カテゴリー「@unter den linden,Berlin」の17件の記事

140528 後編 ベルリン国立歌劇場の改修工事の変遷('10.12〜'14.05まで)

午前中、びよらさん宅で美味しいブランチを頂いた後は、私の真の目的?!
只今改修工事中のベルリン国立歌劇場周辺を、意味もなくぶらぶらすることを達するべく、引き続きびよらさんにお付き合い頂き、地下鉄U2でStaatmitteまで移動しました。

今やただの工事現場と化している(笑)歌劇場周辺をウロウロし、その結果を報告するだけでは芸がないので、
過去3回のウロウロの成果…というか、工事の変遷を辿ってみましょう。

【2010年12月末】
旧ブログで紹介したことあり。人気記事の一つでもあります(笑)

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140528 ドン・カルロ@ベルリン・シラー劇場

いつ完成するのー?(笑)
現在改装工事中で、完成はいつになるのか全くメドの立っていない^^;ベルリン国立歌劇場に、私が初めて行ったのは2004年の7月。その時見たのが新演出だった【ドン・カルロ】でした。

この上演に接したことがきっかけで、この劇場に関心を持つようになり、今に至るわけですから、この 【ドン・カルロ】はいわば私の原点。
これを見ていなかったら、私がこんなにしげしげとベルリンに何度も足を運ぶこともなく、あの人(笑)にもあそこで出会うこともなかったでしょうから。

そんな思い入れのある、10年ぶりの 【ドン・カルロ】…

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何もしない贅沢^^(+追記:ベルリン国立歌劇場続報)

5月26日追記:ベルリン国立歌劇場続報です。(びよらさん、ありがとうございました

こちらのニュース動画で、現在の国立歌劇場の内部の様子が見られます…
ああ、愛しのリンデンの、無残な姿(・・;

しかし、そんな感涙にむせぶ間もなく、ビックリ仰天なことが発覚したそうです。

改築中のオペラ座、水分の多い土壌の上に建てられていた上に、地下に防空壕が発見され、しかもその下に金庫(?!)があり、そこは水で一杯だとか!?!?」

それからやはり、リングの通し上演は2014年になりそうとのことです。

う~~~ん、金庫の中には一体何があるんでしょ?!
(そっか~~、あそこ、地盤が緩かったのね。地震が来たら、危ないじゃん^^;)

…それにしても、さすがベルリン。サスペンスちっくですなぁ

改築中でも、やっぱりリンデンから目が離せないですわー。

********************

久しぶりに、平日の3連休。昨日は夕方からロシア語教室でしけど、今日、明日は本当になんにも予定のない日。
連休の谷間日の今日は、ごろごろだらだらと気持ちよく?過ごしました。

あ~~~、幸せっ
明日はもう少しアクティブに過ごそう。たまにはこういう日が、私には必要なんだわー。

ええと、ひとつふたつ、小耳に挟んだ情報をば。

1)ベルリン国立歌劇場、シラー劇場での上演を1年延長、あと3シーズン行う…とのことです。
ベルリン在住のお友達・びよらさんからの情報。あちらでは新聞発表もされているとのこと。

となると、2013年のスカラ座との共同制作「リング・チクルス」(既に「ラインの黄金」と「ワルキューレ」は上演済み)の上演はどうなるんでしょ?
確か、新生ウンター・デン・リンデンの目玉上演にするとかいう話だったように記憶しているんですが。

シラー劇場は、こじんまりして良い劇場ですが、来シーズンの予定は編成の小さいものが多いですし、しつこいけど、R.シュトラウスが一つも上演されないのは、けっこうショックなのヨ^^;

まあ、この際なので、しっかり修復して頂きたいと思います。なんだかんだで、きっとまたシラーにも足を運ぶんでしょうし

2)こんなものがあるそうです@帝国ホテル →→→
メトロポリタン劇場来日公演とのコラボメニュー。2種類あるんですが、おかしい → いえ、興味深いのはコチラでしょ、やっぱり(笑)

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ベルリン国立歌劇場 2011-2012シーズンスケジュール発表

今まであっちこっちの劇場プログラムが発表されても

「ふん、蚊帳の外だわ」

とイジイジしていたんですが(^^;

さすがに、ここはね…

といっても、来シーズンもシラー劇場での公演ですから、ワタシ的には、あまり美味しいわけじゃない・・;

やはり、劇場が小さいせいか、大編成のものが少なく、バロックや古典的な演目が多い気がします。

劇場公式サイトの詳細は こちら→→→ 

でも日本人的には(笑)galahadさんがステキな一覧表を作って下さいました
galahadさん、すぱしーば

《ヴァラリンの独断と偏見ピックアップ》

プレミエで気になるのは「ドン・ジョヴァンニ」

来年の6月~7月にかけての公演ですが、リンデンの「ドンジョ」は、3年前にプレミエ出たばっかりなのに、もう作り直しするの?

指揮はバレンボイム先生、演出はロバート・カーセン。

キャストは
Don Giovanni Christopher Maltman
Donna Anna Anna Netrebko
Don Ottavio Giuseppe Filianoti
Komtur Alexander Tsymbalyuk
Donna Elvira Dorothea Roschmann
Masetto Stefan Kocan
Zerlina Anna Prohaska

なんですが、そう!レポレッロが空白なのよ!! 気になるジャン(^^;

→追記: どうやら、エルヴィン・シュロットErwin Schrott に決まった模様です…
なんだ、夫婦共演じゃん

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再掲:051227&30 ボリス・ゴドゥノフ@ベルリン国立歌劇場

雪景色… 2010.11.3 すごく長いんですけど 再掲しちゃお:

11月13日~19日の期間、日本の映画館でも上演される、メトのライブビューイング繋がりで、話題の「ボリス・ゴドゥノフ」。タイトルロールのルネ・パーペが、ボリス初役の時のレポです。

もう5年前(!)になるんですね。もしかしたら、けっこう貴重?!かもしれないということで、再掲しておきます。

この時のパーペは初役+演出が(今思い出しても)むかっ腹の立つ(笑)珍妙な演出だった&バレンボイムの指揮もこなれていない(ように私には感じた)とか、諸々の事情が重なったのも要因でしょうけど、相当力んでいたような気がしました。
彼自身、まだ役をつかみ切れてなかったのかもしれません。

その後、
アリア集で「ボリスの死」の部分を聴いた時に、随分力が抜けて、良い感じになってきたな…とか、
彼にとって2度目のボリス@ドレスデンでの公演の、私の周囲の彼のファンの方が数名足を運ばれた時の感想を伺うと、彼のボリス像がようやく形に表れてきたのかな…という気がしたので、今回のメトでの役作りも興味深いところです。

ついでにこのベルリンの公演には、先日の新国立劇場《フィガロの結婚》でタイトルロールを努めたアレクサンダー・ヴィノグラードフが、老僧ピーメンで出演していた(どーいう格好で出てたのか、読んでのオ・タ・ノ・シ・ミ ^~^)))ことも付け加えておきます。。。というか、そのことがメインのレポだったりします

…この時は泣きはしなかったけど、そうそう、怒ったんだった
いやんもう、ヴァラリン5年前と
愛の形が全く変わってないのね…(///▽/// ←ほっといて…あ、すっかりリハビリ完了かも(^_^;)

尚、ボリス・ゴドゥノフのあらすじは、galahadさん宅のガイドでたっぷり!私もこの作品が好きなことに関しては、galahadさんに負けてないつもりですし(笑)
このぐらい、しっかりしたノートを作りたかったんですが、先を越されましたf(^^; 

でもでも、そのうち、ピーメンについては、もう少しロシア語ができるようになったら、頑張ってみます

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 

★超長文です。こちらのページの方が読みやすいかも。内容は同じです。

《ボリス・ゴドゥノフ》に求めたいのは、「栄光と苦悩、そして狂気」そしてそれに対峙する「静寂と安らぎ」+加えて「民族性」。

私の愛聴しているカラヤン盤CD(リムスキー=コルサコフ版)や、ケーゲル盤ドイツ語ハイライトCDを聴いていると、自然とそういう情景が目に浮かんできます。
ドラマ進行は、あまり演劇的に優れているとは言い難いと思うのが正直なところですが、これらのCDを聴いていると、そういう矛盾も超越して、独特のカタルシスを味わえる…そんな気がします。

この上演は2回観ました。同時期に同じ演目を複数回観ることは、初めての経験です。最初の席では、1階席(Parkett)のかなり前の列の左端、2度目は2階席(1.Rang)の中央寄り左側の、前から2列目でした。

この演出では、舞台は2012年のロシア、新しい支配者が権力の座に就いたけれど、民衆は政治には無関心という設定で進みます。

自分のことだけしか構っていない民衆(=合唱)は、携帯電話を片手に、バラバラな動き。誰も新大統領には関心がなさそう。

ボリス新大統領の支持者たちが、音頭を取って何とか関心を引き寄せようとするけど、無駄。
どでかいパペ@ボリスの顔写真つき看板が、まず「逆 さま」に出てきて、「それは逆、逆!!」みたいな動きがあり、続いてパペ@ボリスの顔写真つきTシャツを着た支持者がズラズラ(今の日本風に言うと「ボリス・チルドレン?^^?」)出て きます。看板は元通りにおさまり、何とか大統領就任にこぎつけます。

フンメルさん「民衆がボリスのツァーリ(大統領)就任を求めるシーンで、ルネ・パーペの顔写真が舞台に溢れるのです」と書かれていますが、このことね、と、ククク…^^;

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サイトリニューアルラッシュ?!Askonas Holt & Staatsoper unter den Linden

既に話題になってますが、わがゴヒイキさんも所属しているロンドンの大手エージェント、Askonas Holtのサイトがリニューアルしました。

娑羅さん、お知らせありがとうございました^^)

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ゴヒイキさん最新情報&ベルリン国立歌劇場 2009/2010シーズンプログラム

(注:ベルリン国立歌劇場の2009/2010プログラム概要を早く読みたい方は、スクロールして下さい

毎年恒例の…って思ってたら、去年は作ってなかったんでした(^^;
「いい加減にこの建物は改装して欲しい」だの「相変わらずシュールでぶっ飛び演出が多いわ」だの、モンクも多いリンデン=ベルリン国立歌劇場ですが、
そこはやっぱり、惚れてる劇場だ・か・ら・こ・そ

何と言っても、愛しのゴヒイキさんの本拠地でもあるのでね。

そのゴヒイキさん:アレクサンドル・ヴィノグラドフですが、実はこれまでに発表された欧米の主要歌劇場の来シーズンのプログラムに、一つも名前がなく密かに寂しい思いを抱いていたのですが。

(こればっかりは、こっちがいくらやきもきしても、彼次第ですから、しょーがないの

さすがにリンデンのスケジュールには名前が載っていて、ほっと一安心しました。こちらででまとめて見ることができます。

…と言っても、オペラでは歌い慣れている「セビリアの理髪師」のバジーリオ&「カルメン」のエスカミーリョだけですけどね。

え?
また?
たったそれだけ?(うるさいわねっ
いいの。彼が決めてることなんだからっ

だって、だって。
よく読んでみて。「オペラでは」って、断り書きしてるでしょ?
ムフフ

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メンデルスゾーン生誕200年記念マチネコンサート@ベルリン国立歌劇場(愉快な出来事に遭遇しちゃった!の巻)

3月8日 AM11:00-

この日は夜、コーミッシェオパー・ベルリンでの、アニヤ・シリアのリサイタルが控えてたので、初のコンサートハシゴです。
メンデルスゾーンはあんまりどころか、全く知らん!という状態なのに、なんで行ったのかって?

そりゃ、プログラムにハンノ・ミュラー=ブラッハマンの名前を見つけたからです(笑)
本当は「パルジファル」で、ブラッハマンのアンフォルタスを聴きたかったんですが、チケットは、タイトルロールがドミンゴに決まった途端、売り切れたそうですし、今回はキャンセルチケットも出ませんでしたので、しょーがないなぁ…と諦めていたところ、渡りに舟(^^♪

Sitzplan_staatsoper 座席はMITTERECHTS 1.Rang(日本風に言うと、2階右のバルコニー)の5列目(一番後ろ)の隅っこ左端2列。入口に一番近い席です。
座席表に黒丸●をつけたあたりです。

この席、座席表を見るとわかりますが、お隣はMITTELLOGE(2階席のど真ん中のエリア)になります。2階席のど真ん中というのは、どの劇場でも飛び切りの良い席。
一番後ろの5列目ですと、ひとつ席をずらすだけで、お値段のランクが一番上か、3番目になるか(笑)という、美味しい違いもあるのですが、視界は死角もなく、お値段も割安ですし、お気楽な気分で見られますし、けっこうお得だと思います。今度オペラも、ここから見てみたいわ。

2009sprberlin014 で、ここで愉快な出来事に遭遇しました。

MITTELLOGEはオカネモチの方々の為のお席ですから、お隣のエリアとはいえ、ちゃんと壁で仕切られています。当然ですが、入口も別。
開演が迫り、私たちのエリアはほぼ満席で、きっちり埋まって皆さん着席なさっているところに、入口から年配の男性が二人入ってきて、キョロキョロと辺りを見回して
「あれ?私たちの席はどこだろう?」みたいな感じのジェスチャーをしてました。

……「あっ、ドミンゴだ(笑)」

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12月24日(月)早朝のNHKドイツ語講座で

今年秋のベルリン国立歌劇場来日公演《トリスタンとイゾルデ》の紹介があるそうです。

教育テレビ NHKドイツ語講座

本放送:12月20日(木)0:00~0:25 (水曜深夜) ←終ってしまったので、再放送のほうをどうぞ!
再放送:12月24日(月)6:00~6:25

主役の2人イゾルデ役のワルトラウト・マイヤーとトリスタン役のクリスティアン・フランツのインタビューを交え、舞台の様子をご紹介します。

とのことです。番組詳細は⇒⇒⇒

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新演出《ドン・ジョヴァンニ》@ベルリン国立歌劇場

Dglinden200703 いっとき、自称バーチャル・リンデン・ウォッチャーと名乗るほど、熱心にリンデン=ベルリン国立歌劇場の情報を追っかけていましたが、最後に現地に行ったのは、もう2年前。

もちろん、リンデンをこよなく愛する気持ちには今も変わりはないし、行きたいのはやまやまだけどぉ…という想いはあれど、最近はたま~にサイトを覗く程度。とうとう今年は、手を出すまいと決めていた、秋の来日公演に、ついに手を出して、久々のシュターツカペレの生音を味わう…というアラワザに打って出ちゃいました。

最近はあまり、興味のある演目の新演出がなかったんですけど、ここに来て、やーっと!興味を持てるものが!!
12月15日プレミエの《ドン・ジョヴァンニ》。秋の来日公演@DGと、ほぼ同じメンバーでの上演です。

Scaladon このDG、昨秋にスカラ座で新演出した、ペーター・ムスバッハのプロダクションと同じだと思うんですけど、そこでちょっとだけ話題になったのが「DGは半裸の上に黒いコートを纏って…」云々。この時のタイトルロールは、カルロス・アルバレスです。

で、今回のリンデンでのタイトルロールはルネ・パーペ

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