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マイスタージンガー バイロイト2008

今やすっかり、ヴィノヲタheart04として(いやんvv←勝手に言ってろ)

ラブリーな話題lovelyの提供を中心とし、この一年、一番熱く語ったオペラは、多分カルメン…という私ですが、本来好きなのは、ワーグナーをはじめとするドイツオペラ。中でもマイスタージンガーは、私がオペラを聴くきっかけになった作品ですので、愛着があります。

かなり前になりますが、こんな記事も書いてます。

・ヴァランシエンヌ的マイスタージンガーの楽しみ その1 その2

しまさんの御宅で《バイロイトのマイスタージンガー》が話題になっていたので、時差を気にせずに聴けるバルトークラジオのアーカイブを、聴いてみました。
多分、今度の日曜日までは、こちらの番組表から聴けると思います。vasarnapをクリックして下さい。

演奏は、まずまず。
まあ、好きな作品ですし、古い録音もたくさん聴いていますから、色々言い始めるとキリがないんですけど、ここでそういうのと比較するのは、ヤ・ボというものhappy01
現代には、現代に合致した演奏スタイルがしっくり来る…というものです。

本当は、もっとがっちり質実剛健で、もっとアクセントがバリバリ効いている演奏の方が好きなんですが、実演で聴いたり、何某かの作業をしながら、ながら聴きmusicするならば、このぐらいのほうがいいのかな。あんまり激しいと、現代人は忙しいし、疲れますcoldsweats01

アクセント弱め…とは言っても、抑揚がなく、だらだらと間延びした感じではなかったのが、よかったのかも。この作品の、音楽の生命感は損なわれていなかったと思います。

特にいいなぁ、と思ったのは、3幕の歌合戦が始まる前の間奏曲。ここ、すごく好きなんですが、この部分はとりわけ、アクセントが効いていて、イキイキしていました。「チャッチャカチャ~♪」と流れる、あのメロディを聴くと、自然と気分が高揚してくる…やっぱり私は、この作品が好きなんだなぁと思います。

ヴァルターのクラウス・フローリアン・フォークトは、以前ローエングリンの映像を観た時よりかは、違和感を感じませんでした。この役のほうが合っていると思います。
なよっとした声で(ごめんなさい^^;)本当は、もう少し芯がある方が好きなんですが、ひたすら、ひたすら、あま~~~い美声で歌われる「朝はバラ色に輝いてshine」も、悪くないものだ、と思いました。
この曲は、ワーグナーのテノールのアリア(という表現は、適切ではないんですが)では、一番好きな曲です。

低声の割合が多いこの作品ですが、ザックスのフランツ・ハウラータは、以前シカゴでオックス男爵を聴いています。この時の印象があまり良くなくて、どうなんだろう?!と思ったんですが、ザックスの方がいいかな。
上のほうは少し苦しそうで、アレレ?という箇所も少なくなかったですけど、
ザックスには庶民だし(笑)「荒くれ男」の側面もあるから、こういう声でも、意外とハマる気がします。

なんにせよ、この役は難しいんだけど、でも色々な側面があるので、個々の歌手の解釈を楽しむのも面白いんですよね。
私は、もっと深いバス声のザックスが好きなんですけど、なかなかいませんねぇ。

ポーグナー親方は、あんまりぼそぼそした声だと、ザックスとの対比がつきにくいので、もちっとロイヤルな声の方がいいかなぁ(笑)

エーファ、お嬢様ボイスで気に入りました(#^.^#) こういう細めの娘声で、この役は聴きたいわ。そういう意味でも、ヴァルターとはお似合いのカップルだったように感じました。

そしてしまさんがお気に入りの(笑)ベックメッサーのミヒャエル・フォレ・・・初めて聴きましたが、うんうん。面白いベックメッサーでした(~_~;)

そうそう。この作品で低声で重要な役がもう一つあります。2幕にだけちょろっと出てくる(笑)夜警さん。今回の人は、少し高めで、微妙に食い足りませんでしたが(~_~;)
実はわが愛しのヴィノグラドフheart04も、レパートリーに入れていて「出番は短いけど、好きな役だよ」と言ってます。

マイジン大好きの私としては、
いつか彼が、エレガントで暖かみのあるオヤジ ⇒ ポーグナー親方を歌ってくれる日を、待ち望んでいるんですけどねconfident

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Die Meistersinger von Nürnberg

Cast 2008

Conductor Sebastian Weigle
Production Katharina Wagner
Stage Desgin Tilo Steffens
Costumes Michaela Barth / Tilo Steffens
Dramturgy Robert Sollich
Chorus Director Eberhard Friedrich
 
Hans Sachs Franz Hawlata
Veit Pogner Artur Korn
Kunz Vogelgesang Charles Reid
Konrad Nachtigall Rainer Zaun
Sixtus Beckmesser Michael Volle
Fritz Kothner Markus Eiche
Balthasar Zorn Edward Randall
Ulrich Eisslinger Hans-Jürgen Lazar
Augustin Moser Stefan Heibach
Hermann Ortel Martin Snell
Hans Schwarz Andreas Macco
Hans Foltz Diógenes Randes
Walther von Stolzing Klaus Florian Vogt
David Norbert Ernst
Eva Michaela Kaune
Magdalene Carola Guber
Ein Nachtwächter Friedemann Röhlig

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コメント

ごぶさたしてます。私の使ってるHNのもう一つが「ベックメッサー」ですから、やはりマイスタージンガーとは縁があると思ってます。バイロイトの放送も聴きましたが、一番印象が強いのは、終演と同時に叫ばれた「ブー」でありました。

この上演、40何ユーロ払えば、動画が見られるのですが、私は見ておりません、というより見た人を知りません。

ヴァルキューレを昨晩聴きましたが、これには圧倒されました。お聴きになりましたか?

投稿: 焼きそうせいじ | 2008/07/31 19:23

焼きそうせいじさん:

わー、お久しぶりですね!嬉しいですconfident

>終演と同時に叫ばれた「ブー」

あはは^^; あれは演出に対するものでしょうか?それとも演奏?

そういえば、焼きそうせいじさんとお話させていただくきっかけになった、ドレスデンのマイスタージンガーも、昨年からでしたかしら、新演出に変わったんですよね…

>40何ユーロ払えば

らしいですね…それに、年内にはDVDが発売されるとかいう話もありますし。
試みとしては面白いかと思いますが、もう少し手を出しやすい価格にならないと、なかなか定着しづらいでしょうね。

>ヴァルキューレ

こちらはスルーしてしまおうかと思ってたんですが(笑)でも焼きそうせいじさんがそう仰るならば、聴いてみないといけませんね。

明日は休日ですから、またバルトークラジオのアーカイブから引っ張って、聴いてみましょう。

投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/07/31 19:57

こんばんは。記事にリンク、恐れ入ります。
アレンといいヴォレといい、一般的にはビミョーな歌手が好みなものですから…(笑) まぁベックメッサーだから、ちょっとくらい個性的でも許してネ。

まだまだワーグナー好きにはなれませんが、ベックメッサーに免じてこの演目だけは今後も聴き続けると思います(`・ω・´) シャキーン

私もポーグナーはちょいエレガントなほうが好み。そしてザックスは、スットコドッコイな大声オヤジがいいな~と思います。

フォークトのヴァルターは声が細すぎだと思いましたが、ROHのウィンベルイのと聞き比べたら圧倒的にフォークトのほうが魅力的に感じました。ウィンベルイは立派な声ですけど、「朝は…」の旋律が際立たないんですね。
ワーグナーテノールって特殊なんですねぇ。

投稿: しま | 2008/08/03 22:06

しまさん:

いえいえ。アレンのお陰でしまさんが《マイジン》を愛でて下さるのは、とても嬉しいんですよheart02

(だから、マイジン@シンシナティの話も、しつこく私の内なる声が~~ということですcoldsweats01

マイジンの聴き所は、長いだけにたくさんあるんですよ。私もこの作品での重唱(例の5重唱だけじゃなくって、1幕&2幕のフィナーレの大騒ぎ、な場面とかも含めて)が好きなので、それぞれの役の歌手が、役に合った声でないと、聞き分けがしづらい…んですよね。

>ワーグナーテノールって特殊なんですねぇ。

ですね。よく《太くて重い声》だけみたいにとられがちですけど、こと、この役に関しては、それが当てはまらないというか、昔から、モーツァルトテノールで、ちょこっと声が重めの方(ワルデマール・クメントとか)でも、この役だけは歌っている…という方も、いらっしゃいますしね。
ウィンベルイもそのクチだと思うんですが(映像で観たことあります)仰るように、旋律線がはっきり出てこないですね。

しまさんのお役に立てるかどうかわかりませんが(笑)
過去にHPの方に、この作品のコレクションリストを作ったことがあるので、のっけておきますね。
(あああっ、今読み返したら、アレンのこと、「借り物みたい」だなんてシツレーなことをのたまっておりますわねcoldsweats02

CD↓
http://www.geocities.jp/traeumereienvalencienne/cd-01.htm

映像↓
http://www.geocities.jp/traeumereienvalencienne/soft-19.htm

投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/08/03 22:52

《マイスタージンガー》のリストのご紹介、ありがとうございます。
実はごく初期の頃(つか、ウチのブログを初める前)に読ませていただいて、参考にさせていただいているんですよ~。
同じ演目の演奏違いをここまで沢山聴いてらっしゃるのかと、かなり驚いておりました。

アレンのベックメッサー映像があることを知ったのも、実はこちらがきっかけです。で、買うのはコレクションの最後にしておこうかと…(笑)

投稿: しま | 2008/08/04 00:14

しまさん:

>ごく初期の頃

いやんvv そうだったんですかcoldsweats01
この頃から《ヲタ》の傾向大有りだったということです(笑)

参考にして頂けたのなら、嬉しいですheart01
つい先日「このHPの更新は、もうしないつもりです宣言」をしたばっかりですが、
手持ちのソフトを整理する意味でも、また余力があれば、他の演目もすこーしずつ、作っていきたいです。ありがとうございます!

投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/08/05 10:39

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