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120311 さまよえるオランダ人@新国立劇場

船に見立てたロビーのお花が、とっても可愛い♪

この演目を観るのは3回目。一度目は2006年1月にベルリン国立歌劇場(どさくさにまぎれて、この時の感想もリフレッシュして本家にアップし直しました^^⇒⇒

そして2度目は、5年前の2007年に新国立劇場での初演時に…でした。

公演写真はこちら ⇒⇒⇒
指揮者はチェコ人の新鋭トマーシュ・ネトピル。歌のところでは思い切りテンポを落として、歌いやすいようにしていたにもかかわらず、大声大会にはならなかったのは、それぞれの歌手にインテリジェンスがあったから…だと思います。
「オランダ人」には、ドラマティックな要素と音楽的な要素の両面あると思いますが、今回の公演はどちらかというと音楽的な要素のほうに、比重がかかっていたように感じました。

*************************

今回タイトルロールを務めるのは、ロシア人バス・バリトンのエフゲニー・ニキーチン(新国の表記では「ニキティン」なのですが、これまでに来日した時の表記も織り交ぜて、混合させておきます^^;)。

お仲間のkasitankaさんが、彼の大ファンでいらっしゃるし(^_-)-☆
カテゴリーも作っていらっしゃるので、今回の公演で彼に興味が出てきたかたは必見!ロシア語ベースのインタビューの訳や、動画などもたくさん紹介して下さってます^^)
ロシアンシンガーを愛でよう委員 (←いつ発足したの^^;)としても、聴いておかなくちゃ!ということで、鼻息を荒くして聴いて(見て)きました。

私の彼の鑑賞歴は、Metライブビューイングの「ボリス・ゴドゥノフ」でのランゴーニが初めてだったと思います。あの時は、声と言うよりも、マリーナへの欲情を抑えきれない、いい意味でいやらしい役作りのランゴーニだったということが印象に残っていました。

声を意識して聴いたのは、kasitankaさんのブログで紹介されていた、昨年秋にベルリンフィルで歌った「死の歌と踊り」の放送でした。その時に驚いたのが

「なんてきれいな声なの!!!」

ということ!ロシア人とは思えない澄んだ、明るい音色で、いつも聴いているあの人(笑)とは対極にあるような^^;

そのようなニキーチンですが、パンチを効かせて、ガンガン「俺は不幸だ~~~~~~っ」とアピールするタイプではなく、
美声を活かして、朗々とレガートで美しく歌っていらっしゃったのですが、
一幕のモノローグでは、声量は抑え気味だったような気がします。

しかーし!
この演出は、非常にオーソドックス。歌手に無駄な(無意味な)動きはつけられておらず、個々の歌手の裁量に任せているような感じですし、
舞台装置も歌手が歌っている時に、脇でへんてこりんな動きがあるとかいうわけでもないので
歌手が歌っている時には、字幕を確認しつつ(A席2階のサイドだったので、字幕を見るのにも非常に適した席でした)
歌手の表情の付け方などを、じっくりと観察することができるのです。

で、双眼鏡を駆使してニキーチンの表情を、思いっきりフォーカスして見ることができました。
立っているだけで、雰囲気満点、暗い宿命のオランダ人そのものの風采で、存在感バッチリです。
(ちなみに、舞台写真で見るよりも、実物はうんと素敵。そして斜めからの角度で見ると、ホントにイメージする「オランダ人」そのもの!!)

終始一貫して、苦虫をかみつぶしたような(笑)渋い表情で、ニヒリスティックでしたが、わずかに表情を変える場面がいくつかあり、そのいずれも非常に印象的でした。

・1幕のダーラントとの絡みで、ダーラントが娘のゼンタに会わせましょう、彼女は誠実な娘です…のくだりで、一瞬「ニヤッ」として、表情に輝きが感じられたこと

・2幕のゼンタとの絡みで、ゼンタが「あなたの苦しみは理解してます。女の勤めも心得ております」というような主旨を歌った時に、わずかに表情に安ど感が現れたこと。

この辺りは、正面を向いて歌うゼンタに対して、舞台に背を向けて、彼女の思いを聞いている…という動き方もするんですけど
背中で語るというか、背中の表情だけで、今、彼が「ああ…これで俺は本当に救済されるのだ!」という歓喜に、心を震わせているんだな…ということが読みとれたこと。
こういうことが出来るのは、舞台人として一流の証ですよね!

・ラストで、ゼンタに「貴女は俺を裏切った」「いいえ、違うの、わかって!」という押し問答(笑)の末、ゼンタがオランダ人の船に登って(この演出では)ゼンタがオランダ人の船ごと沈むのですけど
「《さまよえるオランダ人》とは、俺のことだ!」と、皆さんの前で自己紹介^^;するところは、とても心に迫ってきました。
彼のアプローチは、ここにピークを持ってきている…んでしょうね。

そんなわけで、実演3回目にして、初めてオランダ人の存在感に意識が向いたかな…と思います。今夏にはバイロイトでも同役を歌うとのこと、放送が今から楽しみです:)))

******************

ゼンタはアメリカ人のジェニファー・ウィルソン。
イマドキのオペラ歌手にはあるまじき(笑)フクヨカな体型で、
エキセントリックな娘というよりも(娘さんらしい振る舞いも見せてはいるんですけど^^;無理やりムスメムスメちっくには振舞わない)
オランダ人を包み込むような、優しい母のような、おっとりとしたアプローチで、これはこれで好感度大。持ち味を生かした役作りだったと思います。

でも、ラストの救済の場面は、まるで「かみたそ」のブリュンヒルデの自己犠牲を聞いているかのような大音量!あそこは、それだけで背中がゾクっとして、うるっとしました。
こういうゼンタもアリなんだ…と、素直に思えましたし、リリックな声の歌手が、ドラマ性に比重を持たせるような役作りとは違う意味で、旋律美を堪能できました(^^)v

********************

ダーラントはブラジル人のディオゲネス・ランデス。良い声なのですが、ちょっと、高音域のふくらみが感じられなかったのが残念でしたけど、役作りは人の良さそうな、娘思いな感じがよく出ていました。

実はダーラントに関しては、2006年にベルリンで見た、あの人(アレクサンダー・ヴィノグラードフ・笑)の、それこそ
「お人よしで、娘のことはとっても愛しているんだよ、でもちょっと欲に目が眩んじゃったんだよねぇ」的な役作りと、細かいパッセージをとても楽しそうに歌っていたのが、私の理想のダーラントとして、脳内に居座っているので(^_^;)
寧ろ、オランダ人以上にダーラントへの要求度が高くなっているかも^^;

一幕のオランダ人とダーラントのやり取りは、字幕を見ながらだと本当に突っ込みどころ満載で、かなり、笑えるんじゃないかと思うんですけどね。
「たとえ財宝がなくても、私は君を娘の婿に選んだだろう」^^;とか、調子のいいことを言っているんですけど、
実はオランダ人の関心は既に「まだ見ぬ宿命のエンジェル=ゼンタ」に心が行っちゃってるので、二人の会話というか、行動が全くかみ合ってないのが、可笑しすぎます(^m^)
今回のお二人も、ここのところはしっかり、お芝居してくれちゃってますよ^^!

このようにダーラント父さんは、お茶目で憎めない人ですから、
「あ~~~~~もう、救済とか呪いとか、ワーグナーってわけわからん!!!」
と、さじ投げ状態の方は、是非ダーラントに注目して下さいまし。ワーグナーのバスの役では、本当に貴重な喜劇的な役ですから。

ちなみに、初演時には1幕終了間際の、ダーラントが船を出向させる時に鳴らす合図の音は、ホイッスルだったのですが、今回もそうでした^^;
え?そんなのどうだっていいじゃんーー; などと仰らないで下さい^^; これ、指笛だとすっごい盛り上がるんですよ~~(///▽///
(ヴィノグラードフのダーラントは、指笛だったの♪ 盛り上がったんですからっ)

**********************

エリックはドイツ人のトミスラフ・ムツェツク(名前からすると、東欧系かな?と思ったらドイツ生まれなんですね♪)。
大変に美しい、きれいなリリックボイスですし、猟師っぽい、毛のついたちゃんちゃんこ風の羽織りもの(←もっとましな表現はないものか・・;)
もよく似合っていました。

で!双眼鏡でのぞくとですね。
「声が高くなって、若返ったパーペみたいだわ・・^^;」
とも、思ったのですよf(^^; うん、つまり、御大パーペにちょいと似た風貌に感じたのです。。。

まー、それにしてもエリックは女々しい。
字幕を追いながら聞くと、あれでは、ゼンタでなくても「あなた、ちょっと勘弁して・・;」と言いたくなるかもしれません^^;
でも、解説書などでは、ゼンタは全くエリックに関心がない・・・というような書き方も見られるんですけど、実はそうでもなく、
(エリックの言い分が正しいとすれば)
ゼンタはゼンタなりに、エリックにも惹かれている部分が、ないわけじゃなかったのよねぇ…と、取れるんですよね。

それと、毎回期待を裏切らない新国の合唱!今回も素晴らしかった。びしっと揃ってますし、特に3幕の水夫と幽霊船の掛け合いのところは、ホントにこれだけの為に聴きに来ても惜しくない!!!!!と思えるくらい、視覚的にも音響的にも迫力満点。

日本人キャストの竹本さん、望月さんも、役柄によく合った容姿と声で、良かったと思います。

*****************
と、まあ、こんな感じで相変わらず、まとまりのない感想ですが;
ふふふ。今年に入ってから、これで生オペラは3つ目ですけど、どれも「当たり」なのが嬉しい!!

新国では久しぶりの「おひとり様鑑賞」だったことも、プラスに働いているかもしれません。
最近はお友達と日にちを合わせて鑑賞することも増えて来ましたし、幕間でのお喋りは楽しいのですが、
作品や演奏者とじっくり対峙するという点では、一人の時のほうが集中力が増す気がします。。。私には、そういう時間も必要なんですネ。

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さまよえるオランダ人@新国立劇場
2012年3月11日 2階左サイドバルコニーにて鑑賞

指揮:トマーシュ・ネトピル
演出:マティアス・フォン・シュテークマン
美術:堀尾幸男
衣裳:ひびのこづえ
照明:磯野睦
舞台監督 : 村田健輔

合唱指揮 : 三澤洋史
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京交響楽団

《出演》
ディオゲネス・ランデス:ダーラント
ジェニファー・ウィルソン:ゼンタ
トミスラフ・ムツェック:エリック
竹本節子:マリー
望月哲也:舵手
エフゲニー・ニキティン:オランダ人

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新国立劇場」カテゴリの記事

コメント

>大声大会にはならなかったのは、それぞれの歌手にインテリジェンスが
おお、ヴェルディ(?)の本質を理解なさっている方ならではのコメント(嬉)

私の受験勉強もとい“予習”も佳境をむかえ、あちこちで感想などをナナメ読みしつつ、ネタ…じゃなくて自分なりの鑑賞ポイントを固めています♪

ニキーチンの評判がかなり良いので、楽しみにしています。
そして、へぇぇ~・・あの"彼"もダーラントを・・
これはますます気合いを入れて臨まなければなりませんね!

しまさん:

おおっ! よくこのブログに辿り着きましたね^^いらっしゃいませ♪
サイトを再構築した時に、初めは雑談や他のオペラの話題も全部ひっくるめて、あちらのNew本家に統合しようと思ったんですが
ヴィノグラードフと関係のない話題ばかりで占められるのも、ファンサイトとしてどうよ?!と思ったので、結局また新しくサイドブログを作ったんです。
旅行関係を中心にまとめて行く予定ですが、こうして他のオペラの話題もこちらにポストしますので、宜しくお願いしますm(__)m

ええ、「オランダ人」はワーグナーの中では、最もイタオペに近いので「ワーグナーはどうも…」と言う方でも、オランダ人だけは好きと仰る方も多いですし
あまりかしこまらずに(笑) 字幕の突っ込みどころも満載ですから^^; 楽しんで下さいね:)))

>ニキーチンの評判がかなり良いので、楽しみにしています。

実はお顔が大きいんですよ…(笑)(笑)(笑)
見かけによらず(kasitankaさん、ごめん^^;) リリックできれいな声ですので、楽しんでいらっしゃって下さいね。

しまさんの感想も、楽しみにしています;)))

なになに! エリックが若くなった御大とな!!
それはまた楽しみです。
今回のお花のデザイン凝ってますね。いろいろ気合がはいるわぁ(もちろん鑑賞に)。

galahadさん:

そーなの、御大もちょっと中央アジアっぽいお顔付きのドイツ人でしょ?このエリックさんも、ソレ系な感じなのですよ。
声も美しいですし、ローエングリンでも良さげな感じ…というと、またまたgalahadさんには過剰期待させちゃうカシラ(^m^)
それにしても、何時の間にか70年代中盤生まれの歌手さん達や指揮者さんたちに、遭遇することが増えてきたと思います。
今回はご一緒出来なくて残念ですが、それぞれの回での、めいめいの感想を後で確認し合いっこするのもまた楽しみですから、これから行かれる皆さんの感想を楽しみにしてます(⌒▽⌒)

あ~、ヴァランシエンヌさんったら、ジェーニャのヒミツをばらしたわね~(怒、笑、笑、笑
どーせ顔でかですからぁ~、そんでもって今現在も肥大化中~。。。

>ロシアンシンガーを愛でよう委員
あ、それ、私もなる!

>いつも聴いているあの人(笑)とは対極にあるような^^;
その昔はボリショイ、マリインスキーをそれぞれ代表して若手バス歌手対決なんかにもでてたのに、今じゃずいぶんと音域も変わっちゃったもんですよねぇ。
とゆーか、ジェーニャの芸風?が変わったんですけど。

>背中で語る
へぇ、、、演技はそれほどうまいっていうイメージはなかったりしたんですが、、、ほほう、それはそれは、、、。
読ませていただいて、ますます楽しみになってきました~
また観劇後にでもいろいろご報告しますねー!!

kasitankaさん:

Twitterでも流して頂いて、ありがとう!
まあまあ、落ち着いて(笑)
実はこの界隈にいらっしゃる方々はですね、お顔の大きな歌手さんには優しいんですのよ(^m^)
なーんて、あれだから舞台映えするのです!

>>ロシアンシンガーを愛でよう委員
よしよしw …って、既にkasitankaさんはメンバーとして、カウントしてましたよ?(笑)

>若手バス対決
あれは面白かったですねえ。ジェーニャは角刈り、ヴィノさんはタワシを頭に載せたような、ゴワゴワした髪型で( ̄▽ ̄)
…あ、また私ったら、ヒミツをバラしてしまったわσ(^_^;)
あの続き、見つかったらお知らせ下さいまし。私も探してみますね。

今日はダーラント役のランデスさんが途中交代したり、2幕のフィナーレ辺りで地震があったりと、波乱もあったようですが、ジェーニャは無事に舞台を務めたご様子ですから、kasitankaさんもご安心なさって下さいまし。

kasitankaさんのドキドキが伝わってきているせいか、私はこの日、一人で見ている気がしなかったんですが、きっと心は一緒にいたんでしょうね(^^)
感想、楽しみにしてますよ。
どうぞお気をつけていらして、新国立劇場を楽しんで行って下さいね!

ええと、既に背中に羽の生えちゃったシンガーを愛でよう委員です…って、まだアレンがいましたね(笑)

というわけで、こんばんは。昨日観てきました。
ハプニングもありましたが、それはそれで興味深い体験でした。行ってびっくりのバルコニー席も楽しかったです。

>kasitankaさん
横からすみません。
えっと、顔が大きいことはとっても良いことだと思いますよ♪ 私は顔が大きい人しかときめかないし、好きになれないです~。
頭蓋骨は楽器なので、顔が大きい→頭が大きい→声がよく響く→美声or大声 …
おっと、また胡散臭い自論を展開してしまった・・

ニキーチンさん、今回初めて知ったのですけど(無知でごめんなさい)、美声だし、舞台での存在感がすごくあって、惚れ惚れしましたよ。
お幾つくらいの方なんでしょう? 歌よし姿よしで、応援し甲斐のある歌手さんですね。

鑑賞記、いつもながらとっても楽しく読みました。ほんまヴァラリンさん上手いなぁ。
ひき込まれましたよ。ここで読んでは「私も観てみたい」っていつも思うんですから。

それから、みなさんの「デカ顔」論議が面白くって~~~~~!
最後のしまさんの、
>胡散臭い自論 がおかしくって。。。!

それに、タワシを頭にのせたようなヴィノさんの、若手バス対決!?

朝から楽しい気分です。

しまさん:

地震、大事なくって、本当に良かったです。ああいう閉鎖空間の中にいる時って、自宅や職場にいる時とは、また違う感じもありますし…
ジェーニャをはじめ、外国人ソリストもびっくりしたでしょうねぇ。今朝がたもちょっと揺れましたし。

しまさんの自論は、ある意味正論なんですよ~私も頭蓋骨が大きい方が、声が響くと聴いたことがありますしw

ニキーチンは(確か)1973年生まれだったと思います。ゲルギエフに見いだされて、主にマリインスキー劇場活躍している人なので、何度も来日しているんですよ。確か、30歳になるかならないかで「ボリス」のタイトルロールも歌っているはずです。
昨年秋のバイエルン来日の時には「ローエングリン」のテルラムント(あら、またブラン先生と被るわねw)も歌いましたし。
もともと、バス寄りだったのが、この所はバスバリトンロールのほうが増えている感じです。
DGは歌うのかどうか…

さ、あとはただいまドキドキ中の、kasitankaさんにフォローをお願いしましょうかね(笑)

びよらさん:

ありがとー!! 楽しく見てきた後は筆(タイピング)も軽やかですわ^^
やっぱり、お友達のゴヒイキさん来日!とかいうのが、一番気分的に盛り上がるかも(笑)
目も耳も全開になるけど、自分のゴヒイキさんの時ほどの異様な没入感はありませんから、程よい距離感で鑑賞できるのが、いいのかなーと思います。

しまさんや、もうすぐ行かれる大本命のkasitankaさん、それからgalahadさんのブログもまた、ご覧になって下さいまし。

>タワシ頭

…もう、若い時はほんっとに、ほんっと~~~~~~~~~~~~~~~~に、
ダサかったので(今も「そのファッションセンス、どうよ?!」と言いたくなる時もあるしーー;)
あの頃の映像とか、写真を見るのは(私のほうが)照れてしまってダメなんですが、
そのうち紹介しましょうかね。 なかなか貴重な映像なんですよ。

ほんとにヴァランシエンヌさんにはお世話になりました~、無事帰還!
こちらに合流、遅くなっちゃってすみません~。
いやー、しかし感想はいまだまとめきれずだわ~。うーん楽日が終わるまでにまとめられるかしら~
でもすっごい駄文、長文必至。。。全然オペラのレビューなんてものじゃないかも。。。。

ところで、、、タワシ、のってましたっけ?(笑

>しまさま
どうもはじめまして!
顔デカ美声説(?)、ご教示ありがとうございますっ!!
そうそう、ニキーチンの声って、鼻じゃないんだけど、どこかでまろく共鳴して聞こえる~と思ってたんですけど、そうか、あの顔(?)で共鳴させてたんですね!!となるほど得たり!(笑

そうそう、ランデスさんてラテン気質なのかしら、面白い方でしたよ。
サインの列、ランデスさんの方が先にはけちゃったので、「僕の写真はいらないのかな~」とジェーニャに寄って来て、ジェーニャが「もちろんいるさ!」とかって何故だか二人ならんだツーショットをファンが撮る、というよくわらない展開にw
でもランデスさんと並ぶとジェーニャの顔の大きさがはっきりと分かるの~。。。
ピンだったらそれほど気にならなかったのに。。。

kasitankaさん:

お帰りなさい!!お疲れさまでした。生憎のお天気でしたが、遅延等なく無事に往復できたとのことで、私もほっとしました^^

kasitankaさんのご感想は、もちろん私を始め、皆さんきっと楽しみになさっているでしょうけど、どうかご自分のペースで、ゆっくりおまとめ下さいませ^^ 
私に至っては、タワシの彼wの感想に2か月を要したこともありますし、ほら、旅関係もまとめるまとめる!!と言っておいて、全然手つかずですし(^_^;)

>>タワシ

乗ってるよーー;
というか、あの頃の彼は今よりもさらにおぼっこくて(若いんだから当たり前なんだけど^^;)
見ているこっちが「ぎゃー!!」と落ち着かなくなって、正視できないぐらいなので、なかなか勇気を出して紹介できずにいるのです!

あーでも、オランダ人祭りが終わったら、こっそりと紹介しますかねw
(あの映像、まだ消えてないみたいだし…)

>顔で共鳴

ははは^^; それにほら、歌舞伎役者さんとかも、お顔が大きいほうが大見栄を切った時に、迫力があるじゃない?

>ランデスさん

おお!この日は復調なさったんですね。ジェーニャとも仲よさげな雰囲気で、いいですねぇ(^^)v あ、バイロイトでも共演なさるのかな?
また、調子のよい時に聴いてみたいと思った歌手さんです。

こんにちは。
私も「さまよえるオランダ人」を鑑賞してはましたので、興味深く読ませて頂きました。
私と違った視点でいろいろ書かれているので、大変勉強になりました。
私は、心に強く響くアリアやダイナミックな音楽、合唱を楽しんできました。

私も違った視点で、「さまよえるオランダ人」の鑑賞記を書きましたので、ぜひご覧になってください。
ブログに感想などなんでも結構ですので、コメントをいただけると感謝致します。

dezireさん:

お立ち寄り下さり、ありがとうございます。そちらも読ませて頂きました。
賛否両論あったようですが、お互いに楽しめたようで、良かったですね。色々方々の感想を読ませて頂いたり、周辺の人たちの話からすると、総合的に11日の演奏がベストだったのではないかな?と思います。

こんにちは!

ヴァラリンさんのレポート、楽しく拝読させていただいて、すごく楽しみにしていたんですよ。
私的にはどうやら、ワーグナー作品というのは、すごくポテンシャルが上がるものと、そうでないものの落差が激しいような気がするんですね。リングの中でも、ジークフリートがダメで、ワルキューレや神々・・は異様に感動したりという風に。ですから今回の感想もそれが影響を及ぼしているのかもしれません。
ニキーチンはyoutubeで色々探したら、ドンジョの映像があって、それに超シビレました!
カッコいいわぁ。

straycatさん:

お疲れ様でした。ちょっと私、浮かれて誉めすぎだったかしらんと、みなさんの感想を読ませて頂いて、反省してます。
生の演奏ですからもちろん、日によってばらつきはあるものですが、過剰期待になってしまったとしたら、すみません。

まあ、同じ作曲家の中でも、自分の中で温度差もあってしかるべし…だと思います。
最近は、数あるオペラの中でも、強烈に好きな作品が片手で数えるぐらいあれば、オペラ好きと言えるんじゃないかなぁ、などと思うようになりました。

人生、限りもありますし、好みに合わないかもしれないと思う音楽を開拓する時間があれば、他にもやらなきゃいけないことがいっぱいありますから、そこにエネルギーを取られるよりかは、心地良いものを選んで行く方が、今の私には心地いいと感じるので。。。

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