ルイザ・ミラー@パリ・バスティーユ、再放送します
3月8日にパリ・バスティーユ劇場での上演が生中継された《ルイザ・ミラー》が再放送されます。
この7月、8月中に、なんと3回も
しかも、そのうちの2回は南半球・ニュージーランド&オーストラリアで、ということで、日本在住者にとっては、時差をあまり気にせずに楽しめてしまう、というのが、嬉しいです
先日、BSで全曲放送した、昨年末のカルメン@新国立劇場に出演していたマリア・ホセ・モンティエル(カルメン)とアレクサンダー・ヴィノグラドフ(エスカミーリョ)が再共演しています。カルメンとは作風も全然違いますし、二人とも、カルメンの時とは、歌の雰囲気が違っているので、新たな一面を発見できる…と思います
ちなみにヴァルター伯爵は、当初イルダール・アブドラザコフの予定だったのですが、急遽ヴィノグラドフが登板。彼がこの役を歌うのは、先日DVDが発売された2006年のフェニーチェでの上演(同じ上演のCDもあります)以来、2回目でした。
急な代役ということで、彼の気分も高揚していたみたいで、いい感じで飛ばしていて、とっても良い出来だったと思います。2年の歳月は大きいなあ…と、感慨深くなっちゃいましたもの
現地で観てきた方の情報によると、テレビカメラも入っていたとのことで、そのうち映像も見られるかもしれませんが、とりあえず3回も再放送があることで、ワクワク
********************
VERDI: Luisa Miller, an opera in three acts
Count Walter...............................Ildar Abdrazakov ⇒ Alexander Vinogradov
Rodolfo....................................... Ramon Vargas
Federica, Duchess of Ostheim...... Maria Jose Montiel
Wurm.......................................... Kwangchul Youn
Miller.......................................... Andrzej Dobber
Luisa........................................... Ana Maria Martinez
Laura.......................................... Elisa Cenni
Paris National Opera Chorus & Orch/Massimo Zanetti (recorded in Opera Bastille, Paris by Radio France)
パリオペラ座(バスティーユ)(3月8日に収録した上演の再放送)
ヴェルディ:ルイザ・ミラー
マッシモ・ザネッティ指揮
ロドルフォ:ラモン・ヴァルガス
ルイザ:アナ・マリア・マルティネス
フェデリーカ:マリア・ホセ・モンティエル
ウルム:クワンチェル・ユン
ミラー:アンドレイ・ドバー
ヴァルター伯爵:イルダール・アブドラザコフ ⇒ アレクサンドル・ヴィノグラドフ
+++++++++++++++++++++++
1)7月13日(日)Radio New Zealand
日本時間 12:00-14:35 (現地時間 15:00-17:35)
★聴き方★
1)左上のヘッドホンマークorListen live or listen again here をクリック
2)RADIO NEW ZEALAND AUDIO という別窓が出てくる
3)Live Audio Streams の Concert をクリック
4)Windowsユーザーの方は…
発信元:www.radionz.co.nz ファイル名:"concert.asx"を開くか保存するかを聞いてくる窓が開く(はず)なので、「開く」をクリック
(MacやLinuxユーザーの方はhelp sectionをクリックして、指示に従ってみて下さい)
5)asxファイルに対応したプレーヤーが立ち上がれば、聴けます。
*回線の込み具合、PCの処理能力の関係で、プレーヤーが立ち上がるまでに時間がかかるかもしれませんが、一旦立ち上がってしまえば、途切れずに、割とキレイな音質で聴けると思います。
+++++++++++++++++++++++++
2)7月20日(日)オーストラリアABC Classic FM
日本時間 18:05-21:30pm(現地時間 19:05-22:30pm)
★★こちらはもしかしたら、本当にアブドラザコフ@ヴァルター伯爵かもしれません。
先方に問い合わせてみたところ、収録日が3月8日のソースではなく、3月20日(でも、バスティーユで3月20日にルイザミラーは上演していないので、2月20日の間違いの可能性アリ。この点は只今確認中です)とのことです。
★聴き方★
1)左側の"Listen Online"をクリック
2)Listen to ABC Classic FM ページに飛ぶ ⇒ スピーカーマークの"Listen Now"をクリック
3)小さな別窓が出てくるので
Real Player(http://www.abc.net.au/streaming/classic/classicfm.ram)
Windows Media(http://www.abc.net.au/streaming/classic/classicfm.asx)
mp3 stream(http://www.abc.net.au/streaming/classic/classicfm.m3u)
の3種類から選べるので、お好きなプレーヤーを選択
*試してみたら、Windows Media が一番音質がいいかも。これは前述のRadio New Zealandと同様、ウィンドウズ専用のasxファイルです。Windows Media Player 9以上のバージョンのプレーヤーが必要とのこと。
++++++++++++++++++++++++
で、嬉しいことに、8月にもう一度放送があります^^
こちらは、オペラキャストさんからの情報です。また放送日が近くなったら、改めて告知しますが、取り急ぎ。
3)8月24日(日) オーストリア ORF
日本時間 02:30-
+++++++++++++++++++++++++
この時、彼が急な代役というだけでも驚いていたのに、ええっ?しかも放送があるよ!ということをギリギリのタイミングで入手したお陰で、激しく舞い上がる ⇒ 気持ちがサワサワして寝付けない ⇒ ヘンな時間に寝入ってしまって、結局寝坊して、1幕をリアルタイムで聴きそびれちゃったと大騒ぎしていたんですけど(^^ゞ
(あの時お世話になった方々…ホントにありがとうございました 感謝してます)
やだもう、夏にこんなに、いい条件で再放送の予定があるとわかっていれば、もっとゆっくり眠っておけば良かった(笑) なーんてね
ライブでドキドキしながら聴くチャンスを寝坊で逸してしまったのは、やっぱり私にとっては痛恨の失態。
でもまあ、待てば海路の日和あり、果報は寝て待て…との諺もあるように
その時逃して、とても残念な思いを抱いても、
無理をしなくても…時が来れば、聴くべきもの、観るべきものは、ちゃんといい形で、チャンスがやって来るものなのかもしれません。それは、放送に限った話ではなく、実演にも言えることなのかも。
本人は只今夏休み中ですし、私もこの間、サイトの更新はオヤスミしようかしら…なあんて思っていたんですが、フォローする側はするほうで、色々あるものですね
この間に、企画だけは立ててリストアップはしているものの、実は中身はスカスカの、諸々のコンテンツを埋めろ、というお達しかもしれませんね。シーズンが始まると、またそっちのフォローで気忙しくなりそうですし
そういえば、この演奏のまともな感想も、まだ書いてなかったわ
とりあえず、南半球での放送が終ったら、きちんと書こうっと
« パン焼き+造顔マッサージ | トップページ | キャリア »
「ネットでオペラ&クラシック!」カテゴリの記事
- 「皇帝の花嫁」@ROH 放送聞きました(2011.06.18)
- Hooray! ラジオ放送2種@Japan & London(2011.04.15)
- プロコフィエフ《炎の天使》@コンセルトヘボウ ビデオで全編見られます(2010.09.10)
- ( ..)φメモメモ 4月8日&9日のミケランジェロ歌曲&死者の歌@トリノ 8日(日本時間9日早朝)放送決定!!+録音ソフト(2010.04.06)
「Alexander Vinogradov (Bass)」カテゴリの記事
- 今夜です!0:05-BSプレミアムにてメータ/ベジャール第九、放送されます(^^)(2014.12.21)
- まだ気持ちの整理がつかなくて(2014.11.14)
- アレクサンダー・ヴィノグラードフ来日のお知らせ(2014.11.04)
- 2014.May Berlin & Valladolid (Spain) & Madrid(2014.07.24)
- 続・9月9日、スカラ座ツァー@ウィーン国立歌劇場でのヴェルディ・レクイエム(2011.09.13)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
南半球からの電波、調子はいかがでしたか。
私もちょっと接続してみましたが、頻繁に途切れるという状態でした。今までの経験から、切断されることはあっても「途切れる」ということはなかったので、横からじゃなくて縦だからかな....なんて思っちゃいました。(笑
実は、アナウンサーが正しいキャストを言うかどうか、ということに関心があったのですが、なんと、ちょうどヴァルター伯爵のところで途切れて、かんじんなところが聞けませんでした。
どうでしたか? ちゃんと正しいキャストを言ってましたか?
投稿: keyaki | 2008/07/14 16:49
keyakiさん:
あ~~、MacだとMP3(だったかな?)でしか聴けないらしいんですが…途切れちゃいましたか。
詳しくは調べてないんですが、asxファイルはWindows専用らしいので…
出かける用事があったので、前回の教訓から、1時間半で途切れてしまう愛用の《超録》ではなく、オペラキャストさんや他の皆さん推奨の《ロック音》を導入してタイマー録音して行きましたが、とてもいい音で、まったく途切れることなく、キレイに録音できていました
>ちゃんと正しいキャストを言ってましたか?
ム・・・フフフフフ
勿論、ちゃんと
「ヴァルター伯爵は、イルダール・アブドラザコフ(ちょっと詰まり気味の女性アナウンサーでした^^)ではなく、アレクサンダー・ヴィノグラードフが正しいキャストです」
と言ってくれましたよ
だってワタシ、放送局に問い合わせしましたもん(笑)
放送局からのお返事によると、キャストが両方書いてあったので、どちらなのかわからなかったそうです。
Webのプログラムも、可能ならば書き直していただけると嬉しいです、と伝えたんですけど、これは残念ながらそのまんまでした(^^ゞ
記事に追記しておきましたが、今度の日曜日のオーストラリアABC局にも問い合わせしたところ、こちらは本当にアブドラザコフかもしれません。
先方によると、3月8日の収録ではなく、3月20日(但し、3月20日にルイザミラーは上演していないので、2月20日の間違いの可能性アリ)とのことです。
NZでの放送がキレイに録音できたので、もうABCはスルーしてもいいかな…と思ったんですが、
アブドラザコフのヴァルターも聴いてみたいので、また録音しないと(笑)
そういうわけですので、8月24日のORFでの放送の件は、8月に入ってから問い合わせてみます。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/07/14 17:57
>勿論、ちゃんと
良かったですね。しかもヴァランシエンヌさんのメールで気づいたわけですね。
オーストラリアはいかがでしたか?
アブドラザコフが歌った日の録音はミラーが違うバリトンなんですよね。
いずれにしろ、フランスの放送より高音質なのは、嬉しいですね。
投稿: keyaki | 2008/07/28 16:55
keyakiさん:
>オーストラリアの放送
はは^^;
これは、残念ながらというか、やっぱりね、というべきか
アナウンスでは"on March,this year"とだけ言って、日にちははっきり言わなかったんですが、
今までと同じ録音…つまり、3月8日、ヴィノグラドフが歌った日の録音でしたが、アナウンスはアブドラザコフのままでした。
まあ、問い合わせた段階で放送局側が「録音ソースは3月20日のものです」と言っている以上、それを実際に聴くまでは、断定できないので
(本当に二回収録した可能性も、ないとは言えませんし)
こちらとしても
「いいえ、絶対に3月8日のものです!」
とは、強く言いたくありませんでしたし、仮にOn Air中に、メールなり電話なりで
「あれは、ヴィノグラドフです!」
と言っても、それが本当にそうなのかは、先方は判断のしようがないですもの。
(ここいらへんが、知名度の低い歌手の宿命かもしれません^^; 誰でも知っているような、有名な歌手ならば、声だけで証明できる可能性がありますけどね。残念ながら、彼にしろアドブラザコフにしろ、そこまで知名度がないですし)
自分に出来る範囲で問い合わせが出来て
(結果的に間違ってはいたものの)先方の丁寧な対応には感謝してますし、それだけでも私としては、充分満足なんですよ。
だって、何もしなければ、0勝2敗でしたけど、ニュージーランドの方では訂正してもらえましたしね。ということで、1勝1敗(^^)v
訂正に拘らなければ、とてもいい音質で、また2回も聴けたんですから、2勝0敗。
オーストラリアのリスナーの方に、彼の名前を覚えて頂けなかったのは残念ですけど、またの機会を待つことにします(笑)
投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/07/28 23:19