カテゴリー「2011 Dec.マドリード二人旅」の2件の記事

111218 ムツェンスク郡のマクベス夫人@テアトロレアル・マドリード

ロシア語に「タスカー(тоска)」という単語があります。意味は平たく言うと、寂しさとか憂鬱とか「ふさぎの虫」と訳しているものもありますが、実際のところ日本語には直しにくい意味…とのこと。
でも感覚的には「ああ、ああいう感じかな?」と、日本人なら、潜在的に理解できるんじゃないかと私は睨んでいます。

この「タスカー」の権化のようなオペラが「オネーギン」であることは、多くの人々が否定しないと思います。

では、ショスタコーヴィチの書いた「マクベス夫人」は、そんな感覚とは無縁?
性と暴力に彩られたストーリー、カテリーナは、本能の赴くまま情事に耽り、それゆえ舅と夫を殺し、愛人と結婚、バレたらシベリア送り…の稀有の悪女だから?

今回の上演は、2006年ごろにアムステルダムで上演された(DVDやブルーレイも出ています)マルティン・クシェイの演出をレンタルしたもので、出演者も一部被っています。
(カテリーナのエファ=マリア・ウェストブロック、御舅ボリスのウラジーミル・ヴァネーエフ等)

クシェイと言えば、私にはベルリン国立歌劇場での「カルメン」と、ザルツブルグの「ドン・ジョヴァンニ」なのですが、前者は好き、後者はどうも好きになれなかった演出。

「今度見る《マクベス夫人》は同じ演出のDVDが出ているんだよ」と夫に話したところ、事前に見ておいた方がいいんじゃない?と言ったのですが、ただでさえ強烈な作品、先入観で引きたくないなぁ…との思いが勝り、結局、見ませんでした。

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111219 ドン・キショット(演奏会形式)@テアトロレアル・マドリード

先日、マドリードのテアトロ・レアルで見て(聴いて)きたのは、マスネの「ドン・キショット」(演奏会形式)とショスタコーヴィチの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」。
順番は逆なんですが、先にドン・キショットの感想メモを上げておきます。
(チケットの取り方や劇場内部レポは、また別立てしますね^^)

「ドン・キショット」は、その存在自体は知ってましたけど、一度も聴いたことがありませんでしたが、キャストを確認したところ、タイトルロールのドン・キショットに、フェルッチョ・フルラネットの名前が!!!

おお~~フー様(我が家ではそう呼んでいる)を生で聴くチャンス♪ ということで、慌てて予習。
マスネの軽快な音楽は耳触りも良く、けっこう泣かせる音楽+殆どがバスの独壇場。これはもう、フルラネットを聴くためだけでもいいわ、と思いました。

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