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再掲:アイドルを探せ!Vol.2 アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)

2010年1月21日:

今となっては、超、超、超・恥ずかしすぎる(^^;記事ですが、彼の再来日正式決定記念を兼ねて、生き恥を晒して → 上げておきます(^^;;;;;
(突っ込みコメントも、どんと来い!ですわ~~女が腹を括ると、強いのヨ( ̄ー ̄)ニヤリ)

+++検索でこのページに辿り着いてくださったかた、ありがとうございます+++
彼に関心をお持ちの方がいらっしゃれば、このページから派生して作った★《彼》のお部屋 Alexander Vinogradov★へお立ち寄り下されば嬉しく思います。

2007年11月下旬~12月上旬にかけて、新国立劇場での「カルメン」エスカミーリョで来日しました。
2010年10月には「フィガロの結婚」で、新国に再登場の予定です。再び新国のプロフから転載しておきます。

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エスカミーリョ:アレキサンダー・ヴィノグラードフ
Escamillo : Alexander Vinogradov

モスクワ生まれ。幅広いレパートリーで、ベルリン州立歌劇場を中心に活躍している。主なレパートリーとして、「カルメン」エスカミーリョ、「フィガロの結婚」フィガロ、「魔笛」ザラストロ、「ノルマ」オロヴェーゾ、「セビリアの理髪師」バジリオ、「マクベス」バンクォー、「ドン・ジョヴァンニ」マゼット、「オテロ」ロドヴィーコ、「トゥーランドット」ティムール、「さまよえるオランダ人」ダーランド、「ラ・ボエーム」コリーネ、「アイーダ」ランフィス等が挙げられる。
新国立劇場初登場。

(以上、新国立劇場HP「カルメン」ゲストソリストプロフより転載)

で、2010年10月の《フィガロの結婚》での、再来日(^^v

フィガロ:アレクサンダー・ヴィノグラードフ
Figaro : Alexander Vinogradov

1976年モスクワ生まれ。物理と数学を学んだ後にモスクワ音楽院で学ぶ。数多くのコンクールで優勝。弱冠21歳でボリショイ劇場デビュー。以来ベルリン州立歌劇場、パリ・オペラ座、フェニーチェ歌劇場、ラヴィニア音楽祭などに出演。『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『魔笛』ザラストロ、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『イタリアのトルコ人』セリム、『カルメン』エスカミーリョ、『アイーダ』ランフィス、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『三つのオレンジへの恋』チェリオ、『エレクトラ』オレストなどをレパートリーとする。今後の予定としては、英国ロイヤルオペラで『皇帝の花嫁』、ベルリン州立歌劇場でドン・バジーリオとエスカミーリョ、ミラノ・スカラ座でエスカミーリョなどがある。新国立劇場には2007年『カルメン』エスカミーリョで出演している。

(以上、新国立劇場HP「フィガロの結婚」ゲストソリストプロフより転載)

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最初にこの記事↓を書いたのは、2005年6月4日。なんだか今読むと、すーごく懐かしいような、を通り越して、私も初々しいですね(^^ゞ

実はこれを書いた後からが、色々あったんだよなぁ。。。はぁ、感慨深いわ…

基本的には「⇒」のついた、太字ピンク色の箇所は、2007年2月1日に追記した分、さらに「→」のついた、太字緑色の部分は、2010年1月21日に追記した分です。明らかに訂正したいところは直しましたが、恥ずかしすぎるとは思いつつ、最初に書いた時のイメージも残しておきたいと思ったので(* ̄ー ̄*)

・この記事の元記事は、こ・ち・ら
・現在進行形のまとめHP(=ファンサイト)は、こ・ち・ら

****************************

Vinogradov

さて、甘ーい感傷的な気分は極力吹っ飛ばして(^^;いざここで取り上げようとすると、あまりにも知名度が低すぎるかしら?と、多少躊躇する気持ちもありますが、このシリーズは私の独断と偏見で書いていますし、いずれにしろ、彼の経歴はきちんとまとめるつもりでした。

ということで、大目に見て下さると嬉しいです。

アレクサンドル・ヴィノグラドフ(*1)(Alexander Vinogradov:1976年モスクワ生まれ・Bs)
☆バス−バリトンと紹介されることもありますが、私の印象ではバスだと思います。

(*1)名前の日本語表記について:

「アレキサンダー・ヴィノグラードフ」「アレクサンダー・ヴィノグラードフ」「アレクサンドル・ヴィノグラドフ」「アレクサンダー・ヴィノグラドフ」「アレクサンデル・ヴィノグラドフ」…
色んな表記がありますが、このブログ&HPでは「カナ表記は単なる符丁」と割り切って、原則的には、6年前に出会って以来、日本語での彼の情報が殆どなかった状態で自分勝手に馴染んだ^^;「アレクサンドル・ヴィノグラドフ」という表記を、取っています。

理由は姓の方は、長音記号をつけると、ただでさえ長い姓がますます長くなること、彼の活動範囲が主に西側+各国ネットラジオでのアナウンスでは、ごく平坦に「ヴィノグラドフ」と読んでいるように聴こえることが多いような気がするので。
でも、せめて名前の方だけでも一般的なロシア語読みとして普及している読み方で…ということで、こちらは「アレクサンドル」という表記にしています。

ですが、2007年の二度の来日+市販のCDやDVDもちょっとずつ出てきた為、日本語で彼の名前を目にする機会も、少しずつ増えてきましたので、あまり拘らずに、その時々の表記を取り混ぜて行こうかな、と考えています。

2010年は、新国立劇場「フィガロの結婚」での表記に倣って「アレクサンダー・ヴィノグラードフ」をメインにして行く予定です。

最初の出会いはこちら。

《2005年9月19日追記》
ハンブルク在住のフンメルさんが、2005年9月12日上演のリンデンでの「魔笛」をご覧になられました。その時のレポートです。

でも実は今までナイショにしていたことがあります。実は彼、お世辞にも背が高いとは言えません。そして、顔立ちは私好みの端正な『東欧風憂い顔』であることは確かなのですが、いわゆる『舞台メイクの映える顔立ち』というのかしら?
写真の角度によっては「へ?」と思う瞬間もあります・・; 

→ その後、実際にご本人を目の前で見た時の第一印象は「で、でかい・・;」(笑)
日本人女性の感覚からすれば、やはり大男の部類(^^; 私が154センチと小柄なせいもありますが、7センチくらいのヒール靴を履いた状態でさえ、完全に頭一つ、彼の方が大きいですし、それなりにガタイもいいです。
というわけで、目測では、180センチ前後…というところかな?

それに、実演で聴いたのがザラストロということで、演技力があまり問われる役柄ではないんですよね(−−;なので、真の演技力は??まだ未知数・・というところかしら。 
気品のある立ち居振る舞いではありましたけどね(#^.^#) ⇒ その後、4回実演+映像を1つ観て「身体が小さい割には鷹揚、悠然としてる為、アクロバティックな動きには向いてない」と思いましたf(^^;
でも、アクロバットだけがオペラ歌手の演技力ではありませんから(と今では思ってます^^;)

→ さらにその後、実演の回数も、もはや18回になりましたけど(^^;
「アクロバティックな動きには向いてない」との思いは、年々深まってます( ̄▽ ̄)

実際に聴いた時には咄嗟に『柔らかくって、明るい声』と思ったんですが、CDをじっくり聴いてみると、決して柔らかくはないですね・・寧ろ、硬めかもしれません。⇒ 2006年の春ごろから、以前にも増してぐっと暗く、深く、低くなりました…

(そうでなければ、バスの声には反応しないはずですもの・・^^;どうしてあの時柔らかいと感じたのか、不思議・・)
いずれにしろ、『大きな声を張り上げる系』ではないことは確かで、表現が緻密なタイプの歌手だと思います。(そうでなければ、バスの声に反応しないはず・・^^;
そういう面を考慮すると、あまり大きな劇場向きではないでしょうし、もしかするとリートやコンサートに向いているのではないかな?と思ってます。

→ 2008/09シーズン頃から、コンサートの比重が増えてきてます。私も念願かなって、2009年10月には、ベルリンでショスタコーヴィチの「バビ・ヤール」、パルマでヴェルレクを聴くことが出来ました

以下の経歴は、CDのリブレット+ネットで拾った情報をまとめたものです。情報自体が少ないので、間違いがあるのかどうかも定かではありません。今後のお楽しみ・・ということかな?^^;

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

7歳からピアノ、クラリネットなどの音楽教育を受け始める。
1994年、モスクワ工科大学に物理学と数学科の学生として入学するが、一年後の1995年、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院声楽科よりオファーを受け、声楽に転向する。

1997年、ドイツ・ハノーファーで開催された国際コンクール"Classica Nova"にて3位入賞。
1999年、ドイツ・ギュータースロー(Guetersloh)で開催された『新しい声』コンクールにて特別賞受賞。
この年、浜松市で開催された第2回 国際オペラコンクール in SHIZUOKAにも出場。入選しています。
2000年、ドイツ・ハノーファー州立歌劇場主催の国際コンクール"Orfeo"にて優勝。
2003年プラシド・ドミンゴ主催国際オペラアリアコンクールの10人のファイナリストに選ばれる。

1998年、モスクワ・ボリジョイ劇場にてオロヴェーゾ(ノルマ)役でデビュー。以後3年間(1998年-2001年)、ボリジョイ劇場のアンサンブルに所属。
この間にソバーキン(リムスキー=コルサコフの『皇帝の花嫁』)、コッリーネ(ラ・ボエーム)、ライモンド(ランメルモールのルチア)などを歌う。

2001年-2003年ベルリン国立歌劇場の専属ソリストとして契約。
オロヴェーゾ(ノルマ)、医者(椿姫)、医者/Annoncenredaktion(ショスタコーヴィッチの『鼻』)、マゼット(ドン・ジョヴァンニ)、バンクォー(マクベス)、アンジェロッティ(トスカ)、聖杯騎士の一人(パルジファル)、夜警(マイスタージンガー)、ザラストロ(魔笛)、フィガロ(フィガロの結婚)、ドン・バジーリオ(セビリアの理髪師)、ティムール(トゥーランドット※)等を歌う。

※ドリス・デーリエ演出『トゥーランドット』2003年9月プレミエ時のメンバー。銀色に輝くマントを羽織ったミイラ男としての登場ですが、ドイツの各新聞批評では、彼の歌に対して、とても好意的でした。そういう批評にしか、目が行ってない(読めない^^;)んでしょう?・・と言われれば否定しませんけど、素直に嬉しいです・・リンクした写真は3幕『哀れなリューよ』のアリアの場面。血だらけで横たわってます・・

また、パリにて、トゥルファルディン(ナクソス島のアリアドネ・道化たちの一人。写真では男達の中で、一番左側の、帽子を被っていないのが彼)、パリ・シャトレ劇場にてサリエリ(リムスキー=コルサコフの『モーツァルトとサリエリ』)テアトル・レアルマドリードにて修道士(ドン・カルロ)、ダーラント(さまよえるオランダ人)などにて客演。
ボルドーにも時々出演してます。

2004年1月、マイアミで行われたコンサート形式「ノルマ」(オロヴェーゾ)にてアメリカ・デビュー。
同年7月シカゴ・ラヴィニア音楽祭のバレンボイム指揮『フィガロの結婚』フィガロ役で出演。
この時シカゴ・サン・タイムズではオペラ界のヒュー・グラントのようなルックスで、女性を唸らせたと紹介されてます(^^;

(うーん・・言わずもがなですが・・無論私はヒュー・グラントよりも彼のほうが好み…)

また、コンサートやリサイタルも少しずつ増やしています。
これまでにベルリン国立歌劇場、ドレスデン、サンクト・ペテルスブルグ、そして生地モスクワにてリサイタルを開いています。
2005年1月には、ベートーベンの『ミサ・ソレミニス』ソリストとしてシカゴシンフォニーへデビュー。

(シカゴへ来たことは・・後になって知りました>_<;)

注目は、2005年12月プレミエの「ボリス・ゴドゥノフ」の老僧ピーメンでしょう。
これまでに、伊、独、露、様々なオペラの小さな諸役を手掛けていますけど、何と言ってもロシア人です。母国語で歌うのが一番しっくりくるはずだと思います。 

本当は是非ボリスを歌って欲しいところですが、声的には劇的に歌う場面が多いボリスよりも、叙情的に歌い上げるピーメンの方が彼に向いているかもしれません。
老僧・・というのはちょっと引っかかりますけど^^;仕方がないでしょう。。ピーメンの旋律、美しいですし・・

これまでにもリムスキー=コルサコフ、ショスタコーヴィッチのオペラは手掛けていますが、経歴を見る限りでは、多分、彼にとってメジャーなロシアオペラの大きな役は初めてだと思います。
ということで、とっても楽しみにしています。⇒ そのピーメンのレポは★こちら★ ええもう、ハマりにハマりまくってましたわよf(^^; 扮装はさておき、この役は歌いこんで行けば、恐らく彼の「当たり役」になるんじゃないかしら?と妄想していますけど。

意外?!なのが、11月と来年7月の『カルメン』でのエスカミーリョかしら(^^;
かなり低い声なので、あまり派手な役はできないかな?と思っていたんですが、うーん、エスカミーリョかぁ… ちょっと、いやかなり複雑な心境… ⇒ そのカルメンは、2006年7月の上演がネットラジオ中継、フランスとドイツではTV放送もありました。
レポはこちら
 ★ラジオ★ ★TV

⇒ そして、まさか?まさか!よりによってなんとエスカミーリョで来日して、しかもTVやラジオで放送されるんですから、驚きと同時に、嬉しいやら恥ずかしいやら。

→ そして今年(2010年)は、ヴァラリン待望の(えへへ)フィガロでの来日。検索でこのページにたどり着いたら、アレクサンダー・ヴィノグラードフのファンサイト・《彼》のお部屋まで足を伸ばして下さると、嬉しく思います


ヴィノグラドフ自身が歌っている部分は非常に少ないのですが、現在リリースされているCDは下記の3枚です。

・Dmitri Hvorostovsky Verdi Arias(Delos)
一番最後の『トロヴァトーレ』より、ルーナ伯爵の歌う『君の微笑み』の中でフェランドとして登場してます・・^^;
当然ほんの数箇所のみですが、ホロストフスキーファンの方には申し訳ないと思いつつここばっかり聴いてます・・^^;

アレンスキー作曲 歌劇"Raffaello"カーディナル(枢機卿)役 (Delos)

リンク先のHMVのキャスト紹介では、(T)になってますが、これはテノール役の歌手と入れ違いですね(^^;
マリーナ・ドマシェンコ(Ms)をフィーチャーしたCDで、歌劇そのものは30分ちょっと。彼が登場するのは、劇の後半10分くらい・・
残りの30分は、ドマシェンコが歌うロシア歌曲ですが、これもドマシェンコファンには申し訳ないと思いつつ、彼が登場する場面だけを、ひたすら繰り返して聴いてます・・^^;

Chant d'Amour Liebesleader (VMS154)
詳細はこちら。リンク先Track18~22にて一部試聴可能です。20~22の、ショスタコーヴィッチの歌曲は本当に声によく合っていると思います。
これも、他の3人には申し訳ないと思いつつ、彼の歌う5曲だけを、ひたすら繰り返して聴いてます・・^^#

他にDelosレーベルから、『冬の旅』の発売予定もあるそうですが、予定は未定だそうです。(実は既に録音済みなんですけどね…)
できればロシア歌曲か、ロシアオペラのアリア集でのソロアルバムが一枚欲しいなぁ・・なーんて思っています。本当は映像が欲しい・・と言いたいところ(#^^# 

《関連記事》
・日本のオペラ歌手に対する記事って?
・日本のオペラ歌手に対する記事って? 追記
・ベルリン国立歌劇場 2005−2006シーズン日程
・アイドルを探せ!Vol.1 ルネ・パーペ(Bs)
・アイドルを探せ!Vol.3 ローマン・トレーケル(Br)
・アイドルを探せ!Vol.4 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Br)
・こっそりと
・こっそりと その2

この記事から派生して作った・《彼》のお部屋 ⇒ その開設一周年記念イベントで作った《好きなオペラ歌手に関する50+αの質問》  → さらにその後、開設三周年記念で遊んだ《自作自演質問ごっこ》も、よかったらどうぞ。

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アイドルを探せ!」カテゴリの記事

コメント

29歳ですか。キャリアが始まったってところですね。大化けすれば、その時は自慢できますね^^ 80年代以前とは違いますから、きっとすぐに映像でも見られるようになるでしょう。

なるほど、ヒュー・グラントに見えるわけですか・・・
「モーリス」のはじめの方の彼はよかったですねぇ〜〜 結婚しちゃってからのは、ちょっと好みじゃなかった
ような記憶があります。コメディもなかなかいいですけど、夢中になるってほどじゃないです・・(なにしろ歌いませんからねぇ〜〜〜^)}}}}

edcさんがコメント下さった後で、今までナイショにしていたことを、こっそり書き加えました(^^;

>大化けすれば、その時は自慢できますね^^ 

そういうときが来ればね(^^ゞ
でもね、あんまり人気が出るのもちょっと・・寂しい気もします。

今からそんな事言っててどうするんだぁ^^;って感じですけど、あんまり大勢できゃあきゃあ言われちゃうと、それだけでどうでもよくなるフシがあるので、その時にはもうサヨナラするかもしれません(^^;

ヒュー・グラントねー、実は顔が咄嗟に思い出せなくって、ネットでリサーチしちゃいましたよ(^^;ああいう風に見えるっていうのは、やっぱりアングロサクソンの書く記事だよなぁ・・と思いましたわ^^;;;

身長何センチかわかりましたら教えて下さい。私のリストに加えますので。
それにしてもデビューが早いですね、研修生とかではなくて、プロデビューですよね。

29歳!若いですね~。背が高くない、かっこいい?、東欧風憂い顔、というのは私の好みにもはまる(笑)ので、これからヴァラリンさんの情報をしっかりチェックしようと思います♪背があまり高くない、というのはバスとしては珍しいですね。ヒルデブランド・ダルカンジェロと同じくらいですか?(彼は多分170そこそこだと思います)

>写真の角度によっては「へ?」と思う瞬間も
オペラ歌手にはありがちなことですよね~。どの歌手もやっぱり舞台で歌っている時が一番輝いていますし。憂い顔だからヒュー・グラントなんでしょうね。彼はアメリカ人の「憂い顔ヨーロッパ人」の代表格でしょうから(笑)

イルデブランド・ダルカンジェロって、小さいんですか。
今年はじめのマドリードの「セビリアの理髪師」で、R・ライモンディとダブルキャストだったんで、注目してたんですけど。170そこそこで、私のリストに加えておきます。

ところで、サイモン・キーンリーサイドは、何センチですか?
ヒュー・グラントは180のようです。

keyakiさんのリストに加えて頂けるなんて、恐縮ですわ(^^;
リサーチできたら、報告しますね(#^.^#)

>それにしてもデビューが早いですね、研修生とかではなくて、プロデビューですよね。

そうですね。'97のコンクールの経歴では『モスクワ音楽院の学生』になってます。この年に21歳のはずですから、翌年デビュー・・ってことかな。
研修生という記述は、今回のリサーチ範囲では見当たりませんでしたが、もしかしたらモスクワ音楽院とボリジョイ劇場との間に、何らかの提携があるのかもしれません。

Sardanapalusさん:
背があまり高くないから、同じ劇場の先輩格に当たる、がっしり系のルネ・パーペと比べると、かなり見劣りする可能性大でしょうね(^^;
来シーズン、二人が同じ舞台に立つ演目がいくつかありますが・・どうなることやら・・

>憂い顔だからヒュー・グラント
なるほどねー。私から見ると、あれでも憂いが足りないよーー;って思いますけど(^^;

ダルカンジェロって、ごめんなさい、私わからないんですーー;

keyakiさん、若しくはedcさん、何かダルカンジェロの映像ありますかぁ?!

keyakiさん>
キーンリーサイドは…それこそ170ぴったり、大きくてもせいぜい173くらいって感じです。ダルカンジェロは、そのキーンリーサイドと並んでも身長差が感じられなかったのでやっぱり170くらいかなぁ?と。ライモンディとダブルとは、かなり大きさの違うバジリオですね(笑)

ヴァラリンさん>

>かなり見劣りする可能性大
いやいや、声や演技が魅力的であれば体格差も気にならなくなりますよ!私の好きなキーンリーサイドもターフェル(190超)とダブルキャストでジョバンニやった時に「小さいけどターフェルより身軽でセクシーなジョバンニで良い」といった評価を受けてますし。背が低いけど活躍してる歌手達は皆さんそのハンデを補う魅力があるので、こうして着々と活躍の場を広げているヴィノグラドフもきっと彼なりの素晴らしさを見せてくれますよ~。

イルデブランド・ダルカンジェロ、私も見たことないですけど、名前がすごいんで覚えてます。
小澤の指揮では歌えないとかなんとかでフィガロを降りちゃった・・・とかで、なかなかやるじゃん・・・なんて、そういうので名前を覚えたんです。
それから、今年の一月にライモンディとダブルキャストだったんですね。
最近の歌手さんはみなさんHPでアピールしてますね。
写真もいっぱいあります。更新されてないようですけど。
http://www.ildebrandodarcangelo.com/critics.html

かぶっちゃいました。
イギリス人って、背が高いイメージがありますけど・・・キーンリーサイド170ですか。メモメモ
ターフェルは私のリストでは192です。でもあーーいう顔デカ胴長より、ドン・ジョヴァンニは小柄でも均整のとれた体型のほうがよろしいかと思います。
ちなみにライモンディは198ですが、スタイルがいいので、小柄だと勘違いされるようです。

>イルデブランド・ダルカンジェロ、名前がすごい
2つ前のコメントで名前間違って書いてました、ごめんなさい。外国人の名前はカタカナだとどうなるのか今一分からなくて…と言い訳を。一回聞いた名前の響きだけで覚えてしまったし、ややこしいスペルを確かめたことが無かったのでずっと「ヒ」で始まると思ってたんです~(^_^;)

>ドン・ジョヴァンニは小柄でも均整のとれた体型のほうがよろしい
私のイメージでも「均整のとれた」スタイルなので、ファンの方には悪いですがお腹周りも大きめのターフェルはレポレロとかフィガロでお願いしたいです(笑)本当、ライモンディのようにスタイル抜群ならジョバンニどうぞどうぞ!なんですけどね~。

>ダルカンジェロ
>小澤の指揮では歌えないとかなんとか

ああ・・あの人かぁ・・その話は聞いたことがあります。HPも見てきました。
顔が濃いですね(^。^;

ターフェルってそんなに大きいんですねー。
最近ちゃんとロンドンで歌っているんですかぁ?!そういえば。
もうクチパクなんてしないんでしょうね(^〜^}}}}}
あれでも許されるのが不思議だわ。

Sardanapalusさん、彼に対するロンドンの人気はどうなんですか?

>背が低いけど活躍してる歌手達は皆さんそのハンデを補う魅力があるので

そうねぇ・・何と言っても、低音歌手には滅多に反応しないこの私!が真剣に惚れてしまうほど(←かなり、キテルかも・・^^;)貴族的で優雅なザラストロにちゃんと見えましたからね。

あの時は、共演者のトレーケル@パパゲーノが、頭一つ抜け出てましたからね。そのせいもあって、余計小さく感じたのかも・・そういえばトレーケル、何センチくらいあるのかしら?

あ、彼はお腹周りに肉などついていない、スレンダーで身軽なパパゲーノでしたわよ。もちろん、とっても魅力的でした。

盛り上がってますねぇ^^ まあねぇ、舞台にはなるべくならかっこいい方に立っていただいて、脳内変換などなしで、夢中にならせていただきたいものです。私も自他ともに認めるチビですが、日本に来て、幸せを味合うあちらの方、けっこういらっしゃいます。

西洋世界でも170センチあれば、小さいと言われるような背丈ではないでしょう。

P.ホフマンの伝記に「たぶんヨーゼフ・シュミットの場合のように標準的な大きさの場合、オペラの舞台では実に不利な立場にある。そういう場合、一般的なテノールの役でもほとんど歌うことができない」なんて記述があるのですが、ヨーゼフ・シュミット氏の背丈は、150cm強だそうです。P.ホフマンは、伝記によれば、185cmだそうです。スタイルもいいほうでしょうね。

参考までに、ネット検索による情報です。
ヨーゼフ・シュミット:
戦前に活躍した、欧米では今なお人気のあるテノール歌手。1904年ルーマニア生まれ。戦前のドイツ語圏と英語圏を中心に絶大な人気を誇り、しばしばハイDまで出したという伝説がある。身長が150cm強とオペラの舞台に立つには低かったため、キャリアのほとんどをコンサートに限った。オペラには一度しか出演していないらしい。ラジオ放送やSPの録音が多数あり、映画俳優としても活躍。

いつまでもひっぱっちゃってすみません(^_^;)

ヴァラリンさん>
>ターフェル…最近ちゃんとロンドンで歌っているんですかぁ?!
彼のイギリスでの人気は結構なものですよ~。やっぱりチケットも売れるようですし、この前のクラシックブリットアワード(グラミー賞のイギリス版)で彼の歌曲CDが受賞してました。ちゃんと歌ってるかと言う点は…実は3月にも体調を崩して「ワルキューレ」のテレビ生中継を潰しました~(笑)そんなこんなでアンチも多いのは確かだと思います。興味がおありでしたら私のブログの記事ですが↓へどうぞ。
http://blog.so-net.ne.jp/sardanapalus/2005-05-07

edcさん>
>西洋世界でも170センチあれば
そうですね。イギリス人はそんなに背が高くないので一般生活では標準だと思います。ただ、低音歌手となるとやっぱり大きい人が多いので~。キーンリーサイドも初対面の歌の先生にテノールだと思われたことがあるそうですし(笑)

ホフマンなら誰でも大満足ですよ☆紹介してくださったシュミットさんのお話、面白いです。ありがとうございます。

edcさん:
>舞台にはなるべくならかっこいい方に立っていただいて、脳内変換などなしで、夢中にならせていただきたいものです。
ええ、異存、反論、ございません(^^;

>Sardanapalusさん
いえいえ、こちらから質問したことですから(^^;
せっかくご紹介頂いたので、ターフェルに関してはそちらへお邪魔させて頂きますね!

ヴィノグラドフ、ノーチェックの歌手でした。聴いたことないはず(、、、?)
>銀色に輝くマントを羽織ったミイラ男としての登場・・・
あのトゥーランドットのミイラ男でしたか、、、。そして次は老僧ですか、、、。ヴァラリンさん好みの顔、なかなか拝見できないですね。

>モスクワ工科大学に物理学と数学科の学生として入学・・・
経歴がおもしろいですね!コンクール歴も渋い。
一昨日も大化けした(しそうな?)若手テノールを聴いてきたところで、のび盛りの若手歌手に声援を送りたくなる気持ちよく分かります。これから聴く機会があるはずなので注目してゆきますね!

フンメルさん、お帰りなさい(かな?)
フンメルさんがお聴きになった時のティムール@ミイラ男(^^;は、別の歌手でしたものね。

来シーズンはピーメン、ザラストロの他には『セビリアの理髪師』のバジーリオ、恐らく初役のエスカミーリョ、『ノルマ』のオロヴェーゾ、ダーラント、マゼット、『マイスタージンガー』の夜警・・・あれ?やっぱりまだちょい役が多いですね(^^;;;
去年はフィガロも歌ってましたけど、来期は演目自体レパートリーから外れてしまいましたので、ちょっと残念ですね・・

まぁ、バス歌手の宿命でしょうか。長く歌う先輩が沢山いらっしゃいますから(^^;若いうちは小さい役中心・・ということになるんでしょうね。

7月中旬からの、リンデンマドリッドツアーにも、『第9』のソリストとして参加予定です。9月のイスラエルでの音楽祭にも参加します。バレンボイムとの仕事も増えつつあるようです。
他の劇場では、10月にパリで『ボエーム』のコッリーネ・・

>コンクール歴も渋い

そうですか?^^; よく見ると、一度も優勝していませんね(^^;
それはともかく、もし聴く機会がありましたら、是非レポートをお待ちしております(^o^)丿
そのうち国立歌劇場の月間プログラムの表紙を飾る日が来るかもしれませんので、その時にはご一報下さいね(^^;

>一昨日も大化けした(しそうな?)若手テノールを聴いてきたところで、

演目は何だったのでしょうか?こちらの方も楽しみですね!お話、楽しみにしています。

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