カテゴリー「オペラ:ディスク感想メモ」の25件の記事

《ルイザ・ミラー》2006年フェニーチェ DVD

気がついたら、一ヶ月以上放置してました(^^ゞ

アクセス解析したら、マメに覗いて下さっている方もいるようで…またもや更新がストップしてしまったこと、心苦しく思ってます。元気にしておりますので、心配しないで下さいね

たま~~の記事がこんなのばっかりで、恐縮ですけど

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Lmfenicedvd_2 今年1月下旬に、ヨーロッパで先行して発売されましたが、4月に入ってやっと、日本でも発売されました。一応、アレクサンドル・ヴィノグラドフの出演している正規盤DVDは、これが初めてなので、楽しみに予約を入れてました
ざっとのつもりが、かなり長くなってしまった感想です。

●同じプロダクションで、3つのメディアが手元に…

最初に聴いたのが、2年前にライブ放送されたときにリアルタイムで頑張って聴いた、修正・編集一切なしバージョン。それまで殆ど馴染みがなかった作品だったけど、一応夜中の放送に向けて、図書館からマゼール盤を借りてきて、一通り聴いておきました。だってヴァルター伯爵が何処で出るかくらいは把握しておきたかったですしね。

やっぱりあんまり面白くないなぁ…というのが、借りてきたCDの感想。

そんな感じで(あまり期待せずに)放送を聴いたら、意外と面白くて、睡魔にも負けずに頑張れた。伯爵ってけっこう歌うところあるのね、って感じ?

次に聴いたのが、去年5月に発売されたCD。これが…
序曲の勢いからして、イマイチ乗り切れてないというか、大事に行き過ぎているという感じで。編集しちゃったが故、音楽の勢いが死んでしまったかのような感じ…かな。

で、上演から2年経ってのDVD発売。ということで、同じプロダクションなのに、3つのメディアが手元にある、という。。。幸せといえば、幸せ…かなぁ。

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カルメン@新国立劇場 ハイライト放送

放送も(ハイライトとは言え)終って一段落ついたということで、今更ですが、昨年秋のマゼット@リンデン来日ドン・ジョヴァンニと、エスカミーリョ@新国の鑑賞記&それに関する雑記をまとめました。90%以上、ブログからの転載ですけど

:: Alexander Vinogradov @Tokyo,Japan -2007 Autumn & Winter ::

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いやはや。ホントに地上波の威力ってスゴイですね(^^ゞ このブログも、《彼のお部屋》も、放送のあった2月15日~16日にかけての1日当たりのアクセス数、最高記録更新しました。ビックリ

放送を観て、検索で辿り着いて下さった方々、はじめまして!

宜しければ、放送の感想&(特に、コレで辿り着いて下さった方には是非^^!)エスカミーリョの感想など、お聞かせくださると嬉しいです。

あ、もちろん普段から読んで下さっている読者の方々にも

ハイライトとはいえ、放送時間2時間という枠をめいっぱい使って編集してあったので、思ったよりも違和感のない繋げ方かな、と思いましたが、できれば3幕前半のホセとエスカミーリョの決闘シーンも入れて欲しかった!というのが、正直な感想(^^;

まあ、つけたしのような部分とはいえ、あるのとないのだと、あの直後…ミカエラがホセを迎えに来て一騒動 ⇒ 「俺は一旦立ち去るが、また来るぞ」のくだりに、今ひとつ説得力がないような気もしました。

ちなみに、12月6日(5回目)9日(最終日)の両日の上演を編集しての放送でしたが、はっきりわかったのは、(昨日の映像では「全4幕」と書いてありましたが、あの上演は3幕版なので、これは放送局側の間違いかな?)3幕後半の、エスカミーリョとカルメンのデュエット~ホセとカルメンのフィナーレの部分。
この部分は、9日の上演の分で、間違いないと思います。

あとは、多分…(100%の確信は持てないですけど、80% ⇒ 50%^^;くらいの自信
1幕のハバネラ~セギディーリア、この辺りは6日(5回目)
2幕のトレアドールは、9日(最終日…ジャンプの着地、ミスッてなかったから^^;;;)
です。
⇒ ごめんなさい!改めて録画を見返してみたら、どっちだかわかんなくなってしまいました(^^ゞ 

で、もう、こうして記録に残った以上、余計な詮索はするまい、どっちだっていいわぁ…という気になりました。記憶の中の聴覚は、あてにならないですね ⇒ 正解:6日(本人談)

改めて見返してみると、感慨も新たに…という感じかな^^;
何しろ6回全てに通った公演、セットだって、衣装だって見慣れたものですが、それでもTVカメラを通して、自分の目線以外のところから見るのは、面白いです。

いえ、何度も通ったからこそ…という思い入れがあるのはもう、仕方がないですね。

以下、適当に割り引きながら読んで頂ければ、嬉しいです。

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探し物は宝物 -ナクソス島のアリアドネ 2003年パリ

Ariadne06a_1 うふふ。

ダレカさんの情報収集を始めた当初から探していた《アリアドネ@パリ》の映像ですが、パソコン用のちっちゃなファイルですが、念願叶って、観る事ができました。2年越しのささやかな願いが実ったってとこかな?

Ariadne34a_1 女喜劇役者ツェルビネッタのお仲間・男性4人の道化役者の一人ですから、役的に深みがあるような役でもないですし、もともと設定なんて、あってないようなもの。この演出では嬉しいことに(彼には滅多にない^^;)若い男の子たちという設定です。

殆ど素に近い状態の彼を映像で見られるのは、そりゃもう、ミーハーが服着て歩いているような私ですもの、バカだと思いつつ…

o( ≧∇≦ o)(o ≧∇≦)o ←こんな感じで喜んでみたりf(^^;

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モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》@ザルツブルグ 2006年

Dgsalz 今年はモーツァルトイヤーということで、夏のザルツブルグでの上演が全てDVD化されるということです。折りしも気分はドン・ジョヴァンニブーム+夏にドイツのArte-TVで放送された、ベルリン国立歌劇場でのカルメンの演出家と同じ演出ということで、まずはこちらを観てみることに。

ドン・ジョヴァンニブームと言っても、本当は私、この作品は長いこと苦手で、というか、とっつきにくかったのです。ここんとこ、ダレカさん効果(祝:レポレッロデビュー☆彡お陰さまでレビューも好評(*^^v)で、集中的に見聴きした結果、やっと「好き」と思えるようになったというか。。。ああ、いい加減な私。

で、結論から言うと:

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ワーグナー《ローエングリン》@バーデン・バーデン2006年

Lohen

こちらで話題にしたものを、全曲観終えました。

edcさんも書いていらっしゃいますが、正規版のローエングリン映像としては五つ目です。ウィーンでのドミンゴのものと、バイロイトのヘルツォーク演出の映像(こちらは未DVD化)の収録が1990年~91年あたりですから、実に16年ぶり(!)の正規の映像収録なんですね。ちょっとびっくりしちゃいました(^^;

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ローエングリン@バーデン・バーデンDVDプレ情報

Lohen 昨日紹介した《期待のヘルデンテノール?!》のひとり、クラウス・フロリアン・フォークト氏の「ローエングリン」の映像ですが、こちらで、ちょっとだけ見られます。興味のある方はどうぞ~~
(要:QuickTime)

とりあえずの感想ですが…

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プッチーニ《ラ・ボエーム》 コヴェントガーデン 1982年

…気分はすっかり《ボエーム》モード。

ったくもお、きっちり、ダレカさんのスケジュール通りに演目をセレクトしている私… (*v.v)。バカねぇ。。。。

コヴェントガーデンの《ボエーム》は未だにこの映像の時の演出なんですよ!と、以前サルダナパルスさんが仰っていたのを思い出しました。

…ダレカさんが、これと同じ舞台に立つなんて。

こういうときの私のドキドキソワソワは、毎度のことなので…今に始まったことじゃないんですけどね(^^ゞ

でも素直に、嬉しいです (*^-゚)v

ということで、以前見た時には、なんだかむさくるしい感じのひとだった(ご、ごめんなさい^^;)くらいの印象しかなかったコッリーネに注目しながら、久々に引っ張り出して、流しながらざーっと観てみました。

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《カルメン》 ベルリン国立歌劇場

Carmenvideo011 (2006年7月5日:独仏Arte-TVにて放送:2007年5月、フランスMEZZOでも放送)

同時刻にネット中継で聴いたラジオ放送の感想は♪こちら♪
8月25日追記:+こちら+の方が読みやすいかも。読みやすいほうでどうぞ…

追記その2:*こちら*で、9月~10月の再演について補足しました。

9月1日追記:YouTubeのリンクのみ残して、ビデオクリップ削除しました。
この映像に興味がある方は、お手数ですが★こちら★より問い合わせ下さいませ。

+++ YouTubeより +++

(予告なく削除されることがあります。リンク切れしている場合は、お知らせくださると嬉しいです)

1幕 ホセとミカエラの二重唱
1幕 カルメンとホセのやり取り
2幕 ホセの「花の歌」
3幕 フィナーレ(幕切れ部分に、エスカミーリョの声入り^^!)
4幕 フィナーレ

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噂には聞いていたけど、主要登場人物の4人が全て死んでしまうという、いわば「台本読み替え」のシリアス演出。部分的にはセックスシーン、暴力的と受け止められる場面もあるし、華やかさ皆無、決して万人向けの「カルメン」ではないかもしれません。
それでも、不思議なくらい違和感も、嫌悪感も感じなかったのは、「物語や設定を読み替えていても、こちらが意味を感じられないような、人物像の矮小化をしていないから」かな…と感じました。

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モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》ベルリン国立歌劇場2002年

disk-04こちらに置いてあったものを引っ張ってきました。読みやすいほうでどうぞ…

私の個人的思い入れにより今やドイツ一、いやいやもしかしたら、世界一充実したオペラハウスであろうと信じているベルリン国立歌劇場が誇る?!斬新演出の『コジ』です。
この演出は2001年6月のプレミエで、2002年7月までに合計14回の公演を行い、座席占有率99%という大成功を収めたそうです。

disk-01 ドイツの女性映画監督が演出した舞台で、映像処理にもセンスの良さが随所に現れます。
序曲のところから、歌劇場の内部の様子や、観客がこの演奏をワクワクしながら待っている様子が映し出され、自分もその場にいるような雰囲気が味わえます(#^.^#)
時には指揮者も芝居にからみますし、お客様に訴えかけるような『視聴者参加型』の場面もあります。

disk-33 『コジ』の映像はベーム指揮の映画版ガーディナー指揮&演出/パリ・シャトレ座ライブのに続いて、これが3つ目だったんですけど、初めて「あ〜〜次、どうなるんだろう?」とわくわく、どきどきしながら、最後まで見れました。

この作品は、私よりも主人が大のお気に入りで、その関係でCDはけっこう色々聴いてる(聴かされてる?^^;)のですが、それでも一幕が限界・・で、二幕の面白さがイマイチわかりにくかったのです。

ベームのも、どこか作り物めいた、御伽噺のような感じで、これはこれで『古きよき〜』といった趣がそれなりに好きですが、今回のは、登場人物の心理がリアルに描かれていて、モーツァルトというよりも、シュトラウスやワーグナーの心理描写に近い感じがしました。

特にフィオルリディージの二幕のアリアを、こんなに綿密な心理表現を盛り込んだ歌い方は、レシュマンが初めてかもしれません。
『モーツァルトは音楽性が大事だから、あまり演劇的表現が合わない作品だ!』という意見もあるでしょうが、個人的には(やりすぎはよくないですけど)劇的表現があるほうが好きなので〜〜

この辺の『音楽性云々』については実はよくわかっていないですし、突き詰めれば、好みに合うか合わないか?ということでしょうか(^_^;)

disk-32ニ幕の、フェランドとフィオルリディージの二重唱・・まるで『ワルキューレ』のジークムントとジークリンデの二重唱を聴いている様な錯覚に陥りました。
二人ともちょっぴり太めで、とても美男美女とは言い難い・・面もナキニシモでしたが、そんなの吹っ飛んでしまうくらい、色っぽくって、心理描写が優れている場面でした。ウルウルしちゃいましたもの^^;;;

disk-03 船で旅立ちの場面を、飛行機にしたり、楽師がやってくるところを、ヒッピー達(彼らは俳優さんなのでしょう・・やたら美男美女が目立ちます^^;;;)のマリファナ・パーティにしたりするのは、歌詞と違う!ということに対しての批判もありますが、そもそもこのオペラの物語性って、ナンセンス^^;ですし、作品が出来た頃には『不道徳』だったわけですよね?
ということは、現代の感覚では、これくらいはやってくれても、大いに結構なのでは?

基本的には喜劇だから、何でもやってちょうだい^^とか、思っちゃいます〜

disk-31旅立ちの場面の舞台の構図だって、とても美しかったですし(危ない〜〜と思いつつ、ハシゴに座るトレーケルのポーズが、なかなか決まってた^^)ヒッピー達登場場面も、楽園みたいで夢がある、キレイな構図で、え?もう終わっちゃうの〜〜と思っちゃいましたもの^^;;;

disk-02 あ、そうそう^^
フェランド役のWerner Guera、なんか冴えないなーー;と最初は思ったんですが、ヒッピーに変装してから、それっぽく見えたのが可笑しかったです(#^.^#)

フェランドって、自分の恋人は先に掠め取られちゃうし、自分はなかなかうまく誘惑できないでいるし、結構情けない役のような気がします^^;
だから、ハンサムなグリエルモに対して、こういう、ちょっと人のよさそうな、冴えない感じの人を使ったのって、もしかして演出意図なんだろうか?^^;と思ったりしました^^誠実そうだし。

でも、演技もハマってたし、声がとてもキレイだったので、許しちゃいます^^;;;フェランドのアリア『裏切られても嘲笑されても』がカットされていたのがとっても残念。

何と言っても、どんな突飛な舞台であろうが、最終的には『演出を生かすも殺すも歌手次第』かもしれません^^;
この映像の歌手達は、ホントに皆演技達者だし、旋律を含めて歌を理解してる!と感じました。
フレッシュな歌手達が、めいっぱい頑張って歌ってる姿だけでも感動的(@。@;

disk-30 通常、年配の男性・・という設定のドン・アルフォンゾですが、この演出では、他の登場人物との年齢差が殆どない風貌の、ローマン・トレーケルが手掛けています。で、勿論『老哲学者』ではなく、『若いわけあり風の男^^;』なわけです。

これはシニカルな感じがなかなか効いていて、役に合ってると思いました。歌そのものの表現はちょっと単調かなぁ?!と思いましたけど(^_^;) 彼は演技達者ですし、生の舞台で見るととても魅力的なので・・許しちゃいます^^

何故か彼はデスピーナにちょっかいをかけるわけですが、美男美女ってこともあって、この二人の絡みも視覚的に美しいです。

disk-34 それから、ラスト部分の扱い方にも、この演出の面白さ・・というか、ある意味真面目に演出した点として、特筆するべきところだと思います。この演出では、最後の場面、決して『和解』ではないです。
恋人達は、男も女もやってはいけないことをしてしまった・・って風に見えると思います。そう、とっても苦い結末ですもの。

この作品、そもそもこのストーリー性を真面目に考えたら、とんでもない女性蔑視になりかねませんし、騙した男達の方だって、黙ってはいられないはず。真剣にストーリー性を追求していけば、最後は6人で立ったままニコニコ笑って・・なんて、できないと思うのです(^_^;)

男の側から見た『貞淑で、言うことをよく聞いて・・美しくって!』という女・・『オンナは慎ましやかに、貞淑に・・』と、潜在的に思っている男性から見た演出というのが、今までの映像では多かったと思います。
この点を炙り出したのは、やはり女のヒトの演出だからかな?思います。

漫然と同じことを続けていくのは、演出家の怠慢ですし、この作品の新しい可能性を、真剣に作り上げた、真面目な舞台です。
特に、輸入版DVDのジャケットの印象が『ふっざけてるぅ〜〜』という感じなのですが、中身は決してそんなことはありません!

『コジ』は『フィガロ』や『ドン・ジョヴァンニ』と比較して、どうも馴染めない・・と思っていらっしゃる方、古典オペラは演劇性がなくって、ちょっと退屈だな・・と感じていらっしゃるには、是非オススメします。一見の価値あり!です

(個人的には、この演出をベルリンで、生で見たい〜〜と切望してます(#^.^#))
→生でご覧になっていらっしゃるフンメルさんの楽しいレポートはこちらからGo!

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フィオルリディージ・・Dorothea Roeschmann (ドロテア・レッシュマン)
ドラベッラ・・Katharina Kammerrloher (カタリーナ・カンマーローアー)
グリエルモ・・Hanno Mueller-Brachmann (ハンノ・ミュラー=ブラッハマン)
フェランド・・Werner Guera (ヴェルナー・ギューラー)
デスピーナ・・Daniela Bruera (ダニエラ・ブルエラ)
ドン・アルフォンゾ・・Roman Trekel (ローマン・トレーケル)

指揮:Daniel Barenboim(ダニエル・バレンボイム)
演出:Doris Doerrie(ドリス・デーリエ) 

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新しい記事をひねりだす気力が湧かないので、HPに置いてあったものをこちらに持ってきました。これ、サイト開設後間もない頃に書いたもののような気もするんですけど、トレーケルの実演に当たった話を織り込んでいる所をみると、去年の初め頃なのかしら?それとも、その部分だけ、後から付け足したのかもしれませんけど…

なんだか語調が今とは微妙に違うような気がしますね(^。^;

最近は、少し落ち着いてきたのかもしれません…(年取ったってことかしら?^^;それとも…?)

モーツァルト《魔笛》スカラ座1995年

最初にサルダナパルスさんのお宅で紹介され、次に、edcさんのお宅で紹介されたからには、見てみなくちゃ!!ということで(^^!

舞台写真を含めた詳しい解説、感想はサルダナパルスさんのお宅一部映像はedcさんのお宅でどうぞ!!

サイモン・キーンリーサイド@パパゲーノは、2003年コヴェントガーデンでの映像でも見られますか、スカラ座ではとにかく若い!!edcさんが
《このパパゲーノはもしかしたら本当に鳥なのかも・・、まるでニワトリみたいな動きをするのが傑作です。》
と仰ってますが、全く私も同感です。

アンドレア・ロスト@パミーナは、お名前だけは知っていたのですが、彼女を見た(聴いた)のは初めてです。もっと細い声を予想していたんですが、意外と重いんですね。ビックリ(@。@;
この役に対する私のイメージと歌のスタイルが少し違うかな?でも見た目は美しいですね。
彼女、ドイツ物はあまり他にはやってないような気がしますが、どうなんでしょうか…

私の場合、諸般の事情により、どんなザラストロにもひたすら厳しくなりますけどf(^-^; マティアス・ヘレ@ザラストロ、いわゆる《ステレオタイプ的ザラストロ》だと思います。
個人的にはこの役には、もう少し色気が欲しいな…なーんてね。
ワーグナーで時々、お名前を拝見しますよね。

少し残念だな、と思うのが、小気味良いテンポで進むのは、それなりに快適なんですが、それだけに《魔笛》の、何と言うのか…《間》みたいなものが薄まっているような気がします。
でもこれがイタリアのテンポなのかもしれませんね(^^!

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パパゲーノ:サイモン・キーンリーサイド
パパゲーナ:リーザ・ラールソン
タミーノ:ポール・グローヴズ
パミーナ:アンドレア・ロスト
ザラストロ:マティアス・ヘレ
夜の女王:ヴィクトリア・ルキアネツ
モノスタトス:セルジョ・ベルトッキ
三人の侍女:アディーナ・ニテスク(*1)、ペトラ・ラング、リーオバ・ブラウン
武装した男:アントニー・マイケルズ・ムーア
三人の童子:テルツ少年合唱団員

指揮:リッカルド・ムーティー
演出:ロベルト・デ・シモーヌ

(*1) 昨年12月、ベルリン・ドイツ・オペラの「マノン・レスコー」でのタイトルロールでした。

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私は途中で脱落してしまった"we need a here!"の残りをedcさんが読了なさったので(ありがとうございますm(__)m)HPにおいてある"Collaboration"のページ、ちょっと改造しました。

今日の記事も《魔笛のお部屋》に、追記してあります。

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