カテゴリー「オペラ」の115件の記事

141206 ドン・カルロ@新国立劇場

新国でオペラ見るのは、今年1月の「カルメン」以来だし、オペラの実演見るのは5月のベルリン・シラー劇場での「ドン・カルロ」以来・・

急に思い立って夫に声をかけたんですが、二人で劇場鑑賞するのはいつぶり?!と、もう思い出せません(笑)
決してオペラゴアー、コンサートゴアーじゃないね・・・とつくづく思います。

今回の演出は、8年前のプレミエの時にも見ています。私、その時が新国デビウだったのですが(アメリカから帰国した年の9月のことでした・・)
改めて舞台を観てみると、細部は殆ど忘れてました(^^;

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140528 ドン・カルロ@ベルリン・シラー劇場

いつ完成するのー?(笑)
現在改装工事中で、完成はいつになるのか全くメドの立っていない^^;ベルリン国立歌劇場に、私が初めて行ったのは2004年の7月。その時見たのが新演出だった【ドン・カルロ】でした。

この上演に接したことがきっかけで、この劇場に関心を持つようになり、今に至るわけですから、この 【ドン・カルロ】はいわば私の原点。
これを見ていなかったら、私がこんなにしげしげとベルリンに何度も足を運ぶこともなく、あの人(笑)にもあそこで出会うこともなかったでしょうから。

そんな思い入れのある、10年ぶりの 【ドン・カルロ】…

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140527 ドン・ジョヴァンニ@ベルリンドイツオペラ

ヘルシンキを出発するのが20分ほど遅れた為、ホントならば18:00ちょっと前に到着するはずが、
テーゲル空港に着いて空港を出たのが午後6時25分過ぎ。7時からの開演に間に合うかどうか、微妙だな~~と思っていたのですが、
タクシーで15分ほどの距離にあるドイツオペラ、素晴らしすぎます!

定時で飛んでいてもギリギリになるのはわかっていたので、ドイツオパーに一番近いホテル ibis Styles Berlin an der Oper 
を予約しておいて正解。チェックイン→着替えて→走って400mほどの、はす向かいのドイツオパーに着いたのが5分前。

チケットも、そのときの状況にあわせようと思って買っていなかったので、滑り込みで窓口に駆け込みました。

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チャイコフスキー『エフゲニー・オネーギン』 作品概要

今回、トリノ・レッジョ劇場で見てきたのは、チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」。
これは今年の2月にROHで上演された、カスパー・ホルテンの新演出のものと同じ演出でした。

舞台写真はこちら⇒⇒⇒

感想を書く前に、自分のこの作品に対する考え方をまず、明らかにしておきたい・・・と思って、
そういえば昔のHPに「オネーギン」について、まとめたページを作ったことがあったはず・・・と思い出し、引っ張り出してきました。

書いたのが8年ぐらい前ですので、なにぶん私も、まだ若かった(笑)
アメリカで駐在妻をしていた頃ですね・・・
でも、作品に対する私の基本的な考え方は、当時と変わってませんので、
感想を書く前に、こちらを上げておきます。

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130113 ニュルンベルクのマイスタージンガー@ライプツィヒ・オペラ:★★★★★

御年65歳、しかしまだまだ充実の歌いっぷり、ヴォルフガング・ブレンデルのザックスを、生で聴けたこと!

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130112 ばらの騎士@コーミッシェオパー・ベルリン:★★★★

★チケットはネットで購入、セルフプリントOKです。うっかり間違えてボックスオフィス引きとりを指定してしまったのですが、メールで問い合わせたところ、後からのセルフプリントへの変更はできません、とのこと。
開演前にAbend Kasse(英語だとevening box office)にて引きとって下さい、との指示がありました。ウンターデンリンデン通りに面したボックスオフィスで、朝11:00頃から引きとりが出来ます)

この日、ベルリンドイツオペラでは今シーズンプレミエの【パルジファル】を上演。
パルジファルは一度も実演に接したことがないな、とも思ったのですが、
コーミッシェオパーの【ばら】は、2006年プレミエで、当時大変に話題になったアンドレアス・ホモキの演出。機会があれば観ておきたい…と、ずっと願っていた演出だったので、こちらを選びました。

20130209-183137.jpg


ベルリンには3つのオペラハウスがあります。
ここコーミッシェオパーは、ウンターデンリンデンのブランデンブルグ門からもさほど遠くない位置にあり、ロケーションも悪くありませんが、

20130209-183108.jpg


出演歌手の知名度があまり高くなかったり、演出がちょいと?!過激だったり、
今でも独語上演を続けていることも手伝ってか、
オペラ好きの人たちの間でも、ここはあまり話題に上ることがなく、

現在は国立歌劇場がベルリンドイツオペラと近い西側に引っ越ししていることもあり、東のコーミッシェオパーへは、我が家も足を運ぶ機会が減ってしまいました。

しかし、この日はこちらを選んで良かった。もちろん【パルジファル】に行っていれば、恐らく【パルジファル】観て良かったね・・・と言ってたと思うのですが。

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130111 魔弾の射手@ベルリンシラー劇場(国立歌劇場):★★

ベルリンのシラー劇場は、私が最も愛している劇場・オリジナルは東側のウンターデンリンデン通りに位置している、国立歌劇場の改装工事の為、2010年秋から期限付き(いつまでになることやら・・・)で稼働している劇場。
2010年の年末以来でした。その時の劇場レポは⇒⇒⇒

最も愛している劇場と言いつつ、毎回素晴らしく感激してるのか?!と聞かれると、実はそうでもなく^^;
辛酸をなめた回数が、最も多い劇場でもあります。かわいさ余ってナントカ100倍?!じゃないんですけど(^_^;)

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130110 カルメン@ベルリンドイツオペラ:★★★★★

到着日当日にスリリングな思いをしてまでも観たかった(聴きたかった)のは、ホセ・クーラがドン・ホセを歌う【カルメン】。
少し遅れても、隅の方ならもしかしたら途中で入れてもらえるかも・・・という願いもあって、2階(日本式に言うと3階)Loge一列目という席にしました。結局開演に間に合ったのですが、この席は大当たり!

いわゆる「ボックス席」で、係りの人に鍵を開けてもらって入ります。
4列×2シートの8人掛けですが、途中で(ちょっと落ち着きのない^^;)親子連れが入ってきたのですが、後半にはいなくなっていたので、私たち夫婦で貸し切り状態!
スカラ座のボックス貸し切りは憧れではありますが
なにもスカラ座へ行かなくても、DOBでもセレブちっくな雰囲気を堪能(笑)

CameraImage (2)
(写真は反対サイドの同じエリア)

さて、ホセ・クーラには、ちょっぴり思い出があります。
私たち夫婦が初めてベルリン国立歌劇場へ行った2004年の夏、「ドン・カルロ」を観た帰り道。どこからともなく聴こえて来たのは、素晴らしい歌声の「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」でした。

その時、ジャンダルメンマルクトで「クラシック・オープン・エア」というコンサートが行われていたのですが、そのゲストにクーラが出演していました。
オペラの帰り道のバックミュージックが、クーラの「誰も寝てはならぬ」だったという、なんとまあ贅沢だったこと。
張りのある素晴らしい歌声、いつかクーラも実演で聴きたいね、と話しながら、幸せな気持ちでホテルまでの帰路に着いたものでした。

あれから9年。やっと念願かなって、クーラの実演に接することが出来ました。

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121114 トスカ@新国立劇場

平日昼公演の割には大盛況。何度もやっているプロダクションでも、人気演目となればさすがに埋まりますね。

トスカ実演で観るのは二回目。前回はプレゲンツ音楽祭の湖上に設置された舞台で、野外ならではのスペクタクルな演出や仕掛けに圧倒されたのですが、劇場という空間の中で、オーソドックスな演出で観るのは初めて。

実は途中で飽きてしまうんじゃないかと危惧してたんですが、
今日は最近オペラデビウした若いビギナーさんと一緒で、もー彼女の浸っている様子がビシバシ伝わって来て、私も気が抜けない状態(笑)
長く観劇を続けていると、こういう緊張感、時には必要です。

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121104 ソフィア国立歌劇場来日公演カヴァレリア・ルスティカーナ&ジャンニ・スキッキ@横須賀芸術劇場

マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ

サントゥッツァ:ゲルガナ・リュスコヴァ
トゥリッドゥ:コスタディン・アンドレーエフ
ルチア:ルミャーナ・ペトロヴァ
アルフィオ:プラーメン・ディミトロフ
ローラ:ツヴェタ・サランベリエヴァ
指揮:アレッサンドロ・サンジョルジ

プッチーニ:ジャンニ・スキッキ

ジャンニ・スキッキ:ウラディミール・サムソノフ
ラウレッタ:小林沙羅
リヌッチョ:ダニエル・オストレツォフ
指揮:ヴェリザル・ゲンチェフ

ソフィア国立歌劇場管弦楽団・合唱団
2012年11月4日 横須賀芸術劇場 2F右手サイド

カヴァレリア・ルスティカーナを一度実演で聴いてみたかったので、当日券で見て参りました。

歌手にワールドワイドな知名度の人はいませんが、多少の凹凸はあるけど、おしなべて水準以上。
特にトリッドウを歌ったテノールは、小柄ながらも強靱な声でスタミナもバッチリ。今回の来日公演のもう一つの演目「トスカ」のカヴァラドッシも歌うとのことですが、良い◎と思います。
「ボリス」のグレゴリーや「マクベス夫人」のセルゲイみたいな、ロシアものの強い声が必要なテノールの役を聴いてみたいな、と思いました。

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