揮】ジャック・デラコート
【演 出】鵜山 仁

【カルメン】マリア・ホセ・モンティエル
【ドン・ホセ】ゾラン・トドロヴィッチ
【エスカミーリョ】アレキサンダー・ヴィノグラードフ
(TVクレジットの表記は「アレクサンダー・ヴィノグラドフ」)
【ミカエラ】大村 博美
【スニガ】斉木 健詞
【モラレス】星野 淳
【ダンカイロ】今尾 滋
【レメンダード】倉石 真
【フラスキータ】平井 香織
【メルセデス】山下 牧子

【合唱指揮】三澤 洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】杉並児童合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

2007年12月6日、9日 新国立劇場ライブ録画

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カルメン@新国立劇場 2007.11~12」カテゴリの記事

Alexander Vinogradov (Bass)」カテゴリの記事

コメント

胸焼けはしなかったけど(笑)デレモード炸裂してますね(^^)v
ハードにだけとはいえ無事に録画できて、何度も繰り返し見られて良かったですね~!

そうそう、ホセとエスカミーリョの決闘シーンは
私も今回の放送を観て(地味だけど)必要な場面だと思いました。
ヴィノグラドフ・エスカミーリョのキャラも、このシーンがちゃんとあったほうが分かりやすいです

エスカミーリョは性格的に奥行きのない役だとよく言われるけど
実は歌い方や演じ方によって、かなりキャラが変わりますよね。
今回のヴィノさんのエスカミーリョは、クールで穏やか、余裕たっぷりで、無骨ですぐカッとなるホセ@トド氏と好対照なのが面白かったです(笑)

> 日本語の字幕付きで、こんなことをこんな顔して歌われると

い、いやん(///▽/// …って私まで照れそうになりましたが^^;
ああ、でもいいな~~♪
ダレカさんがエスカミーリョを歌っていた数年間のうちに
全曲映像…とは言わずとも全曲録音だけでも残しておいてほしかったです(笑)

ふふふ~、ヴァラリンさん、とろけちゃってますねー
メールにも書かせていただきましたけど、確かに、私の持ってるエスカミーリョのイメージを、ヴィノさんは見事に壊してくれました。

> 日本語の字幕付きで、こんなことをこんな顔して歌われると

そうそう、これこれ!
あんな切ない顔して、このセリフを言っちゃ~、反則ですよね~(笑)
とても生真面目そうなエスカミーリョで、新鮮な、そして爽やかな印象を残してくれました。

私の2番目の王子様は、去年だったか、ウィーンでエスカミーリョを歌ったらしいのですが、彼の場合は、きっと“オレ様”キャラだったんだろうな~と想像します


昔は地上波(しかなかったから)でオペラ全曲放送してたものですが、今はハイビジョンでばかりですからね。 画質がいいのは歓迎なんですが、見られる人が少ないのはちょっと残念なんではと思っています。上品エスカミーリョよかったです!ヴィノさんのお声ってすごくいいですね。深くてあたたかみがあって、生で聴いてみたいです。ネックは、バスなのにかわゆすぎる容姿ですな。ヅラとメイクでがんばるか、逆手にとって新境地開拓か・・・。 楽しみな方です。今年末はドレスデンのボリスを観に行くつもりなんですが、リンデンの観たかったです。(ヴィノさんのピーメン!)再演しないかなぁ。 

Naoさん:

>胸焼けはしなかったけど(笑)

何ですって
まだデレ度が甘かったか…o( ̄ー ̄;)ゞううむ

冗談はさておき:

>無事に録画

いやあ、ホントに(笑)
一時は
「録画できなくても、悪天候でBSが映らなくても、機械の都合だし、まあ、全公演観ているんだし、ハイライトもあるんだから、なるようにしかならないわ」
と、殊勝な気持ちにも傾いていたんですけどねぇ。

…今じゃあ、家族の留守を見計らって、一人でこっそり、毎日繰返して見てるのvv

コピーガードはしっかりかかっているものの、録画した映像を編集することは出来るので、しっかり決闘シーンとカーテンコールで彼が走って出てくるところに、チャプターをつけて、僅かな時間でもささっと見られるように編集しました

問題は、いちいちテレビのあるところまで出向かないと観られないことですね。やっぱりDVDRに落とすことが出来れば、PCでささっと観られるようになるんですが…仕方ないわ。

>歌い方や演じ方によって、かなりキャラが変わりますよね。

ですね。決闘シーンとひと言で括ってしまってますが、厳密に言うとチャンバラ(笑)の前後;
恋敵に恋語りしちゃうお間抜けなエスカミーリョww&カルメンや密輸団の仲間達が来てひと騒動…が重要ですね。

だから、決闘そのものはカットされることがあっても、これらはカットされませんし、これらの部分だけで、エスカミーリョのキャラを伝える必要があるわけで。

なんか、また色々こねくり回して、書きたくなってきたかもぉ。。。

>全曲録音だけでも

そうですねぇ(笑) あのガラコンサートのトレアドールを聴くだけでも、凛々しい闘牛士だったんでしょうねww

皮肉なもので?元々エスカミーリョには思い入れがないどころか、嫌悪感すら感じていたのにw
2種類も映像残してくれたのは、やっぱり嬉しいです。お陰でカルメンが、好きなオペラにランクインしましたから

娑羅さん:

>とろけちゃってますねー

はいもう、臆面もなく(笑)
最初はもう少し、突っ張って「ふ、ふうん…意外とカッコいいのね」とツンデレしてたんですけど
どうも、実演にしろ、映像にしろ、Webラジオ放送にしろ、観たり聴いたりしている「真っ只中」よりも、後からじわじわとやってくる余韻というか、繰返して見聴きしているうちに、感極まってくる…というパターンみたいで

今回は、実演もしっかり見ていたので、その記憶を確認する格好のソースとなりましたからね
嬉しいですよー、やっぱり(笑)
ここで蕩けていても、特に害にはならないだろうと思って、思いっきり、遠慮なく蕩けてます

>あんな切ない顔して、このセリフを言っちゃ~、反則ですよね~(笑)

ね!Naoさんにも突っ込まれちゃいましたけど

実演を観ていた時は、字幕は舞台の脇に出ていたから、彼が歌っている最中に字幕に目を遣っているヒマはないので、あんまり気にしてなかったんですけどね。
アップで、どどーんと、こういう訳詞をつけられてしまうと
「こ、こんな台詞を歌っていたのか、実は…(///」
と、とても画面を直視できませんでしたvv

>新鮮な、そして爽やかな印象

そう仰って頂けると、私も嬉しいです

>2番目の王子様

あら!そうだったんですか^^ やっぱりレパートリー、被ってますね(笑)
写真だけでも見られないかな?と、彼のHPを見に行ってきましたけど、残念ながらありませんでしたね。
機会があれば、聴いてみたい、見てみたいです

galahadさん:

>画質がいいのは歓迎なんですが、見られる人が少ないのはちょっと残念なんではと思っています。

激しく同感です

海外で収録されたオペラのライブ映像は、時として、意味不明のドアップや、カメラワークに疑問を持たざるを得ないものも、少なからずあると思うんですが、NHKのは、嫌味のないカメラワークですし、画質を含め、とても優れた映像だと思うんですが…
観る為、録画する為に、視聴者にこれだけ手間をかけさせてしまうのは、本当に残念だと思います。

>深くてあたたかみがあって

うふふ。パペさんとは対極なんですよね(笑)
「Dark-honey bass」と海外の批評で言われたことがあるんですが、彼の声質を的確に表現してるなあ、と思ってます(^^)

>ヅラとメイクでがんばるか、逆手にとって新境地開拓か・・・

あはは(^~^
化けますからね、ホント(^_^;)
しかし、今回のエスカミーリョは真剣に、今まで(写真のみのものを含めて)観た彼の役の中でも、1,2を争うカッコよさでしたから、最初にアレを見て、うちのHPにおいてある数々の舞台写真を見ちゃったら
「…」
な気分になっちゃった方も、けっこういらっしゃるんじゃないかなぁと、危惧しているんですが(笑)

>年末はドレスデンのボリスを観に行くつもり

お!パペさんの「故郷に錦」公演ですね(^^)v
あれ、キャストも揃ってますし(今回のピーメンは、ベテランのトムリンソンですよね)
私も、ヴィノさんのことは横に置いてでも(笑)観に行きたいですよ~~

行ってきたら(って、まだ先の話ですけど^^;)是非是非、お話を聞かせて下さいね!

観ましたよぉぉ!!ハイビジョンは録画できませんので、がんばってリアルタイムで観ました。
ヴィノグラドフ、いいですね。一緒に観ていた妻もかっこいい!!とキャアキャア言ってました(笑)。
ただ、演奏全体はあまりいいと思いませんでした。特にオデュッセウスにとって最も重要な指揮者とオケがイマイチでした。ただ、音声の収録方法などでもかなり変わってくるでしょうから、なんとも言えませんが……。

>やっぱりDVDRに落とすことが出来れば、PCでささっと観られるようになるんですが…仕方ないわ。

私も半年前くらいに、コピーワンスのものをなんとかパソコンで見たい! といろいろ研究?しましたが、結論から言うと、ヴァランシエンヌさんの今の環境のままでは、DVD-R(CPRM対応)にしても、残念ながらパソコンで視聴はできません。

どうしてもパソコンで見たい場合は、コピーワンスを解除できる外付けDVDドライブを買えば可能です。2万円もしなかったとおもいます。ただし、コピーワンス解除といっても、コピーが自由にできるようになるのではなく、パソコンで見られるだけです。

コピーワンスに対応した外付けDVDドライブには、コピーワンスのDVD-RでもRWでもなんでも再生可能にするソフトが付属していますので、それをインストールして、それから、インターネットに接続して、認証作業が必要になります。これで、やっとパソコンでコピーワンスのDVD-R(CPRM対応)とかDVD-RWのメディアにコピーした録画が見られるというわけです。

それじゃ、CPRM対応のDVD-Rって、なんなの?なんですが、本当、なんなの?なんです。普通のDVD-Rに比べると値段が高いですしね。利用価値があるとすれば、絶対に間違っても消したくない録画用ということくらいじゃないかとおもいます。

上で、ご紹介したような外付けDVDドライブは、アイオーデータともう一社どこかが発売していました。残念なことにウィンドウズ用しかないので、ウチではウィンドウズでしたら、コピーワンスのものもパソコンで見られます。
なにか疑問質問あれば、いつでもお尋ね下さい。

オデュッセウスさん:

わーい♪ 奥様と一緒に見て下さったんですねありがとうございます(笑)
オデュッセウスさんは、ワタシが彼の追っかけを始めた頃から、彼の名前をここで覚えて下さって、ずっとワタシが彼の応援しているのを知って下さってましたから、やっとオデュッセウスさんに彼を観て頂けた事、そして奥様にも「いい」と言って頂けたこと、とっても感慨深いです

次回来日の折には、是非是非、奥様と一緒に、舞台に足を運んで下さいませ。
(新国はとても気に入った、と話してましたから、チャンスがあれば、喜んで来ると思いますよ(笑))

>最も重要な指揮者とオケがイマイチ

これは、ご尤もだと思います。私も上の感想にちらっと書きましたけど、舞台に通っていた間も、このことはちょっと不満に感じていたので(笑)
東フィルにも、頑張って頂きたいんですけどねぇ…

keyakiさん:

詳しいご説明、ありがとうございます。
いやもう、帰国して2年以上になるのに、この手の情報にはすっかり乗り遅れていたことに、今更ながら気がつきました(汗)

http://valencienne.tea-nifty.com/brot/2008/06/post_9052.html

にも書いたんですが、そもそも我が家のデッキは、CPRMに対応すらしていない、古いデッキなので
知らんフリして、フツーのDVDRに落とせないかと試してみたんですが、やっぱりダメでした(泣)

デッキ自体がCPRMに対応していないと、それ対応のDVDRを入れた場合、ディスクを出し入れするトレイの蓋が開かなくなるとか、HDDのデータが消えてしまう恐れがあるとかいう話もあるみたいなので、怖くて試せずにいます(笑)

かと言って、CPRM対応のデッキが万能かと言えば、そうでもないらしく、失敗することも多いそうですし、HDDから何某かのディスクにデータを「ムーヴ」する時に消えてしまったら、もうアウト!なんですよね…
(コピー10の案も先送りされちゃいましたし)

しかし、仮に今の録画データを、CPRM対応のDVDRに落とせたところで、PCで見られるようにする為には、keyakiさんが教えて下さったような、何とも手間のかかる方法でしか見られないとなると…うーん、制約の多さが恨めしいです(^_^;)

テレビ放送は見れなかったので、日曜日のFM放送で音だけ聞きました。ヴィノグラドフはバレンボイムの時よりも、格段に上手くなってましたね。表情付けがナチュラルになってますし、それでいながら歌唱の自在さが増してるように思いました。(まあベルリンのはバレンボイムの締め付けが強くて自由に歌えないということは、無きにしもあらずかとは思いますが。)

マリア・ホセ・モンティエルは凄く私好みの声のように思いましたが、音色が基本的に善人声なので、カルメンよりもロッシーニや(フランスものだと)マスネなんかで聞きたい気が。

TAROさん:

わー、聴いて下さったんですね!ありがとうございます

しかも、そ、そんなに誉めて頂けるとは

ベルリンの方は、演出意図も影響していると思います。
あの時は、あれでも相当彼にしては(勿論、丁寧ではあるんですけど)思い切って歌っていると思いましたけど、新国のと比較すると、やっぱり歌い方がまだこなれていないのと、多少窮屈かもしれませんね。
余裕も出てきたんだと思います。

決まった期間、同じ役をずーっと歌っているわけではなく、色んな役を経ながら、またその役を二度、三度と歌うのを聴く機会があると、やはり以前よりも格段にいい!と思えることが増えてきたので、歌いこむ、経験を積むというのは、こういうことなのかなぁ…と、感慨深い気持ちになりますね。

>モンティエル
>善人声

あはは
カルメンとしては、若干声が細めかもしれませんね。
ロッシーニもレパートリーにしていると思いますよ。また日本へ来てくれたら、聴きに行きたいです。

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