101231 第9@コンツェルトハウス・ベルリン
FR 31.12.10 | 16.00 Uhr | @ konzerthaus Berlin Großer Saal
Veranstalter: Rundfunk Orchester und Chöre GmbH Sonderkonzert
MAREK JANOWSKI
Heidi Stober | Sopran
Iris Vermillion | Alt
Torsten Kerl | Tenor
Kwangchul Youn | Bass
Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin
Rundfunkchor Berlin | Nicolas Fink - Choreinstudierung
Ludwig van Beethoven Sinfonie Nr. 9 d-Moll op. 125 mit Schlusschor über Schillers Ode "An die Freude"
そんなに第9に拘りもありませんし、何が何でも聴きたかったわけではありませんが、2009年10月に、私はここで(多分一生忘れない)印象的なコンサートを体験しています。
その空間に、まだここでコンサートを一度も聴いていない夫と一緒に行ってみたかった…というのが、足を運んだ一番の理由。
どうやら、Webラジオで放送もされたみたいですが、なかなかダイナミックな演奏でした。この一週間前に、都響の第9も聴いてますが…ああ、やっぱりここで聴けるのは、ドイツの音だなぁ、という印象でしょうか。
ソリストもそれぞれ、手堅くまとめていた…という感じです。
席は(日本風に言うと)2階バルコニーのサイド(アチラ風に言うと「1.Rang」)。舞台を特に見る必要がないコンサートですと、この席はけっこうおいしいかも。
ここのコンサートホールの椅子は、一つ一つがバラバラの、いわゆる「普通の椅子」なので、動かすことが出来ます。あまり大掛かりに動かすわけにはいかないですが、少し角度をつけるとかなら、全然大丈夫。
なので、真横だと首が疲れてしまいそうでしたが、少しだけ舞台寄りに動かして、時々オケピットや舞台も覗きながら…という形で鑑賞できました。
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コンサートそのものの感想はこんな感じですが、コンツェルトハウスでのコンサートチケットをネットで購入する場合、気をつけないといけないことが一つ。
今回、オケはコンツェルトハウスのオケではなく「ベルリン放送交響楽団=Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin」 でした。
このコンサートホールの公演には、こういった「オケが他の団体」ということが時々あります。
この場合、チケットはコンツェルトハウスのサイトではなく、主宰オケのサイトでの購入となります。つまり、今回はベルリン放送交響楽団のサイトでの購入となったわけです。
(そういえば、2009年10月の「バビ・ヤール」の時も、シュターツカペレ・ベルリン主宰のコンサートもリンデンのサイトで買ったことを思い出しました。あの時が特別なんだ、と思っていたんですが、そうではないんですネ)
コンツェルトハウスのプログラムを見ても(他のプログラムには”Ticket”というリンクが出ているのに)この「第9」には出てなかったので
「年末だから、売り切れちゃったのかしら。。。」と、半ばあきらめていたのですが、
そのうち、他のプログラムも合わせて見ているうち、オケがKonzerthausorchester Berlin のコンサートだけに"Ticket"マークが出ていることに気が付きました。
コンツェルトハウスサイトの、このページにも、説明が書いてあります。(英語ページにリンク)
ですので「チケットが買えない!!」と慌てない、諦めないで(笑) 主催オケがどこなのかを確かめて、そのオケのサイトを確認してみて下さい。
(ただし、主催オケのサイトに、コンツェルトハウスのサイトからリンクが貼ってあるわけではないので、自力で探す必要があります ←2011年1月現在。今後改善されるといいんですけどねぇ)
よほどのことがない限り、売り切れる…ということはないとは思いますので、現地で買っても大丈夫かもしれませんが、さすがに年末の第9は満席でしたからね~~
(ドイツ人も、年末に「第9」聴くのね^^; 同じ日と元旦にシラー劇場でも、バレンボイム指揮でシュターツカペレベルリンの「第9」やっていたのですよ)
今回窓口となった、放送交響楽団のサイトでのチケット購入は、特に難しくありません。購入できると、メールが届きます。
チケットはPDFファイルを添付ではなく、メールにリンク先が記載されていて、そのページにアクセスすると、チケットページを閲覧することが出来ます。それをプリントアウトして持っていけばOK。
メールはドイツ語のみですが、最後に「もしリンク先が見られないようならば、ご連絡下さい…」の旨、英語で書いてあります。
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…と、こんな感じのコンサートホールですが、私はこのホールが大好き。建物自体も美しいし、そんなに大きくないし、音響も良いですし、比較的安価でゴージャスな気分が味わえますし。
何よりベルリン一美しいと言われる、ジャンダルメンマルクトに位置しているのが、また雰囲気を盛り上げるんですよ
大ホールだけではなく、小ホールもあるのですよ。
いつか…ここの小ホールで、誰かさんのロシア歌曲のリサイタルとか、聴けたら…すっごく贅沢で、幸せかも
(大ホールでの「バビ・ヤール」の熱い思い出があるんだけど、ネ)
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なるほど~、以前コンツェルトハウスのコンサートでチケットをそこで売ってなかったのがあったんだけど「どこで買うんだろう現地のプレイガイド?」とか思ってそのまま調べもしなかったことがあったのです。 ありがとうございました。 コンツェルトハウスは立地と建物がいいですね。
ヴィノさんのリサイタルもやっていただけると素敵。
今しがた、1月末プレミエの「アンティゴナ」のページを未練がましく見てました。 それに伴う特別バロックコンサートが私の好きなイム嬢とヴィヴィカ・ジュノーが出るヘンデルオペラ…。 行きたいなあ。
リンデンってこういうのもあるから、やっぱり好き。
投稿: galahad | 2011/01/17 21:28
galahadさん:
おや、galahadさんでもご存じなかったのですね。ざーっとサイトを見ただけだと「どーして??」って思っちゃいますよね。
今ちょうど説明を書き足したりしているんですが、わかりにくい表現とかあったら、教えて下さいね。
>立地と建物
そーなんですよ。地下鉄の主要幹線U2のStadtmitteにほど近いのも理想的ですしね。
リンデンは、そうそう、バロック週間もありますもんね。galahadさんはバロックもお好きだから、たまらん(笑)でしょうな
投稿: ヴァランシエンヌ | 2011/01/17 22:00