カテゴリー「2009冬・第二弾一人旅@シンガポール」の9件の記事

2009年1月・第二弾一人旅@シンガポール その2 エスプラネード・コンサートホール

1月31日:ピンク字の部分追記しました。

さて今回の、シンガポール交響楽団のエレクトラ@演奏会形式を聴いたエスプラネード・コンサートホール(Esplanade Concert Hall)について、まとめておきます。

正確には、エスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイ(Esplanade-Theaters on the Bay)という巨大シアターの中に入っているコンサートホールです。
場所はマリーナ・エリア。'90年代に開発が進んだベイエリアということで(対岸にはマーライオンも見える♪)海辺に面した、なかなかロマンティックな立地です。立地的雰囲気は、2006年の年末に(これも強引に行ったんでした(^^ゞ)バレンシアのオペラハウスのある地区に似ていると思います。

地下鉄(MRT)のシティ・ホール(City Hall)駅から歩いて10分ほど…ですが、雨が降っても心配しないで下さい。
全部、地下道で繋がっていますから

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一人旅ブルーの舌の根も乾かぬうちに&シンガポール旅行記 もくじ

一人旅ブルーの舌の根も乾かぬうちに
何故か夜景のきれいな場所に来てます(携帯のカメラなので、あんまりきれいに撮れてないですけど)

外は28度、むわ〜っとした熱気が心地よい夜です(^.^)b
日曜日には戻ります。

《2009年1月 第二弾一人旅@シンガポール旅行記 もくじ》

その1

その2 エスプラネード・コンサートホール

その3 航空券とホテル

その4 観光と写真

その5 やっぱりアジアなシンガポール

最終回 スパ&エステで女を磨く

《旅のメイン目的 「エレクトラ」を聴く為のノート&コンサート鑑賞記》

エレクトラ・ノート その1 対訳との突き合わせ

エレクトラ・ノート その2 予習に使ったメディア

「エレクトラ」演奏会形式@シンガポール交響楽団(全体編)

「エレクトラ」演奏会形式@シンガポール交響楽団(オレスト編)

2009年1月・第二弾一人旅@シンガポール 最終回 スパ&エステで女を磨く

026 東南アジアに行ったら、やはりスパ&エステは欠かせないでしょうせっかく来たんだしな~~ということで、行ってみました。

St.Gregory Spa

Marina Mandarin Hotel(マリーナマンダリンホテル)の5階にあります。ホテルのフロントに「スパに行きたいんですけどぉ」と言ったら「じゃあ直接スパのカウンターに行ってね」と言われたので、開店時間を待ってカウンターへ。

ガイドブックに載っていた「オイルを頭から落としてやってもらうタイプがいいなぁ♪」と思って、その写真を見せながら「こういうのをやって欲しいんですけど」とお願いすると

「これは、うちではやってないのよ。別の支店ではやってるから、そっちへ電話して行ってみるといいわよ」と言われちゃったので、え~~それは面倒、ここで済ませたいしぃ…と思って

「似たようなもので、お勧めのものはありませんか?」と尋ねると、全身オイルマッサージは如何?148SGD(=約9300円)よ」ということで、即決。
いやー、全身マッサージなんて初めて ワクワクo(^^)o

受付の女性は、とても感じの良い方で、日本語も少しOKでした。「スチーム(蒸気)もあるけど、どうですか?」ということで、そちらもお願いすることに。(これはサービスでした。施術30分前に行って、スチームサウナでリラックスできます)

そして予約を13:30に入れて、2時間ほどたっぷり、マッサージしてもらいました。
施術して下さったのは、中国系の恰幅のいい年配の方。最初に使用するオイルの香りを嗅がせてもらいました。リラックスできそうな、よい香りです。

少しずつオイルを垂らして、塗り込んでもらって…あ~~幸せ
人の手を介したマッサージを受ける…って、その人の「気」をも受けることになるので、やっぱりエネルギーも充満されるような感じがするのです。

ここで身体をピカピカに磨いて、全身リラックスして、夜のコンサートに備えたんですから感受性は思いきり全開になっていたはずです(いやん)

コンサートに心酔できたのは、実はこの、昼間のエステの影響も大きかったかもしれません

そもそも、この季節に暖かい場所…というだけでも、充分リラックスモードだったところ、念入りにマッサージまで受けて…なーんてこと、考えてみたら、ほかの地域ではあり得ないですもの。

そういう意味でも、シンガポールでのコンサートは、女性にとって、非常に価値の高い穴場スポットと言えます
ゴヒイキさんが出演する時には、万難を排してでも行くべし なーんてね( ̄ー ̄)ニヤリ

気をよくしたので、翌日はフェイシャルを受けることに。

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2009年1月・第二弾一人旅@シンガポール その5 やっぱりアジアなシンガポール

031 ポイ捨てすると罰金…シンガポールと言うと、そういうクリーンで厳格、治安もよろしい…という印象を抱くことが多いかと思います。

ほんの2日ほどの滞在で、観光客が行くような場所にしか行ってませんが、確かにアジアの中では、日本と並ぶ清潔さ…でしょうね。

ですが「やっぱりアジアだよな~~」と思う場面にも、ちょっとだけ遭遇。

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2009年1月・第二弾一人旅@シンガポール その4 観光と写真

ロンドン旅行同様、旅の目的は追っかけ@コンサートを聴くことだったので、ろくな観光はしてませんが(^^ゞ

9日の朝、コンサートホールまでの道のりを確認するべく、ホテルの周辺を散歩。

010_3 1月のシンガポールは雨季だと思ってたのですが、幸いにも私の滞在中は、一度も雨が降ることなく、だいたい気温28度ぐらいで、少し歩くと、背中に汗がじんわりと…という感じのお天気で、とても快適でした。

(ちなみに、寒い季節に暖かい場所へ旅行するのは初めての体験。「服装、どうしよう?」という懸念がありましたが、日本を出発する時は、裏に毛のついたGジャン+セーター+半袖Tシャツ+ストレッチパンツ。
機内では、Gジャンを、毛布と一緒にひざかけ代わりに使いました。そしてシンガポール・チャンギ空港に着いたあと、Gジャンをスーツケースの中に押し込んで(笑)セーターも途中で脱いで、腰に巻いて、地下鉄でホテルの最寄り駅まで移動しました。帰りはタクシーで空港まで行きましたが、この逆パターンを実行しました)

011 道幅が広くて、渡るのに一苦労しました。外を歩いている人はあまりいなくて、なんとなく閑散…

10日はホテルのチェックアウトタイムが19:00までと、時間に余裕ができたので、地下鉄(MRT)に乗ってチャイナタウンまで行ってみました。
いや、せっかくシンガポールまで来たのに、何も見ないのも勿体ないですしね(^^ゞ

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2009年1月・第二弾一人旅@シンガポール その3 航空券とホテル

今回のシンガポール旅行の航空券とホテルについて、まとめておきます。

《ツアーはどうよ?》

シンガポールと言えば、ホテルと航空券がセットになったツアーで、安いものだと49800円(!)ぐらいからあります。
正直なところ、財布は相当厳しい状態(当たり前です^^;)でしたから、ソーイウツアーで、安く済ませてしまおうかと思ったのですが:

・コンサートホールから歩いて戻れる距離のホテルに絞ると、高級ホテルしかない
・基本的にツアーは「二人参加」がお約束。一人部屋追加料金を払うと、航空券とホテルを別々に頼むのと同じくらいの金額になる
・ツアーだと、ホテルと空港の送迎がついているけど、どうやらシンガポールは、必ず一度はお土産物屋に連れて行かれるのがお約束。それは勘弁して(><;
・送迎バスの中で、あまり他人とかかわり合いたくない
・一日だけとはいえ、いや、正確に言うと「一日だけだからこそ」せっかくダーリンを聴きに行くんだもん、ケチってみじめな気持になりたくない!

…結局節約旅行というのが、出来ない体質らしい…

ということで、やっぱり、余計な気を使わずに済む個人手配旅行をすることにしました。

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「エレクトラ」演奏会形式@シンガポール交響楽団(オレスト編)

(全体編はこちら

深く深く、どこまでも深淵で、そのまま暗い闇に引きずり込まれそうな、陰鬱でストイックな響き。
オレストの旋律には、そういう声が求められていると思います。

以下、ギリシャ神話でのオレステスのことは、ここでは考えずに「アレクサンドル・ヴィノグラドフのオレストを通じて私が感じたこと」に特化して、私の感想をまとめておきます。

なにぶん、実演に備えて予習として、まともに聴き込んだのはわずか一か月ですし、稚拙な部分も多々ありますが、ご容赦を。

******************

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「エレクトラ」演奏会形式@シンガポール交響楽団(全体編)

2009winsin002

(オレスト編はこちら

今回は演奏会形式。オーケストラが舞台の上にデーンと乗っかり(大編成オケですからね、それはそれは、壮観でした)歌手は、エレクトラ役のジャニス・ベアートのみ、ずっと舞台に出ずっぱりで、後の歌手はそれぞれの出番に応じて、舞台に出てきて、突っ立ったまま…というわけではなく、簡単な演技(身振り手振り)も付けながら歌います。

演奏会形式でのオペラ実演に接したのは、初めての経験です。本来オペラは、総合芸術ですから、装置が何もないのはさびしい気もしますけど、この作品のように心理描写の濃い演劇的な作品ですと、余計な舞台装置や、奇妙な演出をつけられるよりもむしろ、音楽だけのエッセンス+歌手の歌唱表現、役に対する解釈がストレートに味わえて、かえってこの方がいいかも…と思いました。
何よりもオケが雄弁に、情景も心理も、明確に描いてくれているんですから。

ちなみに今回の私の席ですが、通常のオペラ公演で、一回だけしか聴くチャンスがない場合は、可能な限り一階席の前の方を狙うのですが、

・今回はコンサート形式
・エレクトラという、大編成オケ作品だと、一階の前の方よりも、上の方の階の方が、音響のバランスがいいかも

エスプラネードコンサートホールについては、別記事でまとめました。音響は申し分なく、とても優れたコンサートホールです)

という理由で、一番高いカテゴリーの、2階席一列目のど真ん中(それでも日本円で、5500円ほど!)にしました。おそらく、音響的にはベストポジションだったと思います。

何を持って「いい演奏だった」と感じるのかは人それぞれでしょうし、同じ人間でも、その時々の状況、気分によっても千差万別でしょう。
世界超一流クラスの演奏家が揃い、おのおのの技術を惜しみなく発揮し、それらが拮抗して相乗効果を得るような演奏でも、不思議と全く心に響かないこともあります。ということは、その逆もあり得るのです。

シンガポール交響楽団は、創設30周年だそうですが(ちなみに、首席テューバ奏者は、最近就任した日本人の方だそうです。HPはこちら)その記念コンサートの指揮者として、ケント・ナガノを呼べるぐらいのオケなら、大丈夫かな?とも思う反面、歌手よりもむしろ、オケの方が重要なこの作品で、どの程度のレベルの演奏が聴けるのか、正直不安もありました。

ですが、最初の一音を聴いて「あ、これはもしかしたら…ヴィノグラドフ云々に関わらず、大当たりかも」と直感。指揮者もオケも、そして歌手も、すっごく一生懸命だというのが、伝わってきたのです。

ナガノの指揮も、要所要所を締めて、随所でアクセントをビンビン効かせてくれる、まさに私好みの演奏で、その分私の感動も深まったんでしょうが、あの(おっそろしく難度が高いであろう)スコアを、よく演奏しきった…と思いました。最後の方は、金管がかなり疲れていて、2、3か所音を外したところもありましたが、そういうことは全く気にならなかったし、余計な感傷を抜きにしても、私の実演体験の中でベスト3に入る、非常に心のこもった、いい演奏。音楽の波に身を浸して、気持ち良い感動と、カタルシスを味わえました。

こういうことがあるから、生演奏を聴けるチャンスがある時には、果敢かつ貪欲に足を運ぶべきなんでしょうね。まさか、オペラ辺境の地・シンガポールで、こういう体験ができるとは、予想もしてませんでした。嬉しいびっくりです

7割くらいの入りでしたが、観客の反応も良かったと思います。皆さん、真剣に聴いていらっしゃるのがよくわかりました。一応、舞台の脇には英語の字幕が出ますし、パンフレットにはあらすじも掲載されているので、それを読みながら聴いていらっしゃる方々も。

ちなみに私の隣は、左隣りが白人の若いお兄さん(ヴィノグラドフ@オレストが歌い出した途端、パンフレットを広げて名前を確認してくれてましたありがとう~~)で、右隣りが若い女の子二人組(私の双眼鏡が珍しいのか、チラチラこっちを確認しながら、クスクス笑っているのがちょっと気になりましたが 普通、あんなところに双眼鏡を持ち込んで見る阿呆はいないんでしょうな)という感じ。

よもや、ここで日本人には会うまい…と思っていたら、席についた途端、後ろの列から日本語が(笑)親子三人連れ・おそらく現地在住の駐在員っぽい感じの方たちでした。

ちなみに、全然気がついてなかったんですが(^^;シンガポールのオペラ情報を提供してくれている、こんなブログもあります。ちゃんと、エレクトラの主要5名歌手についても、いろいろと取り上げてくれていたんですね。

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2009年1月・第二弾一人旅@シンガポール その1

2009winsin001 「1月に、シンガポールのコンサートに出るんだ♪」
「え?し、シンガポール?!それなら行けるかも…vv」
「ははは、無理しなくてもいいよ(笑)」

「何に出るの?」
「シュトラウスのエレクトラ…僕は、オレストを歌うけど、一日だけのコンサートだし、あんまり僕が歌うところは多くはないし、君がこういうタイプの音楽が好きかどうか、わからないけど…」

「…い、行くわっ

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