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彼に関心をお持ちの方がいらっしゃれば、このページから派生して作った★《彼》のお部屋 Alexander Vinogradov★へお立ち寄り下されば嬉しく思います。
2007年11月下旬~12月上旬にかけて、新国立劇場での「カルメン」エスカミーリョで来日しました。新国のプロフから転載しておきます。
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エスカミーリョ:アレキサンダー・ヴィノグラードフ
Escamillo : Alexander Vinogradov
モスクワ生まれ。幅広いレパートリーで、ベルリン州立歌劇場を中心に活躍している。主なレパートリーとして、「カルメン」エスカミーリョ、「フィガロの結婚」フィガロ、「魔笛」ザラストロ、「ノルマ」オロヴェーゾ、「セビリアの理髪師」バジリオ、「マクベス」バンクォー、「ドン・ジョヴァンニ」マゼット、「オテロ」ロドヴィーコ、「トゥーランドット」ティムール、「さまよえるオランダ人」ダーランド、「ラ・ボエーム」コリーネ、「アイーダ」ランフィス等が挙げられる。
新国立劇場初登場。
(以上、新国立劇場HP「カルメン」ゲストソリストプロフより転載)
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最初にこの記事↓を書いたのは、2005年6月4日。なんだか今読むと、すーごく懐かしいような、を通り越して、私も初々しいですね(^^ゞ実はこれを書いた後からが、色々あったんだよなぁ。。。はぁ、感慨深いわ…
最初に書いた時のイメージも残しておきたいと思ったので、明らかに訂正したいところは直しましたが、基本的には「⇒」のついた、太字ピンク色の箇所は、2007年2月1日に追記した分です。その後のまとめは、こ・ち・ら
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さて、甘ーい感傷的な気分は極力吹っ飛ばして(^^;いざここで取り上げようとすると、あまりにも知名度が低すぎるかしら?と、多少躊躇する気持ちもありますが、このシリーズは私の独断と偏見で書いていますし、いずれにしろ、彼の経歴はきちんとまとめるつもりでした。
ということで、大目に見て下さると嬉しいです。
アレクサンドル・ヴィノグラドフ(*1)(Alexander Vinogradov:1976年モスクワ生まれ・Bs)
☆バス−バリトンと紹介されることもありますが、私の印象ではバスだと思います。
(*1)名前の日本語表記について:
●新国立劇場のサイトでは「アレキサンダー・ヴィノグラードフ」と表記されていますが、色々アドバイスを頂き、私なりに熟考した結果、カナ表記は単なる符丁と割り切って考えることにして、やっぱり2年間勝手に馴染んだ^^;「アレクサンドル・ヴィノグラドフ」のままで行こうという考えに至りました。理由は長音記号をつけると、ただでさえ長い姓がますます長くなること、彼の活動範囲が主に西側+各国ネットラジオでのアナウンスでは、ごく平坦に「ヴィノグラドフ」と読んでいるように聴こえることなどです。せめて名前の方だけでもロシア語読みとして読みたいということで、こちらは「アレクサンドル」という表記にしています。
●ベルリン国立歌劇場来日公演の、NBSのパンフレットには「アレクサンドル・ヴィノグラドフ」当日の配役表&NHK放送では「アレクサンダー・ヴィノグラドフ」と表記されています。
最初の出会いはこちら。
《2005年9月19日追記》
ハンブルク在住のフンメルさんが、2005年9月12日上演のリンデンでの「魔笛」をご覧になられました。その時のレポートです。
でも実は今までナイショにしていたことがあります。実は彼、お世辞にも背が高いとは言えません。そして、顔立ちは私好みの端正な『東欧風憂い顔』であることは確かなのですが、いわゆる『舞台メイクの映える顔立ち』というのかしら?
写真の角度によっては「へ?」と思う瞬間もあります・・;
それに、実演で聴いたのがザラストロということで、演技力があまり問われる役柄ではないんですよね(−−;なので、真の演技力は??まだ未知数・・というところかしら。
気品のある立ち居振る舞いではありましたけどね(#^.^#) ⇒ その後、4回実演+映像を1つ観て「身体が小さい割には鷹揚、悠然としてる為、アクロバティックな動きには向いてない」と思いましたf(^^;
でも、アクロバットだけがオペラ歌手の演技力ではありませんから(と今では思ってます^^;)
実際に聴いた時には咄嗟に『柔らかくって、明るい声』と思ったんですが、CDをじっくり聴いてみると、決して柔らかくはないですね・・寧ろ、硬めかもしれません。⇒ 2006年の春ごろから、以前にも増してぐっと暗く、深く、低くなりました…
(そうでなければ、バスの声には反応しないはずですもの・・^^;どうしてあの時柔らかいと感じたのか、不思議・・)
いずれにしろ、『大きな声を張り上げる系』ではないことは確かで、表現が緻密なタイプの歌手だと思います。(そうでなければ、バスの声に反応しないはず・・^^;)
そういう面を考慮すると、あまり大きな劇場向きではないでしょうし、もしかするとリートやコンサートに向いているのではないかな?と思ってます。
以下の経歴は、CDのリブレット+ネットで拾った情報をまとめたものです。情報自体が少ないので、間違いがあるのかどうかも定かではありません。今後のお楽しみ・・ということかな?^^;
ここに載っていない情報提供もお待ちしてます。
7歳からピアノ、クラリネットなどの音楽教育を受け始める。
1994年、モスクワ工科大学に物理学と数学科の学生として入学するが、一年後の1995年、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院声楽科よりオファーを受け、声楽に転向する。
1997年、ドイツ・ハノーファーで開催された国際コンクール"Classica Nova"にて3位入賞。
1999年、ドイツ・ギュータースロー(Guetersloh)で開催された『新しい声』コンクールにて特別賞受賞。
この年、浜松市で開催された第2回 国際オペラコンクール in SHIZUOKAにも出場。入選しています。
2000年、ドイツ・ハノーファー州立歌劇場主催の国際コンクール"Orfeo"にて優勝。
2003年、プラシド・ドミンゴ主催国際オペラアリアコンクールの10人のファイナリストに選ばれる。
1998年、モスクワ・ボリジョイ劇場にてオロヴェーゾ(ノルマ)役でデビュー。以後3年間(1998年-2001年)、ボリジョイ劇場のアンサンブルに所属。
この間にソバーキン(リムスキー=コルサコフの『皇帝の花嫁』)、コッリーネ(ラ・ボエーム)、ライモンド(ランメルモールのルチア)などを歌う。
2001年-2003年、ベルリン国立歌劇場の専属ソリストとして契約。
オロヴェーゾ(ノルマ)、医者(椿姫)、医者/Annoncenredaktion(ショスタコーヴィッチの『鼻』)、マゼット(ドン・ジョヴァンニ)、バンクォー(マクベス)、アンジェロッティ(トスカ)、聖杯騎士の一人(パルジファル)、夜警(マイスタージンガー)、ザラストロ(魔笛)、フィガロ(フィガロの結婚)、ドン・バジーリオ(セビリアの理髪師)、ティムール(トゥーランドット※)等を歌う。
※ドリス・デーリエ演出『トゥーランドット』2003年9月プレミエ時のメンバー。銀色に輝くマントを羽織ったミイラ男としての登場ですが、ドイツの各新聞批評では、彼の歌に対して、とても好意的でした。そういう批評にしか、目が行ってない(読めない^^;)んでしょう?・・と言われれば否定しませんけど、素直に嬉しいです・・リンクした写真は3幕『哀れなリューよ』のアリアの場面。血だらけで横たわってます・・
また、パリにて、トゥルファルディン(ナクソス島のアリアドネ・道化たちの一人。写真では男達の中で、一番左側の、帽子を被っていないのが彼)、パリ・シャトレ劇場にてサリエリ(リムスキー=コルサコフの『モーツァルトとサリエリ』)テアトル・レアルマドリードにて修道士(ドン・カルロ)、ダーラント(さまよえるオランダ人)などにて客演。
ボルドーにも時々出演してます。
2004年1月、マイアミで行われたコンサート形式「ノルマ」(オロヴェーゾ)にてアメリカ・デビュー。
同年7月シカゴ・ラヴィニア音楽祭のバレンボイム指揮『フィガロの結婚』フィガロ役で出演。
この時シカゴ・サン・タイムズではオペラ界のヒュー・グラントのようなルックスで、女性を唸らせたと紹介されてます(^^;
(うーん・・言わずもがなですが・・無論私はヒュー・グラントよりも彼のほうが好み…)
また、コンサートやリサイタルも少しずつ増やしています。
これまでにベルリン国立歌劇場、ドレスデン、サンクト・ペテルスブルグ、そして生地モスクワにてリサイタルを開いています。
2005年1月には、ベートーベンの『ミサ・ソレミニス』ソリストとしてシカゴシンフォニーへデビュー。
(シカゴへ来たことは・・後になって知りました>_<;)
注目は、2005年12月プレミエの「ボリス・ゴドゥノフ」の老僧ピーメンでしょう。
これまでに、伊、独、露、様々なオペラの小さな諸役を手掛けていますけど、何と言ってもロシア人です。母国語で歌うのが一番しっくりくるはずだと思います。
本当は是非ボリスを歌って欲しいところですが、声的には劇的に歌う場面が多いボリスよりも、叙情的に歌い上げるピーメンの方が彼に向いているかもしれません。
老僧・・というのはちょっと引っかかりますけど^^;仕方がないでしょう。。ピーメンの旋律、美しいですし・・
これまでにもリムスキー=コルサコフ、ショスタコーヴィッチのオペラは手掛けていますが、経歴を見る限りでは、多分、彼にとってメジャーなロシアオペラの大きな役は初めてだと思います。
ということで、とっても楽しみにしています。⇒ そのピーメンのレポは★こちら★ ええもう、ハマりにハマりまくってましたわよf(^^; 扮装はさておき、この役は歌いこんで行けば、恐らく彼の「当たり役」になるんじゃないかしら?と妄想していますけど。
意外?!なのが、11月と来年7月の『カルメン』でのエスカミーリョかしら(^^;
かなり低い声なので、あまり派手な役はできないかな?と思っていたんですが、うーん、エスカミーリョかぁ… ちょっと、いやかなり複雑な心境… ⇒ そのカルメンは、2006年7月の上演がネットラジオ中継、フランスとドイツではTV放送もありました。
レポはこちら ★ラジオ★ ★TV★
⇒ そして、まさか?まさか!よりによってなんとエスカミーリョで来日して、しかもTVやラジオで放送されるんですから、驚きと同時に、嬉しいやら恥ずかしいやら。
ヴィノグラドフ自身が歌っている部分は非常に少ないのですが、現在リリースされているCDは下記の3枚です。
・Dmitri Hvorostovsky Verdi Arias(Delos)
一番最後の『トロヴァトーレ』より、ルーナ伯爵の歌う『君の微笑み』の中でフェランドとして登場してます・・^^;
当然ほんの数箇所のみですが、ホロストフスキーファンの方には申し訳ないと思いつつ、ここばっかり聴いてます・・^^;
・アレンスキー作曲 歌劇"Raffaello"カーディナル(枢機卿)役 (Delos)
リンク先のHMVのキャスト紹介では、(T)になってますが、これはテノール役の歌手と入れ違いですね(^^;
マリーナ・ドマシェンコ(Ms)をフィーチャーしたCDで、歌劇そのものは30分ちょっと。彼が登場するのは、劇の後半10分くらい・・
残りの30分は、ドマシェンコが歌うロシア歌曲ですが、これもドマシェンコファンには申し訳ないと思いつつ、彼が登場する場面だけを、ひたすら繰り返して聴いてます・・^^;
・Chant d'Amour Liebesleader (VMS154)
詳細はこちら。リンク先Track18~22にて一部試聴可能です。20~22の、ショスタコーヴィッチの歌曲は本当に声によく合っていると思います。
これも、他の3人には申し訳ないと思いつつ、彼の歌う5曲だけを、ひたすら繰り返して聴いてます・・^^#
他にDelosレーベルから、『冬の旅』の発売予定もあるそうですが、予定は未定だそうです。(実は既に録音済みなんですけどね…)
できればロシア歌曲か、ロシアオペラのアリア集でのソロアルバムが一枚欲しいなぁ・・なーんて思っています。本当は映像が欲しい・・と言いたいところ(#^^#
《関連記事》
・日本のオペラ歌手に対する記事って?
・日本のオペラ歌手に対する記事って? 追記
・ベルリン国立歌劇場 2005−2006シーズン日程
・アイドルを探せ!Vol.1 ルネ・パーペ(Bs)
・アイドルを探せ!Vol.3 ローマン・トレーケル(Br)
・アイドルを探せ!Vol.4 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Br)
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・こっそりと その2
この記事から派生して作った・《彼》のお部屋 ⇒ その開設一周年記念イベントで作った《好きなオペラ歌手に関する50+αの質問》 も、よかったらどうぞ。
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