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暑苦しい夜に、さらに熱い恋バナカクテルを(笑)

「好きになっちゃったんですっ」と、ティーンエイジャーの女の子からメールを頂きました。もちろん、好きになっちゃった相手とは、私のことではありません

読んですぐに頭をよぎったのは
「ああ、そういえば日本でも楽屋口で、小中学生の女の子たちから、写真をねだられてたなぁ…」ということ(笑)
おそらく、バス歌手にあるまじき柔和な顔つきで、取って食われそうな感じはしませんし、あのぐらいの年の女の子にしてみると、親しみやすいんでしょうねぇ。。。役得?

ローティーンの女の子ですから、所詮子供といえば子供ですが、書いていることはけっこうませていて(笑)
熱々切々面々と思いを訴えられてしまいました
(しかも「アモーレの国の女の子」なので、けっこうストレートなのよね

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

まあ、考えて見れば、そのぐらいの娘がいてもおかしくない年の私ですから、もしかしたら彼女のお母さんよりも、私の方が年上かもしれません。

私がティーンエイジャーだった頃と今とでは、おませ度(笑)に違いもあるし、そもそもお国柄も違いますけど、古今東西を問わず、そのぐらいの年頃の女の子は、いろ~んな男の人を好きになっちゃう頃。

同年代のボーイフレンドの一人や二人、いるかもしれませんけど、
もしかしたら年上の(若くてかわいい^^;と言われる彼も、彼女から見れば立派な中年のおっさん → 大人の男性)渋い声の(笑)持ち主が、彼女の初恋の相手である可能性もあるなぁ…とか、色々と考えを巡らせてしまったのでありました。

その年代の女の子のそういう気持ちは、大抵の場合はいわゆる「恋に恋する」状態、一過性のハシカのようなものだと
私達ぐらいの年齢になれば、おのずとわかるものだけど
だからといって、芽生えた気持ちをないがしろにはできないし、大事にしてあげたい。

私も嘗て、そのぐらいの年の頃には、クラスに好きな男の子もいれば、毎年違う高校野球の選手(笑・ヴァラリン、昔はすっごい熱心に高校野球を見てたんですよー)にときめいたりしてましたし、大人の言う「恋に恋する年頃だから」という言葉には、密かに反発も覚えていました。

んなわけないわよっ、一生この人のこと、好きでいるんだーとか、随分突っ張ってもいましたっけ。その割には次から次へと「好きな人」が出来て、万年片思い状態が長いこと続いたんでした(^-^; 

振り返ってみれば、やっぱりあれって「恋に恋してた」状態。現にその時熱を上げていたお相手のことは、普段はころっと忘れてますし
もちろん、名前と顔はきちんと思い出せますけど、その思い出によって身体の奥を熱くしたり…とかいうことはなく(* ̄ー ̄*)
今回の件で「あ~~~そういえば、そーいうこともあったわねぇ…」と思い出しはしたものの、それだけ

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

私はその恋が成就するしないよりも、「好きな人がいる状態が好き」なので、
その時には、一途且つ猛烈に好きだった相手に対しても、何か別の要因で他に好きな人が出来ると、それまで好きだった人に対しての執着が途端に薄くなる私。恋多き女は、ある意味、薄情な女でもあります(笑)

昔はそのことで「私って情が薄いのかも…」と、ひっそり悩んだりもしていたのですが、自己弁護をすると、誰かを好きになっている最中は「好きになること」に関しては、後悔はしたくない…という思いが私の脳を支配するので、相手の欠点も含めて、徹底的に好きになってる(笑)
寝ても覚めても、彼のことだけで頭がいっぱいという時もありますし。
それがその時々の、私の一番求めていることですから。

ま、相手あってのものですから、うじうじもじもじすることも多いですけど

で、玉砕したり(笑)別の何らかの要因で、執着心が薄れた後には
「(自分の尺度の中で)ここまで好きになれたんだから、感謝しなくちゃ」と思って、また次の恋に走る…そんなことの繰り返しです。

でもね、そこまでやった!という達成感…というと語弊がありますが、
「後悔したくない、やれるだけのことはやっておく」というガス抜きをしておけば、潔く次の相手に走れます(笑)
まあ当然、ラップする期間もあるので、その時には少し悩みもしますけどね。
私の場合は「別れても好きな人」という風には、ならない。「別れたらただの人」です。

そして、気が変わりやすいことに関して、罪悪感は持たなくてもいいんです(←更なる自己弁護)

たとえ期間が短くとも、成就しなくても(笑)その時々に、密度の濃い恋をしていれば、
惰性でズルズルと、先の見えない恋をだらだらするよりも、うんと健全です。一途イコール時間の長さ、ではないのです。ああ私って、やっぱりミカエラ<カルメン型なんだなぁ。

わー、こう思うと、ティーンエイジャーの頃に覚えた恋の習性って、その時々で相手を変えながらも、やっぱり一生続くのかも。3つ後の魂、100まで…とはよく言ったものです。
ま、好きの意味は、徐々に変わってきましたけどね…フフフ( ̄ー ̄)ニヤリ

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

それと、ちょっと前の、チェーザレ・シエピ追悼記事

「もし私がティーンエイジャーの頃からクラシックに親しんでいれば、シエピの歌声に癒されていたに違いない」

と書きましたけど、癒される、イコール好き…に繋がるというか、自然につなげてしまう年頃でもあるんですよね。自分のお父さんのことはあんまり好きじゃないけど、お父さんとは違う、大人の男性に心惹かれてしまうとか。

バスの声は、最も男性的である反面、父性を感じさせる声域でもあると思っているので、少女にとっては、意外と憧れの対象になりやすいのかもしれません。
「父親」と「男性」その境界が、まだあの年代には、本当の意味での区別がつかないはず。
それは当然のことだと思いますし。
(というか、もし区別がついたら、逆の意味ですごいと思う^^;)

話が思いっきり飛びまくりましたが(笑)
冒頭の彼女が、たとえ恋に恋しているハシカ状態だとしても、
彼の声に反応してくれて、異国のファンサイト運営者の私にメールまで送ってくれたことはとっても嬉しいですし、その「今の」反応というか、気持ちに嘘はないんですから

もしかしたら本当に「ひと夏の思い出」になるかもしれない、
でもここで覚えたときめきは、きっと彼女の将来において、何らかの意味を持っているに違いないと願いつつ、
私に出来うる、精一杯の誠意をこめて応対したつもり。。。なのですが。

いずれにせよ、人を好きになること&ときめき=恋は、豊かな情緒も勇気も与えてくれる、人生最高のスパイスになる可能性を秘めているもの。どんな高価な美容液よりも、うんとうんと美しくなれるエキス

そしてたとえ片思いでも、ハッピーで密度の濃い恋を、たくさんたくさんして欲しい!!と思います。彼女だけじゃなく、ここの読者の方にもです、ハイ

もちろん私も(まだ執着心、薄れてないし)頑張りますよん。10月まで、あと2カ月だもんねっ

さてさて、今日はマチェラータ音楽祭「ファウスト」の2日目。今夜こそ、天気が回復して予定通り上演されることを、暑い日本から、Hotな思い(暑苦しい!!って文句言われそう^^;)を込めて、祈っておきましょ

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コメント

>「好きになっちゃったんですっ」
まあ、かわいらしい。 彼女はどこでヴィノさんを見初められたんでしょう? 私は今でも少女のつもりなんですけど、そういうストレートさはやはり失われているなあ。
>小中学生の女の子たちから、写真をねだられ
なるほど、もともとお若いお嬢さんがたにも人気があるんですね。 同じような年ごろの姪がいますので、今度彼女に見せて感想をきいてみましょう。

マチェラータ「ファウスト」、ジーベル役にケモクリーゼ嬢(お気に入りメゾ)が入っているのに気づきました!  ますます録音録画放送希望です。 

いつまでも少女なココロをお持ちのgalahadさん(笑):

ぬははは(笑) かわいいでしょう?
彼女のお母さんが今回のオケの団員だそうで、練習を見に行った時にどうやら…みたいです。

>もともとお若いお嬢さんがたにも人気があるんですね

…^^;
新国での上演には、学校団体が入るマチネの日があるんですが、その時はたくさんいたなぁ。今回のフィガロも、確か13日がその予定の日ですから、またじっくり観察しておきましょう

ぜひ、姪っ子さんには例のピーメンの写真を…とかって、こうして私も悪乗りするもんだから、妙齢の女子からの支持がいまいち薄いのかな(笑)(笑)(笑)

galahadさんのお気に入りのメゾさんも出ていらっしゃるんですね。ファウスト役のテノールさんは、'83生まれの若い方だそうですが、全体的に若いメンバーでまとめられているみたいですし、私も録音録画が欲しい~~~と願ってます。

先日、オペラを一緒に観に行った友人が、入口で手渡される告知チラシの中に入っていた新国のフィガロのチラシをみて、「このフィガロ、思いっきり私の好みだわ…」と言っていました。
この友人はかなりの低声フェチなので、すかさず「お声もあなた好みの深いバスよ~。」と教えておきました(笑)。
ヴィノ様のファンは着実に増え続けていますね!

allodoraさん:

>このフィガロ、思いっきり私の好みだわ…

おお、朗報です なかなか妙齢女子のファンがつかないので(笑)
ぜひ我が家をご紹介下さいませ…なんて、検索すれば、嫌でも当たるんですけどね(^^;
というか、我が家が濃すぎてファンがつきにくいのよ!!という説もあるんですが

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