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From Perth, West-Australia

Weblog110817

夏休みを利用して、3日間という超短期滞在ですが、夫と西オーストラリアのパースに来ています。
音楽抜き、追っかけ抜き(笑)の旅行は、いつぶりだろう^^;

明日はワイナリー巡りバスツアーに参加する+今日は昨日のフライト疲れ(安さ優先で、香港経由。。。疲れました^^;)を癒す為に、早めに部屋に戻って時間に余裕があったので、忘れないうちにパースの印象を書き付けておきます。

・第一印象は「アメリカに来たみたい」な感じ。
車が右左逆走行という以外は、ホントに「ミニ・アメリカ」という感じ。道路番号の表示も同じだし、建物の作り方(だだっ広い平屋作り)も似たような感じ。

・8月中旬のパースは予想以上に寒い
天気予報をチェックしたところ、日中は18度ぐらいになるということだったし、何しろ、連日34度だ35度だのとかいう状況から、18度の気温ってどんなんだっけ?と想像するのが難しくって、つい薄着をセレクトしてしまいました。

雨が降る確率が高そうだったので、その対策として持ってきた雨合羽兼ウィンドブレーカーが、結果的には防寒着として活躍。
「万が一」の為に持ってきたセーターと、レストランでディナーするかも…な時のために持ってきたワンピ用のレギンスが、ズボン下(^^;で大活躍。
こんなことなら、ダウンジャケットか、裏に毛の着いたGジャンとか、ブーツ持ってきても良かったと、ちょっぴり後悔ーー;
「四季を通じて温暖」というのは、雪とかがあまり降らない…程度に捉えた方が、いいのかも。。。

・物価が高い
お友達から「最近は物価がうなぎ上りらしいですよ~」と事前に聞いていたけど、確かに高い。
スーパーにも行ってみましたが、牛肉だけは塊で1キロ辺り$10くらいですから安い(それでも、アメリカのことを考えると決してびっくりするほど安いわけじゃない)けど、その他の肉類、乳製品、野菜などは、日本の首都圏のスーパーと、ほぼ同額。
これにはビックリ! パースって、物価が安くて暮らしやすい都市じゃなかったの???

・ホテルも割高ーー;
個人的には、ベルリンのホテルというのは(大都会の割には)割安で、ミラノは高い!!と思っていたんですが
(まだ書き上げてないんですが、ミラノのホテルでは非常に美味しい待遇をしてもらえたので。。。)
結果的にはその値段でも、全く惜しくないと思いました。
そのミラノのホテルの値段と単純に値段比較をしただけでも、パースのホテルは割高で、どこにしようかと選択に散々悩んだ挙げ句、飛行機の到着時刻が深夜近くということを鑑みて、フロント24時間対応OKの、中級クラスのアパートメントホテルにしました。

しかし、このホテル…
私達の部屋だけかもしれないけど、ドアの立て付けが悪くて女の細腕では、普通にノブを回してドアを押しただけでは開かないの^^;
主人に「足も使って」と言われて、蹴飛ばしせば(笑)開けられることが発覚しましたが、これでは非常時にすんなり逃げられないし、女性の一人旅には、絶対に勧められないわぁ。
バスルーム(当然バスタブはナシ)のドアの立て付けも悪いし。。。

備え付けの食器も、どことなく薄汚れていて、使う前に洗う必要もあったし、電気ポットの中には、うっすらと前に使った方のお水が残ったままだったしーー;

ただ、ベッドだけは良い感じのスプリングで、寝心地は良いです。身体を休めるということに特化すれば、ソレが一番大事ですしね。
部屋は33平米あるので、それなりに広いですし、一応テーブルもあるし、ソファベッドを使えば、4人までOKという部屋ですから、おおらかな若いグループにはいいかも…

・移民、特にアジア系(中国系)が多い
アメリカでも同じことが言えますが、特に、ショッピングモールの中のフードコートの店員さんとかは、殆どアジア系の若い方です。で、また、そーいう人のやっているお店って繁盛しているのよね…
安くて美味しいし、手際がいいから客さばきも早いし。(で、愛想もいいのよネ)
街を歩いていても、アジアン率高いです。お陰で、あまり目立ちませんけど(笑)

・夜が早い(^_^;)
多分、午後5時にはオフィス街は閉まり、中心街はビジネスマンでいーっぱい!になったんですが、その一時間後、6時にはショッピングモールのお店も、通りの小売店も、どこも閉まってしまいました。。。
カフェもよく見ると「AM7:00-PM4:00」とか、そーいう感じのところが多く、6時以降に開いているのは、大型ホテルに隣接してるレストランぐらい。
いくらなんでも、早すぎませんか?^^?
早めに帰宅するのは、大事だけども…時には同僚と仕事帰りにカフェでお喋り…とかいう、そーいう概念って…ないんでしょうねぇ、多分。

・ネット環境、PC事情は決していいとは言えない
ホテルのWi-Fiは、30分で$5.95、24時間で$19.95。。。オーストラリア・ドルですから、日本円にすると30分約500円弱、24時間1500円強…でしょうか。

「成田空港の出発ロビーのWi-Fiは24時間で500円。けしからん!!」とか思っていたんですが(笑)
あれは空港だから、まあ仕方がないねぇとも思いましたけど
(ちなみに成田では、到着ロビーでのWi-Fiは無料。だから、お迎えに行ったとき等の待ち合わせの時にはタイクツしないんです^^;)
ここは、ホテルですからねぇ。
金額的には、10年以上前の日本のネット接続料金という感覚じゃないかな?
日本のネット接続料金って、飛躍的に値下がりしましたよね。。。

実は明日のバスツアー用のバウチャー、メールに添付してPDFファイルで送られてきたので、それを印刷する必要があったために、ロビーのプリンターを使おうと思ったら、そこに併設してあるPCからでないと、印刷ができないし、その上そのPCも、15分で$2、プリントアウトには1枚30¢。
仕方がないのでそれを使ったのですが、今時^^;日本語表示が出来ないタイプ。
(しかも、ボールのような丸い備え付けのボタンみたいなのを、ぐりぐり回しながらマウスポインタを動かす必要があるので、使いづらいこと^^;)
元のメールの題名が英文表記だったので呼び出すことはできたのですが、メール本体は文字化け。

さらに極めつけは、セキュリティの関係上、PDFファイルは読み込むことすら出来ないと表示されーー;
結局、PDFはダメだけどもdoc表示はかろうじて日本語表記できたので、やれやれと思ったのに、印刷がスクリーンショットのような部分的状態になってしまい、どうしようーー;状態。
HPやメールが印刷できないのは、まだ理解できますが、PDFファイルが印刷できないというのは、完全に想定外だったので、面食らってしまいました。
部分的に印刷できたバウチャーを、明日きちんと受け付けてもらえるといいのですが…

・ついでにガラケーの接続も、何気に不安定……
Wi-Fiが使えない時には、iPod-touchも使えないので、仕方なく携帯(ガラケー)のiモードの海外パケ放題プランでネットに繋いだり、メール送受信したりするんですが、今までの経験上(ロンドン、シンガポール、ベルリン、パルマ、ミラノ)これが使えなかったことはなかったんですが、今回は時々、回線が途切れてしまうことがあって、ガラケーすら使えない時があります。

…まあ、旅行の時ぐらい、ネットや携帯から離れなさい!!ということとも捉えることができるんですが、今は娯楽のためだけではなく、ホテルの予約やオプショナルツアーの連絡等、旅行関係の手続き、資料の送受信もネットを駆使して…ってシチュが殆ど。
(というか、私の旅行手配にネットは不可欠…もしネットがない頃だったら、私はこんなに(人がビックリするほど)アクティブに海外旅行なんて、絶対に行けなかったと思います^^;)
まあ、メールなどコミュニケーションツールとしての用途は、ちょっと我慢してでも、
万が一…ということを想定して、やはり大事なこと(ツアーデスクの電話番号とか)は、手帳にメモしてアナログ保存もして、持ち歩く必要を痛感しました。

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かつて兼高かおるさんが「世界一美しい街」「住みたい街No.1」と仰ったパースだけど...
誤解を恐れずに言うと「時間的にヨーロッパと同じぐらいかけてくるだけの価値は???」というのが、私の本音。。。
確かに、時差が一時間しかありませんから、時差ぼけはしてませんけど、
香港から7.5Hrしか飛行してないにも関わらず、疲労度はヨーロッパ線以上に感じました。まっすぐ南下するだけの飛行経路に問題があるのか?
安さで選んだ航空会社ですから仕方ありませんが、機体がショボく、ほんっとに疲れました(^^;

しかも、機内がめちゃくちゃ寒いし。
真夏でも飛行機に乗るときは、冬の町歩き用ぐらいの格好をしておかないと、身体が冷えます。
念のために持ってきておいた(アンペルマンの♪)長袖Tと半袖Tの組み合わせでも、身体が強ばって血行が悪くなったのでしょうか?
上半身だけすっごくかゆくなりましたし、ちょっと呼吸が苦しく感じたりもしました。帰りは、セーター着てズボン下にレギンス履かないと(笑)

それに、入国審査が面倒。。。機内で配られた入国カードを書きましたけど、読みにくいしわかりにくしメンドクサイ。
荷物のセキュリティ検査もすごく厳しいし(入国審査が済んで、出口に出る直前まで荷物検査します。。。)
飛行機が到着して、空港を出るまでに軽く一時間、かかりました。
確かに、飛行機が香港経由ということで、アチラの方の入国審査には異様に時間がかかってましたから(別室にしょっ引かれた人もいたし^^;)仕方がないんですけどねぇ。

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自然や資源だけをウリにして観光誘致する都市、国には、やはり限度があるのかもしれません。
自然も資源も元々そこに「あったもの」だけど、文化はそこに住む人間が創り出さないことには、始まらないし、何も育たない…んですよね。

日本って、仏教美術が栄え、それよりも遙か昔から、短歌が詠まれ、神社、仏閣が造られて…と、
自分たちは普段、殆ど意識していないけれども、もう、1000年以上、自国の素晴らしい繊細な文化、芸術に慣れ親しんでいるのですから、文化的な建造物を見る目というのは、それなりに養われていると思います。
普段、そーいうものを全く顧みないですが、繊細な鑑賞眼を持ち、そして「西洋に追いつき追い越せ」と、西洋文化を進んで取り入れ、驚くべき早さで吸収していることは、世界にも立派に誇れることなのかもしれない…と、思いました。

まあ、だからと言って「今回の旅行、おもしろくなーい!」というわけではなく(笑)
刺激が少ない、ちょっとタイクツ。。。と思う一方で、アメリカ、ヨーロッパ、そして私達の国・日本との違いについても色々考えさせられ、そのことで主人と話し合ったりするのは、意味のあることだと思いますし。

明日はワイナリーツアーに参加するので、楽しいレポになるといいなぁ~~
こんな感じの第一日目でした。

(ミラノレポは??という声が聞こえてきそうですが^^; はい、未完のままですが、あれは、頭にしっかりと残った記憶なので、後からゆっくり書き足すことが出来るのヨ)

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