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近況報告 2015年3月上旬

気がついたら、一ヶ月近く放置してました・・・orz

えーと、一つ前のRLPO&ヴァシリー・ペトレンコの来日公演と時期を同じくしてインフルエンザ → 義父の葬儀 → フランス・ナンシーへの遠征・・と、怒濤の一ヶ月を過ごし、
やーっと、落ち着いて自分の生活リズムの見直しなどへの余裕が少しずつ出てきました。

えー?(フランスの地方都市^^;)ナンシーなんて、なぜ一人で行ったんですかっ?!

(職場で報告したら「なんしーって、南仏のほうですか?」とけっこう聞かれたんですけど、違いますっ、「アルザス・ロレーヌ地方」の「ロレーヌ」がナンシー、つまりドイツにほど近い方ですから、北東に当たります)

って、そりゃ・・・(///▽///

ツイッターでは呟いてましたが、2月12日と15日のナンシーオペラでのラフマニノフの「アレコ」と「フランチェスカ・ダ・リミニ」の二本立てが目的。

遠征自体は、最初は疲れから来た(であろう)時差ぼけでキツかったのですが、
とっても楽しく、且つナンシーの人々の温かさに癒された旅でした。
(ちなみに今回初めてANAの直行便を使いましたが、こういうご時世ですので、がら空き・・往復ともエコノミーフルフラットを満喫w)

2013年のパリへの遠征時には、あまり良い思い出ができなかったので^^;
フランスとは相性が悪いのかも・・・と危惧していたんですが、所変われば、でして。

ナンシーは、フランス語が全く出来ない私でも、とっても快適に過ごせて、おまけにオペラハウスはホテルと道を挟んだ反対側という絶好のロケーション。昨年11月と今回と、2度続けてこのオペラハウスに出たアレクサンドル・ヴィノグラードフがもしまた次に出ることがあれば、また聴きに行く気まんまんです(でも今はお財布状況が厳しいから、一年ぐらい先でいい・笑)

旅行のこともまとめたいし、オペラの感想も書かないといけないんですけど^^;
未だに思い出の卵を温めている最中で、そろそろ孵化して欲しいんですが;;

メンタル面で色々浮いたり沈んだりしてまして、なかなかまとまった書き物が出来ない状態が続いています。
(サイト構成見直したい病もまた復活したりねw)

そういうわけで、気長に待って頂ければ幸いです(待って下さる方がいらっしゃれば、ね^^;)

とりあえず、ヴィノグラードフが初めてお国もの=ロシアもので映像を残してくれた記念&彼のラフマニノフ愛(!)溢れる歌唱をご堪能下さいませ(*^^)

【アレコ】のカヴァティーナ これはバス(バスバリトン)のアリア単体としても有名よね。

【フランチェスカ・ダ・リミニ】のランチェロット・マラテスタのモノローグとアリオーゾ
こちらは「アレコ」ほどなじみがない(私も予習するまで全然知りませんでした^^;)ですが・・・

全曲収録もしてあります。珍しい作品の二本立てですし、いずれ市販のディスクが出れば良いのですが、
興味のある方は
【アレコ】

【フランチェスカ・ダ・リミニ】

を、それぞれクリックして見て下さい(演出には色々言いたいことがあるんだけどねっ( ̄ー ̄)ニヤリ)

(フォトギャラリー等、データベースは→→→ご参照下さいませ。

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日々の暮らし」カテゴリの記事

コメント

お疲れさまでした^^

アレコの方は大体聴き終わったのですが、これは素晴らしいですね!彫り込みの深い歌唱で感動しました^^是非CD化して欲しい!

投稿: Basilio | 2015/03/06 15:04

Basilioさん:

コメントとツイッターでの紹介、ありがとうございます。

>彫り込みの深い歌唱

そうでしょう、そうでしょう^^
別の方からも「役の内面まで表現できる貴重な歌手」と仰って頂きましたし、
初役でここまで完成度の高い表現するのか!と感無量でしたよ。

大きな役を歌うことには相当慎重で、彼と同世代のバス歌手さんたちが、どんどんボリスやフィリッポ歌い始めているのに、
彼ったらこの数年はコンサートとオペラと半々くらいの割合で、コンサートピースではショスタコをがっつり歌ってくれているので満足していたんですが、
オペラといえばエスカミーリョばっかり・・;と、半分さじ投げしてたんですけど(また今年の5月も歌うし・笑)
やる時はやるもんですねえ。

フランチェスカ〜のほうもぜひぜひ、聞いてみて下さい。実は二回見たうちの最初の回では、マラテスタの方が、アレコよりもより向いているのかな・・と思ったんです。
その時のアレコは、いわゆるアレコの歌唱としてはちょっと大人しめに聴こえるかも・・というような、静かな語り口で(これはこれで泣かせるんですが)
「彼ならではのやり方だけど、これでは万人受けしないかもなあ・・」とちょっと気になったんです。

でも、マラテスタでは冷徹な中にも苦渋の色を(決して情に流されることなく)見せたり隠したりという絶妙のバランス感覚で聴かせてましたからね。

収録した最終日は、
(ほんとはこういう言い方は好きじゃないんですけど)
私にとっては「フランチェスカ・ダ・リミニ」という作品ではなく「ランチェロット・マラテスタ」という新しい作品なんだと思いました^^;;;

「実力派」と言われることが増えてきましたけど、それに相応しいパフォーマンスを提示してくれたと思います。

ナンシーオペラは殆ど収録や放送のないオペラハウスなんですが、数少ない収録作品の中に以前バロックファンの方たちのあいだで話題に上っていた【アルタセルせ】があって、DVDも出ているんです。
なので、珍しい作品2本だてですし、是非DVDもリリースされると良いのですが。


投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/06 20:46

>大きな役を歌うことには相当慎重
いやあそうあるべきだと思いますよ。今の若い歌手はマルチ展開し過ぎて本拠地がわからないと言うか、うまいのはうまいんだけど、うまいだけだよねみたいな人も結構いるし。
ただ、確かにエスカミーリョばっかりは流石にどうかと思うけどw

>マラテスタ
どうもPCの調子が悪くてまだ全曲は聴けていないのですが、モノローグでの凄みのある演技が素晴らしいですね^^こちらの方が複雑な役どころと言う印象ですが、細かい表情付けまで達者!自嘲気味に笑うところなどお見事でした。

投稿: Basilio | 2015/03/09 12:27

Basilioさん:

>マルチ展開

ふふふ。まあ、彼もそう言われても・・的なところはありますね。公演記録をきっちり作って、きちんと分析して数値で表したいと思っているんですけど、
今よりも小さい役が多かった頃は、伊、独、仏・・どれもこなしてました。

この前もツイッターでちょっと話題にしましたが、ロシア人としては若い頃には殆ど露ものを歌ってなかったですし。
でもバス歌手ってそれはある程度仕方ないかなって思います。若い時には本当に小さい役が多いですもの。

エスカミーリョは、需要と供給のバランスによる結果みたいです。本人も全然好きじゃない役なんですよ^^;
もちろん、受けた役を嫌々こなす・・ということはしない人ですから、毎回なにがしかのヨロコビを見いだすのに必死みたいですけど(笑)

でもムカシ、トレアドールは高音域のテクニックを磨くのに役に立つ・・と言ってたことがあって。
私の「良いバス歌手」の基準の一つは音域が広いことなんですが(ギャウロフ、シエピやグラインドルの音域の広さったら驚異的でしょ!)

彼も(そんな大物たちと比べるのはもちろんおこがましいですけど)かなり音域は広い方だと思います。下は持って生まれたものですが、上は訓練で出るようにするしかないですものね。そういう意味では彼がエスカミーリョをしょっちゅう歌っているのも、彼の声にとってはいいことなのかもしれません。コッリーネだけだと、きっとラクラクし過ぎちゃうんじゃないかと(笑)

(第九の独唱部分で、バリトン歌手ですら高音域に苦労しているのに、彼が綺麗にバーンと出した時には、訓練の賜物だねえって思いましたから)

>マラテスタのモノローグ

うーん、まあ、そこだけ聴いてもらえれば充分かもしれません(笑)
変わった構成の作品ですものね。
合唱と地獄の使者だけ→マラテスタのモノローグ→フランチェスカとのやり取り→フランチェスカとパオロの二重唱→合唱で〆
とかいう感じで^^;

投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/09 21:22

まあ確かにそういう面はありますよね^^;
ただ、うーん、今更君のその役は聴きたくないよっていうようなのをメジャーになってからも歌っている人もいますけども笑。

エスカミーリョは超有名アリアがぼーんとあってそれはそれでいいんだけど、あとは別にオマケっぽいですしね…とは言えやはりあの鬪牛士があるからこそちゃんと歌える人にやって欲しいけれども。

彼は音域確かにかなり広いイメージですね!
おっしゃる通りバスでも表現力が必要とされる役ではかなり広い音域をスムーズに鳴らせる必要がありますもんね。ペトロフやネステレンコあたりもそのあたりが凄いなあといつも思います。
ヴァラリンさんどう思われるかあれですが、個人的には彼はペトロフみたいな路線に今後言って呉れるんじゃないかなあと密かに期待していたりします。

>フランチェスカ
ラフマニノフらしく独創的とも、オペラっぽくないからあまりやられないとも言われそうですよね^^;最初のダンテの件とか大事なんだけど。
そうフランチェスカとのやり取りの後の自嘲気味な笑いが凄まじかった!

投稿: Basilio | 2015/03/10 11:04

Basilioさん:

>ペトロフみたいな路線

おほほ。実は私もそう願っているのですよ。(そういえばバジリオさんと最初にお話するきっかけになったのも、ペトロフのことでしたね^^)
ペトロフは迫力で押しきる感じではなく、巧さで聴かせるタイプですしね。そういう歌手が好きなので^^;

私、彼を見てきてちょうど10年過ぎたところなんですが、これからの10年は、より大事な10年になると思います。
も〜〜!と思う時もしょっちゅうありますけど、こうして一つ大きな仕事をやり遂げた彼を見て聴いたあとには、やっぱり自らのキャリアのことをちゃんと考えているんだな、としみじみ思います。

バジリオさんのバス歌手紹介ブログに載せて頂くことが当面の目標です(笑)

バジリオさんとのやり取りのお陰で、どう感想をまとめようかな・・という構想もだいぶこなれてきました。ありがとうございます♪
確定申告の作業が終わったら、ちゃんと書きますね^^;

投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/10 15:08

>ペトロフ
そういえばそうでしたね(^^)
露勢ではいちばん端整な歌ですもんね♪

>これからの10年
ですね!とても気になります^^もっと来日して欲しいな笑
そしてなにとりもっと彼の歌を聴きこまねば!

少しでもお役に立てたようでなによりです^^
感想記事、楽しみにしております♪

投稿: Basilio | 2015/03/11 17:35

バジリオさんとお話をしていて+HPの構成見直しがてらデータを眺めていたら、
そういえば私、彼のヴェルディのオペラには一度も実演で接していないことに気がつきました^^;;;;;(ヴェルレクだけは一度あります)

ヴェルディは、ルイザ・ミラーが二種類、モンテカルロでの「エルナーニ」も全曲映像収録されていたり、リゴレットもラジオで大ハマりしたとかで、なにげに接している気がしていたんですが、実はメディア経由だったんですねえ。

(しかも「エルナーニ」はちょうど去年の来日騒動の直後に映像が上がったんですけど、バタバタしていて、未だに観てないんです・・)
もし興味があるようでしたら、こちら↓ご覧になってみて下さいませ。
http://youtu.be/BUVX80vlYyc
ヴァルガス、デジエ、(今、新国のマノンレスコーで来日している)ヴァシレヴァが共演しています。

シルヴァのアリアは↓
http://youtu.be/fFqhDdnVuVE

逆にロシアものは、放送、CDも含めると、
聴けてないのがショスタコの「森の歌」だけという・・なんという偏り方^^;;;;;

これも縁なんでしょうけど・・もしかしたら、来日して歌ってくれないと聴けない何かがあるのかもしれません(笑)
やっぱり次に来日してくれるなら、新国でヴェルディがいいな
(あら?イーゴリ公は?ルスランは?ボリスは〜〜〜〜〜?!)

投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/11 19:51

ひとまずシルヴァのアリアを。
彼らしい整った歌い口で綺麗に歌っている感じですね^^ただこの時点だと、シルヴァには少し若々し過ぎるかなと言う気がします。贅沢承知で言いますと^^;
アレコやマラテスタの後、今だったらもっと違うような気もしつつ、でもまだ暫く若々しい役の方がハマっていそうな気もしつつ。

やはりそういう意味では僕はイーゴリ公とかルスランがいいなあ来日笑。
あ、プローチダとかだったら比較的若くてもいいのか…でももう少し美味しい方がいいな折角来日ならw

投稿: Basilio | 2015/03/12 12:24

>シルヴァのアリア
>彼らしい整った歌い口で綺麗に歌っている感じ

あ・・そうなんだ(何しろまだ観てないもんで^^;)
なんかそんな気はしてたんですが...いえね、シルヴァってフー様クラスの大御所がやるべきというか、やった方がいい役だと思うので、いくらなんでも彼には早すぎないか?!って危惧してたんですよねえ。

尤も、多分役柄の年齢設定云々よりも、自分の声に合ったものを・・で選んでいると思うので、そういう無茶なことが時々起こるんですよ。。。
(ピーメンとか、ヴァルター伯爵とか。。。^^;)

枠にはめてはいかんと思いつつ、やっぱり餅は餅屋とでも言うか、やっぱり本領はロシアものだと思いますわ。。。(自分がいっぱい聞いているからってだけじゃなくて)
アレコとマラテスタで来日でも全然いいのよ(笑)

思い立って今、ファンサイトの改変を行っているんですが、手っ取り早く色々聞いて頂く時は、私のYTチャンネルにアクセスしてみて下さい。色々取り揃えております(笑)
https://www.youtube.com/user/darkhoneybass

投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/12 21:15

あ、断片はご覧になってるのかと思ってました(^^ゞ

うん、必ずしも美味しい歌の多い役ではないですけど、大物がやったほうが格段に面白いんですよね^^;もっと歳とってから熟成させたものを聴きたいな、と期待します♪

アレコとマラテスタで来日は楽しそうですね!それは是非観に行きたい!!

爺さん役なのにグレーミンがハマっているように思うのはお国ものだからか戀の歌だからか笑。

投稿: Basilio | 2015/03/13 12:17

>グレーミン

あはは〜^^これはフー様よりも巧く歌っているでしょう(笑)

でもあの嫁自慢アリアwって、オペラ界のマイウェイとでもいうか、誰が歌ってもそれなりにカタチができる曲ですよね。フー様もちょっと変?!ではありますが、演技でカバーしてるし^^;

ギャウロフみたいにアマアマで歌ってくれると「いいねえ、このおっさんでれでれしてて(笑)」みたいな気分になりますわね。

投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/13 19:46

>グレーミン
バスには珍しいのろけ歌ですよね^^
一瞬しか出てこないけれど大物に歌ってもらわないと締まらないなあとは思いますけどね^^;力量ない人だと長くて長くて…w

投稿: Basilio | 2015/03/16 12:54

バジリオさん、お返事遅くなってすみません^^;

昨日YTで「オネーギン」を色々見ていてやっぱり

>力量ない人だと長くて長くて…w

と、私も思いましたですw それにこのアリアも案外、広い音域が要求されるんですな〜〜と実感。私のごヒイキさんはYTでもそこそこ「いいねgood」してもらっているから良い方なのかしらん?(笑)

投稿: ヴァランシエンヌ | 2015/03/23 17:14

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