ロンドン一人旅その3 マイレージチケット+空港でレディースシェービング
今週はもともと、出勤の多い週だったのに、貴重な休日にのっぴきならない用事が入ってしまい、日曜日から6連勤みたいなモードで、ものすごくしんどいんですが簡単に済みそうなところから、やっつけます
≪マイレージチケットって、どうよ?!≫
その1記事でちろっと書きましたが、今回は、マイレージチケットでの旅行でした。
私が貯めているのは、アメリカ時代からの名残のノースウェスト航空。今では、クレジットカードもここのマイルが貯まるものを利用しています。
ノースウェストのマイレージを使ってロンドンへ行こうとすると、KLMオランダ航空か、エールフランス航空になります。
拠点となるのは、アムステルダムかパリの空港。どちらも使ったことがありますが、機能的なのはアムステルダムの方よね~~エールフランスは、飛行機は綺麗だけど、パリの空港はあんまり使い勝手がよくないし、到着時間を調べてみると、KLMを使えば最短で、夕方5時半ごろヒースローに到着できる飛行機があったので、KLMを選択しました。
折にふれて希望の日程で、マイレージを使ったチケットが取れるかどうかを、ノースウェストのサイトでちょこちょことチェックしていましたが、実際に確定させたのは、オペラのチケットを購入した翌日。
必要なのは、ヨーロッパへ行けるだけのマイレージ80000ポイント&手数料の19200円。これは、クレジットカードでの支払いです。
…アレ?今話題の「燃料サーチャージ」はどうなるのよ?!出発が近付いたら、自動的に引き落とされるんだろうか?!とか、いろいろ気をもんでいたのですが、ノースウェストのHPを見ても、よくわからなかったので、出発2週間ほど前に、電話で問い合わせてみたところ
「8月以降に購入された方には、ご負担をお願いしているのですが、お客様がチケットを購入されたのは、7月16日ですから、大丈夫です」とのお返事が。
…ラッキー!!これはホント、助かりました。少しのタイミングで、50000円前後浮かせる事ができましたからね。
この時に問い合わせたことはもうひとつ。最近よく話題になっている「オンライン・チェックイン」について。
マイレージを交換したノースウェストではなく、実際に使うKLMのサイトから、KLMのお客様番号を使ってチェックインできますよ…とのことだったので、KLMのサイトを早速チェック。
出発30時間前(!)から可能だったので、出発日前日の早朝に済ませました。
そして嬉しかったのが、他社のマイレージチケットでも、座席指定がちゃーんとできるのですよ(^^)v
予約をノースウェストのサイトから確定させた時は、通路側か窓側か…の指定だけしかできなかったので、通路側を選択しておきました。
KLMのサイトにアクセスして、私の席を確認してみると、がぁぁぁぁん、窓側になってる(泣)
ダメ元で、まだ空いていた後ろから2列目、通路側…で、お隣2席が空席のところに変更してみると、あっさり。しかも嬉しいことに、当日、かなり空いていた為、お隣2席は空席のまま…
やったあ\(^o^)/ これで、体を横にして移動できる~~~っ
プリンターがあれば、そこでボーディングパスまで出力できるんですが、持ってなくても当日空港で「オンラインでチェックインを済ませています」と伝えれば、スムーズに出してもらえます。預け入れの荷物があればその時に預ければいいし、なければ「ありません」でOK。
(私は、行きは無でしたけど、帰りは荷物が増えた+疲れてたので、キャリーバックは預けちゃいました(笑))
帰国の時には、ホテルで宿泊者は無料で使えるPC(日本語入力はできませんでしたが、チェックインならば、英語サイトからでも充分ですものね)から。この時も張り切って、早起きして出発30時間前にアクセスしたら、既にかなりの席が確定されていて、通路側で空いている席は一つもない。
がぁぁぁぁん…どうしようーー;と、しげしげ座席表を眺めてみると、3-4-3の配置の、4列シートで、一か所だけ隣が空席の内側が空いてました。
まあ、通路側に人が来ても、運が良ければ反対側の隣は空いているかもしれないし、それだけでも随分気が楽だし…ということで、そこに決定。
で、当日…ホントに、行きよりも明らかに多いぞ、という感じ。キャリーバック、預け入れにしておいて良かった…と思いました。どうせいっぱいなんだし、ゆっくり乗り込めばいいや…と思っていたら、頭の上のハッチには、既に荷物がどーんと入っていたんですもの。
通路側は、小柄な外国人女性。よかった、これだけ込み合っていたら、「同性」で「小柄」な人、というだけでもラッキー!と思っていると…
彼女はお連れの男性と離れ離れの席だったのですが、その男性からお呼びがかかり、荷物を持って席を移動。
…え?も、も、もしかして…私、通路側に移動しちゃってもOK?
しかも、4列シートの2列分、自由に使えちゃう??
反対側の通路側に座っていたのは、若い日本人男性でしたが、彼も「こんなに混んでいるのに、僕たちラッキーですよね(笑)」と言わんばかりににっこり。目配せで「じゃあ、2列ずつ使ってしまいましょう」という感じで、お互いに合意。
というわけで、今回、特に飛行機に関しては「ホントにラッキー」が、いっぱい重なって、気分良かったです(^^)v
≪空港でレディースシェービング≫
帰りのヒースローでは、カフェでお茶を飲むぐらいしかできませんでしたが(感慨に浸ってたせいもあります)
行きの成田では、ちょっぴり面白い体験をしてみました。
空港バスが予想より早く到着し、チェックインもそういうわけで、ささっと済ませ、無事に旅行保険に入ったあとは、さっさと出国手続きを済ませて免税店へ…というのが、通常の流れです…が。
繁忙期でもない限り、出国手続きは(出国カウンターから自分の乗る飛行機の搭乗口まで、どのくらい時間がかかるかにもよるんですが、成田の場合はものすごく遠い搭乗口でも、20分もかからないでしょう)ボーディングタイムの20分くらい前でも、実は大丈夫なのです。
ここで、一人旅はお初だけど、一応旅慣れている(笑)ヴァラリンは、何か変わったことをしてみたくなりました。
床屋さんでの、レディースシェービングです
成田空港には、2つのターミナルがありますが、そのどちらにも、床屋さんがあります。
今回使ったターミナル1には、5階の隅っこの、すごくわかりにくいところにあるのですが、私は以前、旦那さまのお迎えで空港に来た時に「へえ~こんなところに床屋さんがあるのね」と、密かにチェックを入れておりました。⇒ここ
今回、チェックインが早く済んだおかげで、搭乗まで時間が1時間以上あったので「よーし、ブログネタにもなるから(笑)いっちょ、行ってみよう!」と思い切って足を運んでみました。店先のメニュー表には、ちゃんと「レディースシェービング」も、掲載してあります。
中を覗いてみると、お客さんが一人。でも店員さんは、もう一人いるから、すぐやってもらえそう♪
「すみません、レディースシェービングをお願いしたいんですが」
とカウンターの若い男性店員に声をかけると、なにやらまごまご。あれ?さすがにあんまり女性の利用者がいないのかな?とドキドキしていると…
実は彼、聾唖の方だったのです。
中で別のお客様の接客中だった、店長さんが間に入って下さり
「搭乗までどのくらいの時間がありますか?」
「一時間くらいです」
「じゃあ、通常の…30分~40分の、パックとマッサージ付きのコースで大丈夫ですか?男性のサーブですが…」
「大丈夫です。お願いします」
そして身振り手振りで、店長さんが彼に私の要望を伝えると、とても嬉しそうに席まで案内してくれました。
顔周りからうなじまで、マッサージもすごく丁寧にやってもらえて、結果的に一時間近く(^^; ありゃ、ボーディングタイムまではまだ20分くらい余裕があるけど、大丈夫かな?と、ちょっとヒヤヒヤもしましたけど彼にやってもらって、良かったなぁ…と思いました。
「とても気持ちが良かったです、ありがとうございました」と伝えると、本当に嬉しそうな顔をしてくれて、なんだか「うん、この旅行、すごくいい旅行になるかも」って思えましたし
お値段は、3680円。
都内や首都圏の、普通の床屋さんでやってもらうよりも、割安でしょう。
もちろん、お肌はつるつるになったし、機内でも乾燥に悩まされることなく、旅行中もお肌の調子はずっと良かったのは、このシェービングのお陰だと思ってます。
たぶん、女性客は殆ど来ないでしょうから(^^; 最初はどちらの店員さんも、微妙にびっくりしていたような気がするんですが(笑)そこは相手も接客業ですので、ネ。
(ちなみに、ぽつぽつと男性客は来てました…海外駐在に行く前の方とか。ボーディングタイムまでどのぐらいあるかどうかを聞いてくれるので、それに合わせて、カット、シャンプー、シェービングなど、チョイスしているようです)
・空港で何して過ごそうか、迷っている方
・搭乗までに1時間以上ゆとりのある方
・(女性なら)男性のサーブでも、特に気にしない方
でしたら、やってみる価値はありますよ。私は主人にも「今度海外出張する時、行ってみたら?」と勧めておきました
≪おまけ・ヴァラリンの今回の機内服≫
今回の私の機内服は、タートルネック(これを着ていても、シェービングでは、ちゃんと首の部分を中に織り込んで、うなじ周りの処理してくれるので、大丈夫!)+ニットのノースリワンピ+レギンス+むくみ防止靴下+ブーツ。
あれヴァラリンさん、飛行機に乗る時は登山ズボンが快適だ・・・って、この前書いてたじゃん?なぁんて野暮なこと言わないで(笑)
実はあの記事に、何の気なしに「ニットのワンピ+レギンスも、楽そうですねぇ」と書いたのが呼び水になり…
ダーリンに会いに行くのに、登山ズボンなんて色気のない格好で飛行機に乗るわけにはいかないでしょ
とその気になったら、ちゃーんとそれに適したお洋服が見つかって、すんごく快適に過ごせましたよ(^^)v
秋冬の機内では、このスタイルお勧めします。いやぁ、レギンスがあんなに楽ちんなものだなんて、初めて実感しました~~w
そして、こちらとこちらの記事で「むくみ防止靴下」について教えて下さった、galahadさんとNaoさん、ありがとうございました
お陰で、キチキチのブーツでも苦労せず、するっと履くことができました。普段はいていてもあまり締め付け感を意識しない靴下なんですが、ああいう極限状態では、効果に大きく差が出ますね。
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お~、ちゃんと更新されてますね(^^)v
私もミクシでだらだら旅日記を(一応)続けていますが、かんじんのオスロ観光レポが完成しないまま、帰国から1ヵ月が経とうとしています
> オンラインチェックイン
フィンランド航空(こちらは出発36時間前からだったかな)で利用しましたが、これ便利でしたねしっかり通路側の席を指定して、遠慮なくトイレに行けますし(笑)
おかげで、行きの関空ではチェックインの時間が大幅に短縮できて、ヴァラリンさんと同じように、搭乗まで余った時間をどう過ごそうか考えることに。
しかし、「初めての一人海外ダーリン追っかけ」のワクワクと緊張感が高じて、逆にブルーになってしまっていたので何か変わった時間つぶしを試みる余裕など到底なく
お顔剃りをしてもらうと、肌が明るくなって化粧ノリも良くなりそうなので、(ダーリンに逢いに行く)旅立ち直前にやってもらうのは賢いかも(^_-)-☆
私は、今度機会があれば、搭乗前にリフレやマッサージを受けたいです。嫌いだから、少しでもリラックスしたいの(笑)
ちなみに帰りの便も、オスロのネットカフェからチェックインを済ませておいたんですが、肝心の空港カウンターのスタッフが(お国柄か!?)異様にのんびりダラダラしていたので、ボーディングパスを出してもらうのに結局す~ごく待たされました
投稿: Nao | 2008/10/31 21:37
燃油サーチャージ・・・ずいぶん話題になりましたよね。
私は料金が発表になった9月に申し込んだのですが、“その後、サーチャージが上がっても下がっても、差額を払ったり返金したりしない”という規定だでした。
今、少し下がってるんですよね?
もうちょっと遅く申し込めば良かったかしら?
でも、出遅れると、お気に入りの席(脚がのばせるところ♪)が取れなかったりするので、やっぱり早めにおさえておいたほうが安心かも。
私はいまだに搭乗システムを把握しておりません
投稿: 娑羅 | 2008/11/01 13:38
Naoさん:
いやもう、肝心の○○はどうなのよ?!たかだかコッリーネごときで勿体つけるな!とお叱りを受けそうなのはヤマヤマなんですが、ほんとに今週は、ず~~~~っとお仕事しているような気分で、とてもダーリンに浸っている余裕はなかったの(笑)
>しっかり通路側の席を指定して、遠慮なくトイレに行けますし(笑)
そうそう、女性の一人旅では、コレ基本ですよね
だから、帰国する時に一つも空いてないのを知った時には、すんごくブルーだったんだけど、そういうわけで、とてもラッキーだったので…
いろんな面でついていたんでしょうね、やっぱり。
>お顔剃りをしてもらうと、肌が明るくなって化粧ノリも良くなりそう
お顔そりって、剃ってもらった直後よりも、3日後あたりが、一番肌の調子がいいそうなんですよ。はるか昔の結婚式の時にそう言われたので、式の3日前にやってもらった記憶があります。
だから本当は、旅行に行く2日前ぐらいに済ませておきたかったんですよ。でも時間が取れなくてね…
まあ、15日の朝に剃ってもらった3日後は、アフタヌーンティで椿姫さんにお会いした日でもありますから(笑)
>搭乗前にリフレやマッサージを受けたいです。
そういえば、一人旅とは言えないけど、5年前に、アメリカ赴任が決まった時、先に赴任していた主人のところへ遊び+下見がてら、初めて一人で海外便ヒコーキに乗った時、経由地のデトロイトで待ち時間が5時間もあったので、リフレをやってもらった経験アリです。
日本のリフレと違って、まったりした感じのマッサージでしたが「海外で一人でリフレを受けることができたっ」っと、感激したなぁ
一人で行く時には、何かしらそういうチャレンジができる、貴重な機会だということでもありますね
投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/11/02 00:14
娑羅さん:
燃料サーチャージは、航空会社によってもまちまちなので、利用する航空会社に問い合わせるのが、一番手っ取り早いと思います。
>今、少し下がってるんですよね?
そうそうそう、そうなのよ~~(笑)
原油価格も下落してるし、円高だし~~~で、お小遣い口座が火の車なのは重々承知しているんですが、すぐにでも、次の公演地・ワシントンに飛びたいですよ、ホントw
>やっぱり早めにおさえておいたほうが安心かも
確かにね(笑)
娑羅さんが抑えたのは、来年のアレかなぁ、なぁんて密かに想像しておりまする
経済のことを思えば…ですが、海外旅行のためには、今の円高が続くと、有難いですよね
投稿: ヴァランシエンヌ | 2008/11/02 00:19