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2009年9月

コンサートのご案内 ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「バビ・ヤール」@ベルリン

Vinogradov_unterdenlinden 今年ベルリンでは、9月上旬の「ベルリン音楽祭」でもショスタコーヴィチが色々取り上げられていたそうですが(壁崩壊の年からちょうど20年というのも大きく関係しているんでしょうね)10月には、シュターツカペレ・ベルリン&バレンボイム指揮での演奏会も行われます。

・作品129 バイオリン協奏曲第2番(独奏:ギドン・クレーメル)
・作品113 交響曲第13番「バビ・ヤール」(バス独唱:
アレクサンドル・ヴィノグラドフ

10月7日 ベルリンフィルハーモニー
10月8日 コンツェルトハウス・ベルリン 
(オケはシュターツカペレなんですけど、会場は別々。チケットは国立歌劇場のサイトでどうぞ

声楽家以外のクラシック演奏家には疎い私でも、さすがにクレーメルの名前は知ってますから(^^;
こーいう組合せで、コンサートをやるようになったのねえ…と思うと、感慨深いです。

ところで一般的に「バビ・ヤール」と言われる交響曲13番ですが、要は「歌付きの交響曲」なんですよネ。

声楽パートは、独唱もバスなら合唱も男声バスばっかりという、なんだか体育会系?応援部?みたいな、非常に硬派で男性的な作品です。つけられている歌詞も強烈。
そのせいか、演奏される機会は少ないかも。CDも現在入手できるのは、限りがありますしね。

同じショスタコーヴィチの歌付き交響曲である、14番の「死者の歌」は、ソプラノとバスという組み合わせですし、13番に比べると、もう少し演奏頻度も高いでしょうか?
ちなみにこちらも、来年4月にトリノで歌う予定です(これはイタリアRAIのコンサートなので、きっと放送で聴けるだろう!と、期待◎)

どちらも、きっと彼とは長い付き合いになる作品でしょうから、ノート作ってまとめたいと思っているんですが、ずっしり重たい重量級の作品ですから、いつになることやらcoldsweats01
(企画は壮大にshineがモットーなの(笑))

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サイトリニューアルラッシュ?!Askonas Holt & Staatsoper unter den Linden

既に話題になってますが、わがゴヒイキさんも所属しているロンドンの大手エージェント、Askonas Holtのサイトがリニューアルしました。

娑羅さん、お知らせありがとうございました^^)

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090920 オテロ@新国立劇場

今シーズンのプレミエ。何気に着飾った方々も多く見受けられた日曜の午後の新国立劇場。
元々あまり好きではない作品 ⇒ 実演で見たら、何か新しい発見があるかも… との消極的理由からのチケット購入でした。

↓の記事で書いた、期待のタマール・イヴェーリはもう、出てきた途端「わぁ~~~可愛いlovely」とうっとり。3階席から、しっかり双眼鏡でじーっと覗いてしまいました。可愛いというか、「めんこいhappy02」の。
お人形さんみたいという声も、ちらほら聞こえましたが、まさにそーいう感じですheart01
(私の双眼鏡は、決して誰かさんだけを覗くためのアイテムではないのですよsmile

もちろんお歌の方も期待以上! 一緒に見ていた夫は「美しいし、歌も上手だし、声もキレイでほぼ完璧だけど、優等生的過ぎかなぁ。もう少し何かドカン!と来るものが欲しい」なぁんて言ってましたけど、私はもう、大満足ですlovely

3月のリンデンでのアンゲラ・デノーケ@マルシャリンにも惚れましたが、イヴェーリはそれ以上かも。ぜひ、もう一度わがゴヒイキさんとの共演を切望します~~~~~ぅhappy02

デズデモナって、若い女性なんですもの、オテロとの愛の二重唱のところで、いたずらっ娘のようなコケティッシュな仕草を魅せるところなんて、
幾分むさくるし気の(失礼^^;)オテロがメロメロlovelyになるの、わかるわ~~~heart01という雰囲気、とても良かったです。

そして何より、彼女の声は私の涙腺を刺激する声なのです。「柳の歌」は、日本語の歌詞を見ながらちゃんと聴いたのは初めてだったということもありますけど、ホントに切なく、情感たっぷりに歌ってくれて、じわーっとconfident
デズデモナは、よく歌っているようですけど、出来ればエリザベッタとか、↓のコメント欄でサルダナさんが書いていらっしゃる「オネーギン」のタチアーナを聴いてみたいな、と思います。

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

でも、やはりオテロは私にとって、好きじゃない、好きになれそうにない作品ですthink

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タマール・イヴェーリに変更@新国オテロ・デズデーモナ

9月20日から始まる新国立劇場の「オテロ」のデズデモナ役が、健康上の理由で来日できなくなったノルマ・ファンティーニから、タマール・イヴェリに代わったよ…というお知らせが、昨日劇場から届きました。

新国サイトには、だいぶ前から告知されてたんですね^^; 知りませんでしたcoldsweats01

ええーっ、イヴェリちゃんが来てくれるなんてっo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも「オテロ」は、あんまり好きじゃないんですが「実演を見たら、何か新たな発見があるかもね」という消極的理由でチケット購入したものの、
昨今の、自ら招いた財政逼迫状況を鑑みるに

「無理に買わなくても良かったのかな…好きじゃない演目なんだしーー;」

と、ますます後ろ向きになってたんですが、イヴェリちゃんが出てくれるとなれば、ぐぐっとモチベーションアップですshine

イヴェーリを初めて聴いたのは、 ネットラジオ放送でのヴェルレク…ここでしばしば話題に出している、2006年のヤンソンス指揮・バイエルン放送交響楽団の演奏
はい、わがゴヒイキさんとの共演がきっかけでcoldsweats01耳にしたソプラノさんです。お名前だけはその前から知ってたんですが。

今でこそ、ああだこうだとウンチクもどきを語れるようになったヴェルレクですが、実は私、この時初めて聴いたんですcoldsweats01
だからこの時の放送録音が、私のデフォルトになっていて、思い入れも強いものですから、ついつい色々と比較してしまうというわけ。

ソプラノのパートに関しても、この時のイヴェーリは、とても心のこもった、切ない感じの歌唱でしてconfident
バス独唱部分以外(笑)にも彼女の「リベラ・メ」には、しょっちゅう涙腺をゆるませているのです。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

2006年4月7日 ルツェルンイースター音楽祭
指揮:マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団 ネットラジオ放送音源より

ソプラノ:タマール・イヴェーリ
アルト:イヴォンヌ・ナエフ
テノール:ピョートル・ベッツァーラ
バス:アレクサンドル・ヴィノグラドフ

4重唱「御稜威の大王」"Rex tremendae" (私がヴェルレクの中で、一番好きな部分です)

奉献唱 (Offertrium)後半部分 (次に好きなのがココ)

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090910 ヴェルディ・レクイエム ミラノ・スカラ座@NHKホール

Weblogimage037_2 3階の一番後ろの、最安値席。なぜこの席になったのかは後述するとして(笑)

見え方ですが、写真では奥まって見えますが、想像以上に良いのです。傾斜が付いてますから、よほど前の人の座高が高くない限りは、全体的に舞台も見渡せますし、双眼鏡を使えば、歌手のお顔もそれなりに見えます。
シカゴリリックの5階席に比べれば、よほどマシだと思いましたもん(笑)

しかし、音響には、不満大ありです。オケと合唱は(バレンボイム先生、オケ鳴らし過ぎよぉ…相変わらずcoldsweats02)ばっちり聴こえるんですが、ソリストの声が奥に引っ込んだような感じで、弱声が殆ど聴こえない。特に低音部のピアニシモは殆ど聴こえなくて、かなりフラストレーションが溜まりました。

そんな中で、さすが、と感じたのは、ソプラノのバルバラ・フリットリ。本当に「これぞソプラノの声」という感じの美しい声。それに映像や写真では何度も見たことがありますが、実物の方が断然美しいです。茶色のドレスもよくお似合いでした。

そしてお目当て(一応ね^^;)のバス、ルネ・パーペ。実演で聴くのは2005年の年末・リンデンでの「ボリス」以来ですから、かれこれ4年ぶり。しょっちゅう話題に出ているので(笑)全然そんな気がしませんでしたけど。
今回は過密日程とのことですが、声の調子自体はいいと思います。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

死者の使い、冥土の番人、死の審判者…私がこの作品のバスのパートから受けるイメージです。

見えない誰かによって、暗くて深い闇の中に引きずり込まれそうな、いえ、引きずり込んで欲しい、罪深き私を裁いて欲しいと自らの身を捧げたくなるような声。

このままどこかへ私を連れて行って欲しい、この声には逆らえない…と思う私がこのパートに求めたいのは、
深く暗く、どこまでも深淵で、そのまま暗い闇に引きずり込まれそうな、陰鬱でストイックな響き。

そんな私にとっては、やはりパーペのクリアで乾いた、明るい声は、特に低音部に物足りなさを覚えます。

ヴェルレクの場合は、死者の魂を鎮める鎮魂歌という側面よりも「神の前で最も美しい声を聴かせる為の作品」という説もあるみたいですから、そういう意味ではパーペの、オペラティックではあるけど、歌い崩すことのない、節度を持った表現と、美しい声は最も適しているのかもしれません。
尤もバレンボイムの指揮するスカラ座のオケも、きらきらと眩い音色を出してましたから、このスタイルには合っているんだろうな…と思いましたけど。

それと、これは全体に感じたことですが、一流の指揮者、オケ、合唱、ソリスト…それぞれの水準は極めて高いんですが、何か食い足りない、作品に奉仕する求道者的感覚みたいなものに欠けている気がしました。
1月に聴いた、シンガポール交響楽団の「エレクトラ」のような、世界的知名度では大きな隔たりがあるオケが込めていた、情熱のようなものが希薄だったのかもしれません。

そうは言っても3階席の一番後ろで、音響もいいとは言い難い、最安値の席でしたから、しょーがないっちゃ、しょーがないんですがねcoldsweats01
やっぱり私、こじんまりした、音響の良いホールの方が好きですwink 日本ではとーぜん、新国立劇場でしょ(^^)v

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2009年9月10日 NHKホール

ミラノ・スカラ座管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)

バルバラ・フリットリ(ソプラノ)
ルチアナ・ディンティーノ(メゾ・ソプラノ)→変更:エカテリーナ・グバノワ
ヨハン・ボータ(テノール)
ルネ・パーベ(バス)
ミラノ・スカラ座合唱団(合唱)

■曲目
ヴェルディ/レクイエム

【おまけ・なぜ最安値席で聴くことになったのか】

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祝4周年@《彼》のお部屋

この前5周年じゃん!!とか言ってたでしょっcoldsweats01 なんですが、

あれはこのブログ、今日4周年を迎えたのは、わがゴヒイキさん、アレクサンドル・ヴィノグラドフのファンサイト・《彼》のお部屋でございます。

こちらに比べると、訪問者は著しく少ないですが(笑) 時々でも見に来て下さる方、本当にありがとうございます。

自分がバタバタしてたので、この数カ月はまともに更新してないんですが、新シーズンも始まりましたし、記念月(笑)ですから、今月は真面目にやりますbleah
ということで、いくつかプランを考えてます。

アーカイブ

ずーっと「やりっぱ」で放置しているのですが、節目節目で思い出しちゃ~~少しずつ進めてます(^^ゞ
で、最近またその「節目」がやってきて、少しずつ「出来る時にひとつずつ」という目標を立てて、再開しました。(また、頓挫しそうですがsweat02
とりあえず、先シーズンのものはあと少し。
1月のシンガポールでの「エレクトラ」6月のマヨルカでの「ファウスト」の他、コンサートは終了してます。
残るは7月の「魔笛」と先月のカラカスでの「カルメン」。

古いものは、PCにデータが残っているので、引っ張り出してくるのは簡単なんですけどね。
「あれ?これって2006年だっけ?7年だっけ?いつだっけ?」って感じで、私の記憶が錯綜してるーー;ってのが、だーんだん、増えてきました(^^ゞ

久しぶりにデータを確認したら、おっそろしいぐらい細かく書いてたんですねぇ、以前は。
今はもう手抜きしないと(笑) 自分が苦しいもんですから。

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来日記念再掲:アイドルを探せ!Vol.1 ルネ・パーペ(Bs)

★2009年9月・スカラ座来日公演「ドン・カルロ」の5回全公演でのフィリッポ&NHK音楽祭ヴェルディ・レクイエムにも出演のパぺさんのことを、最初に書いたのは2005年の5月。

4年以上前に書いた古い記事ですが、今回の来日公演でのハードスケジュールdashにエールを送るべく&本日(9月4日)45歳のお誕生日(おとめ座virgo)おめでとうございますshine&おめでたいお知らせconfidentを兼ねて、再UPupしておきますgood

《「ルネ・パーペ」の検索でこちらに来られたファンの方へお・わ・びcoldsweats01

ヴァラリン、以前はすっごくパペさんに対して、とんがってたの(^^;
(尤も、パペさんにだけじゃなくって、何に対してもとんがってた、小生意気なブロガーだったなぁconfident 今はもう、そんなことない(と自分では思う)んですけどcoldsweats01

ええと、先輩のことはわがゴヒイキさんアレクサンドル・ヴィノグラドフ「パーペは尊敬する憧れの先輩歌手だヨgood」って言うもんですからconfident

好きな人の「尊敬する先輩」を、じゃけんにすることなんて、ヴァラリンできないワ(*vv
…い、いやそのvv、決してそれだけじゃないんですけどネcoldsweats01

ということで、微妙なとんがり具合…許してください(笑)

おわびに、ステキなHPをご紹介します。パペさんの検索でこのページへ辿り着いた方(こんなカビの生えそうな過去の記事はスルーして頂いて^^;)是非、↓のおうちへ足を運んでみて下さいね(^^)v

★★★René Pape private fanpage★★★

我が家の大事なお客様・お友達のNaoさん運営の、ルネ・パーペのファンサイト。この度、パーペ氏ご本人の承諾を得られましたscissorsおめでとう!!
ファン歴19年(!)の筋金入りのcatface熱い鑑賞記が秀逸です。

+++++++++++++++++++++

《注:この記事を最初に書いたのは2005年。ということで、以下「今年」というのは2005年当時のことです。いまさら直すのも面倒なので^^; そのまんまでーすbleah ごめんなさい》

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