カルメン@新国立劇場 2007.11~12

2008/06/12

カルメン@新国立劇場 全曲放送 on NHK BSハイビジョンウィークエンドシアター

Esca2007nnt01 昨年冬、劇場に通い詰めた6回全ての実演ハイライト放送に加えて、まだ書くのか?!という声も聞こえてきそうですが
(あ、アト一回、FM放送がありますね…こうなったら、この録音にもチャレンジしてみようかなぁ)一応、一区切りということで。

(注:毎度ですが、デレモード炸裂しているので、読んでくださる方は、胸焼けを覚悟して読んで下さいpaper

いやはや。あの公演から、もう半年経ったんだなあ、と思うと、感慨深いです。

2月のハイライト放送は、放送時間2時間の枠を目いっぱい使ってあって、割と無理なく繋いであったので
「あれで充分といえば、充分なのよね」とも思っていたんですが、やっぱり通して見ると
「ポピュラーすぎて、つい軽く見てしまいがちのこの作品にも、無駄なところはないんだなあ」と思えたり。。。

そして、ハイライトではカットされてしまった(アクションがもたつくだの、転がり方がイマイチだの、散々悪態をついていたけど、待ってたの(笑))
heartホセとエスカミーリョの決闘シーンheart

ハイライトの感想
《まあ、つけたしのような部分とはいえ、あるのとないのだと、あの直後…ミカエラがホセを迎えに来て一騒動 ⇒ 「俺は一旦立ち去るが、また来るぞ」のくだりに、今ひとつ説得力がないような気もしました》

と書きましたが、実演から半年振りにこのシーンを見返してみて、改めてその想いを強くしました。

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2008/06/07

カルメン@新国立劇場 BS-hi&NHK-FMで放送します…(*^^*)

★6月7日:放送日なので、上げておきます(笑)upハイライト時の感想はこちら

★5月23日:NHK-FMでの放送予定を追記しました。こちら にも掲載しています。

★5月31日:6月7日のBSハイビジョンでの放送の詳細が、NHKのHPに出たので、追記しておきます。

こちらのコメント欄で、嬉しい情報を頂きましたconfident

(娑羅さん、いつもありがとうございます^^ 感謝!)

・・・upcoming broadcast・・・

6月7日(土) 21:00 ~ 11:56(176分)
June 7(Sat) 21:00-11:56

(第一部:21時05分30秒~22時43分00秒,
第二部:22時47分00秒~23時56分00秒)

ハイビジョン ウィークエンド シアター(NHK-BS hivision TV)

6月22日(日)14:00-18:00(NHK-FM Radio)
June 22(Sun)14:00-18:00
(Web版「ぶらあぼ」より)

新国立劇場 公演  歌劇「カルメン」

*詳細*
ハイビジョンウィークエンドシアターの番組表より転載:「6月」をクリック

フランス・オペラの傑作、ビゼー作曲「カルメン」。 独特なリズムを持つ「ハバネラ」や情熱的な「闘牛士の歌」、 スペイン情緒あふれる「アラゴネーズ」など名曲満載のこの作品を放送する。 指揮はウィーン国立歌劇場やバイエルン国立歌劇場、ロイヤル・オペラなど 世界の一流歌劇場でタクトを振るジャック・デラコート。
ソリストにはカルメン役を得意とするマドリード出身のメゾ・ソプラノ、マリア・ホセ・モンティエル、 ユーゴスラビア出身の実力派テノール、ゾラン・トドロヴィッチらが迎えられ注目を集めた。

カルメン : マリア・ホセ・モンティエル
Carmen : Maria Jose Montiel
ホセ : ゾラン・トドロヴィッチ
Don Jose : Zoran Todorovich
エスカミーリョ : アレクサンダー・ヴィノグラドフ
Escamillo : Alexander Vinogradov

(WebTV番組表では「アレキサンダー・ビノグラドフ」という表記も見受けられるので、一応書いておきます^^;)

ミカエラ : 大村 博美
Micaela : Omura Hiromi

合唱 : 新国立劇場合唱団
Chorus : New National Theatre Chorus
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
指 揮 : ジャック・デラコート
Cond.:Jacques Delacote
演 出 : 鵜山 仁
Production: Hitoshi Uyama

[ 収録: 2007年12月6日/9日, 新国立劇場 ]

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2008/02/16

カルメン@新国立劇場 ハイライト放送

放送も(ハイライトとは言え)終って一段落ついたということで、今更ですが、昨年秋のマゼット@リンデン来日ドン・ジョヴァンニと、エスカミーリョ@新国の鑑賞記&それに関する雑記をまとめました。90%以上、ブログからの転載ですけどcoldsweats01

:: Alexander Vinogradov @Tokyo,Japan -2007 Autumn & Winter ::

***************************:

いやはや。ホントに地上波の威力ってスゴイですね(^^ゞ このブログも、《彼のお部屋》も、放送のあった2月15日~16日にかけての1日当たりのアクセス数、最高記録更新しました。ビックリcoldsweats01

放送を観て、検索で辿り着いて下さった方々、はじめまして!

宜しければ、放送の感想&(特に、コレで辿り着いて下さった方には是非^^!)エスカミーリョの感想など、お聞かせくださると嬉しいです。

あ、もちろん普段から読んで下さっている読者の方々にもhappy01

ハイライトとはいえ、放送時間2時間という枠をめいっぱい使って編集してあったので、思ったよりも違和感のない繋げ方かな、と思いましたが、できれば3幕前半のホセとエスカミーリョの決闘シーンも入れて欲しかった!というのが、正直な感想(^^;

まあ、つけたしのような部分とはいえ、あるのとないのだと、あの直後…ミカエラがホセを迎えに来て一騒動 ⇒ 「俺は一旦立ち去るが、また来るぞ」のくだりに、今ひとつ説得力がないような気もしました。

ちなみに、12月6日(5回目)9日(最終日)の両日の上演を編集しての放送でしたが、はっきりわかったのは、(昨日の映像では「全4幕」と書いてありましたが、あの上演は3幕版なので、これは放送局側の間違いかな?)3幕後半の、エスカミーリョとカルメンのデュエット~ホセとカルメンのフィナーレの部分。
この部分は、9日の上演の分で、間違いないと思います。

あとは、多分…(100%の確信は持てないですけど、80% ⇒ 50%^^;くらいの自信coldsweats01
1幕のハバネラ~セギディーリア、この辺りは6日(5回目)
2幕のトレアドールは、9日(最終日…ジャンプの着地、ミスッてなかったから^^;;;)
です。
⇒ ごめんなさい!改めて録画を見返してみたら、どっちだかわかんなくなってしまいました(^^ゞ 

で、もう、こうして記録に残った以上、余計な詮索はするまい、どっちだっていいわぁ…という気になりました。記憶の中の聴覚は、あてにならないですねbleah ⇒ 正解:6日(本人談)

改めて見返してみると、感慨も新たに…という感じかな^^;
何しろ6回全てに通った公演、セットだって、衣装だって見慣れたものですが、それでもTVカメラを通して、自分の目線以外のところから見るのは、面白いです。

いえ、何度も通ったからこそ…という思い入れがあるのはもう、仕方がないですね。

以下、適当に割り引きながら読んで頂ければ、嬉しいです。

*************************

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2008/02/15

カルメン@新国立劇場 ハイライト放送します…(*^^*)

2月15日追記:今、まさに始まったばっかりですので、上げておきますup

Photoclip40_2 あ…だめ。暫くの間ニヤニヤして、「おもいっきり怪しい人」になりそう…(>▽<;;

 (←の写真、でっかいサイズで見たい人は★こちら★)

娑羅さ~~~ん、情報ありがとうございますっ。感謝、感謝ですlovely

めっちゃくちゃ、嬉しいっですっ

heart01o( ≧∇≦ o)(o ≧∇≦)oheart01

+++++++++++++++++++++++
NHK 芸術劇場サイトより転載

2月 15日( 放送時間 22:25~0:40 ) 
【情報コーナー】 
●海外音楽情報 パリ オペラ・コミック座 リニューアルオープン(フランス・パリ)」
●特集       『カルメン』今夜の見どころ

【公演コーナー】 
● 新国立劇場 歌劇「カルメン」(ビゼー)~ハイライト~
<出 演>
カルメン:マリア・ホセ・モンティエル
ホセ:ゾラン・トドロヴィッチ
エスカミーリョ:アレキサンダー・ヴィノグラードフ(番組中の表記は「アレクサンダー・ヴィノグラドフ」)
ミカエラ:大村博美         ほか

<管弦楽> 東京フィルハーモニー交響楽団
<合 唱> 新国立劇場合唱団
<児童合唱> 杉並児童合唱団
<指 揮> ジャック・デラコート
<演 出> 鵜山 仁
<収 録> 2007年12月6日(木)9日(日) 新国立劇場(東京) 

●放送内容の詳細:
★ 特集
『カルメン』今夜の見どころ

東京・新国立劇場で2007年12月6日に上演された
歌劇「カルメン」の見どころを紹介する。

★公演コーナー
新国立劇場 歌劇「カルメン」(ビゼー)
~ハイライト~

 フランス・オペラの傑作、ビゼー作曲「カルメン」。独特なリズムを持つ「ハバネラ」や情熱的な「闘牛士の歌」、スペイン情緒あふれる「アラゴネーズ」など名曲満載のこの作品をハイライトでお送りする。

指揮はウィーン国立歌劇場やバイエルン国立歌劇場、ロイヤル・オペラなど世界の一流歌劇場でタクトを振るジャック・デラコート。ソリストにはカルメン役を得意とするマドリード出身のメゾ・ソプラノ、マリア・ホセ・モンティエル、旧ユーゴスラビア出身の実力派テノール、ゾラン・トドロヴィッチらが迎えられ、どのような「カルメン」を披露するのか注目を集めた。

昨年新国立劇場演劇芸術監督に就任した鵜山仁による演出、島次郎の美術と緒方規矩子の衣裳が舞台を一層豪華なものへ作り上げた。

++++++++++++++++++++++++

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2008/01/21

新国カルメン その後(1月21日追記)

Ontomo200808 本日発売された音楽の友2月号の22ページ、23ページの見開きカラーページに、カルメン@新国のレビューが出てます。
写真も沢山載ってますけど、今回エスカミーリョは、一枚だけ。写真はまあまあカッコいいかな?!ですが、レビューは微妙に辛口というか、タイトルロールのモンティエルに比重が置かれていて、殆ど男声陣には触れられていないというほうが正解かな(^^ゞ

でも、カルメンはカルメンのオペラですし、特にモンティエルは最後まで《代役》という色眼鏡で見られているような感じを受けていたので、こういうところで好意的に評価してもらっているのを読んで、とても嬉しく思いました。

次は放送…ですが、なかなかN●Kの放送予定に載りませんね。
いつなのかな~~と首を長くしています。地デジ対応のDVDデッキも買わなくちゃ…

分かり次第、こちらで告知します。もしご存知の方がいらっしゃったら、教えて下さいね。
それまでにはHP(お部屋)の方に、レビューを転載しておきたい…です(^^ゞ

【1月21日追記】

こちらで書いた【モーストリー・クラシック】2月号に掲載された写真、3月号が発売されたので、載せておきました。★これ

●批評ではないですが、新国立劇場会員情報誌『ジ・アトレ』2月号表紙が★こちら★と同じ写真です。
…(*vv 散々見慣れている写真だし、6回も実演を見ているというのに

「サイズがでかい」というだけで…と、溶けました(//∇//(//∇//(//∇//) ← 誰か止めて…(*vv

いつまでもこの思い出に留まっているわけにはいかない、まだまだ先が長いんだし…とは言うものの、今頃になってボディブローのように、じわじわと効いてきているような。

やっぱり、なまじっか6回もまとめて実演見るもんじゃない…でも後悔してないけど。

+++ 近況報告 +++

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2007/12/13

宴の後、そして一足早い、クリスマスプレゼント

アレクサンドル・ヴィノグラドフ@エスカミーリョ目当てに全公演制覇した、カルメン@新国も終って、ほっと一息。

マゼット@リンデン来日公演の時は、殆ど話題に上らなかったのに、役柄が変わっただけで、こんなに周りの反応が違うものかと、少しびっくりもしましたが、だからこそ、大きな役、目立つ役を歌うということは、大切なことなんですね。

さて、私が彼に関する、個人的なファンサイト《彼のお部屋》をこっそり作っていることは、こちらを定期的に覗いて下さっている方は、ご存知かと思います。この来日中に、そのヴィノグラドフ氏本人と、直接話をする機会を持つことができました。
HPのことも、快く承諾して頂いて、本当に感謝しています。

もちろん、基本的なスタンスはこれまで通り。

歌を聴けば(多分^^;)勝手に蕩けたり、ネットサーフィンして情報を得たものを掲載したり、実演やネットラジオで聴いた公演の感想を、私の言葉で書いていくことが中心です。

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2007/12/10

千秋楽@カルメン 新国立劇場

初日同様、日曜マチネの公演。4回目同様、平土間左サイドからの鑑賞ですが、最終日にして、ようやく中央寄りの一番隅の席をあてがってもらえました。文句なしに、今までで一番いい席。前を遮るものもなく、まさに「私だけの空間」気分を充分に味わってきました。

5回目の時にTVカメラが入っていましたが、今回も入ってました。カメラマンの男性に突撃質問をした隣の席の、やや年配の女性からの情報によると、

《来年2月の芸術劇場で、ハイライトを放映する予定》だそうです。とりあえず、今後の放送予定など、しっかりチェックしたいと思います。

************************

さて、5回目は、どうも皆さんお疲れモードのようで、イマイチ乗り切れてなかった感が強かったですが、さすがに最終日。序曲が始まった途端、これはイケそう!って予感がしました。そしてここ一番、という時の歌手さんたちの集中力の高さには脱帽しました。

全体的には文句なしに、最終日が一番出来が良かったと思います。特に2幕ラストの、合唱+ホセとカルメンの「お姫様抱っこ」場面…
こういう合唱とソリストの声がぐーっと重なる場面は、この作品に限らず、私の好みでもあるんですが、こういう場面で、自分の感性にピタッと合った時「人の声の力ってすごいなあ…」と、しみじみ思います。

前回アップアップ気味だった、タイトルロールのモンティエル、昨日は渾身の力を振り絞った…という感じで、本当に素晴らしかったです。どちらかというと上品過ぎて、凄みに欠ける…という感じの感想が多かったと思いますが、昨日はその《凄み》もあり、また、いつものように佇まいも美しく、随所で目頭が熱くなってしまいました。幕が下り、ホセと二人で最初のカーテンコールに出て来たときには、全てを出し尽くした…という感じで、泣いていました。私もその様子に、ウルッと…

ホセのトドロヴィッチも、私は彼の単細胞系マッチョで、微妙に空気が読めない感じの役作りはとても気に入っていたんですが、昨日はそこに加えて、破滅的な男の狂気も感じました。
特に、3幕でエスカミーリョが立ち去った後、ミカエラが彼を呼びに来て「今は立ち去るが、俺はまたお前に会いにくるぞ」(←注:意訳)のくだり、ぞくっとしました。この部分、CDで聴くのも割と好きなんですけど、昨日はここんとこのオケの音色が、はっきりと狂気の音に聴こえて、相乗効果を生んでいたと思います。

そして終盤、カルメンとの別れの場面、恥も外聞もなく、好きな女にすがりつき、男のプライドなんてものはこれっぽちもなく、哀れでもあり、見苦しくもあり、脅し、そしてその女を殺して、自分のものにする…とでも言うのかしら、憎くて殺すのではなく、殺して自分のものにする…という感覚は、なかなか日本人の感性としては理解し難いですが、昨日はその流れが(理解できたか?と問われると自信が持てませんが)充分私の心に響いて、気持ちが伝わってきました。

ミカエラの大村さんも、公演が始まった頃は、なんとなく違和感があったんですが、回を重ねると私の方も慣れてきました。
やっぱり昨日が一番よかったと思います。それでもこのキャラクターには、相変らず全く共感できないんですが、それは大村さんのせいじゃなくって、ミカエラというキャラクター自体と私の感性が相容れないせいですから(^^;

そして、前回全く声を失ってしまっていた、ダンカイロの今尾さんも、以前ほどの調子…とはいかないまでも、前回よりかは遥かによくなっていたので、一応回復なさったんでしょう。ほっとしました。できれば、放送は昨日収録のものを、放送してもらいたいです。

そして、千秋楽のエスカミーリョですが…

Photoclip36 前回は「トレアドール」の出だしで、声がちょっとざらついていた+歌い急ぎ気味で、仕上げが今ひとつだったので、「★3つよ」なんて冷たいことを言ってましたが、昨日はちゃんと決めてくれました。
逆に、ちょっと気合が入りすぎてたみたいで、「トレアドール」の出だしは少し上ずってましたけど^^; お疲れ様のねぎらいも込めて(かなり甘いかもしれませんが)★5つあげます(笑)

以下は私の感傷モード感想ですので、スルーしたい方はどうぞスルーして下さい。

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2007/12/07

5回目@カルメン 新国立劇場

+++ この日、公演終了後♪こんなこと♪があったそうです +++

コメント欄で教えて下さった大穴さん、ありがとうございました。(すっごい緊張してるみたい…^^;)

********************************

平日夜の公演。
夜の公演でも、5時過ぎまでお仕事をしてから駆けつけられるほど近くに住んでいるわけではないので、結局1日休みを取りました。
昼間から出かけて、新宿をブラブラしてもいいかなとも思っていたんですが、人ごみに出るのも疲れてしまうので、夕方から出かけました。

そしたら、なんと私が駅に着く10分ほど前に、使用路線でまたもや人身事故が発生し、電車がストップしたとのお知らせが。平日夜の公演の帰り(3月の《オランダ人》の時)にも人身事故で、帰宅時間が大幅に遅れたことがありましたが、帰りならともかく、行く時にこうなってしまうと、もう手も足も出ません。

やっぱり昼間から出かけていたほうがよかったかしら…とも思いましたが、最悪の場合、もう5回目なんだし、まあ遅れたら遅れたで、エスカミーリョは2幕からの出演だから、1幕は諦めようか…とハラを括ったのが幸いしたのか、電車の方は暫く辛抱して待っていたら、運転再開。
結果的には開演ギリギリに劇場に駆けつけることができましたが、やはり大事な公演のときには、余裕を持って出かけないとダメですね。

2回目同様3階席での鑑賞ですが、今回は右サイドのバルコニー。ここから観たのはお初ですが、死角があるわけでもなく、通常の3階席よりかは舞台に近いし…で、見え方としては理想的でした。B席ならば、ここはかなり「買い」かも。とは言っても、これもシーズン前セット購入で割り振られた席なので、知った時には「ええ~~っ、こんな席いやだぁ(><;」と、わがままなことを思っていたんですけど(^^ゞ 勝手なものです。

もう5回目だし(←普通、そんなに見ませんよね^^;)しかも劇場に到着するまでにそんなこともあったし、遠くの席で気軽に…という、私の緊張感の欠落?!もあったのかも…ですが、ソリストもオケも、どうもイマイチ乗り切れてないように感じました。
これまでの公演は全て中2日空けての上演でしたが、今回に限っては中1日…でしたし、なんと言っても終盤ですから、演奏者の疲労も、そろそろピークに達している頃かもしれませんね。

特に、脇役を固めているソリストさんのうち、ダンカイロ役の今尾さん、密輸の5重唱で「あれ?」と思ったんですが、その後も、ものすごく調子が悪そうで…聴いているこちらの方がハラハラしてしまいました。復調して下さるといいんですけど…

モンティエル・カルメンも、2回目の時ほどではないんですが、精彩を欠いていたかな。その分役作りでカバーしようとしていたのは、窺えましたけど…
やっぱり、疲れがあるんでしょうね。

トドロヴィッチ・ホセも、途中声がひっくり返るシーンもあり、これまでやってくれていて、個人的に気に入っていた「カルメンのカスタネットシーンで、カルメンの羽織るショールのにおいを嗅ぐ」エロ風な仕草がなくって、ちょっと寂しかったです…って、大したことではないんですが(^^ゞ

んじゃ、恒例の?!5回目のエスカミーリョですが…

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2007/12/06

4回目@カルメン 新国立劇場

平日昼公演。一階左サイドの、前の方のブロックではあるんですが、微妙に後ろの方での鑑賞。平土間での左サイドは、今回の上演ではお初。逆サイドからだと、歌手の表情や動き方もまた見え方も違うので、面白かったです。

やはり注目はモンティエルのカルメン。声楽的にどうのこうの…はともかく、回を追うごとに、女性らしい「恋する女」な細やかな仕草や表情付けが深まっているような気がします。

心理表現がどうのこうの…なオペラではないものの、これだけ回数を重ねて実演に臨めば、作品とどっぷり向き合っている気分も高まります。いくらエスカミーリョが目当てでせっせと通っているとは言え、所詮は脇役。やはり主役はカルメンとホセですから、二人の歌い方や役作りが私の好みに合わなければ、楽しめません。

これまでの感想メモで、ミカエラについては殆ど触れていませんでしたけど、意図的に外しているわけではなく(^^; この役にはあまり感情移入が出来ないから…

大村さんのミカエラは「自立したミカエラ」という感じの感想が多く見受けられますが、確かにそんな感じ。アリアも力強く、綺麗に聴かせてくれますしね。

でもミカエラって、ある意味カルメンよりも強いんじゃないかと思います。だって、ミカエラには「故郷」と「彼の母親」という強力な後ろ盾があるけれど、カルメンにはホセを引き止めるバックボーンは、自分自身が信じている魅力以外には、何もないんですもの。

カルメンは、常に自分自身の心と身体を張って、男を自分のものにしている「女」です。
それを、魔性の女とか、毒のある悪女と括ってしまうのは、あまりにも短絡的かな…なんて思っています。

3幕でエスカミーリョが立ち去ったあと、お互いにうっすらとその存在を知りつつも、差し向かいで対面したことがなかったミカエラとカルメンが初めて相対しますが、ここでは、心理的には完全にミカエラの勝ちです。
「お母さんが待っているの、故郷が待っているの」とホセを引き戻そうとするミカエラを見るモンティエル・カルメンの目つきの、なんと悲しそうなこと。定住地を持たない、ジプシーである彼女には、決して理解できないし、入り込めない世界でしょう。

カルメンがホセを捨てた、というよりも、カルメンはホセと自分は、永遠に理解し合えないんだ、ということを、この瞬間に悟って、別れを決めた…と捉えることもできるんじゃないかと思います。勿論、その決心がついた心理的背景には、エスカミーリョという、新しく《自分自身》に言い寄ってくる男がいるから。

自分自身だけを愛してくれる男が次に控えているわ、と思えば女は、限りなくしたたかになる生き物ですから。受身でもあり、能動的でもある。そういう意味で、モンティエル・カルメンはあらゆる「女」が持ちえる要素の全てを持っているとも言えるのかもしれません。非常に芯が熱く、情の濃い、女らしいカルメンです。

で、4日目のエスカミーリョですが…

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2007/12/03

3回目@カルメン 新国立劇場

初日同様、一階の右サイドでの鑑賞ですが、初日は相当前の方の列、今回はもう少し後ろ…でした。
初日に一つ気になったのが、時々オケと合唱、ソリストとの声がズレるような感じがしたこと。
もしかしたら、前過ぎるからかな?なーんて思ってたんですけど、予想通りちょっと後ろに下がっただけで、解消されました。面白いですね。

新国の平土間は、傾斜がついているので、前によほど大柄な人が座らない限りは、前の人の頭が気になるってこともないですし、この位置でも充分至近距離で歌手の表情などは見えるので、この辺りがちょうどいいのかもしれません…って、ブロック指定で購入したチケットなので、選んで座席を買ったわけじゃないんですけどね。

さて、至極オーソドックスな演出での観劇も3回目ともなれば、そろそろ観る方の緊張感も緩んで…という感じになるかとも危惧していたんですが、相変らず途中で咳き込んだりはしているもの、今の所睡魔に襲われて…ということも一切なく、毎回楽しく観劇できています。

Carmenntt01 2回目に調子の悪かったタイトルロールのモンティエルは、今回は調子を取り戻し、今までで一番良かったと思います。
非常に女性らしいカルメンですが、そういう「女らしさ」を感じさせる彼女の表情が2ヶ所。

一つは2幕のホセの《花の歌》が終った後、ぺたんと座っているカルメンに甘えるように膝枕…というか、平たく言うと、カルメンに甘えてベタベタくっつく(←平たく言い過ぎて、身も蓋もないですね、これじゃあ^^;)んですが、ここのところでカルメンが「もう…甘えん坊ね…」とでも言いたげに、ホセの髪の毛を触りながら、すごーく愛しそうな表情をするところ。

もう一つはフィナーレのホセとの別れの場面で、未練たらたらのホセに対して、やはり同じように「もう、困らせないで。それ以上何も言わないで」と言う感じで、苦しそうな表情を見せるところ。この2ヶ所が、すごく気に入ってます。情熱的でありながらも、母性本能の強いタイプという解釈なのかなあ?

残念ながら、エスカミーリョに対しては、こういう表情は見せてくれませんね(^^;

で、3回目のエスカミーリョは…

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2007/11/29

2回目@カルメン 新国立劇場

今回は平日夜の公演。3階席での鑑賞です。

初日の時よりも風邪は良くなった!と思っていたものの、朝晩はまだ辛くて咳き込むことが多いのですが…う==がまんしようと思ったんですけど、やっぱり堪え切れなくて、3階なのをいいことに、というわけではないんですが、途中、何度も酷く咳き込んでしまいました。周囲の方には、さぞ迷惑だったことでしょう(^^;

2回目になると、どこでどう出てくるのかとか、どういう動きをするのか、というドキドキ感には欠けますが、その分余裕が出てくるので、気分的には1回目よりも、うんと楽でした。

前回は平土間の、かなり前の列だったせいか、途中オケと合唱やソリストの声がズレて聴こえるように感じたことが何度かあったのですが、昨日はそういうことはナシ。体中に響いてくるダイレクト感には欠けますが、まろやかな音響という点では、上の方の階の方が、いいですね。

ブログやミクシイの日記でも、詳しく演出について書かれているレポもぽつぽつ出ているようなので、少しずつその辺も交えたいと思います。

《演出・舞台装置》
特にフカヨミなどは一切ナシ、オーソドックスで、遠めで観ても、楽しめる舞台づくりになっていると思います。新国の舞台は奥行きが広くて、横幅が狭いんですけど、今回は一貫して、スペイン風の壁面を左右、奥にどーんと置いてます。平土間で見たときは、この為少し閉塞感が強いように感じましたが、上から見ると、あまり苦にならなかったです。この壁面は、全幕を通して置いてあります。
ちょっとはりぼて風で、チャチな感じにも見えるけど、仕方ないかな。

初日には、とにかく合唱団の人数が、これでもかってくらいに出てくるので、特に1幕は少しごちゃごちゃしすぎかな?とも思ったのですが、これも、上から見ると、意外とすっきり?した感じに見えました。まさか、人数が減った…ということはないでしょうから、やっぱり見え方の違いなんでしょうね。

一応、風俗的にスペイン風~~な感じは出ていると思います。新国の合唱団の歌唱レベルは決して外国のオペラハウスに負けないだけの実力はあると思うので、今回もとてもよくまとまっていると思います。

《ソリストの方達》
カルメンは、昨日は少し調子が悪かったように感じました。
カルメン役のお歌の中で、私は「ハバネラ」ではなく、ホセを誘惑する「セギディーリア」と、2幕冒頭の「ジプシーの歌」が好きです。どちらもエキゾチックな旋律と、小刻みなリズム感がいいなぁと思ってます。
で、この(口で説明するのは難しいんですけど^^;)リズム感が私の好みに聴こえてくると、とても嬉しくなるんですが、残念ながら昨日のモンティエルは、そこのところがちょっと食い足りなかったかしら。

でも、最終幕のホセとの2重唱は大熱唱でしたし、近くで観ても美人さんでしたが、遠めで観ると、尚更引き立ちます。立ち姿も美しいですし、決して下品にならない艶っぽさがいいと思います。

ホセは、昨日の方が良かったかな。「花の歌」もなかなかいい感じでしたし。

初日からちょっと気になっていたのが、カルメンとの酒場での再会シーンで、カルメンがカスタネットを使って踊る場面。
ここで、カルメンは踊る為に、羽織っていたショールをテーブルの上に置くんですけど、カルメンが踊っている最中に、ホセはこのショールのにおいを嗅いだり、踊っているカルメンの腰を触ったり…と、ここのところのホセ、なかなかエロな感じがよく出てて面白いので、また注意して観察したいと思います(〃 ̄∇ ̄)ノ彡

で…2日目のエスカミーリョですか?^^;

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2007/11/25

ということで、初日@カルメン 新国立劇場

行って来ました。

途中で咳き込んでしまったらどうしようかと心配してましたが…1幕は何とか我慢できたんですが、2幕以降、やはりちょっと苦しくって…なるべくアリアのところや、静かな場面では堪えたんですけどーー;

初日ですし、これからご覧になられる方の方が多いので、今日のところは簡単な感想に留めておきます。

舞台写真@新国サイトは★こちら

至極オーソドックスな演出です。登場人物の性格分けは、よく出来ていると思います。
当初予定されていたマリーナ・ドマシェンコが急遽キャンセルした為、がっかりなさった方も大勢いらっしゃると思いますが、代役のマリア・ホセ・モンティエル、とてもよかったと思います。
お歌の方は、少し不安定になるところもナキニシモ…かな、という感じもしましたが、何よりも役によく合った容姿(スペイン美人さんで、かなりガタイもいいんですが、太陽のような、キラキラした感じのかわいらしさがあります)と、決して下品にはならない演技で、とても気に入りました。

ホセは、空気が読めない(笑)まっしぐら系…という感じ。こういう役作りは大歓迎なので(^^; よかったです。
こちらもかなりガタイがよく、大柄なカルメンとのコンビ、なかなか良かったと思います。

で…エスカミーリョですか?^^;

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2007/11/24

前夜

つい2ヶ月前にも、嬉しいビックリ…で、来てくれた。

その時は、あれよあれよで初日のキャンセル騒動もあったりで、ぜーんぜん落ち着けなくって…
結果的には、無事に観る事が出来て、ホッと一息…だったけど、「今、来ているのね」ということを、自分でも上手いこと認識できなかった…というのが、正直なところ。

でも、今回は…

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2007/10/22

カルメン@新国立劇場 配役変更

★11月下旬~カルメン@新国立劇場、鑑賞レポ随時UP中です♪

一回目 ・二回目 ・三回目 ・四回目

11月末~12月上旬に上演が予定されている新国立劇場での【カルメン】ですが、配役が変更されています。

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2007/01/24

ウレシハズカシ初来日!エスカミーリョ@新国立劇場

★11月下旬~カルメン@新国立劇場、鑑賞レポ随時UP中です♪

一回目 ・二回目 ・三回目 ・四回目

★10月1日追記:すみません、9月末~10月上旬の、ベルリン国立歌劇場来日公演【ドン・ジョヴァンニ】のマゼットで、一足早い「嬉しいビックリ初来日」しました(^^ゞ

でも語感がいいので、このままのタイトルにしておきます。

残念ながら体調不良でキャンセルしてしまった初日のレポは★こちら★、リベンジはかった最終日の幸せレポ(#^.^#)は♪こちら♪です。

なんか、まだ実感がわかないんですけど。

えへへ、でも、し・あ・わ・せ・っ…(〃⌒ー⌒〃)

カルメン@新国立劇場
2007年11月25日、28日、12月1日、4日、6日、9日

【カルメン】マリーナ・ドマシェンコ ⇒ マリア・ホセ・モンティエル
【ドン・ホセ】ゾラン・トドロヴィッチ
【ミカエラ】大村 博美

And...↓

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