« 初めて来て下さった方へ&管理人ヴァランシエンヌのご挨拶 | トップページ | シュトレン 2008年 »

ロンドン一人旅その5 アパートメントホテルでの滞在

Weblogimage021 オペラのチケットも無事ゲット飛行機はマイレージで確保…さて、残る重要事項は、ホテル。

・(若いお嬢さんならともかく^^;)妙齢のレデー(笑)の一人旅だもの。
治安のことを考えると、あまりケチりたくない。
・かといって「ホテルリッツ」のような、超高級ホテルに泊まるのは、あまりにも場違い。身の丈にあったホテルを。
・できれば、劇場(ロイヤルオペラ)から徒歩圏内のホテルに泊まりたい

の3点に絞って、情報収集。

しかし…
「ロンドンの宿泊代は、トウキョウよりも若干高めと思っていて間違いない」
とのガイドブック情報通り、特にコヴェントガーデン付近では、なかなか気に入ったホテルが見つかりません。

予算もさることながら、あまりにも部屋が狭かったり、隣の物音が聞こえたりすると、

一人で寂しくなってしまった時に、気がめいってしまうかも…

と思い、地下鉄で一駅ぐらいの距離ならば、必ずしも劇場の近くでなくてもいいかな…と、妥協することに。

そして色々検討した結果、最終的に決めたのは↓ミニキッチン付きのアパートメントホテルです。

Citadines London Holborn-Covent Garden

ホテルのサイトから、直接予約しましたが、エクスペディアホテル トラベルドットコムviamichelin(日本語対応してませんが、ヨーロッパ旅行の計画立てる時には重宝してます)等のホテル予約サイトでも紹介されている、あちらでは大手のチェーンホテルです。

実は、夏のドイツ旅行で…
西洋の食品は、何でもOKだし、好きなんだけど、頻繁に続くと、胃腸が疲れてしまう…
「舌は受け付けるんだけど、胃腸が追いついて来ない」というのを実感したばっかり。まあ、いくら食いしん坊とは言っても、アメリカ生活で鍛えていた頃の胃袋と違って(笑)帰国して2年半ですものね。

かと言って、長期滞在ならともかく、せっかくの海外旅行中に、わざわざ日本食レストランに入るような、ヤボなことはしたくないし(笑)
昼間は観光がてら、外で食べてもいいけど、夜は一人でレストランに入るのも億劫なので…
自分で食べる分量を調整できれば、その方がいいなぁ~~と思って。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2008falllondon03 キッチンがついていると、いちから自炊まではしなくても、
憧れのハロッズ・フードホールでお惣菜を買ってきたり、ヨーグルト、ジュース、アルコールを冷蔵庫に保管しておくこともできるし、
何よりも、すごく胃が疲れちゃったときには、スープ+クラッカーとかいう組み合わせで凌ぐこともできますしね。

アメリカには、この手のミニキッチンがついたホテルが多くて、すごく重宝していたのですが、ヨーロッパには何故か少なくて、諦めていたのです。
しかし、ホテル情報を探してネットを彷徨っている時に「ロンドンで暮らすように滞在」とかいう感じの宣伝に行き当たったので、調べてみました。探してみるものですネ。

2008falllondon04 最初の考えでは、滞在最終日はヒースロー空港近くのホテルに移動しようかな?と思っていて…当初4泊で予約。

その後、地下鉄一本で、40分くらいで移動できるんだったら、何も荷物まとめて、荷解きする手間を2回取る必要はないか…と考え直し ⇒ 10月に入ってから、ホテルのホームページから、延泊手続きを取ろうと思ったら、満室…とのこと。

でも一旦思い始めると、そうしたい!と止まらなくなってしまう習性ゆえ(笑)諦めきれずに、ホテルに直接メールで問い合わせたら、あっさりがもらえました。
やっぱり、簡単に諦めてはいけませんね

立地は、地下鉄のHolborn駅から、歩いて3分もかからないくらい。
駅に到着したのは、夕方19:00頃でしたので「ちゃんと見つかるかなぁーー;」と心配していたのですが、大通りに面しているので、すぐに見つかりました。

周辺はビジネス街っぽい感じで、落ち着いた雰囲気でしたし、スーパーも駅の前や、通り沿いに数軒ありますから、食料&飲料調達も便利でした。

何より、地下鉄の駅に近いので、どこへ行くのも便利なんですよネ。

Holborn駅と、ROHのあるCovent Garden駅は、地下鉄で一区間。アフタヌーンティの際、お迎えに来て下さった椿姫さんには「わざわざ地下鉄に乗るなんて(笑)」と笑われてしまったんですが
やっぱり終演後の深夜に、一人で歩いて帰るのは怖かったので
オイスターカード持っているしぃ~と、せっせと地下鉄に貢いでいた私です。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

アパートメントホテルなので

・お掃除は週に一度しかありません(7ポンドだったかな?支払えば、やってもらえます)が、かえってこの方が気楽でした。だって、誰も部屋に入って来ないですものね(^^ゞ
各フロアに、自由に使える大きな掃除機あり。

・ゴミ捨ても自分で。各フロアに、Disposer roomがあります。仕分けが合っていたのかどうか、いまいち自信がないんですが、変なものを捨てたわけではない(はず)ですので

チェックアウト日には、袋にまとめて、チップと一緒に、お部屋に置いてきました。
フロントの人にその旨伝えたら「No Problem!」と仰ってたし、アメリカでは、ふつーにやる手なんですが…ロンドンでも、たぶん大丈夫だったんだ!と思います

…こういった「ホテルならふつーにやってくれるサービス」を削っても「25平米(!)の広さのお部屋」の快適さは、何物にも代えがたい…と思いました。

2008falllondon02 ・ベッドは、ソファベット。一見ふつーのソファなんですが、ぐいっと引っ張り出すと、アラ不思議!ベッドに早変わり~というシロモノ。
女の細腕では、かなりの力を要しますし、一旦引っ張り出した後は、いちいちソファに戻すのが面倒だったので滞在中、ずっとベッドの状態のままでしたが(笑)
それでも、部屋が狭いとは感じませんでした。

・ビジネスルームに、宿泊者は無料で使えるPCもありました。お陰で帰りの飛行機のオンラインチェックインもスムーズに済ませることができました。

2008falllondon05・バスルームと居間兼ベッドルームが、ドアで仕切られているのも嬉しかったです

・ランドリールームに洗濯機と乾燥機があります。一回7ポンドですが、フロントで専用のコイン(token)に変えてもらって、コイン投入口に入れます。
仕上がりはまあまあかな。ランジェリーなどの小物類は、毎晩手洗いして、バスルームの換気扇を全開にして干してました。空気が乾燥しているので、一晩で充分乾きますし。

・期待していたキッチンは、本当に申し訳程度でしたが、それでもやっぱり、あって良かったです。
(あんまりよく切れなかったけど^^;)包丁からお皿、コップ、グラスなど、一通り必要なものは揃ってましたし、小さいけど食器洗い乾燥機もついてましたから。

朝、ゆっくりと起きて、キッチンに立って、パンを切って並べて、フルーツを洗ってお皿に盛って、ヨーグルトを取り分けて…とかやったりして、プチロンドナー気分も充分、満喫できましたしね

ということで、一人旅に少しヒネリを入れてみたアパートメントホテルでの滞在。予想以上に快適に過ごせました。

またロンドンへ行く時には、ここに宿泊します。きっと

« 初めて来て下さった方へ&管理人ヴァランシエンヌのご挨拶 | トップページ | シュトレン 2008年 »

旅行・地域」カテゴリの記事

2008秋・ロンドン一人旅」カテゴリの記事

コメント

このアパートメントホテル、以前宿泊したことのある知人もリーズナブルだしすごく良いと言ってたので、どんなかしらと思っていたので、内部の写真まで拝見できて嬉しいです。この立地条件でこの広さとお値段!凄く良いです。とくにオペラハウスや大英博物館に行く文化的観光客にとっては最高です。買い物にはイマイチですけどね。

私は会社からオペラハウスに行く時は、お天気が悪い時は別ですが、たいていはホルボーン駅から歩きますよ(笑)。着物で、しかも脱いだ洋服の入った大きなケースを持っていても、地下鉄乗り換えの手間と時間を考えると歩いた方が早いし簡単ですから。あの辺りは夜中の1時でも2時でも、人もまだ結構歩いているし、危なくはないと思いますし。それに、ロンドンの地下鉄はよく止まったりするので、歩ける時は歩きましょう、ってことでしょうか。

あ、いいですねぇ、アパートメントホテル。
私も次こそは利用したいと思っているのです。
やっぱり気楽ですしね~。私は体力がなくて1日中出歩いてはいられないので、掃除がいつ入るかわからないホテルだと辛いのです。いつも「掃除はイラン!!」って言ってしまいます。

お部屋の広さにも感激♪
私がこないだ泊まったホテルの狭さといったら!!!
独り暮らしが長いので、そういう意味では全く平気ですけど、せっかくの海外旅行なのにさ~;;;

椿姫さん:

あまり上手に撮れてなくて、これじゃよくわかんないと思ってたんですが
(だからなかなかUPできなかったんです
雰囲気は伝わりますか?

お迎えに来て下さった時は、ロビーで待ち合わせでしたから、お部屋まではお見せできませんでしたものね。
次回行く時も、きっとこのアパートメントホテルにしますし、今度は着付けをお願いしちゃうかもしれませんから(笑)お部屋はその時までのお楽しみということで。

>地下鉄乗り換えの手間と時間を考えると歩いた方が早いし簡単

いやあ(笑)
そう仰って下さってたので、土曜日の終演後は歩いて帰ろうと思っていたんですが、寒かったですし、やっぱり迷子になると困る!!と思って、結局地下鉄使っちゃいました(^_^;)

話に聞いていたアパートメントホテル、写真で見るとこんな感じなのね~。
引き出すとしっかり広いソファベッドと、小さいながらもちゃんと食卓用のテーブルもありますね(^_-)
掃除も週1しか入らないのなら、ほんと、自分の家感覚でゆったり連泊できそう。

私はオペラに出かける前に昼寝したかったので、やっぱり「昼間の掃除はイラン」(笑)でもその旨を伝えたら、夜オペラに出かけている間にハウスキーピングしてもらえました(^^!

海外一人旅のホテル選びの基準は、私もヴァラリンさんの3カ条(笑)とほぼ同じです。超高級ホテルに何泊もするのは予算的に無理だけど、ある程度小ぎれいで(立地・サービス・設備など含めて)きちんとしたホテルを選ばないと、安全上の不安も出てくるしね。
だいいち、ダーリンに逢いにオペラハウスへ行くんだもの。準備したり余韻に浸ったりするのには、それなりに気分の盛り上がるお部屋が望ましいですよね

…なんてワガママを言っていると、なかなか希望に合うホテルは見つかりませんが^^;
オスロではそんなワガママを満たしてくれるホテルが何とか見つかって良かったけど、こういうアパートメントホテルも利用してみたいです。

しまさん:

ふふふ、いいでしょう?(笑)
でもこのアパートメントホテル、全室禁煙なんですよ

>1日中出歩いてはいられない

私もオペラ鑑賞以外の日は、夕方から部屋で過ごす時間が長かったですし、最終日(日曜日)は途中で疲れてしまった+風邪も悪化しつつ…だったので
3時頃いったん部屋に戻ってから、一時間ほど横になってから、もう一度夕方に、近くを散歩しよう…とか思っていたのに
結局そのまま、夜の9時過ぎまで目が覚めなかったので
(ぎゃあ~~~荷造りしなきゃっって、焦りました^^;;;)

具合が悪くなってしまった時とか、狭い部屋で独りぼっちだと、なんだか切なくなってしまいそうですけど、広いと気分的に、リッチなせいか(笑)
寝込んでしまっても「部屋で過ごせてラッキー」なぁんて思えますものね。

Naoさん:

>ソファベッド

アメリカでも使ったことがあるので(駐在当初のお部屋には、このタイプのソファベッド付きだったの)設営方法はすぐに思い出したんですが、部屋に入った瞬間
「あれ?掛け布団がないっ!!」って焦ったんですよ。毛布とシーツもこの中に折り込まれているんです。

骨組はしっかりしているので(多少ギシギシ言うけど、気になるほどじゃない)寝心地も思ったより良かったですよ。外国のホテルのベッドは、スプリングが柔らかすぎて腰が痛くなることも多いですが、今回は大丈夫でした

この部屋で2人まで滞在OKですから、旦那と一緒にこのホテルのチェーンがある都市に旅行する機会があれば、使ってみたいわ。

>掃除はイラン!!

ですよねーー;我が家も前に、断ったことありますし。

>ダーリンに逢いにオペラハウスへ行く
>それなりに気分の盛り上がるお部屋が望ましいですよね

そうそう。大事なことです(笑)

ロンドンの椿姫さんもおっしゃっていますが、Holbornなら普通に徒歩圏内ですね。出演歌手もHolborn駅まで歩いて地下鉄で帰るくらいの距離ですし、深夜まで人通りもあって比較的安全な地域ですから、女性一人でも大丈夫です。あの地下鉄駅の混雑で余韻が壊されないように、次回は徒歩で帰るのも一興かもしれませんよ♪

私の場合はアレルギーがあるという理由で、やはりキッチンがある宿泊施設を探してしまいます。でも、お金もかけられないのでいつも大学学生寮になってしまうんですが(^^)部屋は狭いしベッドも小さいですが、洗濯機も安いし、バーは学生料金だし、しっかりしたキッチンがあるし、セキュリティもばっちりということで、貧乏旅行者には本当に助かります。こういう選択肢を知ってしまうと、冷蔵庫もないような格安ホテルには泊まれませんね~。というわけで、ヴァラリンさんお勧めのこのアパートメントホテル、今度ロンドン旅行するときにチェックしてみます!詳しい記事をありがとうございます~。

サルダナさん:

>出演歌手もHolborn駅まで歩いて地下鉄で帰るくらいの距離

えっ、そうなの?!
じゃあ、次回は頑張ります(笑)なにしろ土地勘が皆無だったので、怖かったのよ(笑)

>大学学生寮

私の場合はとうが立っているので(笑)必然的にその手が使えない…

このアパートメントホテルチェーンは、ヨーロッパの主要都市にはあちこちあるそうですし、アジアにも進出中みたいですよ。
旅行に必ずしもラグジュアリーを求めない、豊かな時代こその恩恵かもしれませんが(旅行が特別なものではなく、日常の延長上に位置してきた…という意味で)
これからはこういうタイプのホテルが、増えてくるかもしれませんね。何しろ、気がねがなくて、ラクチンですもん。

この記事へのコメントは終了しました。

« 初めて来て下さった方へ&管理人ヴァランシエンヌのご挨拶 | トップページ | シュトレン 2008年 »

Search




  • WWW here

カテゴリー

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ