カラカスでのカルメンなどなど
《彼のお部屋》関連のお知らせです。来年3月のセビリアでの「トゥーランドット」などなど、スケジュールに、少し追記しておきました。
8月5日(今日じゃん)と7日の、カラカスでの演奏会形式・カルメンは、詳細がなかなか出てこなくて「ホントに歌うのぉ?!」と半信半疑だったんですが、一週間ほど前からやっと(!)出てきました。
劇場のサイトによると、チケット発売も7月下旬からだったようで(^^; (しかも劇場サイトには、ドゥダメルが振ることだけしか書いてない、キャストはどこ、ドコ~~~~~?!)
結局、新聞サイトで見つかって一安心。前回のマヨルカ島でのインタビューのように、あっという間にサーバーから消えてしまうと元も子もないので(笑)さっそくコピペしておきました。
最近マウスの調子が悪くて、コピペがうまくできないことにイライラしていて(笑)
作業効率が著しく悪かったんですが、光学ワイヤレスマウスを、とりあえずPCに付属のちっこいマウスに取り換えたところ、スムーズにできるようになりました(^^)v
当面、これでしのごうと思います。。。
ということで、カラカスでのカルメンのキャスト詳細、とりあえずここにコピペしておきます。
(後日アーカイブファイルを~~~あああ、早くやってあげないと。。。と思いながら、なかなか進まないわ)
参考サイト:http://espectaculos.eluniversal.com/2009/08/02/til_art_una-gitana-en-caraca_1502925.shtml
***********************************
Carmen (concert version) August 5 & 7,2009
Teatro Teresa Carreño,Caracas,Venezuela
Conducter:Gustavo Dudamel
Orchestra:Sinfónica de la Juventud Venezolana Simón Bolívar
Carmen: Natascha Petrinsky
Don Jose: Lance Ryan
Micaela: Alexa Voulgaridou
Escamillo: Alexander Vinogradov
カラカスってベネズエラだよねぇ、治安どーなの?!大丈夫なの?!と、おせっかいと思いつつも何気に心配してたんですが、そんなおねーさんの心配をよそに、
本人ったら、ま~~~、美女2人に挟まれて鼻の下伸ばして にこやかに(営業スマイルは得意なのよぉ)また?!インタビューに応えてるじゃないですか
ソースはこちら:http://www.eluniversal.com/2009/08/05/til_art_un-torero-ruso-doble_1507507.shtml
今回もまたまた原語はスペイン語なので、機械翻訳で英語に直して読んでみるか…と試したところ、今回のは、前回よりも短いんですが、なんだか読みにくいわ。。。
え?
「ヴァラリンさん、じぇらしーに惑わされて読めないでいるんじゃないの…」とか、穿ったものの見方はしないで下さい
ホント、前回よりもヘンな英語になるもんですから、手こずっているんですってば。。。
しかし、最後に[Rene Pape]と、固有名詞が出ているのが、すーっごく気になるので(笑)
いくつかの翻訳サイトにかけながら、引っ越しの合間に読んでみますね。
もちろん、サーバーから消えても慌てずに対処できるように(笑)原文のコピペは済ませましたので
多分、旧ソ連(つまり旧東側)の、才能を伸ばす教育システムは、必ずしも悪いものではなかった…とかいうことと、現在の自由度との関連において、先輩格のパペさんのことを引き合いに出しているのではないかな?と思うのですが。
('89にベルリンの壁崩壊 → 旧ソ連を中心とした社会主義の終焉を迎えた…
'76生まれの彼は、ティーンエイジャー真っ盛りの頃に、社会システムが180度変転している世代なんですよね。その教育システムで勉強した最後の世代とも言えるわけですから、ネ)
…まあ、とりあえず元気そうにしているのを見ることができて、安心しました(笑)
舞台を楽しんでくれますように (←ああ…なんて優しいの、ワタシったら…自画自賛 すみません、またちょっと酔ってるんですぅ。。。ゼクト美味しいワ)
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コメント
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ベネズエラですか~!しかもまさしく今日なんですね。
インタビュー記事のヴィノさん、たしかに満面営業スマイルですな
両脇はカルメンとミカエラ役の歌手さん??
な~んて、他人事のようにニヤニヤと読んでいたら(ゴメン^^;)
最後に「René Pape」の名前を発見してビックリ
翻訳サイトではやはり妙な訳になってしまってかゆいところに手が届かず
(バス歌手の"bajo"が「1階」なんて訳されちゃうし)
う~っと唸っていたところ、ふと思い出しました。
「うちにスペイン語の辞書があったじゃない!」(爆)
(20年程前、とある趣味にハマっていた頃に勢いで購入したんですが、半年ぐらいかじって挫折したんです…)
というわけで、えっちらおっちら、ダレカさんの名前が出てくる最後の部分だけ(またしてもゴメン^^;;;)、辞書と首っ引きで読んでみました。
その怪しさ99%の拙訳によると、
ヴィノさんが「自分は社会主義時代の教育システムの恩恵を受けることができた最後の世代」と語っている部分と、パーペの名前が出てくる部分は、直接には繋がっていない感じです。「そして」「ちなみに」と付け加えるニュアンスで、「彼(ヴィノさん)の大好きなバス歌手は、ドイツ人のルネ・パーペです。」と述べて締めくくっているように読めました。でも、もちろんパーペも旧東の音楽教育を受けてプロになった世代なので、間接的には引き合いに出しているといえるのかもしれませんね(^^ゞ
とにかく(私が言うのもナンですが)ヴィノさんに「favorito」と言ってもらえて、すごく光栄・嬉しいです
…思わぬところで名前が出てきたので、長文シツレイ
フォロー・訂正していただけると助かります。
投稿: Nao | 2009/08/06 00:41
Naoさん:
おおお、こんなに早くレスポンス&しかもスペイン語のフォローまで!!!
ありがとうございます
>両脇は
はい。左側がカルメンさん、右側の(彼の肩に手をかけている方)が、ミカエラの(読み方がいまいちワカランのですが(^^;)アレクシア・ヴォルガリドゥ?
彼女とはROH(去年私が見に行ったやつ)のボエーム&ドゥダメルが指揮したリンデンでのボエームでも共演しているし、来年秋のスカラ座のカルメンでも共演するので、仲良しなのかな?名前も似てるし(笑)
>翻訳サイトではやはり妙な訳になってしまってかゆいところに手が届かず
やっぱりそうですよねぇ?
前回のマヨルカ島でのインタは、割と読みやすかったんですが、今回はホント、ダメダメ…で、せっかく見つけたはいいんだけども、途方にくれていたのですよ。
助かりました。ありがとうございます。
インタも少しずつ溜まってきたので、落ち着いたらHPにまとめてページを作ってあげなくちゃ。
>favorito
5年前のOpernglasでのインタビューでも、パーペのことを
「リンデンで自分がマゼットを歌った時のドン・ジョヴァンニで共演して以来、彼を称賛しています。【ボリス】で共演するのを楽しみにしてます」
と語ってましたし、直接お話させて頂いた時にも「ルネ・パーペは大好きだヨ」と話してましたからね。
指揮者の固有名詞(バレンボイムとか)は、これまでに受けた数少ないインタビューでも、割と出しているんですが、歌手仲間のことは殆ど口に出さない人です。
そんな彼が、こうやって2回もメディアインタビューで名前を出しているということは、本当にパーペのことを尊敬し、称賛しているんでしょうね。
投稿: ヴァランシエンヌ | 2009/08/06 01:10
再度お邪魔します。こ、これ、読みにくいですか。比較的マシとか思ってしまったのは、日常あまりに悪文を読み慣れているせいだろうか。問題の最後の段落ですが、
ロシア人シンガーブームについて、A.Vinogradovは旧ソが芸術に関心を持ち(社会的な)投資を継続してきたことに留意しなければならないと語った。「キャリアの初期においては誰もが(しかるべきところに)出て自分の能力を示すことが出来る。旧ソの芸術のレベルは高く、世界中の劇場から評価されている。自分は自由化以前の最後の世代として教育を受けた(最後の)特権階級だ。」(共通の背景を持つ旧東独出身の)ドイツ人バス、ルネ・パーペが大好きだという彼はこう語った。
日本語にすると、こんな感じになると思います。
あと翻訳を一発でかけるとどうしても精度落ちるので、テキストを細切れにしてかけるとマシになります。例えば、
todos pudieron salir a demostrar sus cualidades.
というスペイン語は、Googleでサイト翻訳かけると(URLを入れて一気に翻訳させると)
everyone was able to escape to prove his qualities.
という趣旨のとりにくい文になりますが、これをテキスト翻訳にかけると(問題の一文を細切れにして直接翻訳窓に入れてやると)
everyone could go out and show their qualities.
という訳になります。ちょっとひっかかるポイントがあったら、これを繰り返して、しっくり来るまで細かくしていくと、機械翻訳もまあ捨てたもんじゃないです。
あと、ベネズエラは現在チャベス政権で急速に反米化&社会主義化してるところですから、読者は(旧)社会主義国に関する知識があることが前提なのかもしれませんね。http://ja.wikipedia.org/wiki/ベネズエラ も併せてどうぞ。ベネズエラでロシアンブームというのはたいへん興味深いお話でした。
投稿: starboard | 2009/08/06 03:36
starboardさん:
ヴィノグラドフがパーペの名前を出してくれたお陰で、パーペファンのお客様がきっと助け舟を出して下さるだろうと期待していたのですが(笑)
Naoさんとstarboardさん、お二人から、こんなに早くヘルプが来るとは
ありがとうございます。
大意はだいたい掴めていたんですが、細かいところ…特に引用して下さった
>todos pudieron salir a demostrar sus cualidades. というスペイン語が everyone was able to escape to prove his qualities.になる
ところで、行き詰っていたのです。
はい、私にとっては「読みにくい」です
やはり理想論と思いながらも「外国語はその言語の知識を得た上で、ダイレクトに日本語に直す」のが望ましいと思ってますので。
尤もこれだけたくさんの言語がネット上に転がっている中、そんなきれいごとばかりでは、日本語と英語しか読めなくなってしまいますし、それは情報の受け手として、大きな損失に繋がってしまいますものね。
時にはこうして機械翻訳に頼らざるを得ないこともありますけど、機械独特の味気なさには、なかなか慣れません
投稿: ヴァランシエンヌ | 2009/08/06 20:20
カラカスってどこどこ~???って探してしまいましたわ。 ヴィノさんなにげに、スペイン語圏でのお仕事増えていませんか? ラテンな国でカルメンとかカッコいいです! 満面(営業?)笑顔で楽しそうだし。 私はスペイン語ぜんぜんダメだし、機械翻訳も大の苦手・・・、お役に立てずにゴメンナサイ。
>su bajo favorito es el alemán René Pape.
これは、私もうれしいです。 ヴィノさん、もうマゼットは卒業かもしれないけど、またピーメンとかで共演してくださったらいいな。
投稿: galahad | 2009/08/06 21:29
galahadさん:
>カラカスって
全くですよ。私も南米系はよくわかんなくて。
彼がオペラ的にはマイナー(だと思われる^^;)場所で歌うことが増えてきたので、そのたびに
「ええっ、こんなところにも劇場があるのね」と、勉強になります(笑)
スペイン語圏のオシゴトね~~また私も機会があれば、スペイン語圏じゃなくって、スペイン本国にも追っかけしたいなぁ。
3月のセビリアでのトゥーランドットとか、面白そう…とか、計画だけは壮大に
>>su bajo favorito es el alemán René Pape
えへへ~~♪ 営業スマイルと合わせて、リップサービスw
なーんて、こういう場で、5年の歳月を経て2回も口にしてるってことは、ホントに敬愛してるんですよ(笑)
また共演して欲しいですね、ホント
投稿: ヴァランシエンヌ | 2009/08/07 00:24