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グノー《ファウスト》(2009年6月・マヨルカ島での公演)より、メフィストフェレス2種のアリア

ヘビーなロシア物キャンペーンからちょっと離れて、訪問者の方への息抜きの為?^^;

あんまりきれいな画質ではないんですけど(^^ゞイタリアのエージェント・AtelierMusicaleが、今年6月の、マヨルカ島での公演の様子をアップしてくれました。
《お部屋》のトップ公演アーカイブにも、貼っておきました

" Le Veau d'Or "
金の子牛?でしたっけ? いつだったかお友達と会話してる時に
「金の子羊のアリアが~~」と言ったら

「ヴァラリンさんが、いかにこの演目に興味が薄いかバレバレだよ(^_^;) 子羊じゃなくて子牛だよ…」

と、呆れられた経緯が(^_^;)

" Vous qui faites l'endormie "
ええと、日本語だと何? あれです、あれ、「ガハハ笑い」の入ってるやつです。

そーなんです、ロシア物だとあれだけ熱を込めて、長々と語るのに
(いつまでも引っ張ってますけど「バビ・ヤール」まだ終わってないですからねっ。真打のコンツェルトハウスでの感想、まだ書いてませんから^^;;;)

グノーになると、急に扱いがぞんざいになるという(^_^;)
だって、グノーの耳に優しい音楽は、私には軟弱過ぎるんですってば。

そりゃまあね、一般的にはどう考えても《バビ・ヤール》<《ファウスト》でしょ。
だから、私が力説フォローアップしなくても、軽く紹介しておけばOKってわけなのー。

しかーし!ヴィノグラドフ本人は、このメフィストフェレス「すっごく気に入った役」だそうです。フランス語の発音習得の為に、レッスンにも通ったらしいですし。

(この時のインタビューはこちら⇒⇒⇒ スペイン語の原文を、ヴァラリンが機械翻訳で英語に直したものを、軽く訳しただけなので、逐語訳ではないです。
しかし、このインタビュー時の服装は、どうにかならんかったのか?!とか、どうしていつもこの人は、こーいうかしこまったシチュでは、こういう「いかにも」な営業スマイルしか出来んのか?とか、もうもうもう、突っ込みたいとこだらけで、困るんですってば)

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

はあ、それで、感想ですか?
読者のみなさんの方が、メフィスト様には詳しいでしょうし。。。

・・・・・・・・・・
ほ~ら、どうなの?「グノーイヤイヤ病」の治療の特効薬になったんじゃないんですか?(^~^?

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

…ほ、ほっといて下さいっ
(そんな簡単に、落っこちてたまるもんですか…(///)←久々にツンデレモード炸裂中)

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Alexander Vinogradov (Bass)」カテゴリの記事

コメント

> 子羊じゃなくて子牛だよ

ぎゃははは
…って、これ言ったの私だったような気が^^;

さて、エージェントが美味しい映像をアップしてくれてよかったですね!
さっそく2つとも聴いてみました。
貴族的・エレガントな雰囲気と共に、皮肉っぽさや一抹の嫌らしさをうまく感じさせてくれるのが、私にとっての理想のメフィストフェレスなのですが、いやあ、すごくいいじゃないですか。
この役は、グノーの優美な旋律におんぶしてただ美しく歌うだけではダメだと思うので。ロシアものでヴィノさんが本領発揮している辛口でウィットの効いた表現が、このメフィスト役でもしっかり生きていると思いましたよ

セレナーデのガハハ笑いも、余裕で嘲笑していて上手い
ヴィノさんとまったくタイプの違うパーペのメフィストももちろん大好きですが、パーペのガハハ笑いはいつもぎこちなくて寒いのでこの哄笑に関しては素直に負けを認めます(笑)

私の脳内では御大の鼻声歌唱がデフォになっているので、ヴィノさんのお歌すっごい新鮮! 金の子牛の歌は珍しく音色が固めに聴こえるし(再生の加減でしょうか?)、「眠ったふりをせずに」のほうは哄笑の高いほうの音がステキ! ほんとにげらげら笑ってるみたい。 ご本人が気に入ったとおっしゃるだけありますよ~。 以前歌うはずだったとおっしゃってた「ファウストの劫罰」、曲がエレガントですからもっと似合うんじゃないかと思います。そちらも歌ってくださるといいなあ。

Naoさん:

>>子羊じゃなくて子牛

そう、あの時(いつだっけ?^^;)は失礼しました(^_^;)
なんか、語呂がいいじゃないですか、ウシよりヒツジのほうが(って、そーいう問題じゃないのよね^^;)

聴いて頂いて、ありがとうございます。
ファウストフリークのNaoさんの太鼓判が出たならば、一安心です。
私も今は(まだ^^;)どっぷりロシア物モードの最中なので、
んんー、UPしてくれたのはすごく嬉しいんだけど、もちっとアトでも(=私がバビヤールの感想を書き終わった後とか…って、長々と引っ張りすぎている私に問題が)良かったかも(笑)とか思ったりもしてますけど(^^ゞ

>ロシアものでヴィノさんが本領発揮している辛口でウィットの効いた表現が、このメフィスト役でもしっかり生きている

ああ、そういうことネ
ちゃんと繋がっている…ってことなのよね。

>セレナーデのガハハ笑い

実は(゚∇゚ ;)エッ!?と思うくらい、引きました

でも子羊、もとい子牛の歌よりも、セレナーデの方が好きかも。
YTでパペさんのも含めて、色々探索してみたんですが、子牛の方がサンプルが多いですよね。ちょっと残念だわーー;

galahadさん:

も、聴いて下さって、ありがとうございます

>金の子牛の歌は珍しく音色が固めに聴こえる

これはね~~単に初役でしたから、硬くなっていたのかも…

というのは冗談で、彼の声質(意外と硬い声なんですよ)と歌い方、両方の性質がミックスされて、そう聴こえるのかもしれません。
私も御大を含めて、YTでサンプルを色々聴いてみたんですが、ここまでカチカチなのは、この人しかいないんじゃないの?!と思うくらい、硬いですよね。

>セレナーデの哄笑

Naoさんへのレスにも書きましたけど、一瞬引きましたよ(^_^;)

>「ファウストの劫罰」、曲がエレガントですからもっと似合うんじゃないかと思います

なるほどね( ..)φメモメモ
歌う気はあると思いますよ。悪魔にはもう一つ、ボーイトの「メフィストフェーレ」もありますしね。
《バビ・ヤール》と同じぐらい、萌え萌えの要素が揃うと楽しいんですけどねぇ。

悪魔とは、焦らずゆっくり仲良くできるように努力します(^^ゞ

遅まきながら、聴かせていただきました。
なかなかいいじゃないですか~。
溌剌とした若々しさにプラスされて、嫌らしい感じもよ~く出ていますよ。

特にガハハ笑いがいいです!!
ボリス・クリストフの下品きわまりない歌唱に慣れた私は、大抵のガハハはお上品でダメ出しをしてしまいますが、ヴィノ君のはいいなぁ。

すみません、ガハハにばかり反応しちゃって;;;

しまさん:

>特にガハハ笑いがいいです!!

うわ~~~っ、しまさんからお褒めのオコトバを頂けるとはっ
感涙だわ~~ありがとうございます

>ボリス・クリストフの下品きわまりない歌唱

ブランク先生のヴァランタンでしたっけ?
彼がこの作品歌うんだ~~ってのを知った頃、一応予習に使ったCDは、アレン殿のヴァランタンで、ギャウロフがメフィストさまだったんですが、そっちも是非、聞いておかなくちゃですね。
(しかし、未だにワタシにはこの作品そのものの面白さとか、魅力がワカランのです…

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