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「死の歌と踊り」ピアノ伴奏向け予習教材+ドイツリートもちょっとだけ

2月19日のルネ・パーペリサイタル@トッパンホールに行かれるかたも多いかと思いますが、けっこう面白いプログラムですね。

個人的には(今更言わなくても、わかる?^^;)「死の歌と踊り」と、既になじみ深い、ヴォルフのミケランジェロ歌曲を大変楽しみにしているんですが、「詩人の恋」やシューベルトは、実はちょっと苦手…頑張って予習しなければ。。。

「詩人の恋」(←ハイネに失礼だとは思いつつ、なぜあんなにメソメソした詩なんでしょ^^;)は、それこそ予習材料がいっぱいありすぎ…ですが、やはりテオ・アダム様の、でしょうか。

Naxos でお試し聴きもできますので、紹介しておきます。
http://ml.naxos.jp/album/0092162BC

うちにCDがあるんですが、ずーっと「冬の旅」だけしか聴いてなくて(^^;
主人(←私と違って、ドイツリート大好き)に

「うちに何か、良い教材はないかしら?

と尋ねてみたところ

「…何度も聴いてるテオ・アダムのがあるだろ~~~~~がっ

と一喝されました 

ああ、ごめんなさい、アダム様。今まで全然、マジメに聴いておりませんでしたわまあ、こちらは私ももっと聞き込んでから、改めて記事立てしましょう。

で、このCDですが、ヴォルフのミケランジェロ歌曲も入ってますので、教材としてはかなり、良い線行っているのでは?と思います

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ところで得意分野(笑)の「死の歌と踊り」の予習には、もちろんアレクサンダー・ヴィノグラードフのペテルブルグでの演奏をイチオシしたいのはやまやまなんですけど
今回のリサイタル、ピアノ伴奏ですからね。
オケ版になじみきった聴覚には、多少物足りなく感じてしまいます。今から、ピア版の予習しなくちゃだわ(笑)

YTにも色々上がっていますが、探してみたところ、私が面白そうだと思ったお薦めは、ジョージ・ロンドンが歌うもの。
パーペは彼のことをとても尊敬していて、インタビューでも彼の話は時々出てくる…というのを、ファンの方から伺ったことがあります。

ロンドンは、ロシア系カナダ人(だったかな?)ということで「ボリス」のタイトルロールを、非ロシア人ではボリショイ劇場で歌った最初の歌手ですから、ロシア語の扱いは非常にこなれていると思います。少しだみ声というのか、美声とは言い難い(すみません^^;)ですが、歌は非常に上手い。

少し古めかしい歌い口ですが、ドラマの作り方など、ピア版ということを、うっかり忘れそうになりましたf(^^;

どれを聴こうか迷っていらっしゃるかたは、このロンドンのクリップからはじめてみては、如何でしょう?

関連動画も色々出てきますので、ここから「死の歌と踊り」の旅に出るのも、悪くないですよん♪

子守歌(日本語対訳)

セレナード(日本語対訳)

トレパック(日本語対訳)

戦場司令官(日本語対訳)

慣れてきたら、オケ版(子守歌はナシだけど^^;)ヴィノグラドフのも、宜しくね(^^♪←結局、宣伝している。

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ロシアもの:オペラ&歌曲」カテゴリの記事

コメント

予習教材ありがとうございます。
やっぱりピア伴よりオケ伴のほうが…とか言いつつ、聴かせていただきますと、パーペの歌い方ってこういうふうになるかもね、って思います。 楽しみ~。
でも正しいロシア語の詩(語感)をしっかり頭に入れときたいならヴィノさんの聴いていったほうがいいですよね。
「詩人の恋」は調性感がどう変わるかが気になるところ…。 

galahadさん:

ヴィノさんの、おすすめして頂いてありがとうございます
語感という点では、ホロさんの方がエッジが立っている気がしました。ヴィノさんの方が、少し母音がぼやけるというか。
(だからといって、美しくないという意味じゃないですよ。もちろん、涙が出るほど美しいんですが)
録音のせいもあるかと思います。

>パーペの歌い方ってこういうふうになるかもね、って思います。

でしょう?さすがにご本人がよくお話にも出していらっしゃる、ロンドン大先輩ですよ。
影響を全く受けてないとは、言えませんよね

「詩人の恋」の方も、ちょっとだけですが追記しておきました。こちらも独断と偏見で、アダム様のを推奨(^^;

予習教材有難うございます!ジョージ・ロンドンはメフィスト@グノーなどで馴染みがあるので(パーペのインタビュー読んでチェックしに行きました)、すんなり聴けました。話題に出ている音源も順番にトライしてみます。右側のヴィノさん版を今聴いてながら書いてますが、なんだか癖になりそうな勢いがありますね。
「詩人の恋」の記事も楽しみにしてます。

starboardさん:

そりゃーもう、ロシア物普及委員(笑)としては、ムソグルスキー様ですから
暑苦しく普及活動しますよん。

galahadさんも仰ってますが、本当はオケ版で聴いた方が、格段に迫力増します。他にもお勧めしたいというか、音源も色々あるんですが。
でもこうして、ロンドンのピア伴のように、静かに盛り上がるのも悪くない…と思いますね。

>なんだか癖になりそうな勢い

ありがとうございます。個人的には「セレナード」が一番好きなんですが、彼の音源の中では、この最後の「司令官」が一番いいかな?と思って、貼り付けてみました。
歌が進むにつれてヒートアップしてくるタチですから、この曲の時は乗りに乗った、いい状態だと思います。

この顔で(眉尻下げながら)こーいう硬派な曲を熱唱するのが、一番の萌え要素です(笑)

今までヴァラリンさんの書き込みで眉尻というのは拝見してましたが、じっくり意識して見たことが無かったので、今回はじめて意識して観察しました。

なんだか首から上全体が八の字風に傾いていて、心なしか声も前傾姿勢っぽくて、おもしろカワイイです。真面目な歌なのに、ごめんなさい。

starboardさん:

>観察

ははは(笑)
もともと垂れ目気味だから、しょーがないんですが
実はこの映像に限らず、未だに映像で見るのが、一番照れくさいですね。
(実演だと、これでもか!!というほどガン観してますけど

なので、人にはお勧めしていながらも、自分は実は、ろくに観てないんですf(^^;

(もちろん、映像もiPot touchに取り込んであるんですが、音だけ抽出したので、そっちをメインで聞き込んでます。その方が集中できるので)

もう7年もこんなことしているというのに、ばかですねぇ。

自blogで言及させて頂きましたので、お知らせします。
http://d.hatena.ne.jp/starboard/20110206

観察のくだりはカワイイ!です。ヴィノさんもカワイイですが、ヴァラリンさんもカワイイ!!魔笛の記事も楽しく拝読してますよー。

starboardさん:

リンク貼って頂いて、ありがとうございます。
結局、今、頭がロシアモードに思いっきり振れているので、詩人の恋とシューベルトは完全にお留守です;;
(死の歌と踊り、もう一つ記事を上げる予定です)

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